JPH0419554Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419554Y2 JPH0419554Y2 JP1986053682U JP5368286U JPH0419554Y2 JP H0419554 Y2 JPH0419554 Y2 JP H0419554Y2 JP 1986053682 U JP1986053682 U JP 1986053682U JP 5368286 U JP5368286 U JP 5368286U JP H0419554 Y2 JPH0419554 Y2 JP H0419554Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- cloth
- substrate
- double
- sided adhesive
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 claims description 14
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 10
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 7
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、電子写真式の複写機、プリンタ及び
フアクシミリ等の電子写真装置の接触帯電器に関
する。
フアクシミリ等の電子写真装置の接触帯電器に関
する。
[従来の技術]
前記の接触帯電器としては、導電性繊維よりな
る糸をパイル織し、その布を導電性を有する接着
剤又は両面接着テープによつて基板に接着したも
のがある。
る糸をパイル織し、その布を導電性を有する接着
剤又は両面接着テープによつて基板に接着したも
のがある。
[考案が解決しようとする問題点]
導電性を有する接着剤又は両面接着テープは非
導電性の接着剤又は両面接着テープに比べて接着
性が悪い。このために、布を基板に接着するため
に熱を加えたり、押圧したりしなければならず、
コストアツプの原因となる。また、押圧して接着
すれば、押圧部分の毛が倒れてブラシが不整いと
なり帯電ムラの原因となる。さらに、接着性が悪
いので完成後においてもブラシ部分の毛がハガレ
易い。
導電性の接着剤又は両面接着テープに比べて接着
性が悪い。このために、布を基板に接着するため
に熱を加えたり、押圧したりしなければならず、
コストアツプの原因となる。また、押圧して接着
すれば、押圧部分の毛が倒れてブラシが不整いと
なり帯電ムラの原因となる。さらに、接着性が悪
いので完成後においてもブラシ部分の毛がハガレ
易い。
そこで、本考案は上記の問題点を解決し、作業
性及び生産性の優れた接触帯電器であつて、帯電
ムラがなく、かつ、ブラシ部分が基板からハガレ
難い接触帯電器の提供を目的とするものである。
性及び生産性の優れた接触帯電器であつて、帯電
ムラがなく、かつ、ブラシ部分が基板からハガレ
難い接触帯電器の提供を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案の接触帯電器は、表面に導電性パイル糸
を裏面全体に導電性コーテイング層をそれぞれ有
する布の裏面と、導電性の剛体からなる基板とを
両面接着テープで固定し、前記両面接着テープ
は、非導電性でありその一部に切欠き部を有し、
前記切欠き部に導電性材料が配されており、この
導電性材料を介して基板と布とが導通してなるも
のである。
を裏面全体に導電性コーテイング層をそれぞれ有
する布の裏面と、導電性の剛体からなる基板とを
両面接着テープで固定し、前記両面接着テープ
は、非導電性でありその一部に切欠き部を有し、
前記切欠き部に導電性材料が配されており、この
導電性材料を介して基板と布とが導通してなるも
のである。
[作用]
非導電性の接着層が布と基板とが、両面接着テ
ープによつて、容易に、かつ、強固に固定されて
いる。
ープによつて、容易に、かつ、強固に固定されて
いる。
また、両面接着テープの切欠き部に導電性材料
が配されており、この導電性材料を介して基板と
布とが導通している。
が配されており、この導電性材料を介して基板と
布とが導通している。
[実施例]
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図面は、電子写真装置における感光体に帯電さ
せる接触帯電器10の分解斜視図である。
せる接触帯電器10の分解斜視図である。
12は接触帯電器10のブラシ部分となる布片
であつて、この布片12の表面には多数本の導電
性繊維14が植毛されている。そして、この導電
性繊維14の先端が感光体の表面に接触すること
によつて感光体を帯電させ得る。
であつて、この布片12の表面には多数本の導電
性繊維14が植毛されている。そして、この導電
性繊維14の先端が感光体の表面に接触すること
によつて感光体を帯電させ得る。
この布片12は次のようにして得る。非導電性
の糸をたて糸及びよこ糸とし、導電性繊維14よ
りなる糸をパイルよこ糸若しくはパイルたて糸と
してパイル織をして布を得る。この導電性繊維1
4としては種々のものを使用し得るが、抵抗値の
平均値が5×109Ω/cmであつて、バラツキが109
〜1010のオーダーであれば帯電特性が良好であ
る。また、2〜15デニールの太さのものが取扱い
上便利であり、感光体の表面に対する機械的影響
が少なくて良い。たて糸、よこ糸については必ず
しも非導電性でなくても良いが、非導電性の方が
経済的である。この布の裏面全体に導電性を有す
る溶液状の接着剤を塗布してコーテイング層16
を形成する。コーテイング層16を形成された布
を、感光体の直径、長さなどによつて定まる所定
の帯状の大きさに裁断して布片12を得る。
の糸をたて糸及びよこ糸とし、導電性繊維14よ
りなる糸をパイルよこ糸若しくはパイルたて糸と
してパイル織をして布を得る。この導電性繊維1
4としては種々のものを使用し得るが、抵抗値の
平均値が5×109Ω/cmであつて、バラツキが109
〜1010のオーダーであれば帯電特性が良好であ
る。また、2〜15デニールの太さのものが取扱い
上便利であり、感光体の表面に対する機械的影響
が少なくて良い。たて糸、よこ糸については必ず
しも非導電性でなくても良いが、非導電性の方が
経済的である。この布の裏面全体に導電性を有す
る溶液状の接着剤を塗布してコーテイング層16
を形成する。コーテイング層16を形成された布
を、感光体の直径、長さなどによつて定まる所定
の帯状の大きさに裁断して布片12を得る。
18は導電性を有する金属によつて形成された
帯状の基板であつて、前記布片12とほぼ同じ巾
を有し、長さは布片12よりも少し長い。この基
板18は前記ブラシ状の布片12を保持する。電
子写真装置内では、基板18の端部が感光体帯電
用の電源に接続される。
帯状の基板であつて、前記布片12とほぼ同じ巾
を有し、長さは布片12よりも少し長い。この基
板18は前記ブラシ状の布片12を保持する。電
子写真装置内では、基板18の端部が感光体帯電
用の電源に接続される。
20は、布片12を基板18に接着するための
両面接着テープである。この両面接着テープ20
は布片12を基板18に容易に、かつ、強固に接
着し得るために、非導電性のものを使用する。こ
の両面接着テープ20は、ほぼ中央部の四角形部
分は途切れており、この途切れ部分の内部には導
電性を有するペースト22が挿入されている。こ
のペースト22の上面側は前記コーテイング層1
6と接し、下面側は基板18の表面と接してい
る。これによつて、コーテイング層16と基板1
8とが導通するので、導電性繊維12と基板18
とがコーテイング層20及びペースト22を介し
て導通する。
両面接着テープである。この両面接着テープ20
は布片12を基板18に容易に、かつ、強固に接
着し得るために、非導電性のものを使用する。こ
の両面接着テープ20は、ほぼ中央部の四角形部
分は途切れており、この途切れ部分の内部には導
電性を有するペースト22が挿入されている。こ
のペースト22の上面側は前記コーテイング層1
6と接し、下面側は基板18の表面と接してい
る。これによつて、コーテイング層16と基板1
8とが導通するので、導電性繊維12と基板18
とがコーテイング層20及びペースト22を介し
て導通する。
なお、前記実施例においては、コーテイング層
16を溶液状の接着剤により形成したが、これに
代えて、ペースト状の接着剤であつても良く、ま
た、コーテイングの方法についても、塗布しない
で蒸着、スクリーン印刷などによつても良い。
16を溶液状の接着剤により形成したが、これに
代えて、ペースト状の接着剤であつても良く、ま
た、コーテイングの方法についても、塗布しない
で蒸着、スクリーン印刷などによつても良い。
前記実施例においては、コーテイング層16と
基板18とを導通するために導電性のペーストを
用いたが、これに代えて、導電性の接着剤を使用
してもよく、また、導電性を有する金属の粒体を
挿入してもよい。また、導通用の導電性材料はコ
ーテイング面の中央部分でなくて、いずれかの端
部であつてもよく、少なくとも1ケ所において挿
入しておけばよい。
基板18とを導通するために導電性のペーストを
用いたが、これに代えて、導電性の接着剤を使用
してもよく、また、導電性を有する金属の粒体を
挿入してもよい。また、導通用の導電性材料はコ
ーテイング面の中央部分でなくて、いずれかの端
部であつてもよく、少なくとも1ケ所において挿
入しておけばよい。
[考案の効果]
本考案の接触帯電器は布全体をバツクコーテイ
ングし、切欠き部において局部的に導通している
ので、他の部分においては導電性を考慮する必要
がない。
ングし、切欠き部において局部的に導通している
ので、他の部分においては導電性を考慮する必要
がない。
従つて、布と基板とは非導電性の両面接着テー
プによつてほぼ全面にわたつて強固に接着し得る
ので、作業性及び生産性が良くなるとともに、ブ
ラシ部分が基板から剥がれ難い。
プによつてほぼ全面にわたつて強固に接着し得る
ので、作業性及び生産性が良くなるとともに、ブ
ラシ部分が基板から剥がれ難い。
また、強く押圧しなくても布を基板に接着し得
るので、ブラシ部分の毛が倒れず帯電ムラが生じ
にくい。
るので、ブラシ部分の毛が倒れず帯電ムラが生じ
にくい。
図面は、本考案の一実施例になる接触帯電器の
分解斜視図である。 符号の説明、10……接触帯電器、12……布
片、14……導電性繊維、16……コーテイング
層、18……基板、20……両面接着テープ、2
2……導電性を有するペースト。
分解斜視図である。 符号の説明、10……接触帯電器、12……布
片、14……導電性繊維、16……コーテイング
層、18……基板、20……両面接着テープ、2
2……導電性を有するペースト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 表面に導電性パイル糸を裏面全体に導電性コー
テイング層をそれぞれ有する布の裏面と導電性の
剛体からなる基板とを両面接着テープで固定し、 前記両面接着テープは、非導電性でありその一
部に切欠き部を有し、 前記切欠き部に導電性材料が配されており、こ
の導電性材料を介して基板と布とが導通してなる
接触帯電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986053682U JPH0419554Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986053682U JPH0419554Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62164357U JPS62164357U (ja) | 1987-10-19 |
JPH0419554Y2 true JPH0419554Y2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=30879970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986053682U Expired JPH0419554Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419554Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4622333B2 (ja) * | 2004-06-22 | 2011-02-02 | ブラザー工業株式会社 | カートリッジ、および画像形成装置 |
JP6361471B2 (ja) * | 2014-11-14 | 2018-07-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 導電性ブラシ、帯電装置、清掃装置及び画像形成装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56126861A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-05 | Toshiba Corp | Electric charging device |
JPS5732954B2 (ja) * | 1979-01-09 | 1982-07-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732954U (ja) * | 1980-07-31 | 1982-02-20 |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP1986053682U patent/JPH0419554Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732954B2 (ja) * | 1979-01-09 | 1982-07-14 | ||
JPS56126861A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-05 | Toshiba Corp | Electric charging device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62164357U (ja) | 1987-10-19 |
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