JPH04194550A - 電気温水器の電力負荷管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、複数の電気温水器を使用したときの瞬間最大
使用電力量を小さくすることのできる電気温水器の電力
負荷管理システムに関する。

［従来の技術］ 第３図は一般家庭等で使用されている従来の電気温水器
システムの一例を示すブロック図である。

（１）は電力会社等より供給される電源、（２）はブレ
ーカ−５（３ａ）、（３ｂ）、（３ｃ）はそれぞれ電路
（７）を介して電源（１）に接続された第１の電気温水
器、第２の電気温水器及び第３の電気温水器である。（
４）は第１〜第３の電気温水器（３ａ）〜（３Ｃ）内に
設けられた内部に水を貯蔵する缶体、（５）は缶体（４
）内に設けられ、缶体（４）内の水を加熱昇温するヒー
ター、（６）は缶体（４）、の下部壁面に取付けられ、
缶体（４）内の水温に応じてヒーター（５）を制御する
自動温度調節器である。

次に、上記のように構成した電気温水器システムの作用
を説明する。まず、電源（１）からブレーカ−（２）及
び電路（７）を通って第１〜第３の電気温水器（３ａ）
〜（３Ｃ）に電力が供給されると、ヒーター（５）に通
電が開始されて、第１〜第３の電気温水器（３ａ）〜（
３Ｃ）の缶体（４）内の水を加熱昇温する。缶体（４）
内の水がある一定以上の温度になると、自動温度調節器
（６）が作動して接点を開成しヒーター（５）への通電
が停止される。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のように構成した従来の電気温水器システムにおい
ては、すべての電気温水器（３ａ）〜（３ｃ）のヒーｉ
−（５）−に同時に通電されるため、契約のアンペア量
を大きく、シなければならず、このため需要者側の基本
契約料金が高額になり、料金負担も増大する。また、電
気配線等を太くしなければならないので工事性が悪くな
るという問題があった。一方、電力を供給する側からみ
ると負荷の平準化が行ないにくいなど種々問題があった
。

本発明は上記のような課題を解決するためになされたも
ので、瞬間最大使用電気量をある基準値以下におさえる
ことのできる電気温水器の電力負荷管理システムを得る
ことを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明にかかる電気温水器の電力負荷管理システムは、
各電気温水器への電力供給を時間によって区切ってコン
トロールするようにしたものである。

［作用］ 各電気温水器への電力供給を所定時間ごとに区切って入
力し、瞬間最大使用電力量をある基準以下におさえる。

［発明の実施例コ 第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。なお
、第３図の従来例と同−又は相当部分には同じ符号を付
し、説明を省略する。（７ａ）。

（７ｂ）、（７ｃ）はそれぞれ電源（１）から第１〜第
３の電気温水器（３ａ）〜（３ｃ）に電力を供給する第
１の電路、第２の電路及び第３の電路である。（８）は
時間をカウントすることにより各接点（後述）の開閉を
制御し、第１〜第３の電路（７ａ）〜（７Ｃ）の開閉を
おこなう接点材タイ゛マーで、各電路（７ａ）〜（７Ｃ
）にはそれぞれ第１〜第３の接点（９ａ）、＜９ｂ）、
（９Ｃ）が挿入されている。

次に、上記のように構成した本発明の作用を第２図のフ
ローチャートを参照して説明する。電源（１）から供給
される電力は、ブレーカ−（２）を通って接点付タイマ
ー（８）に供給される。接点付タイマー（８）ではまず
第１の接点（９ａ）が閉成され、第２の接点（９ｂ）及
び第３の接点（９Ｃ）は開成されている（ステップ５−
１）。

これにより第１の電気温水器（３ａ）に電力が供給され
、第２、第３の電気温水器（３ｂ）、（３Ｃ）には電力
が供給されない。この状態で例えば１時間経過すると、
第１の電気温水器（３ａ）内の水の沸き上げがおこなわ
れる（ステップ５−２）。次に第２の接点（９ｂ）が閉
成され、第１の接点（９ａ）と第３の接点（９ｃ）が開
成されると、第２の電気温水器（３ｂ）に電力が供給さ
れ、第１、第３の電気温水器（３ａ）、（３ｃ）には電
力が供給されない（ステップ５−３）。この状態で例え
ば１時間経過すると、第２の電気温水器（３ｂ）内の水
の沸き上げがおこなわれる（ステップ５−４）。さらに
第３の接点（９ｃ）が閉成基れ、第１の接点（９ａ）と
第２の接点（９ｂ）が開成されると、第３の電気温水器
（３Ｃ）に電力が供給され、第１、第２の電気温水器（
３ａ）、（３ｂ）には電力が供給されない（ステップ５
−５）。この状態で例えば１時間経過すると第３の電気
温水器（３ｃ）内の水の沸き上げがおこなわれる（ステ
ップ５−６）。さらに、再び第１の接点（９ａ）が閉成
され第２の接点（９ｂ）、第３の接点（９ｃ）が開成さ
れて（ステップ５−１）先の行程が繰り返される。

なお、上記の説明では接点の切り替え時間を１時間とし
たが、この時間は任意に変更することができる。

また、接点付きタイマーにより電路の開閉を制御する場
合を示したが、電路の開閉制御はマイコンとリレー等の
組み合わせにより行ってもよい。

さらに、使用する電気機器が電気温水器である場合につ
いて示したが、他の電気機器であってもよい。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明は、複数の電気
温水器への電力供給を時間によって区切って制御するよ
うにしたので、全ての電気温水器に負荷が同時に加わる
ことがなく瞬間最大使用電力量を小さくすることができ
る。このため、電力消費者側の基本契約料金の上昇、料
金負担の増大、工事性の低下等を防止でき、さらに、電
力供給者側の負荷の平準化等が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は本
発明の詳細な説明するためのフローチャ・−ト、第３図
は従来の電気温水器システムの一例を示すブロック図で
ある。 図において、（３ａ）は第１の電気温水器、（３ｂ）は
第２の電気温水器、（３ｃ）は第３の電気温水器、（４
）は缶体、（５）はヒーター、（６）は自動温度調節器
、（７ａ）は第１の電路、（７ｂ）は第２の電路、（７
ｃ）は第３の電路、（８）は接点付タイマー、（９ａ）
は第１の接点、（９ｂ）は第２の接点、（９ｃ）は第３
の接点である。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　佐々木　宗　治 １゛電　宥 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水を貯湯する缶体と、該缶体内に設けられ缶体内の水を
   加熱するヒーターと、該ヒーターを制御する自動温度調
   節器とを備えた複数台の電気温水器と、これら各電気温
   水器に接続された各電路を時間によって交互に開閉する
   開閉手段とを備えた電気温水器の電力負荷管理システム
   。