JPH0419899Y2 - - Google Patents

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JPH0419899Y2
JPH0419899Y2 JP1985027782U JP2778285U JPH0419899Y2 JP H0419899 Y2 JPH0419899 Y2 JP H0419899Y2 JP 1985027782 U JP1985027782 U JP 1985027782U JP 2778285 U JP2778285 U JP 2778285U JP H0419899 Y2 JPH0419899 Y2 JP H0419899Y2
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axis
ray
pinhole
mover
center
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JPS61143378U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、X線管の分野で利用される。
本考案は、X線管の焦点像を効率的に撮影する
ことのできるX線焦点撮像装置に関する。
(ロ) 従来の技術 X線管の焦点像の撮影については、JISZ4102
−1981『医用X線管通則』により、『ピンホールカ
メラ法』として詳しく規定されている。これよ
り、測定しようとする焦点の公称寸法にも依る
が、通常、直径が0.1mm以下のピンホールを経て、
X線フイルム上に投影される像として得られる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記のように、従来例ではフイルムの使用が前
提となつており、また位置出しのために試行錯誤
を繰りかえしていた。詳しくは、問題点として、
a)直径0.1mm以下の微細孔を通過するX線量が
少ないため、観察に足りる露光量を得るのにX線
ばく射を多数回繰りかえさねばならず、撮影に長
時間を要し、b)リアルタイム観察ができないの
で、位置出し不良によりフイルム上に像が投影さ
れていなくても現像後でなければ、このことが解
らず、このような場合や現像ミスを生じた場合の
ロスタイムは甚大であり、c)フイルム上の投影
像が小さいため、寸法測定で誤差を生じ易い、
D)焦点、ピンホール及びX線フイルムの幾何学
的配置誤差による測定誤差を生じ易い、などの欠
点が存在していた。
本考案は、これらの問題点を解決しようとする
ものであり、短時間で効率よく撮影を完了し、ア
ライメント不良がなく、フイルムを使わないので
現像ミスにより再撮影しなければならないという
事故もなく、露出時間を増やすことなく測定に好
適な像の大きさにまで拡大し、幾何学的誤差を極
力排した機構を有したX線焦点撮像装置の提供を
目的とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 前記問題点の解決は、内部にX線管を保持しそ
のX線管の回転軸(Z軸)を同軸にしてまたその
Z軸が後述のX軸と直交するようにした円筒状外
筒と、該X線管の焦点と対向するピンホールの成
形体を備え、前記円筒状外筒に固定して取付けら
れた水平移動可能な移動体と、この移動体が水平
移動するときピンホール中心が描く仮想水平直線
ないしX軸を中心軸とした該移動体の移動工程直
後に配置固定された撮影手段としてのX線TVカ
メラまたは紫外線カメラと、該X線管を上下に滑
動させかつZ軸を中心に左右に回転させる駆動手
段と、移動子の位置検出手段とを具備することに
より、達成される。
(ホ) 作用 焦点中心は初めピンホール水平X軸上にないの
で、モニタCRT上の焦点像は中心からそれてい
る。そこで、X線管を上下に滑動させ、または左
右に回転しながら、像がCRT中心にくるように
修正する。像が適当な大きさでCRTに写るよう
な位置で移動子が自動停止するように、位置検出
器として光センサが設けられている。所定位置で
移動子が自動停止したら、JISで規定するX線条
件で撮影する。この撮影時間は、例えば0.1秒と
短いが、TVカメラにより適度なコントラスト像
をただ1回のX線ばく射により得ることができ
る。
(ヘ) 実施例 本考案の好適な実施例は、図面に基づいて説明
される。
第1図は、その1実施例を示した要部正面であ
る。
ここで、1はX線管、2はX線管1を包有保持
する円筒状外筒で、その中心軸のZ軸がX線管1
の回転軸と同軸となる。3はピンホール成形体
で、X線管焦点Fの対向位置にピンホールが存在
する。4は移動子、5は移動子4の位置を検知す
る光センサ、6と7はフランジ、8はモータ、9
はプーリ、10と11は板、12はベース、13
はねじ棒、14はTVカメラ、15は基台、16
はVベルトである。図示の通り、外筒2を介し
て、部材6,7,10,11,12,15が取付
部として、移動子4、その駆動部8、及びTVカ
メラ14がそれぞれ固定されている。距離mとn
の比は、移動子4の移動によつて変わる。
ピンホール成形体3は着脱自在に移動子4に取
り付けてある。移動子4はねじ棒13、Vベルト
16、プーリ9を経てモータ8により水平駆動さ
れる。この時、ピンホールの中心が描く軌跡の直
線をX軸とすると、TVカメラ14はその中心が
X軸と一致するように取り付けられている。ま
た、X線管1は円筒状外筒2内にその中心Z軸と
回転軸とが一致するように保持されている。
このような配置例により、焦点がTVカメラ1
4の中心に投影されるためには、焦点とピンホー
ル穴中心及びTVカメラ14の中心が一直線上に
アライメントされねばならない。つまり、焦点中
心がX軸上に来たときに限る。X軸はZ軸と直交
するように構成されているので、X線管1の回転
中心と焦点とピンホール穴中心とTVカメラ14
の中心とが、一直線上にアライメントされること
になる。従つて、第2図aまたは同図bに示すよ
うな測定誤差を生ずるような幾何学的配置は成立
しない。
しかしながら、任意に外筒2に取り付けられた
X線管1の焦点が必ずしもX軸に乗るとは限らな
い。乗らない場合、焦点投影像がTVカメラ14
の撮像面から外れることは明らかである。そこ
で、焦点中心をX軸に乗せる作業、いわゆる位置
出しが必要となる。この位置出しが本考案により
容易に行なわれる。
本考案によれば、移動子4をTVカメラ14に
最接近させるとピンホール3はTVカメラ14の
撮像面近傍に存在し、これにより焦点をおおむね
ピンホール方向に向けるだけで、焦点の投影像は
確実に撮像面内に入る。
この状態で透視条件で、例えば60KV,1mAに
より連続X線を発生させる。そして、移動子4を
X線管方向へ移動させる。焦点中心は初めX線上
にないので、図示しないCTR上の焦点像は中心
からそれている。そこで、X線管1を上下に滑動
させ、または左右に回転させながら、像がCRT
中心にくるように修正する。
像が適当な大きさでCRTに写るような位置で
移動子4が自動停止するように、位置検出器とし
て光センサ5が設けられている。所定位置で移動
子4が自動停止したら、JISで規定するX線条件
で撮影する。この撮影時間は、例えば0.1秒と短
かいが、TVカメラ14をカソードブランキング
にしておき、かつ感度調整することにより適度な
コントラスト像をただ1回のX線ばく射により得
ることができる。この像を適当な記憶装置により
ストレージすることにより、任意の時間その観察
を継続できる。
移動子4の移動の際に、CRT上の像の位置信
号を発生させ、その信号がCRTの所定位置と一
致するまで、X線管1の上下滑動及び左右回転駆
動を継続させるという自動制御も可能である。
なお、X線管1の上下滑動及び左右回転駆動の
手段は図示されていないが、公知の手段を転用す
ることができる。
(ト) 考案の効果 本考案は、従来ならば2時間程要した焦点撮影
を10数分以下で完了でき、焦点寸法計測に要する
時間も著しく短縮でき、焦点像をCRT上に写し
出すことにより、ルーペなどを用いずとも測定可
能な寸法に拡大できるので測定が容易でかつ正確
に行なえ、焦点、ピンホール及び撮像面のアライ
メントが正確で幾何学的偏向を生じない、またフ
イルムを使わず現像の必要がないので測定が容易
で現像失敗などのミスが起らないという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示した要部構成正
面図、第2図は焦点が不製定の態様例図である。 1はX線管、2は外筒、3はピンホール成形
体、4は移動子、5は光センサ、8は移動子駆動
手段、14はTVカメラである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部にX線管を保持しそのX線管の回転軸(Z
    軸)を同軸にしてまたそのZ軸が後述のX軸と直
    交するようにした円筒状外筒と、該X線管の焦点
    と対向するピンホールの成形体を備え、前記円筒
    状外筒に固定して取付けられた水平移動可能な移
    動子と、この移動子が水平移動するときピンホー
    ル中心が描く仮想水平直線ないしX軸を中心軸と
    した該移動子の移動工程直後に配置固定された撮
    影手段としてX線TVカメラまたは紫外線カメラ
    と、該X線管を上下に滑動させかつZ軸を中心に
    左右に回転させる駆動手段と、移動子の位置検出
    手段とを具備していることを特徴とする、X線焦
    点撮像装置。
JP1985027782U 1985-02-26 1985-02-26 Expired JPH0419899Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985027782U JPH0419899Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JP1985027782U JPH0419899Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61143378U JPS61143378U (ja) 1986-09-04
JPH0419899Y2 true JPH0419899Y2 (ja) 1992-05-07

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ID=30525050

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59108479A (ja) * 1982-12-13 1984-06-22 Canon Inc 撮像装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59108479A (ja) * 1982-12-13 1984-06-22 Canon Inc 撮像装置

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Publication number Publication date
JPS61143378U (ja) 1986-09-04

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