JPH0419712Y2 - - Google Patents

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JPH0419712Y2
JPH0419712Y2 JP1116985U JP1116985U JPH0419712Y2 JP H0419712 Y2 JPH0419712 Y2 JP H0419712Y2 JP 1116985 U JP1116985 U JP 1116985U JP 1116985 U JP1116985 U JP 1116985U JP H0419712 Y2 JPH0419712 Y2 JP H0419712Y2
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JP
Japan
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tube
funnel
length
cathode ray
tube axis
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JP1116985U
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はカラーブラウン管に係り、特に管軸を
地磁気の水平分力の方向と傾けて使用するカラー
ブラウン管のミスランデイングの改善に関するも
のである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般的なカラーブラウン管を第4図及び第5図
により説明する。
一般にカラーブラウン管は内面に螢光体スクリ
ーン1が被着形成されたパネル2、漏斗状のフア
ンネル3及びネツク4からなる外囲器と、パネル
2内に設けられたシヤドウマスク5と、シヤドウ
マスク5を保持するフレーム6と、このフレーム
6のシヤドウマスク5とは反対側にフアンネル3
の内面に沿つて上側部72の管軸Z方向の長さl2
=下側部71の管軸方向の長さl2の関係をもつ様
にフアンネル3の内側に配設されたインナーシー
ルド7と、ネツク4内に装着された電子銃8とを
主構成としている。ここでインナーシールド7は
地磁気の影響を小さくするために設けられたもの
であり、例えば第5図に示すように上側部72
下側部71とは同一長さであり、側壁部73,74
の中央部がV字状にカツトされた形状となつてい
る。
この様なカラーブラウン管として、18吋、90°
偏向管を使用し、このカラーブラウン管を管軸と
地磁気の水平分力BHの方向が一致するようにセ
ツトし、管軸から下側方向に角度θ135°となる
ような電子ビーム91と、同じく管軸から上側方向
に角度θ235°となるような電子ビーム92との間
で螢光体スクリーン1を走査させると、第6図に
示す様に螢光体スクリーン1に射突する電子ビー
ムのスポツトは時計回り方向に矢印で示す様に一
定した移動をし、その移動量が垂直軸Y上の中心
で0μm、上部と下部とで20μmとなる。しかしこ
の移動は補正が容易であり、螢光体スクリーン1
上にはミスランデイングによる色ずれなどが発生
しないようにすることができる。
然るに最近上述したカラーブラウン管は用途の
多様化により、パソコンのデイスプレイ等のカラ
ーブラウン管やゲーム用のカラーブラウン管など
では管軸を地磁気の水平分力の方向に対して傾斜
させて使用するものがある。この例を第7図及び
第8図により説明する。
第7図は管軸Zをネツク側が下になるように水
平軸Xに対して約35°傾けた場合を示す。図にお
いて第4図と同一部は同一符号で示し、特に説明
しない。
この様に管軸を傾けると、水平軸と下側方向の
電子ビーム91と角度θ3と上側方向の電子ビーム
2との角度θ4とは0°θ≪θ470°の関係とな
り、上側方向の電子ビーム92が地気磁の水平分
力BHによる影響をより大きく受ける様になる。
その結果、螢光体スクリーン1に射突する電子ビ
ームのスポツトは第8図に示す様に垂直軸Y上の
中心で10μm、下部で0μm、上部で40μmとなり、
第6図に示した値の2倍程度となる。そのため補
正が困難となり、ミスランデイングによる色ずれ
が発生する。
〔考案の目的〕
本考案は上述した問題点に鑑みてなされたもの
であり、管軸をネツク側が上または下になる様に
傾けてもミスランデイングによる色ずれを発生す
ることがないカラーブラウン管を提供することを
目的としている。
〔考案の概要〕
即ち、本考案は外囲器のフアンネルの内側にイ
ンナーシールドが配設され、管軸をネツク側が上
または下になる様に傾けて使用するカラーブラウ
ン管において、インナーシールドの上側部のフア
ンネルに沿つた管軸方向の長さと下側部のフアン
ネルに沿つた管軸方向の長さとを異ならしめたこ
とを特徴とするカラーブラウン管であり、管軸を
ネツク側が下になる様に傾けて使用する時、上側
部のフアンネルに沿つた管軸方向の長さが下側部
のフアンネルに沿つた管軸方向の長さに比べて長
いインナーシールドとしたこと、及び管軸をネツ
ク側が上になる様に傾けて使用する時、上側部の
フアンネルに沿つた管軸方向の長さが下側部のフ
アンネルに沿つた管軸方向の長さに比べて短いイ
ンナーシールドとしたことを実施態様としてい
る。
〔考案の実施例〕
次に、本考案のカラーブラウン管の一実施例を
第1図乃至第3図により説明する。
内面に螢光体スクリーン11が被着形成された
パネル12、漏斗状のフアンネル13及びネツク
14からなる外囲器と、パネル12内に設けられ
たシヤドウマスク15と、このシヤドウマスク1
5を保持するフレーム16と、このフレーム16
のシヤドウマスク15とは反対側にフアンネル1
3の内面に沿つて上側部172の管軸Z方向の長
さl6>下側部171の管軸方向の長さl5の関係をも
つ様にフアンネル13の内側に配設されたインナ
ーシールド17と、ネツク14内に装着された電
子銃18とを主構成している。ここでインナーシ
ールド17は地磁気の影響を小さくするために設
けられたものである。なお、このインナーシルド
17の管軸方向の上側部172の長さl6と下側部
171の管軸方向の長さl5とは管軸をネツク14
側が水平軸X即ち地磁気の水平分力BHの方向に
対して傾斜させる角度θ5によつて異なる。なおま
たこのインナーシールド17の側壁部173,1
4は中央部をV字状にカツトした形状になつて
いる。
この様なカラーブラウン管として、18吋、90°
偏向管を使用し、水平軸即ち地磁気の水平分力の
方向に対して管軸をネツク14が下になるように
約35°傾け、インナーシールド17の上側部172
の管軸方向の長さl6と下側部171の管軸方向長
さl5をそれぞれ適当な長さにすることにより、上
側の電子ビーム192の移動量を小さくすると同
時に、下側の電子ビーム191の移動量を大きく
することができ、第3図に示す様に螢光体スクリ
ーン11の垂直軸Y上のスポツトの移動量を上部
で20μm、中心と下部とで0μmとすることができ
た。この移動量は補正が容易であるため、実質的
に螢光体スクリーン11にミスランデイングによ
る色ずれが発生しないものとすることができた。
前述した実施例では管軸をネツク14側が上に
なる場合について説明したが、ネツク14側が上
になる場合は上側部172の管軸方向長さl6と、
下側部171の管軸方向の長さl5との関係を逆に
すればよい。またインナーシールド17の形状も
第2図のものに限定されるものではない。
更に、垂直軸Yを水平軸方向としてカラーブラ
ウン管を縦長で使用する場合も、略同様の考えで
インナーシールドの上側部の管軸方向の長さと下
側部の管軸方向の長さを前記実施例と同様にする
ことにより、ミスランデイングの発生を防止し得
ることも勿論である。
〔考案の効果〕 上述のように、本考案によれば、管軸を水平軸
に対して傾けて使用する時にも、電子ビームのミ
スランデイングを少なくし、品位良好なカラー画
像を得ることが可能なカラーブラウン管を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案のカラーブラウン管
の一実施例を説明するための図であり、第1図は
カラーブラウン管の断面図、第2図はインナーシ
ールドの斜視図、第3図は螢光体スクリーン上の
電子ビームのスポツトの移動を示す平面図、第4
図乃至第6図は管軸と水平軸を一致させた通常の
場合のカラーブラウン管の説明図であり、第4図
はカラーブラウン管の断面図、第5図はインナー
シールドの斜視図、第6図は螢光体スクリーン上
の電子ビームのスポツトの移動を示す平面図、第
7図及び第8図は第4図のカラーブラウン管の管
軸をネツク側が下になるようにした状態を示す図
であり、第7図はカラーブラウン管の断面図、第
8図は螢光体スクリーン上の電子ビームのスポツ
トの移動を示す平面図である。 1,11……螢光体スクリーン、2,12……
パネル、3,13……フアンネル、4……ネツ
ク、7,17……インナーシールド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外囲器のフアンネルの内側にインナーシール
    ドが配設され、管軸をネツク側が上または下に
    なる様に傾けて使用するカラーブラウン管にお
    いて、インナーシールドの上側部のフアンネル
    に沿つた管軸方向の長さと下側部のフアンネル
    に沿つた管軸方向の長さとを異ならしめたこと
    を特徴とするカラーブラウン管。 (2) 管軸をネツク側が下になる様に傾けて使用す
    る時、上側部のフアンネルに沿つた管軸方向の
    長さが下側部のフアンネルに沿つた管軸方向の
    長さに比べて長いインナーシールドとしたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のカラーブラウン管。 (3) 管軸をネツク側が上になる様に傾けて使用す
    る時、上側部のフアンネルに沿つた管軸方向の
    長さが下側部のフアンネルに沿つた管軸方向の
    長さに比べて短いインナーシールドとしたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のカラーブラウン管。
JP1116985U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0419712Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1116985U JPH0419712Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JP1116985U JPH0419712Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JPS61129256U JPS61129256U (ja) 1986-08-13
JPH0419712Y2 true JPH0419712Y2 (ja) 1992-05-06

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JP1116985U Expired JPH0419712Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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