JPH04197570A - 耐熱層を有する鋳物の製造方法 - Google Patents
耐熱層を有する鋳物の製造方法Info
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- JPH04197570A JPH04197570A JP32777490A JP32777490A JPH04197570A JP H04197570 A JPH04197570 A JP H04197570A JP 32777490 A JP32777490 A JP 32777490A JP 32777490 A JP32777490 A JP 32777490A JP H04197570 A JPH04197570 A JP H04197570A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
- F01N13/10—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、耐熱層を有する鋳物の製造方法に関するしの
である。
である。
[従来の技術二
近年、省資源ないし省エネルギの観点から自動車の軽量
化か求められ、とくに排気マニホールド等の大型の鋳造
部材の軽量化・薄肉化か求ぬられている。例えば、鋳造
により製作された従来の普通の排気マニホールドの重量
は8〜10kg程度であるが、これをステンレスパイプ
製排気マニホールド並みの4〜5kgに軽量化すること
が求められている。鋳造による排気マニホールドをこの
よらに軽量化するには、肉厚を従来の4〜6mmかみ2
〜3mmに低減する必要かあるが、かヵ\る肉厚の薄い
部材の鋳造は、普通の鋳造法ではむすがししので、イン
ベストメント鋳造法(ロストワックス法)等の精密鋳造
法、あるいはCLA、CLAS等の減圧鋳造法を用いて
行なわれる二とになる。
化か求められ、とくに排気マニホールド等の大型の鋳造
部材の軽量化・薄肉化か求ぬられている。例えば、鋳造
により製作された従来の普通の排気マニホールドの重量
は8〜10kg程度であるが、これをステンレスパイプ
製排気マニホールド並みの4〜5kgに軽量化すること
が求められている。鋳造による排気マニホールドをこの
よらに軽量化するには、肉厚を従来の4〜6mmかみ2
〜3mmに低減する必要かあるが、かヵ\る肉厚の薄い
部材の鋳造は、普通の鋳造法ではむすがししので、イン
ベストメント鋳造法(ロストワックス法)等の精密鋳造
法、あるいはCLA、CLAS等の減圧鋳造法を用いて
行なわれる二とになる。
[発明が解決しようとする課題二
しかしながら、このように排気マニホールドを薄肉化し
た場合、排気マニホールドの内周面には高温の排気ガス
が接触するので、その内部に大きな温度勾配か生し、こ
れによって軌膨張ひずみか生じ熱疲労破壊か生しるおそ
れがある。とくに、近年大気汚染防止の観点から排気ガ
ス温度か高められる傾向にあるので、熱疲労破壊か生じ
るおそれか一層強くなる。
た場合、排気マニホールドの内周面には高温の排気ガス
が接触するので、その内部に大きな温度勾配か生し、こ
れによって軌膨張ひずみか生じ熱疲労破壊か生しるおそ
れがある。とくに、近年大気汚染防止の観点から排気ガ
ス温度か高められる傾向にあるので、熱疲労破壊か生じ
るおそれか一層強くなる。
これに対しで、排気マニホールドのとくに高温の排気ガ
スと接触する部分、すなわち熱負荷の高い部分の肉厚を
厚くするといった対応か考えられるが、この方法では最
適な肉厚の設定がむすかしく、丈n排気マニホールドを
十分に軽量化することかできないといった問題がある。
スと接触する部分、すなわち熱負荷の高い部分の肉厚を
厚くするといった対応か考えられるが、この方法では最
適な肉厚の設定がむすかしく、丈n排気マニホールドを
十分に軽量化することかできないといった問題がある。
まfこ、排気マニホールドの内周面に断熱コーチインク
を施すといっfこ対応か考えられるが、この方法ではコ
ーチイックの信頼性の確保かむすかしく、かつ大幅なコ
ストアンプを招くといっ1こ問題かめる。さらに、耐熱
性の高いセラミックパイプを鋳くるんで排気マニホール
ドを製作するといっfこ対応か考えられるか(例えば、
特開平2−46965号公報参照)、この方法では排気
マニホールドを十分に軽量化することかてきず、かつ大
幅なコストアップを招くといった問題かある。
を施すといっfこ対応か考えられるが、この方法ではコ
ーチイックの信頼性の確保かむすかしく、かつ大幅なコ
ストアンプを招くといっ1こ問題かめる。さらに、耐熱
性の高いセラミックパイプを鋳くるんで排気マニホール
ドを製作するといっfこ対応か考えられるか(例えば、
特開平2−46965号公報参照)、この方法では排気
マニホールドを十分に軽量化することかてきず、かつ大
幅なコストアップを招くといった問題かある。
本発明(よ、上記従来の問題点を解決する7こめになさ
れたものであっで、耐熱性に優れ、熱負荷か高い場合で
も熱疲労破壊の発生を防止することかできる、軽量かつ
薄肉の鋳物の製造方法を提供することを目的とする。
れたものであっで、耐熱性に優れ、熱負荷か高い場合で
も熱疲労破壊の発生を防止することかできる、軽量かつ
薄肉の鋳物の製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するkめの手段]
上記の目的を達するため、第1の発明は、消失模型の外
周面にセラミックシェル層を形成し、消失模型を消失さ
せ、セラミックシェル層内の空間部に溶湯を注湯して鋳
物を鋳造し、二の後鋳物からセラミックシェル層を除去
するようにした、鋳物の製造方法においで、鋳物の使用
時に高い熱負荷がかかる部位に対応する部分で、鋳物材
料とセラミックシェル層との間の接合強度を高め、鋳造
後接合強度を高めた部分のセラミックシェル層を鋳物に
残留させることによってセラミック耐熱層を形成する一
方、接合強度を高めない部分のセラミックシェル層を除
去するようにしたことを特徴とする、耐熱層を育する鋳
物の製造方法を提供する。
周面にセラミックシェル層を形成し、消失模型を消失さ
せ、セラミックシェル層内の空間部に溶湯を注湯して鋳
物を鋳造し、二の後鋳物からセラミックシェル層を除去
するようにした、鋳物の製造方法においで、鋳物の使用
時に高い熱負荷がかかる部位に対応する部分で、鋳物材
料とセラミックシェル層との間の接合強度を高め、鋳造
後接合強度を高めた部分のセラミックシェル層を鋳物に
残留させることによってセラミック耐熱層を形成する一
方、接合強度を高めない部分のセラミックシェル層を除
去するようにしたことを特徴とする、耐熱層を育する鋳
物の製造方法を提供する。
第2の発明は、第1の発明にかかる、耐熱層を有する鋳
物の製造方法においで、鋳物材料とセラミックシェル層
との間の接合強度の強化が、接合強度を高めるべき部位
に対応する部分で、消失模型表面を粗面化することによ
り行なわれることを特徴とする、耐熱層を存する鋳物の
製造方法を提供する。
物の製造方法においで、鋳物材料とセラミックシェル層
との間の接合強度の強化が、接合強度を高めるべき部位
に対応する部分で、消失模型表面を粗面化することによ
り行なわれることを特徴とする、耐熱層を存する鋳物の
製造方法を提供する。
第3の発明は、第1の発明にかかる鋳物の製造方法にお
いで、鋳物材料とセラミックシェル層との間の接合強度
の強化が、接合強度を高めるへき部位に対応する部分で
、セラミックシェル層に鋳物材料との接合材を添加する
ことによって行なわれることを特徴とする、耐熱層を有
する鋳物の製造方法を提供する。
いで、鋳物材料とセラミックシェル層との間の接合強度
の強化が、接合強度を高めるへき部位に対応する部分で
、セラミックシェル層に鋳物材料との接合材を添加する
ことによって行なわれることを特徴とする、耐熱層を有
する鋳物の製造方法を提供する。
Σ発明の作用・効果l
第1の発明によれば、鋳物の使用時において高い熱負荷
がかかる部分に、セラミソクンエルか残留してセラミッ
ク耐熱層が形成されるので、鋳物材料に直接的に高い熱
負荷かかからない。二のため、鋳物の熱疲労破壊の発生
が防止される。
がかかる部分に、セラミソクンエルか残留してセラミッ
ク耐熱層が形成されるので、鋳物材料に直接的に高い熱
負荷かかからない。二のため、鋳物の熱疲労破壊の発生
が防止される。
そしで、このセラミック耐熱層は、従来のインへストメ
ント鋳造法(ロストワックス法)に、セラミック耐熱層
を形成すべき部分の鋳物材料とセラミックシェルとの間
の接合強度を高めるだけの簡単な加工を付加するだけて
形成できるので、実質的に工数の増加を招かない。また
、従来は除去。
ント鋳造法(ロストワックス法)に、セラミック耐熱層
を形成すべき部分の鋳物材料とセラミックシェルとの間
の接合強度を高めるだけの簡単な加工を付加するだけて
形成できるので、実質的に工数の増加を招かない。また
、従来は除去。
廃棄されていたセラミソクンエルの一部を鋳物に残留さ
せるたけであるので、実質的に材料費の増加を招かない
。0几がっで、実質的にコストアップを招くことなく、
所定の部位にセラミック耐熱層を備え1こ、耐熱性の高
い鋳物を鋳造することかできる。
せるたけであるので、実質的に材料費の増加を招かない
。0几がっで、実質的にコストアップを招くことなく、
所定の部位にセラミック耐熱層を備え1こ、耐熱性の高
い鋳物を鋳造することかできる。
なお、セラミックシェルは、熱負荷の高0部分のみに残
留するたけなので、実質的に鋳物の重量増加を招かない
。
留するたけなので、実質的に鋳物の重量増加を招かない
。
第2の発明ノニよれば、発泡ポリスチレン等で形成され
る軟質の消失模型の所定の部位を機−的に粗面化するた
けの簡単な加工で、鋳造材料とセラミックシェル層との
間の接合強度を高める二とかでき、実質的に第1の発明
と同様の作用・効果を得ることかできる。
る軟質の消失模型の所定の部位を機−的に粗面化するた
けの簡単な加工で、鋳造材料とセラミックシェル層との
間の接合強度を高める二とかでき、実質的に第1の発明
と同様の作用・効果を得ることかできる。
第3の発明によれば、セラミックシェル層形成時に、所
定の部位に鋳物材料との接合作用を高める材料、例えば
砂鉄を添加するだけの簡単な方法で、鋳造材料とセラミ
ックシェル層との間の接合強度を高めることができ、実
質的に第1の発明と同様の作用・効果を得ることができ
る。
定の部位に鋳物材料との接合作用を高める材料、例えば
砂鉄を添加するだけの簡単な方法で、鋳造材料とセラミ
ックシェル層との間の接合強度を高めることができ、実
質的に第1の発明と同様の作用・効果を得ることができ
る。
[実施例=
以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
第1図に示すように、最終的な鋳造製品で冴、る2気筒
ロータリピストンエノノン用排気マニホールドl内には
、はぼ直線状に伸長する第1排気通路2と、第1排気通
路2との集合部近傍で湾曲する第2排気通路3とが形成
されている。また、排気マニホールド1には、これをエ
ンンノ本体(図示什ず)に取り付けるための第1フラン
ツ部4と、排気管(図示せず)を取り付ける几めの第2
フランツ部5とが形成されている。
ロータリピストンエノノン用排気マニホールドl内には
、はぼ直線状に伸長する第1排気通路2と、第1排気通
路2との集合部近傍で湾曲する第2排気通路3とが形成
されている。また、排気マニホールド1には、これをエ
ンンノ本体(図示什ず)に取り付けるための第1フラン
ツ部4と、排気管(図示せず)を取り付ける几めの第2
フランツ部5とが形成されている。
かかる構造の排気マニホールドlにおいては、第2排気
通路3の湾曲部6に、エンジンから流入する高温の排気
ガスが直接的にあたり、熱負荷かとくに高くなるので、
この湾曲部6(高温部6)に、後で説明するような方法
で、セラミック耐熱層7か形成されている。
通路3の湾曲部6に、エンジンから流入する高温の排気
ガスが直接的にあたり、熱負荷かとくに高くなるので、
この湾曲部6(高温部6)に、後で説明するような方法
で、セラミック耐熱層7か形成されている。
以下、第5図に示す製造工程図に従っで、適宜第1図〜
第4図を参照しつつ、セラミック耐熱層7を有する排気
マニホールドIの製造方法を説明する。
第4図を参照しつつ、セラミック耐熱層7を有する排気
マニホールドIの製造方法を説明する。
■工程#1
第1図と第4図とに示すように、最終的な鋳造製品であ
る排気マニホールドlとほぼ同一形状のマニホールド模
型9を発泡ポリスチレンて成形する。ここで、排気マニ
ホールド1のセラミック耐熱H7を形成すべき部位と対
応する部分におLlで、マニホールド模型9には、第2
図に示すような所定の深さの模型凹部I5が形成され、
この模型凹f@15の底面には、鋳物材料(鋳鋼)と後
で説明するセラミックシェル層8との接合強度を高める
fこめに、波目加工(粗面化加工)が施されている。
る排気マニホールドlとほぼ同一形状のマニホールド模
型9を発泡ポリスチレンて成形する。ここで、排気マニ
ホールド1のセラミック耐熱H7を形成すべき部位と対
応する部分におLlで、マニホールド模型9には、第2
図に示すような所定の深さの模型凹部I5が形成され、
この模型凹f@15の底面には、鋳物材料(鋳鋼)と後
で説明するセラミックシェル層8との接合強度を高める
fこめに、波目加工(粗面化加工)が施されている。
鋳造後においては、この模型凹部15と同一形状の製品
凹部16が鋳物(排気マニホールドl)に形成され、後
で説明するように、この製品凹部16によってセラミッ
ク耐熱層7が強固に保持されるようになっている。
凹部16が鋳物(排気マニホールドl)に形成され、後
で説明するように、この製品凹部16によってセラミッ
ク耐熱層7が強固に保持されるようになっている。
なお、模型凹部15以外の部分では、鋳造後のセラミソ
クンエル層8の剥離性を高めるために、マニホールド模
型9の表面にSiO2を主成分とする崩壊性の高い離型
剤が塗布される。
クンエル層8の剥離性を高めるために、マニホールド模
型9の表面にSiO2を主成分とする崩壊性の高い離型
剤が塗布される。
■工程#2
湯口部10aと湯道部Jobと受口部]Ocとを備えた
方案部模型10を発泡ポリスチレ〉で成形し、この方案
部模型10とマニホールド模型9とを接着して消失模型
Pを製作する。この消失模型Pは、後で説明するように
、セラミックシェル層8のコアとなる。
方案部模型10を発泡ポリスチレ〉で成形し、この方案
部模型10とマニホールド模型9とを接着して消失模型
Pを製作する。この消失模型Pは、後で説明するように
、セラミックシェル層8のコアとなる。
■工程#3
消失模型Pの外周面にセラミックスラリをコーティング
する。セラミックスラリの配合成分は次の通りである。
する。セラミックスラリの配合成分は次の通りである。
くセラミックスラリ配合成分〉
コロイダルンリカ 13.6(!
ンルコノ扮末 50kg
界面活性剤 10m&
消泡剤 10+n+2
■工程#4
セラミックスラリコーティング層が乾燥する前に、消失
模型Pの全面に耐火砂をふりかけ(サンディング処理)
、この後セラミックスラリコーティング層を乾燥させ、
厚さ03〜0.7mmのセラミ。
模型Pの全面に耐火砂をふりかけ(サンディング処理)
、この後セラミックスラリコーティング層を乾燥させ、
厚さ03〜0.7mmのセラミ。
クツエル層を形成する。
ここで、上記工程#3と工程=4とを、3回つつ繰り返
し、厚さ10〜2,0開の3層からなるセラミックシェ
ル層8を形成する。
し、厚さ10〜2,0開の3層からなるセラミックシェ
ル層8を形成する。
■工程#5
外周部にセラミックシェル層8が形成されに消失模型P
を十分に乾燥させた後、加熱炉にスれ、1000℃で1
時間加熱し、コアをなす消失模型Pを燃焼させて消失さ
せる。このとさ、セラミックシェル層8か焼成され、消
失模型Pか消失し1ニ跡に形成されるキャビティ13を
備え1こ、強度の高いセラミックシェル鋳型11が形成
される。
を十分に乾燥させた後、加熱炉にスれ、1000℃で1
時間加熱し、コアをなす消失模型Pを燃焼させて消失さ
せる。このとさ、セラミックシェル層8か焼成され、消
失模型Pか消失し1ニ跡に形成されるキャビティ13を
備え1こ、強度の高いセラミックシェル鋳型11が形成
される。
■工程#6
加熱炉からセラミックシェル鋳型11を取り出し、キャ
ビティ13内に、耐熱鋳銅(Fe−+8%Cr−0,3
%Cを主成分とする)の溶湯を鋳込み温度1600°C
″C庄湯した後冷却・凝固させ、鋳物を得る。この後、
鋳物から方案部を切り取り、排気マニホールド1を得る
。
ビティ13内に、耐熱鋳銅(Fe−+8%Cr−0,3
%Cを主成分とする)の溶湯を鋳込み温度1600°C
″C庄湯した後冷却・凝固させ、鋳物を得る。この後、
鋳物から方案部を切り取り、排気マニホールド1を得る
。
■工程=7
鋳造された排気マニホールド1にノヨットブラスト処理
を施し、セラミックシェル層8(セラミ2・クツエル鋳
型+1)を取り除く。このとき、製品凹部16上のセラ
ミックシェル層8の表面を治具(図示せず)で覆い、こ
の部分のセラミックシェル層8か剥離しなL)ようにす
る。このようにしで、製品凹部16内残留するセラミッ
クシェル層8かセラミック耐熱層7となる。このセラミ
ック耐熱性7は、製品凹部16内にはめ込まれ第2排気
通路3内に突出しないので、排気カスの流動抵抗を増加
さH′ない。
を施し、セラミックシェル層8(セラミ2・クツエル鋳
型+1)を取り除く。このとき、製品凹部16上のセラ
ミックシェル層8の表面を治具(図示せず)で覆い、こ
の部分のセラミックシェル層8か剥離しなL)ようにす
る。このようにしで、製品凹部16内残留するセラミッ
クシェル層8かセラミック耐熱層7となる。このセラミ
ック耐熱性7は、製品凹部16内にはめ込まれ第2排気
通路3内に突出しないので、排気カスの流動抵抗を増加
さH′ない。
セラミック耐熱層7は、製品凹部16内にはめ込まれ、
つまり鋳物材料(鋳鋼)に鋳込まれるようにして保持さ
れているので、セラミック耐熱層7には周囲から常時圧
縮残留応力かかかつている。
つまり鋳物材料(鋳鋼)に鋳込まれるようにして保持さ
れているので、セラミック耐熱層7には周囲から常時圧
縮残留応力かかかつている。
この1こめ、セラミック耐熱層7か鋳物材料(鋳鋼)に
よって強固に保持される。まf二、前記し几とおり、こ
の部分ではマニホールド模型9に波目加工(粗面化加工
9)が施されるので、セラミックシェル層8も波目状に
なり、これによって鋳造時には、セラミックシェル層8
(セラミック耐熱層7)の波目部分を鋳物材料(鋳鋼)
に突き刺すような接合状態となり、両者の接合強度が大
幅に高められる。
よって強固に保持される。まf二、前記し几とおり、こ
の部分ではマニホールド模型9に波目加工(粗面化加工
9)が施されるので、セラミックシェル層8も波目状に
なり、これによって鋳造時には、セラミックシェル層8
(セラミック耐熱層7)の波目部分を鋳物材料(鋳鋼)
に突き刺すような接合状態となり、両者の接合強度が大
幅に高められる。
したがっで、セラミック耐熱層7の剥離か生じるおそれ
はほとんどない。
はほとんどない。
ここで、模型凹部15の底面に波目加工を施さず、第3
図に示すように、模型凹部I5”の底面に砂鉄あるいは
けい砂等の焼き付きを生しやすい材料を含むスラリ状の
バインダI7を塗布し、この上にセラミックスラリをコ
ーチインクし、このバインダの焼き付きによる接合作用
によっで、化学的にセラミック耐熱層7と鋳物材料(鋳
鋼)との接合強度を高めるようにしてもよい。なお、模
型凹部底面に波目加工を施し、かつバインダを塗布する
ようにしてもよいのはもちろんである。
図に示すように、模型凹部I5”の底面に砂鉄あるいは
けい砂等の焼き付きを生しやすい材料を含むスラリ状の
バインダI7を塗布し、この上にセラミックスラリをコ
ーチインクし、このバインダの焼き付きによる接合作用
によっで、化学的にセラミック耐熱層7と鋳物材料(鋳
鋼)との接合強度を高めるようにしてもよい。なお、模
型凹部底面に波目加工を施し、かつバインダを塗布する
ようにしてもよいのはもちろんである。
■工程# 8 、 # 9
穿孔等所定の後加工を施し、排気マニホールド1の完成
品を得る。
品を得る。
このようにして形成されたセラミック耐熱層7は熱衝撃
に強く、例えば1600℃の溶湯に接触しても割れるこ
とかない。したかっで、排気ガスからの熱負荷によって
セラミック耐熱層7か破損することはない。
に強く、例えば1600℃の溶湯に接触しても割れるこ
とかない。したかっで、排気ガスからの熱負荷によって
セラミック耐熱層7か破損することはない。
まに、セラミック耐熱層7の断熱性は非常に高く、例え
ばンリカ5iOyの熱伝導率は0.012cal/s−
に−cnてあり、ジルコニアZ r Otの熱伝導率は
0.008cal/s−に−cmである(これに対して
鋳鋼は0.07cal/sk−cm)。このため、高熱
負荷部分での排気マニホールI” 1本体部(鋳鋼)へ
の熱負荷を低減することかでき、排気マニホールドlの
熱疲労破壊を防止することかできる。
ばンリカ5iOyの熱伝導率は0.012cal/s−
に−cnてあり、ジルコニアZ r Otの熱伝導率は
0.008cal/s−に−cmである(これに対して
鋳鋼は0.07cal/sk−cm)。このため、高熱
負荷部分での排気マニホールI” 1本体部(鋳鋼)へ
の熱負荷を低減することかでき、排気マニホールドlの
熱疲労破壊を防止することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる製造方法で製造された、セラ
ミック耐熱層を有する排気マニホールドの縦断面説明図
である。 第2図は、消失模型の模型凹部回りの縦断面説明図であ
る。 第3図は、模型凹部の底面にバインダか塗布された消失
模型の縦断面説明図である。 第4図は、外周部にセラミックシェル層か形成された消
失模型の縦断面説明図である。 第5図は、セラミック耐熱層を有する排気マニホールド
の製造工程図である。 P、P’ ・消失模型、■ ・排気マニホールド、2
゜3 第1.第2排気通路、6 湾曲部(高温部)、7
・セラミック耐熱層、8・・セラミックシェル層、9
.9゛ マニホールド模型、10 方案部模型、13
・キャビティ、15.15’ 模型凹部、16−・製
品凹部、17 バインダ。
ミック耐熱層を有する排気マニホールドの縦断面説明図
である。 第2図は、消失模型の模型凹部回りの縦断面説明図であ
る。 第3図は、模型凹部の底面にバインダか塗布された消失
模型の縦断面説明図である。 第4図は、外周部にセラミックシェル層か形成された消
失模型の縦断面説明図である。 第5図は、セラミック耐熱層を有する排気マニホールド
の製造工程図である。 P、P’ ・消失模型、■ ・排気マニホールド、2
゜3 第1.第2排気通路、6 湾曲部(高温部)、7
・セラミック耐熱層、8・・セラミックシェル層、9
.9゛ マニホールド模型、10 方案部模型、13
・キャビティ、15.15’ 模型凹部、16−・製
品凹部、17 バインダ。
Claims (3)
- (1)消失模型の外周面にセラミックシェル層を形成し
、消失模型を消失させ、セラミックシェル層内の空間部
に溶湯を注湯して鋳物を鋳造し、この後鋳物からセラミ
ックシェル層を除去するようにした、鋳物の製造方法に
おいて、 鋳物の使用時に高い熱負荷がかかる部位に対応する部分
で、鋳物材料とセラミックシェル層との間の接合強度を
高め、鋳造後接合強度を高めた部分のセラミックシェル
層を鋳物に残留させることによってセラミック耐熱層を
形成する一方、接合強度を高めない部分のセラミックシ
ェル層を除去するようにしたことを特徴とする、耐熱層
を有する鋳物の製造方法。 - (2)請求項1に記載された、耐熱層を有する鋳物の製
造方法において、 鋳物材料とセラミックシェル層との間の接合強度の強化
が、接合強度を高めるべき部位に対応する部分で、消失
模型表面を粗面化することにより行なわれることを特徴
とする、耐熱層を有する鋳物の製造方法。 - (3)請求項1に記載された耐熱層を有する鋳物の製造
方法において、 鋳物材料とセラミックシェル層との間の接合強度の強化
が、接合強度を高めるべき部位に対応する部分で、セラ
ミックシェル層に鋳物材料との接合材を添加することに
よって行なわれることを特徴とする、耐熱層を有する鋳
物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32777490A JPH04197570A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 耐熱層を有する鋳物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32777490A JPH04197570A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 耐熱層を有する鋳物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04197570A true JPH04197570A (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=18202836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32777490A Pending JPH04197570A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 耐熱層を有する鋳物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04197570A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008126397A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Hitachi Metals Ltd | ステンレス鋼製排気系部品の製造方法 |
CN106077475A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-09 | 柳州金特新型耐磨材料股份有限公司 | 一种后桥壳体热处理工艺 |
CN106077513A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-09 | 柳州金特新型耐磨材料股份有限公司 | 一种前桥壳体热处理方法 |
CN106077511A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-09 | 柳州金特新型耐磨材料股份有限公司 | 一种后桥壳体热处理方法 |
CN106077514A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-09 | 柳州金特新型耐磨材料股份有限公司 | 一种前桥壳体热处理工艺 |
CN106077510A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-09 | 柳州金特新型耐磨材料股份有限公司 | 一种前桥壳体热处理工艺 |
CN106077512A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-09 | 柳州金特新型耐磨材料股份有限公司 | 一种前桥壳体热处理工艺 |
CN106216603A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-12-14 | 柳州金特新型耐磨材料股份有限公司 | 一种后桥壳体热处理工艺 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32777490A patent/JPH04197570A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008126397A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Hitachi Metals Ltd | ステンレス鋼製排気系部品の製造方法 |
CN106077475A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-09 | 柳州金特新型耐磨材料股份有限公司 | 一种后桥壳体热处理工艺 |
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