JPH04198216A - ポリオキシアルキレンポリオールの製造方法 - Google Patents

ポリオキシアルキレンポリオールの製造方法

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JPH04198216A
JPH04198216A JP32118590A JP32118590A JPH04198216A JP H04198216 A JPH04198216 A JP H04198216A JP 32118590 A JP32118590 A JP 32118590A JP 32118590 A JP32118590 A JP 32118590A JP H04198216 A JPH04198216 A JP H04198216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
alkylene oxide
polyoxyalkylene polyol
amino group
containing compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP32118590A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukuru Izukawa
作 伊豆川
Haruhiko Kawakami
川上 晴比古
Seiji Asai
浅井 清次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明はアミノ基含有化合物を出発物質とするポリオキ
シアルキレンポリオールの製造方法に関するものである
〔従来の技術〕
アミノ基含有化合物にアルキレンオキサイドを付加反応
させて得られるポリオキシアルキレンポリオールは、ポ
リウレタンフォーム等の原料として広範な用途を有して
いる。特に、融点または分解温度が、反応温度を越え、
また、アルキレンオキサイドに実質的に不溶であるアミ
ノ基含有化合物を出発物質とするポリオキシアルキレン
ポリオールは、難燃性等諸性質に冨むことから、ウレタ
ンフオーム用の原料として欠くことのできないものであ
る。
しかしながら、これらアミノ基含有化合物は反応温度を
越える高融点または高分解温度を有するため、−a的な
ポリオキシアルキレンポリオールの出発物質であるグリ
セリン等の多価アルコール類の場合と比較して粉体状態
のアミノ基含有化合物にアルキレンオキサイドを装入し
ながら付加反応させることは困難である。また、アミノ
基含有化合物は水や特定の溶媒以外には溶解しにくい。
このため、従来よりキシレンを溶媒としアミノ基含有化
合物、例えば、メラミンにアルキレンオキサイドを付加
させる方法(特公昭42−15639号公報)等が提案
されている。しかしながら、これらの方法ではキシレン
の溶媒回収が必要なため、生産性が低く、製造方法とし
ては未だ不十分なものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、生産性に優れ、且つまた、製品品質の
安定化に効果のある、アミノ基含有化合物を出発物質と
するポリオキシアルキレンポリオールの製造方法を提供
する事にある。
(課題を解決するための手段] 本発明者らは上記目的を達成するため鋭意検討した結果
、アミノ基含有化合物に一定範囲の量のアルキレンオキ
サイドを予備滴下・昇温後、所定時間反応させ系内を良
好なスラリー状態にした後引き続いて残りのアルキレン
オキサイドを付加反応させる事により、余分な工程や不
必要に長い反応時間が無いために生産性に優れ、製品品
質が安定したポリオキシアルキレンポリオールが得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、アミノ基台を化合物にその重量の45〜
100重量%のアルキレンオキサイドを予備滴下・昇温
し、スラリー状態にて反応を進めた後、さらに、残りの
アルキレンオキサイドを付加反応させる事を特徴とする
ポリオキシアルキレンポリオールの製造方法である。
本発明で用いるアミノ基含有化合物としては融点または
分解温度が、反応温度を越え、また、アルキレンオキサ
イドに実質的に不溶である化合物、具体的には、尿素、
モノメチロール化尿素、メラミン、モノ・ジメチロール
化メラミン、ビウレツト、トリウレット、アンメライド
等が挙げられる。
本発明ではアミノ基含有化合物に加えるアルキレンオキ
サイドの予備滴下量は45〜100重量%が望ましい。
予備滴下量が451i量%未満の場合には、昇温し反応
を進行させても反応系が均一なスラリー状態にならずブ
ロッキングを起こしやすいため、製品品質がばらつきや
すい。また、アルキレンオキサイドの予備滴下量が10
0重量%を超える場合にはアミノ基含有化合物と触媒で
あるアルカリ金属やアルカリ土類金属の濃度が低下する
ため、初期における反応時間が長くなり、また、反応進
行過程における反応熱が大きくなり過ぎ反応の制御が困
難になるため好ましくない。
アミノ基含有化合物とアルキレンオキサイドを予備滴下
・昇温後スラリー状態にて反応を進める際の反応時間は
、反応系の気相部の圧力(以下内圧と省略)がその最大
値を経たのち80〜95%に低下するまでの時間である
事が好ましい。この反応時間が、内圧がその最大値の9
5%に低下するまでの時間より短い場合には、反応系内
に未反応のアルキレンオキサイドが多く残存しているた
め、さらに残りのアルキレンオキサイドを装入し付加反
応させる場合に反応速度が遅くなり生産性が低下する傾
向にある。また、アミノ基含有化合物とアルキレンオキ
サイドとの予備滴下反応時間が、反応系の内圧がその最
大値の80%に低下するまでの時間を紹える場合には、
反応系内の未反応のアルキレンオキサイド量が少なくな
りさらに残りのアルキレンオキサイドを追加装入するま
でに反応速度が一旦低下してしまうため反応時間が不必
要に長くなる。
本発明で用いるアルキレンオキサイドとしては、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イド等通常用いられるものを一種または二種以上用いる
事ができる。
本発明で用いるアミノ基含有化合物にアルキレンオキサ
イドを付加反応させる際の触媒は、アルカリ金属やアル
カリ土類金属の水酸化物を一種または二種以上用いる事
ができる。具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム等が挙げられる。
アミノ基含有化合物にアルキレンオキサイドを付加反応
させる際の反応温度は70〜120℃が好ましい。反応
温度が70℃未満の場合には反応が起こりにくく、また
、120℃を超える場合には反応熱が大きくなるために
反応温度の制御が困難になる傾向にある。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 メラミン400g、プロピレンオキサイド400gおよ
び水酸化カリウム3.5gを212オートクレーブに仕
込み窒素置換後90℃に昇温した。2.5時間加熱反応
により内圧が4.0kg/ciflGから3.2kg/
dGまで低下した時点で、反応温度を110℃まで昇温
し、さらにプロピレンオキサイド815gを3.5時間
で徐々に装入した。その後内圧が0.1kg/c4Gに
低下するまで反応を継続した。90℃に昇温後の総反応
時間は8.0時間であった0反応生成物より未反応のプ
ロピレンオキサイドを除去し、酢酸により中和、真空脱
水後に析出した結晶を濾別し水酸基価688mgKOH
/ gのポリオキシアルキレンポリオール(A) 15
40gを得た。
実施例2 !素200g、プロピレンオキサイド100gおよび水
酸化カリウム1gを31!、オートクレーブに仕込み窒
素置換後90℃に昇温した。1.3時間加熱反応により
内圧が3.0kg/cdGから2.8kg/cjGまで
低下した時点で、反応温度を120℃まで昇温し、さら
にプロピレンオキサイド2110 gを4時間で徐々に
装入した。その後内圧が0.1kg/c4Gに低下する
まで反応を継続した。90℃に昇温後の総反応時間は7
.5時間であった。反応生成物より未反応のプロピレン
オキサイドを除去し、酢酸により中和、さらに減圧濾別
し水酸基価320mgKOR/ Hのポリオキシアルキ
レンポリオール(B)2370gを得た。
〔発明の効果] 本発明のアミン基含有化合物を出発物質とするポリオキ
シアルキレンポリオールの製造方法は溶媒回収などの工
程を有さす生産性に優れ、且つまた、製品品質の安定化
に効果のある事から工業上極めて有用な製造方法である
事が判る。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アミノ基含有化合物にその重量の45〜100重量
    %のアルキレンオキサイドを予備滴下・昇温し、スラリ
    ー状態にて反応を進めた後、さらに、残りのアルキレン
    オキサイドを付加反応させる事を特徴とするポリオキシ
    アルキレンポリオールの製造方法。 2、昇温後スラリー状態にて反応を進める際の加熱時間
    が、反応系の気相部の圧力がその最大値を経たのち80
    〜95%に低下するまでの時間である事を特徴とする請
    求項1記載のポリオキシアルキレンポリオールの製造方
    法。 3、アミノ基含有化合物の融点または分解温度が、反応
    温度を越え、また、アルキレンオキサイドに実質的に不
    溶である事を特徴とする請求項1記載のポリオキシアル
    キレンポリオールの製造方法。 4、アミノ基含有化合物にアルキレンオキサイドを付加
    反応させる際の触媒が、アルカリ金属やアルカリ土類金
    属の水酸化物である事を特徴とする請求項1記載のポリ
    オキシアルキレンポリオールの製造方法。 5、アミノ基含有化合物にアルキレンオキサイドを付加
    反応させる際の反応温度が70〜120℃である事を特
    徴とする請求項1記載のポリオキシアルキレンポリオー
    ルの製造方法。
JP32118590A 1990-11-27 1990-11-27 ポリオキシアルキレンポリオールの製造方法 Pending JPH04198216A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009144274A3 (en) * 2008-05-30 2010-05-14 Basf Se Amphiphilic molecules with a triazine core
JP2011506727A (ja) * 2007-12-19 2011-03-03 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア ポリエーテルアルコール類の製造方法
JP2013532701A (ja) * 2010-08-05 2013-08-19 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア アミノトリアジンアルコキシレートの製造方法

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