JPH04197413A - 車載用空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のリヤトレイに設置して空気中の塵埃を
補集する車載用空気清浄器に関する。

従来の技術 近年、乗車用には空気清浄器が広く使用されるようにな
ってきている。

従来、この種の車載用空気清浄器は第２図に示すような
構成が一般的であった。すなわち本体１の下部にファン
２と、これを駆動させるモータ３からなる送風手段１０
を水平に設けている。本体１の上部に設ける蓋体４は多
数のスリット状の吸気口５を有し、吸気口５の下には放
電電極６とこれに対峙したした対向電極７よりなる放電
器８を配置している。本体１内においてフィルター９は
放電器８の下に設けている 発明が解決しようとする課題 このような従来の車載用空気清浄器では対向電極７はフ
ィルター９に対して垂直にしているので、風がフィルタ
ー９の全域まで行き届くことな（、ことに電極の下部よ
りはがれた側方部に風が案内されず、フィルターが９の
有効面積を十分に使えないため風量が下がる。また集塵
効率が悪（寿命が短いなどの問題があった。

本発明は上記問題を解決するもので、フィルターの面積
有効に活用した車載用空気清浄器を提供することを目的
としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、車載用空気清浄器
の本体の下部設けた送風手段と、前記本体内に設けた集
塵用のフィルターおよびフィルターの上方に配置された
板状の対向電極と５．前記本体を覆い吸気口を有する蓋
体を備え、前記対向電極を前記フィルター面の垂線に対
し傾斜角をもつように設けた構成としたものである。

作用 上記した構成において、対向電極はフィルター面の垂線
に対し傾斜角をもたせているので風は対向電極に添って
流れ、汚れた空気は蓋体の吸気口からフィルターを通じ
て均一に吸入できることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図を参照しながら
説明する。

なお、本実施例において、前述の従来例に示したものと
同一構成部品には同じ符号を付し、その説明は省略する
。本実施例の特徴的構成は従来例で説明した対向電極部
の板の取付に傾斜角をもたせたことにある。すなわち、
水平に設けたフィルター９の上部に設けた対向電極１１
は、フィルター９の垂線１２に対して傾斜角（θ）をも
つように取り付けられている。

上記構成において動作を説明すると、塵埃を含んだ空気
は吸気口５から吸入され、放電電極６と対向電極１１間
において塵埃はプラスにイオン化され、フィルター９は
マイナスに帯電されているので電気的に吸着される。こ
のとき対向電極１１はフィルター９の垂線１２に対して
傾斜角（θ）をもっているので、空気は対向電極１１の
板面に沿って流れるので拡散されたフィルター９の広範
囲から吸入されるように作用し、均一に吸入できるとい
う効果がある。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば本体の下部に設けた送風手段と、前記本体内に設けた
集塵用のフィルターおよびその上方に位置する板状の対
向電極と、前記本体を覆い吸気口を有する蓋体を備え、
前記対向電極を前記フィルター面の、垂線に対し傾斜角
を有するように設けたことにより、前記対向電極がルー
バー作用をし、汚れた空気は蓋体の吸気口からフィルタ
ーを通して均一に吸入することができ、長期間使用して
もフィルターの目詰まりが少な（、寿命を長くすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の車載用空気清浄器の縦断面
図、第２図は従来例の車載用空気清浄器の縦断面図であ
る。 １・・・・・・本体、４・・・・・・蓋体、５・・・・
・・吸気口、９・・・・・・　フィルター、１０・・・
・・・送風手段、１１・・・・・・対向電極、１２・・
・・・・垂線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　本体と、この本体の下部に設けた送風手段と、前記本
   体内に設けた集塵用のフィルターおよび前記フィルター
   の上部に配置した板状の対向電極と、前記本体を覆い吸
   気口をする蓋体を備え、前記対向電極を前記フィルター
   面の垂線に対し傾斜角をもつように設けてある車載用空
   気清浄器。