JPH0419945A - ジャイロトロン装置 - Google Patents
ジャイロトロン装置Info
- Publication number
- JPH0419945A JPH0419945A JP12373090A JP12373090A JPH0419945A JP H0419945 A JPH0419945 A JP H0419945A JP 12373090 A JP12373090 A JP 12373090A JP 12373090 A JP12373090 A JP 12373090A JP H0419945 A JPH0419945 A JP H0419945A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emission
- oscillation
- cathode
- belts
- electron beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims abstract description 19
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000003993 interaction Effects 0.000 claims description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はミリ波を発生するジャイロトロン装置に関す
るものである。
るものである。
第2図は、例えば米国特許第4620170号公報に示
された従来のジャイロトロン装置を示す断面側面図であ
り、図において、21は電子銃、21aは電子銃21の
カソード、22は電子銃21から放出さ与れた電子の集
まった電子ビーム、23a、23bは電子ビーム22を
加速する第1及び第2のアノード、24は電子ビーム2
2が通過し、電磁波を発生させる発振空胴、25は発振
空!1P124における発振作用後の電子ビーム22を
補集するコレクタ、26は発振空胴24で発生した電磁
波を取り出す高周波取出窓、27はカソード24aに設
けられ電子ビーム22を放射するエミッションヘルド、
28は発振空胴24、コレツク25等が形成されるキャ
ビティである。なお、図示せずもキャビティ28の外側
には発振空胴24内に磁場を発生させるための磁界発生
装置が設けられている。
された従来のジャイロトロン装置を示す断面側面図であ
り、図において、21は電子銃、21aは電子銃21の
カソード、22は電子銃21から放出さ与れた電子の集
まった電子ビーム、23a、23bは電子ビーム22を
加速する第1及び第2のアノード、24は電子ビーム2
2が通過し、電磁波を発生させる発振空胴、25は発振
空!1P124における発振作用後の電子ビーム22を
補集するコレクタ、26は発振空胴24で発生した電磁
波を取り出す高周波取出窓、27はカソード24aに設
けられ電子ビーム22を放射するエミッションヘルド、
28は発振空胴24、コレツク25等が形成されるキャ
ビティである。なお、図示せずもキャビティ28の外側
には発振空胴24内に磁場を発生させるための磁界発生
装置が設けられている。
次に動作について説明する。
電子銃21から発せられた電子は電子ビーム22となっ
て第1及び第2のアノード23a23bにより加速され
、発振空胴24を通過する。
て第1及び第2のアノード23a23bにより加速され
、発振空胴24を通過する。
このとき、この発振空胴24に適度な磁場があると、相
互作用によりある決まった周波数の電磁波が励起される
。そしてコレクタ25の内壁が導波管として作用し、高
周波取出窓26へと電磁波は導かれ、これを通過して外
部へ放出される。発振空胴24中での電子ビーム22の
通過位置はカソード21aのエミッションヘルド27と
磁場との圧縮比によって決定され、この位置で強く作用
する電磁波の共振モードが選択的に励起される。
互作用によりある決まった周波数の電磁波が励起される
。そしてコレクタ25の内壁が導波管として作用し、高
周波取出窓26へと電磁波は導かれ、これを通過して外
部へ放出される。発振空胴24中での電子ビーム22の
通過位置はカソード21aのエミッションヘルド27と
磁場との圧縮比によって決定され、この位置で強く作用
する電磁波の共振モードが選択的に励起される。
従来のジャイロトロン装置は以上のように構成されてい
るので、キャビティ28中での電子ビーム22の位置を
大きく変えることができず、当初目標としていた発振モ
ード以外の発振モードが効率よく発振しない等の課題が
あった。
るので、キャビティ28中での電子ビーム22の位置を
大きく変えることができず、当初目標としていた発振モ
ード以外の発振モードが効率よく発振しない等の課題が
あった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、複数の発振モードが効率よく発振し、周波数可
変のジャイロトロン装置を得ることを目的とする。
もので、複数の発振モードが効率よく発振し、周波数可
変のジャイロトロン装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
この発明に係るジャイロトロン装置は、電子銃のカソー
ドにそれぞれ径の異なる複数のエミッションヘルドを同
軸的に積層して設けたものである。
ドにそれぞれ径の異なる複数のエミッションヘルドを同
軸的に積層して設けたものである。
〔作 用]
この発明におけるカソードは、複数のエミッションベル
トの1つを選択的に動作させることにより、電子ビーム
の半径を自由に変えることができる。
トの1つを選択的に動作させることにより、電子ビーム
の半径を自由に変えることができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、lは台形鐘状を成すカソード、2,3.4
はカソードl内に同軸的に積層されそれぞれ径の異なる
エミッションヘルド、5はカソード1から発射される電
子ビームを加速する第1のアノード、6は第2のアノー
ドである。なお、図示を省略したが各エミッションベル
ト23.4はそれぞれ独立に設けられたヒータにより、
独立に加熱されるように成されており、これらのエミッ
ションヘルド2,3.4のうちの1つのエミッションヘ
ルドを選択して加熱する選択手段が別に設けられている
。7はカソード1及びエミッションヘル)2.3.4か
ら成る電子銃である。
図において、lは台形鐘状を成すカソード、2,3.4
はカソードl内に同軸的に積層されそれぞれ径の異なる
エミッションヘルド、5はカソード1から発射される電
子ビームを加速する第1のアノード、6は第2のアノー
ドである。なお、図示を省略したが各エミッションベル
ト23.4はそれぞれ独立に設けられたヒータにより、
独立に加熱されるように成されており、これらのエミッ
ションヘルド2,3.4のうちの1つのエミッションヘ
ルドを選択して加熱する選択手段が別に設けられている
。7はカソード1及びエミッションヘル)2.3.4か
ら成る電子銃である。
またこのジャイロトロン装置の他の部分の構成は第20
と略同−構成されている。
と略同−構成されている。
次に動作について説明する。前記選択手段によりエミッ
ションヘルド2,3.4のうちのいずれか1つを選択し
、そのヒータを加熱して選択されたエミッションヘルド
から電子ビームが発せられるようにすることによって、
電子ビームの半径を選択されたエミッションベルトに応
して変化させることができる。これによってキャビティ
内ではそれぞれの電子ビームの半径と最も作用し易い発
振モードが励起され、それぞれの発振周波数が得られる
。
ションヘルド2,3.4のうちのいずれか1つを選択し
、そのヒータを加熱して選択されたエミッションヘルド
から電子ビームが発せられるようにすることによって、
電子ビームの半径を選択されたエミッションベルトに応
して変化させることができる。これによってキャビティ
内ではそれぞれの電子ビームの半径と最も作用し易い発
振モードが励起され、それぞれの発振周波数が得られる
。
なお、上記実施例ではエミッションベルトを3個設けて
いるが、2個又は4個以上設けてもよい。
いるが、2個又は4個以上設けてもよい。
以上のようにこの発明によれば、カソードのエミッショ
ンヘルドを径の異なるものを複数備えるように構成した
ので、複数の発振モードを効率よく発振させることがで
き、周波数可変のジャイロトロン装置を実現できる効果
がある。
ンヘルドを径の異なるものを複数備えるように構成した
ので、複数の発振モードを効率よく発振させることがで
き、周波数可変のジャイロトロン装置を実現できる効果
がある。
第1図はこの発明の一実施例によるジャイロトロン装置
のカソード部を示す断面側面図、第2図は従来のジャイ
ロトロン装置を示す断面側面図である。 ■はカソード、2,3.4はエミッションヘルド、7は
電子銃。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
のカソード部を示す断面側面図、第2図は従来のジャイ
ロトロン装置を示す断面側面図である。 ■はカソード、2,3.4はエミッションヘルド、7は
電子銃。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 電子銃から放射される電子ビームを加速して発振空胴内
に導き、この発振空胴内における磁場との相交作用によ
り電磁波を発生させるようにしたジャイロトロン装置に
おいて、上記電子銃を構成するカソードに電子を放射す
るためのそれぞれ径が異なり、かつそれらのうちの1つ
が選択的に動作されるように成された複数のエミッショ
ンベルトを設けたことを特徴とするジャイロトロン装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12373090A JPH0419945A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | ジャイロトロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12373090A JPH0419945A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | ジャイロトロン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419945A true JPH0419945A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14867933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12373090A Pending JPH0419945A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | ジャイロトロン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150122882A (ko) * | 2014-04-23 | 2015-11-03 | 한국전기연구원 | 이중 애노드 구조를 가지는 마그네트론 인젝션 건 |
-
1990
- 1990-05-14 JP JP12373090A patent/JPH0419945A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150122882A (ko) * | 2014-04-23 | 2015-11-03 | 한국전기연구원 | 이중 애노드 구조를 가지는 마그네트론 인젝션 건 |
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