JPH04197253A - 皮脂腺機能の測定方法と装置 - Google Patents
皮脂腺機能の測定方法と装置Info
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- JPH04197253A JPH04197253A JP32562690A JP32562690A JPH04197253A JP H04197253 A JPH04197253 A JP H04197253A JP 32562690 A JP32562690 A JP 32562690A JP 32562690 A JP32562690 A JP 32562690A JP H04197253 A JPH04197253 A JP H04197253A
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Landscapes
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、皮脂腺の機能の活性度を測定するための測定
方法と装置に関する。
方法と装置に関する。
皮脂腺は男性ホルモン依存性の器官であることから、皮
脂腺機能の測定は、薬剤の男性ホルモン作用や抗男性ホ
ルモン作用の評価、特に、脱毛防止剤の効果を評価する
手段として利用される。
脂腺機能の測定は、薬剤の男性ホルモン作用や抗男性ホ
ルモン作用の評価、特に、脱毛防止剤の効果を評価する
手段として利用される。
従来知られている皮脂腺機能の活性度の評価方法には、
次のようなものが挙げられる。
次のようなものが挙げられる。
■ 直接的な皮脂量の測定
■ 放射性同位元素C目を用いた皮脂腺の脂質合成能の
測定 ■ 皮脂腺のサイズの測定 〔発明が解決しようとする課題] これらはいずれも繁雑であり、その結果の判定も必ずし
も一定しないことが多い。
測定 ■ 皮脂腺のサイズの測定 〔発明が解決しようとする課題] これらはいずれも繁雑であり、その結果の判定も必ずし
も一定しないことが多い。
したがって本発明の目的は、比較的簡単な操作で正確な
測定値を得ることのできる皮脂腺機能の測定方法および
測定装置を提供することにある。
測定値を得ることのできる皮脂腺機能の測定方法および
測定装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段]
前述の目的を達成する本発明の皮脂腺機能の測定方法は
、皮脂腺を含む組織を、皮脂腺のみを選択的に染色する
染料で染色し、撮像装置を用いて該染色された組織の画
像を形成し、該形成された画像を所定の閾値で2値化し
て像領域および背景領域からなる2値画像を形成し、該
2値画像内の像領域の輪郭を抽出し、該抽出された輪郭
と2値化前の画像を重畳して重畳画像を形成し、該重畳
画像に基づき、1つの像領域が複数の皮脂腺に相当する
と判断されるとき該像領域を複数の像領域に分割し、該
重畳画像に基づき、複数の像領域が1つの皮脂腺に相当
すると判断されるとき該複数の像領域を相互に連結して
1つの像領域に融合し、各像領域の面積を測定して皮脂
腺機能の活性度の指標とすることを特徴とするものであ
る。
、皮脂腺を含む組織を、皮脂腺のみを選択的に染色する
染料で染色し、撮像装置を用いて該染色された組織の画
像を形成し、該形成された画像を所定の閾値で2値化し
て像領域および背景領域からなる2値画像を形成し、該
2値画像内の像領域の輪郭を抽出し、該抽出された輪郭
と2値化前の画像を重畳して重畳画像を形成し、該重畳
画像に基づき、1つの像領域が複数の皮脂腺に相当する
と判断されるとき該像領域を複数の像領域に分割し、該
重畳画像に基づき、複数の像領域が1つの皮脂腺に相当
すると判断されるとき該複数の像領域を相互に連結して
1つの像領域に融合し、各像領域の面積を測定して皮脂
腺機能の活性度の指標とすることを特徴とするものであ
る。
第1図は本発明の皮脂腺機能測定装置の原理構成を表わ
す図である。図において、本発明の皮脂腺機能の測定装
置は、皮脂腺のみを選択的に染色する染料で染色された
、皮脂腺を含む組織の画像を形成する撮像手段100と
、該撮像手段100が形成した画像を所定の閾値で2値
化して像領域および背景領域からなる2値画像を形成す
る2値化手段120と、該2値画像内の像領域の輪郭を
抽出する輪郭抽出手段140と、該輪郭と該撮像手段1
00が形成した画像とを重畳して重畳画像を形成する重
畳画像形成手段160と、該重畳画像に基づき、該2値
画像に対して該像領域の分割および融合を含む修正を行
なう2値画像修正手段180と、該2値画像修正手段1
80による修正後の各像領域内の面積を測定して皮脂腺
機能の活性度の指標とする面積測定手段200とを具備
することを特徴とするものである。
す図である。図において、本発明の皮脂腺機能の測定装
置は、皮脂腺のみを選択的に染色する染料で染色された
、皮脂腺を含む組織の画像を形成する撮像手段100と
、該撮像手段100が形成した画像を所定の閾値で2値
化して像領域および背景領域からなる2値画像を形成す
る2値化手段120と、該2値画像内の像領域の輪郭を
抽出する輪郭抽出手段140と、該輪郭と該撮像手段1
00が形成した画像とを重畳して重畳画像を形成する重
畳画像形成手段160と、該重畳画像に基づき、該2値
画像に対して該像領域の分割および融合を含む修正を行
なう2値画像修正手段180と、該2値画像修正手段1
80による修正後の各像領域内の面積を測定して皮脂腺
機能の活性度の指標とする面積測定手段200とを具備
することを特徴とするものである。
一般に、いかに適切に閾値を設定しても、皮脂腺の1つ
1つに対応する被染色部の2値画像を分離した形で形成
することは容易ではない。しかし本発明により、被染色
部の輪郭と原画像との重畳画像を形成することによって
、分割・融合の判断が容易となり、迅速に正確な面積を
測定することが可能となり、皮脂腺の機能を評価する指
標が迅速かつ再現性良く得られる。
1つに対応する被染色部の2値画像を分離した形で形成
することは容易ではない。しかし本発明により、被染色
部の輪郭と原画像との重畳画像を形成することによって
、分割・融合の判断が容易となり、迅速に正確な面積を
測定することが可能となり、皮脂腺の機能を評価する指
標が迅速かつ再現性良く得られる。
[実施例]
第2図は皮脂腺機能(面積)測定のための試料の調整方
法を説明するための図である。第2図を参照して試料の
調整過程を説明する。
法を説明するための図である。第2図を参照して試料の
調整過程を説明する。
8週齢の雄性ハムスターを1群5〜10匹とし、300
塀のサイプロチロンアセテート(Cyproteron
eacetate、 CA)をそれぞれ20〜40#の
アセトンに?8解し、ハムスターの耳介に塗布した。ま
た、もう一方の耳介には20〜40p!のアセトンのみ
を塗布しコントロールとした。これらの薬剤は1日1回
、土日を除く連日塗布した((a)欄)。塗布後に薬剤
塗布部位及びアセトン塗布部位で皮脂腺の分布が均一な
耳介のほぼ中央部を直径6(財)のパンチにて実体顕微
鏡の下で生検した((b)欄)。
塀のサイプロチロンアセテート(Cyproteron
eacetate、 CA)をそれぞれ20〜40#の
アセトンに?8解し、ハムスターの耳介に塗布した。ま
た、もう一方の耳介には20〜40p!のアセトンのみ
を塗布しコントロールとした。これらの薬剤は1日1回
、土日を除く連日塗布した((a)欄)。塗布後に薬剤
塗布部位及びアセトン塗布部位で皮脂腺の分布が均一な
耳介のほぼ中央部を直径6(財)のパンチにて実体顕微
鏡の下で生検した((b)欄)。
この生検耳介組織を37°CのlN−NaBr中で2時
間浸漬しく(C)a)、表皮と軟骨を除去した。得られ
た耳介組織片に皮脂腺が残留するのでこれをズダンII
I(1〜2%Zdanll[in 75%EtOH)で
1時間かけて染色した((d)欄)。染色後、グリセリ
ンで封入し、皮脂腺の面積を測定した。
間浸漬しく(C)a)、表皮と軟骨を除去した。得られ
た耳介組織片に皮脂腺が残留するのでこれをズダンII
I(1〜2%Zdanll[in 75%EtOH)で
1時間かけて染色した((d)欄)。染色後、グリセリ
ンで封入し、皮脂腺の面積を測定した。
第3図はこの試料を対象として皮脂腺の面積を測定する
ための装置の構成を表わす図である。第3図において、
顕微鏡10は、脚12と、脚12から上方に延びるアー
ム14と、アーム14の中間に上下動自在に取付けたX
−Yステージ16と、顕微鏡の焦点を合わせるようにX
−Yステージ16を上下動するための調節ハンドル(粗
動および微動ハンドル)17と、アーム14の頂部に取
付けた鏡筒18と、撮影装置取付部23と、から構成さ
れている。撮影装置取付部23には、テレビジョンカメ
ラ26が配置されており、顕微鏡の像を電気信号に変換
して画像処理装置28に伝達する。
ための装置の構成を表わす図である。第3図において、
顕微鏡10は、脚12と、脚12から上方に延びるアー
ム14と、アーム14の中間に上下動自在に取付けたX
−Yステージ16と、顕微鏡の焦点を合わせるようにX
−Yステージ16を上下動するための調節ハンドル(粗
動および微動ハンドル)17と、アーム14の頂部に取
付けた鏡筒18と、撮影装置取付部23と、から構成さ
れている。撮影装置取付部23には、テレビジョンカメ
ラ26が配置されており、顕微鏡の像を電気信号に変換
して画像処理装置28に伝達する。
画像処理装置28は、CPU、 ROM、 RAM 、
入出力インターフェースを有するコンピュータから成る
ものであり、テレビジョンカメラ26からの電気信号を
画像処理し、かつ演算処理するように構成されている。
入出力インターフェースを有するコンピュータから成る
ものであり、テレビジョンカメラ26からの電気信号を
画像処理し、かつ演算処理するように構成されている。
また、画像処理装置28には、入出力インターフェース
を介して、固定ディスク30、フロンピーディスク32
、プリンタ34、キーボード36、デイスプレィユニシ
ト38等が接続されており、固定ディスク30、フロッ
ピーディスク32は本発明の測定装置を制御するプログ
ラムを格納しており、プリンタ34は測定データを印字
し、キーボード36は測定装置の操作を行うためのデー
タを入力するためのものであり、デイスプレィユニット
38は画像を表示するためのものである。
を介して、固定ディスク30、フロンピーディスク32
、プリンタ34、キーボード36、デイスプレィユニシ
ト38等が接続されており、固定ディスク30、フロッ
ピーディスク32は本発明の測定装置を制御するプログ
ラムを格納しており、プリンタ34は測定データを印字
し、キーボード36は測定装置の操作を行うためのデー
タを入力するためのものであり、デイスプレィユニット
38は画像を表示するためのものである。
第4図は第3図の画像処理装置28における処理を表わ
すフローチャートであり、第5図はその各処理段階を説
明するための図である。第5図中(a)〜(i)欄はそ
れぞれ第4図中ステンブa〜lの処理の後の画面の状態
を表わしている。
すフローチャートであり、第5図はその各処理段階を説
明するための図である。第5図中(a)〜(i)欄はそ
れぞれ第4図中ステンブa〜lの処理の後の画面の状態
を表わしている。
まずテレビジョンカメラ26からの拡大された皮脂腺の
画像が取り込まれ(ステップa)、2値化されて255
またはOの値をとる画素からなる2値画像が形成される
(ステップb)。なお、この2値化処理のための閾値は
、周知の如く、画像を構成する各画素の輝度のヒストグ
ラムをとることにより決定される。次に、2個画像上で
値Oをとる画素が集まった領域(第5図中濃いハンチン
グを施された領域)の中で所定面積以下の領域の画素の
値を255に置き換えることにより、背景中のノイスが
除去され(ステップC)た後、画面の枠に重なる領域が
除去される(ステップd)。次に3×3のマトリクス状
に配列され画素を単位として1画素ずつ順次スキャンし
、例えば第6図に示すような(29=512)通りの置
き換えを行なうことによって輪郭を平滑化しくステップ
e)、同様な置き換えにより輪郭のみが抽出される(ス
テップf)。この輪郭(第5図(f)欄)と原画像(第
5図(a)a)とを重ね合わせて表示すれば(ステップ
g)、輪郭の各々によって囲まれる領域が1個の皮脂腺
に対応するのか、2個以上の皮脂腺が融合したものに対
応するので分割が必要であるのか、あるいは2個以上の
輪郭で囲まれた領域を融合すべきであるのかが判明する
。なおこの時、得られた輪郭が原画像のものと大きく異
なるときは(ステ、ブn)、2値化の閾値を変更して(
ステップO)、再度2値化の処理(ステップb)へ合流
する。分割が必要な個所があれば(ステップJ)、その
個所に線分X(第5図中(h)欄)を設定してその線分
上の2値画像の画素の値を255に置換することで両者
を分割しくステップh)、融合が必要な個所があれば(
ステップk)、その個所に線分Y(第5図(i)欄)を
設定してその線分上の2値画像の画素の値を0に置換し
て両者を連結する(ステップl)。これらの処理が必要
ないかまたは終了したら(ステップり、2個画像中の黒
色の領域の面積を算出しくステップm)、皮脂腺の面積
とする。
画像が取り込まれ(ステップa)、2値化されて255
またはOの値をとる画素からなる2値画像が形成される
(ステップb)。なお、この2値化処理のための閾値は
、周知の如く、画像を構成する各画素の輝度のヒストグ
ラムをとることにより決定される。次に、2個画像上で
値Oをとる画素が集まった領域(第5図中濃いハンチン
グを施された領域)の中で所定面積以下の領域の画素の
値を255に置き換えることにより、背景中のノイスが
除去され(ステップC)た後、画面の枠に重なる領域が
除去される(ステップd)。次に3×3のマトリクス状
に配列され画素を単位として1画素ずつ順次スキャンし
、例えば第6図に示すような(29=512)通りの置
き換えを行なうことによって輪郭を平滑化しくステップ
e)、同様な置き換えにより輪郭のみが抽出される(ス
テップf)。この輪郭(第5図(f)欄)と原画像(第
5図(a)a)とを重ね合わせて表示すれば(ステップ
g)、輪郭の各々によって囲まれる領域が1個の皮脂腺
に対応するのか、2個以上の皮脂腺が融合したものに対
応するので分割が必要であるのか、あるいは2個以上の
輪郭で囲まれた領域を融合すべきであるのかが判明する
。なおこの時、得られた輪郭が原画像のものと大きく異
なるときは(ステ、ブn)、2値化の閾値を変更して(
ステップO)、再度2値化の処理(ステップb)へ合流
する。分割が必要な個所があれば(ステップJ)、その
個所に線分X(第5図中(h)欄)を設定してその線分
上の2値画像の画素の値を255に置換することで両者
を分割しくステップh)、融合が必要な個所があれば(
ステップk)、その個所に線分Y(第5図(i)欄)を
設定してその線分上の2値画像の画素の値を0に置換し
て両者を連結する(ステップl)。これらの処理が必要
ないかまたは終了したら(ステップり、2個画像中の黒
色の領域の面積を算出しくステップm)、皮脂腺の面積
とする。
第7図は以上説明した測定方法および測定装置によって
皮脂腺の面積を測定し、サイブロテロンアセテ−1−(
CA)の抗男性ホルモン作用を評価した結果を表わす図
である。白丸はアセトンのみを塗布した場合の結果であ
り、黒丸はCAをアセトンに溶解したものを塗布した場
合の結果である。
皮脂腺の面積を測定し、サイブロテロンアセテ−1−(
CA)の抗男性ホルモン作用を評価した結果を表わす図
である。白丸はアセトンのみを塗布した場合の結果であ
り、黒丸はCAをアセトンに溶解したものを塗布した場
合の結果である。
また、比較のために従来の放射同位元素CI4による脂
質合成能の測定結果も示されている。図に明らかなよう
に、本発明の方法および装置によれば、従来の脂質合成
能の測定と同様に、CAの抗男性ホルモン効果が有意で
あることが示され、有意である確率はいずれの方法にお
いても共に0.99以上であった。
質合成能の測定結果も示されている。図に明らかなよう
に、本発明の方法および装置によれば、従来の脂質合成
能の測定と同様に、CAの抗男性ホルモン効果が有意で
あることが示され、有意である確率はいずれの方法にお
いても共に0.99以上であった。
(発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、簡単な操作で皮脂腺
の面積を再現性良く測定することができ、抗男性ホルモ
ン作用の評価、特に脱毛防止剤の効果の評価に有用であ
る。
の面積を再現性良く測定することができ、抗男性ホルモ
ン作用の評価、特に脱毛防止剤の効果の評価に有用であ
る。
第1図は本発明の原理構成を表わす図、第2図は本発明
に用いる測定用サンプルの調整方法を説明するための図
、 第3図は本発明の測定装置の一実施例を表わす図、 第4図は本発明の測定方法の一実施例を表わすフローチ
ャート、 第5図は本発明の測定方法を説明するための図、第6図
は輪郭のスムージング処理を説明するだめの図、 第7図は本発明による測定結果を表わす図。 図において、 10・・・顕微鏡、 24・・・サンプル、
26・・・テレビジョンカメラ、28・・・画像処理装
置。 ↓ (C) ヒ==ゴlN−NaBr ↓ (d) ヒ==ゴZudanI[I測定サンプルの
調整過程 第2図 6. 区μ)
に用いる測定用サンプルの調整方法を説明するための図
、 第3図は本発明の測定装置の一実施例を表わす図、 第4図は本発明の測定方法の一実施例を表わすフローチ
ャート、 第5図は本発明の測定方法を説明するための図、第6図
は輪郭のスムージング処理を説明するだめの図、 第7図は本発明による測定結果を表わす図。 図において、 10・・・顕微鏡、 24・・・サンプル、
26・・・テレビジョンカメラ、28・・・画像処理装
置。 ↓ (C) ヒ==ゴlN−NaBr ↓ (d) ヒ==ゴZudanI[I測定サンプルの
調整過程 第2図 6. 区μ)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、皮脂腺を含む組織を、皮脂腺のみを選択的に染色す
る染料で染色し、 撮像装置を用いて該染色された組織の画像を形成し、 該形成された画像を所定の閾値で2値化して像領域およ
び背景領域からなる2値画像を形成し、該2値画像内の
像領域の輪郭を抽出し、 該抽出された輪郭と2値化前の画像を重畳して重畳画像
を形成し、 該重畳画像に基づき、1つの像領域が複数の皮脂腺に相
当すると判断されるとき該像領域を複数の像領域に分割
し、 該重畳画像に基づき、複数の像領域が1つの皮脂腺に相
当すると判断されるとき該複数の像領域を相互に連結し
て1つの像領域に融合し、 各像領域の面積を測定して皮脂腺機能の活性度の指標と
することを特徴とする皮脂腺機能の測定方法。 2、皮脂腺のみを選択的に染色する染料で染色された、
皮脂腺を含む組織の画像を形成する撮像手段(100)
と、 該撮像手段(100)が形成した画像を所定の閾値で2
値化して像領域および背景領域からなる2値画像を形成
する2値化手段(120)と、 該2値画像内の像領域の輪郭を抽出する輪郭抽出手段(
140)と、 該輪郭と該撮像手段(100)が形成した画像とを重畳
して重畳画像を形成する重畳画像形成手段(160)と
、 該重畳画像に基づき、該2値画像に対して該像領域の分
割および融合を含む修正を行なう2値画像修正手段(1
80)と、 該2値画像修正手段(180)による修正後の各像領域
内の面積を測定して皮脂腺機能の活性度の指標とする面
積測定手段(200)とを具備することを特徴とする皮
脂腺機能の測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32562690A JPH04197253A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 皮脂腺機能の測定方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32562690A JPH04197253A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 皮脂腺機能の測定方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04197253A true JPH04197253A (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=18178960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32562690A Pending JPH04197253A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 皮脂腺機能の測定方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04197253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9530204B2 (en) | 2010-11-19 | 2016-12-27 | Olympus Corporation | Method of preparing biological specimen |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP32562690A patent/JPH04197253A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9530204B2 (en) | 2010-11-19 | 2016-12-27 | Olympus Corporation | Method of preparing biological specimen |
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