JPH0419600Y2 - - Google Patents

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JPH0419600Y2
JPH0419600Y2 JP5341587U JP5341587U JPH0419600Y2 JP H0419600 Y2 JPH0419600 Y2 JP H0419600Y2 JP 5341587 U JP5341587 U JP 5341587U JP 5341587 U JP5341587 U JP 5341587U JP H0419600 Y2 JPH0419600 Y2 JP H0419600Y2
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circuit
buzzer sound
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audio signal
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は車載用の音響機器等へ使用するブザ
ー音発生回路に関するものである。
(ロ) 従来技術 車載用音響機器の例えば、パワーアンプ,プリ
アンプあるいは、テーププレーヤ等における動作
異常等を警告するブザー音発生回路としては、こ
の考案の出願人が先に提案した第3図の回路図で
示すように構成したものがある。
この第3図に示すブザー音発生回路は、次のよ
うに構成されている。8はカセツトプレーヤ、
CDプレーヤあるいは、ラジオ放送受信機等の音
声信号源で、その出力側は2経路に分配されてい
る。すなわち、その出力信号の一方は、後述する
パワーアンプ3の入力を選択する切換えスイツチ
5を経て音響機器のアースを分離するためのアイ
ソレーシヨンアンプ12へ入力し、さらにパワー
アンプ3へと供給される。
また、もう一方の出力信号は、プリアンプ4で
増幅を行い、プリアウト端子9に供給される。こ
のプリアウト端子9へ、例えば、グラフイツク・
イコライザあるいは、ネツトワーク等の外部機器
13が接続される。
この外部機器13を経た音声信号は、パワーア
ンプ入力端子10に印加され、切換えスイツチ5
を経てアイソレーシヨンアンプ12へ入力し、さ
らにパワーアンプ3へと供給される。
したがつて、切換えスイツチ5を切り換えて接
点A側に選択した時は、音声信号源8の出力を直
接パワーアンプ3へ供給することができ、また、
接点B側に選択した時は、外部機器13を経た音
声信号源8の出力をパワーアンプ3へ供給するこ
とができる。
さらに、上記のようにしてパワーアンプ3へ選
択的に供給される音声信号に対して、ブザー音信
号は次のようにして、それぞれ合成されている。
ブザー音信号源1の出力は、上述した音声信号
源8の出力と同様に、その出力側が2経路に分配
されている。すなわち、そのブザー音信号源1の
一方の出力は、ブザー音合成回路2の線路2Aを
経てプリアンプ4の出力信号(プリアンプされた
音声信号)に合成されている。
また、もう一方のブザー音信号源1の出力は、
ブザー音合成回路2の線路2Bを経てパワーアン
プ3の入力信号(アイソレーシヨンアンプ12か
ら出力された音声信号)に合成されている。
上記のように構成することによつて、切換えス
イツチ5を切り換えて、接点A側を選択した時
は、スピーカ11の再生音として、音声信号にブ
ザー音信号が合成されたものを聴取することがで
きる。また、プリアウト端子9とパワーアンプ入
力端子10との間に、外部機器13を接続し、切
換えスイツチ5を切り換えて、接点B側に選択し
た時は、スピーカ11の再生音として、イコライ
ジングされた音声信号にブザー音が合成されたも
のを聴取することができる。
さらに、プリアウト端子9に、例えば、スピー
カを接続した他のパワーアンプを外部機器13と
して接続した場合(この時、パワーアンプ入力端
子10はオープン状態になる。)は、ブザー音合
成回路2の線路2A経てプリアンプ4の出力にブ
ザー音信号が合成されているため、外部機器13
と接続した他のスピーカから聴取することもでき
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した第3図に示すブザー音発生回
路においては、アイソレーシヨンアンプ12に逆
相アンプを用いた場合、次のような問題点が発生
する。
すなわち、外部機器13をプリアウト端子9と
パワー入力端子10との間に接続し、パワーアン
プ3の入力として切換えスイツチ5の接点B側を
選択した場合、プリアンプ4の出力信号と合成さ
れるブザー音信号が、外部機器13を経て切換え
スイツチ5を通り、アイソレーシヨンアンプ12
へ入力され、逆相となつたブザー音信号が出力さ
れる。一方、ブザー音合成回路2の線路2Bを経
てパワーアンプ3の入力側へ合成されるもう一方
のブザー音信号の位相は正相であり、ブザー音信
号源1から出力されたままの状態でパワーアンプ
3の入力側に供給するため、このブザー音信号
と、上記アイソレーシヨンアンプ12の逆相ブザ
ー音信号によつて御互いがキヤンセルし合うた
め、スピーカ11から聴取できなくなる欠点があ
る。
また、アイソレーシヨンアンプ12が同相アン
プの場合は、さらに次のように問題点が発生がす
る。
上述した場合と同様に、外部機器13をプリア
ウト端子9とパワーアンプ入力端子10との間に
接続し、パワーアンプ3の入力として、切換えス
イツチ5の接点B側を選択した場合、プリアウト
4の出力信号に合成されるブザー音信号が、外部
機器13を経て切換えスイツチ5を通りアイソレ
ーシヨンアンプ12へ入力し、パワーアンプ3へ
出力される。また、このパワーアンプ3へのブザ
ー音信号の入力と同時に、ブザー音合成回路2の
経路2Bを経てパワーアンプ3の入力側へ同相の
ブザー音信号が供給される。
したがつて、切換えスイツチ5の接点B側を選
択した場合に、パワーアンプ3へ供給されるブザ
ー音信号の入力レベルは、2つの線路2A,2B
を経由したブザー音信号どうしによつて、2倍へ
加算されたものとなる。
一方、切換えスイツチ5の接点A側を選択した
場合、パワーアンプ3に供給されるブザー音信号
は、ブザー音合成回路2の線路2Bを経て入力さ
れるもののみとなり、上述した切換えスイツチ5
の接点B側を選択した場合とでは、ブザー音信号
の再生レベルが異なるという欠点があつた。
この考案は上記した点に鑑みてなされたもので
ありその目的とするところは、従来例の欠点を解
消したブザー音発生回路を提供することにある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案に係るブザー音発生回路は、オーデイ
オ信号源から供給されたオーデイオ信号をプリア
ンプして出力するプリアンプ回路と、 オーデイオ信号源から直接供給されたオーデイ
オ信号または、前記プリアンプ回路の出力を外部
機器に入力して得たオーデイオ信号のいずれかを
選択するスイツチ回路と、 このスイツチ回路で選択されたオーデイオ信号
を入力し、各構成音響機器のアースを分離させる
ためのアイソレーシヨンアンプ回路と、 このアイソレーシヨンアンプ回路の出力を増巾
するパワーアンプ回路と、 このパワーアンプ回路の入力であるオーデイオ
信号および、プリアンプ回路より出力されるオー
デイオ信号にそれぞれブザー音信号源のブザー音
信号を合成するための信号合成回路とを備えたブ
ザー音発生回路において、 パワーアンプ回路の入力に接続された信号合成
回路と、ブザー音信号源との線路中にブザー音禁
止回路を設けたものである。
(ホ) 作用 第1図において、電源7の供給をブザー音禁止
回路6に行なわない場合、このブザー音禁止回路
6はオフ状態となり、ブザー音信号が線路2Bを
通つてパワーアンプ3の入力に供給される。
次に、電源7の供給をブザー音禁止回路6に行
つた場合は、上記と逆で、ブザー音禁止回路6
が、オン状態となりブザー音信号の供給を禁止さ
せたことによつて、ブザー音信号の経路は線路2
Aからプリアウト端子9とパワーアンプ端子10
間に接続されたグラフイツク・イコライザまた
は、ネツトワーク等からなる外部機器13を経由
してパワーアンプ3の入力に供給される。
したがつて、ブザー音信号源1の信号経路が1
線路のためブザー音信号の再生レベルは、いずれ
の接点A,Bを選択しても変動がなくなる。
(ヘ) 実施例 この考案に係るブザー音発生回路の実施例を第
1図および、第2図に基づいて説明する。
第1図は全体の回路図、第2図はブザー音禁止
回路を示す回路図である。
まず、回路構造から説明する。なお、第3図に
基づき上述した、この考案の出願人が先に提案し
たものと同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
8はカセツトプレーヤ、CDプレーヤあるいは、
ラジオ放送受信機等の音声信号源であり、その出
力は2経路に分配されている。すなわち、その出
力信号の一方は、後述するパワーアンプ3の入力
を選択する切換えスイツチ5Aを経て音響機器間
のアースを分離するためのアイソレーシヨンアン
プ12を通つてパワーアンプ3に供給される。
また、もう一方の出力は、プリアンプ4で増巾
され、プリアウト端子9には、例えば、グラフイ
ツク・イコライザ、ネツトワーク等の外部機器1
3が接続される。
この外部機器13を経た音声信号は、パワーア
ンプ入力端子10に印加され、切換えスイツチ5
Aを経てアイソレーシヨンアンプ12からパワー
アンプ3へと供給される。
さらに、ブザー音信号源1の出力は、上述した
音声信号源8の出力と同様に、その出力側が2経
路に分配されている。
また、このブザー音信号源1からの線路2B中
にブザー音の発生を禁止するブザー音禁止回路6
が設けられている。
このブザー音禁止回路6は、第2図に示すよう
な、シヤントミユート回路で構成され、ブザー音
信号は、カツプリングコンデンサC2とを経て線
路2Bからパワーアンプ3の入力に接続されてい
る。
このブザー音禁止回路6を構成するトランジス
タQ1は、ベース側に切換えスイツチ5Bが接続
されている。この切換えスイツチ5Bを接点A側
に切換えた場合は、トランジスタQ1のベース側
を接地してオフ状態となり、ブザー音信号はパワ
ーアンプ3の入力側へ供給されるように構成され
ている。
また、切換スイツチ5Bを接点B側に切換えた
場合は、トランジスタQ1のベース側に電源7を
接続してオン状態となり、ブザー音信号の供給を
禁止するように構成した。
なお、上記の切換スイツチ5Aと5Bは連動ス
イツチで構成した。
次に、回路動作について述べると、 まず、切換えスイツチ5A,5Bがそれぞれ接
点Aを選択した場合は、ブザー音禁止回路6のト
ランジスタQ1のベースが接地されるためオフ状
態となる。
そのため、ブザー音信号は線路2Bを通つてパ
ワーアンプ3の入力に供給される。
上記の切換えスイツチ5A,5Bをそれぞれ接
点B側を選択した場合は、電源7からトランジス
タQ1のベースに電圧供給されるためオン状態と
なる。
この場合、トランジスタQ1のオン抵抗と上記
のシリーズ抵抗R1の関係がオン抵抗《シリーズ
抵抗R1のときは、両抵抗によつてブザー音信号
が分圧されるため、ブザー音信号は線路2Bを経
てパワーアンプ3の入力側に供給されなくなる。
その代わり、ブザー音信号と音声信号の合成音
は、プリアウト端子9に接続された外部機器13
を通り、パワーアンプ入力端子10から切換えス
イツチ5Aの接点B側を経てパワーアンプ3の入
力に供給される。
したがつて、上記で述べたように切換えスイツ
チ5A,5Bはいずれの接点A,Bを選択しても
合成音の再生レベル変動が生じなくなる。
最後に、応用例として上記考案に伴う切換えス
イツチ5A,5Bを各々単独スイツチで構成して
も良い。
その結果、プリアンプ端子9に外部機器13を
経て、パワーアンプ入力端子10から切換えスイ
ツチ5AのB端子を選択し、外部機器13のミユ
ーテイングスイツチをオンすると、ブザー音信号
までもレベルダウンになるが、しかし単独スイツ
チで構成すると、このレベルダウンを防ぐことが
可能である。
なお、ブザー音信号源1の発振周波数および、
音声信号源6からの信号周波数との位相が一致
し、かつ、両方の信号レベル差が少ない場合は、
両方の信号によつてキヤンセルされるが、しかし
音声信号源は一定周波数でないため、実用上さし
つかえない。
(ト) 考案の効果 この考案に係るブザー音発生回路によれば、ブ
ザー音禁止回路を形成したことによつて切換えス
イツチがいずれの接点を選択しても、音声信号
と、ブザー音信号からなる合成音の再生レベル変
動が解消され、自動車の運転時における不快感の
減少が計れた。
また、ブザー音信号源のレベルを可変タイプに
すると、一度調整しておけば音響機器構成を変更
しても再調整が楽になる。
さらに、上記考案によつてアイソレーシヨンア
ンプを逆相アンプまたは、正相アンプいずれの構
成でも可能となり設計の自由度が増加した。
しかも、構造が簡単であつて、安価に構成する
ことができるため実施も容易である等の優れた特
長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案に係るブザー音発生
回路の実施例を示し、第1図は全体を示す回路
図、第2図はブザー音禁止回路を示した回路図で
あり、第3図は従来のブザー音発生回路を示した
回路図である。 1……ブザー音信号源、2……ブザー音合成回
路、2A,2B……線路、3……パワーアンプ、
4……プリアンプ、5,5A,5B……切換えス
イツチ、6……ブザー音禁止回路、7……電源、
8……音声信号源、9……プリアウト端子、10
……パワーアンプ入力端子、11……スピーカ、
12……アイソレーシヨンアンプ、13……外部
機器、Q1……トランジスタ、R1……シリーズ抵
抗、C1,C2……カツプリングコンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) オーデイオ信号源から供給されたオーデイオ
    信号をプリアンプして出力するプリアンプ回路
    と、 オーデイオ信号源から直接供給されたオーデ
    イオ信号または、前記プリアンプ回路の出力を
    外部機器に入力して得たオーデイオ信号のいず
    れかを選択するスイツチ回路と、 このスイツチ回路で選択されたオーデイオ信
    号を入力し、各構成音響機器のアースを分離す
    るためのアイソレーシヨンアンプ回路と、 このアイソレーシヨンアンプ回路の出力を増
    巾するパワーアンプ回路と、 このパワーアンプ回路の入力であるオーデイ
    オ信号および、プリアンプ回路から出力される
    オーデイオ信号にそれぞれブザー音信号源のブ
    ザー音信号を合成するための信号合成回路とを
    備えたブザー音発生回路において、 パワーアンプ回路の入力に接続された信号合
    成回路と、ブザー音信号源との線路中にブザー
    音禁止回路を設けたことを特徴とするブザー音
    発生回路。 (2) パワーアンプの入力を選択するスイツチ回路
    と、ブザー音禁止回路の禁止動作をさせるスイ
    ツチ回路を連動スイツチで形成したことによつ
    て、オーデイオ信号源を直接パワーアンプ回路
    の入力へ選択すると同時に、ブザー音禁止回路
    を禁止動作させることを特徴とした実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のブザー音発生回路。
JP5341587U 1987-04-10 1987-04-10 Expired JPH0419600Y2 (ja)

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JP5341587U JPH0419600Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP5341587U JPH0419600Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS63163592U JPS63163592U (ja) 1988-10-25
JPH0419600Y2 true JPH0419600Y2 (ja) 1992-05-01

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