JPH04193185A - 低周波治療器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、家庭用の低周波治療器に関する。

［従来の技術］ 従来この種の低周波治療器は、予めその機器内に備えて
いる治療モードを、スイッチの切り換え操作と連動して
選択していく形式のものが一般的であった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記した低周波治療器にあっては、治療
用信号の発生周期などの各種条件は平均的な人間に適合
する様に設定されているため、ともするとその日の体調
などが影響して刺激のリズムが自分の体にあわず、逆に
不快感を催す場合があるなどの不都合があった。

本発明は上記した問題に鑑みてなされたものであって、
使用者にＲ適の治療用信号を操作青白らが容易に設定す
ることができる低周波治療器を提供することを目的とす
る。

［ｌｌ！題を解決するだめの手段］ 本発明にかかる低周波治療器は、第１図にその概略的な
構成を示す如く、治療用信号（２６）を発生する手段と
、該信号発生手段の入力側に繋がれる出力制御用のスイ
ッｆｉ１６）と、該スイッチ（１６）の操作状態を記憶
可能とする手段とを備え°Ｃいる。

上記した信号発生手段は、ｆＪｉｔ記した出力制御用ス
イッチ（１６）の操作と連動し、該スイッチ（１６）の
操作状態に対応した治療用信号（２６）を発生可能とす
る一方、記憶手段では前記したスイッチ操作の縁り返し
パターンを記憶可能とする。更に信号発生手段において
、記憶手段に記憶されたパターンに従った治療用信号（
２６）の連続的な出力を可能としたことを特徴とする。

上記した記憶手段には更に、出力制御用スイッチ（１６
）の操作パターンの記憶時期を規制する登録用スイッチ
（２０）を備え、該登録用スイッチ（２０）の操作と連
動し、註スイッチ（２０）の操作前の所定期間内におけ
る出力制御用スイッチ（１６）の操作パターンが記憶手
段に固定される様に構成することができる。

前記した登録用スイッチ（２０）を、出力制御用スイッ
チ（１６）の操作パターンの記憶開始および終了時期を
規制するものとし、登録用スイッチ（２０）による記憶
開始から終了までの期間内における操作パターンを固定
する様にしてもよい。

「作用」 上記した構成により、出力制御用スイッチ（Ｉ６）を操
作すると、該スイッチ（１６）の操作に対応して治療用
信号発生手段からは治療用信号（２６）が発生され、ス
イッチ（１日）の操作内容が確認される。

この時、記憶手段には上記した出力制御用スイッチ（１
６）の操作パターンが記憶されているので、特別のスイ
ッチを押し、あるいはスイッチ（１６）の操作自体をし
ないことによって操作者自身が一定の意志表示をすると
、記憶手段に記憶されているスイッチ（１６）の繰り返
しパターンが信号発生手段に送られ、該手段から記憶内
容に従った手順で治療用信号（２６）が出力されるので
ある。

なお、操作パターンの登録用スイッチ（２０）を出力制
御用スイッチ（１６）と別に備えた場合には、該スイッ
チ（２０）のオン直前の所定期間、例えば所定パルス数
分あるい？−ｊｔ所定秒分を１サイクルとして仮定し、
それを繰り返す。

登録用スイッチ（２０）で登録期間の終期ばかりでなく
始期も指定する場合は、その期間内における操作状態が
そのまま、あるいは操作パターンのみが抽出されて固定
され、記憶内容に対応したパターンの治療用信号（２６
）が出力されるのである。

［実施例］ 本発明にかかる低周波治療器（１０）は、第２図および
第３図にその概略的な構成を示す如く、矩形扁平状の本
体ケース（１２）の上面（１４）側中央に、後記する出
力制御用スイッチ（１６）の操作ノブ（１８・１９）を
横に２つ並べて備える一方、そのノブ（１８・１９）の
下方位置に登録用スイッチ（２０）のノブ（２Ｊ）を、
上方位置に自動運転用スイッチ（２２）のノブ（２３）
を各々備えている。更に、登録用スイッチ（２０）と出
力制御用スイッチ（１６）の間に、動作モードの違いを
示す発光ダイオード（２４）を備えている。

一方、本体ケース（１２）内部には、治療用信号（２６
）を導子（２８）に向けて出力可能とする電子回路（３
０）と、該電子回路（３０）に駆動電力を供給する電池
（３２）とを内蔵する。また、本体ケース（１２）の側
面位置に、電池（３２）から電子回路（３０）への通電
時期を規制する電源スィッチ（３４）を備えた出力調整
用の可変抵抗器（３６）を設ける一方、本体ケース（１
２）の上端位置に、導子（２８）を着脱自在に接続する
ためのジャック（３８）を備えている。

導子（２８）は、本体り°−ス（１２）側から出力され
る治療用信号（２６）を患部の皮膚面に印加するための
ものであって、！Ｉ！！縁件の基台（４０）の上に平板
状の電極（４２）を備え、該電極（４２）を導電性の粘
着パッド（４４）で覆ったもの２つを１組とし、画電極
（４２・４２）をコード（４６）先端のプラグ（４８）
で、本体ケース（１２）側のジャック（３８）に接続す
る様にしている。

上記した電子回路（３０）は、第３図に示す発振部（５
０）から出力されるクロック信号を基準信号とし、ＲＯ
Ｍ内に記憶したプログラムに従って作動する１チ・ツブ
マイコンを制御部（５２）として備える。制御部（５２
）では、出力選択部（５４）から入力される第４図（ｂ
）または（Ｃ）で示す様な選択信号（５６ａ・５６ｂ）
の入力と連動して、該選択状態に対応した駆動信号（５
８）を出力部（６０）に送る。

一方、表示部（６２）では、出力選択部（５４）による
駆動モードの違いに対応した表示、例えば駆動モードが
手動か自動かなどの違いに対応して、本体ケース（１２
）上面（１４）の発光ダイオード（２４）の色あるいは
点滅状態を変更する様な表示を行う様にしている。

出力選択部（５４）は、指圧時における「たたく」８よ
び「もむ」状態を模した治療用信号（２６）を手動で出
力させるための２つの出力制御用スイッチ（］６）と、
機器内に予め設定しておいた手順に従って信号を出力さ
せるための自動運転用スイッチ（２２）と、出力制御用
スイッチ（１６）を用いて手動で選択した出力波形を一
時記憶して自動実行させるだめの登録用スイッチ（２０
）とから構成される。

出力部（６０）は従来と略同様の構成であって、電池（
３２）から出力される数Ｖ程度の低電圧を、例えばチョ
ッパタイプの昇圧回路（６４）を用いて数十７以上の高
電圧に変換する。すなわち、制御部（５２）から出力さ
れる十分高い周波数の昇圧４５号（６６）の入力と連動
してチョークコイルに流れる電流を高速に断続してパル
ス電圧を発生し、この電圧をコンデンサで積分すること
により、電池電圧より十分高い電圧を形成するのである
。

一方、出力選択部（５４）から入力された選択信号（５
６）に対応して、制御部（５２）からは駆動信号（５８
）が出力制御回路（６８）に送られる。出力制御回路（
６８）は、昇圧回路（６４）で形成された高電圧の出力
を規制するための出力回路（７０）のオン時期を制御す
るものであフて、駆動信号（５８）の入力と連動し、所
定形状の制御信号（７２）を出力回路（７０）に送り、
昇圧回路（６４）においてコンデンサに蓄えた電荷をパ
ルス状の出力信号（７４）として取り出す。

出力回路（７０）により取り出された出力信号（７４）
は、可変抵抗器（３６）で必要なピーク値に分圧され、
導子（２８）の画電極（４２・４２）に向けて治療用ｆ
３号（２６）として送られるので、導子（２８）の粘着
パッド（４４）を予め患部に離間して貼着しておくこと
により、画電極（４２・４２）間の皮膚面に所定の低周
波電流が流れるのである。

本発明は上記した構成において、出力選択部（５４）に
備えた出力制御用スイッチ（１６）の操作により手動で
選択した治療用信号（２６）のパターンを記憶し、自動
実行させる構成にその特徴を右する。

すなわち、本体ケース（１２）表面に備えた「たたく」
側の操作ノブ（１８）を押すと、該ノブ（１８）の押圧
長さに関係なく、一方の極性または両極性のパルスが対
となって、治療用信号（２Ｇａ）は単発状態のパルス信
号とし°Ｃ出力される。一方、　「もむ」側の操作ノブ
（１９）を押すと、該ノブ（１９）を押圧している期間
だけ、例えば数ｋＨｚ程度の周波数で、ピーク値が一定
あるいは徐々に増大するパルス列が治療用信号（２６ｂ
）として出力される。したがって、同操作ノブ（１８・
１９）を任意のタイミングで押して行くと、かかる操作
状態に対応した一連の治療用信号（２６）が導子（２８
）に向けて出力される。

−力制御部（５２）では、上記した操作ノブ（１８・１
９）の押圧順序および押圧間隔が常時検知され、この検
知内容に対応したデータが逐次ＲＡＭ内に最新の所定操
作数分だけデータとして記憶されている。

ここで、操作ノブ（１８・１９）の押圧によって手動で
出力されている治療用信号（２６）が操作者にとって満
足がいくものであることが確認された場合、時刻１＋に
直ちに上記した登録用スイッチ（２０）を押して登録信
号（５１）を制御部（５２）に入力すると、例えば時刻
ｔｏからし１までの期間′ｒ内になされた４回分のスイ
ッチ操作がＲＡＭ内の記憶データとして固定される。更
にそれと同時に、動作モードは手動モードから登録実行
モードに変わり、該モード変換の状態を表示部（６２）
で表示するとともに、ＲＡＭ内に固定されたデータは、
古いものから順次解読されて制御部（５２）における出
力制御用の信号として使用される。この時、時刻ｔ２に
記憶データが最新のものまで解読使用されると、再度最
も古いデータに戻る様に記憶データを自動的に繰り返し
使用することにより、手動で設定した内容が連続して実
行されるのである。かかる登録実行モードは、別に備え
たタイマーによって所定時間経過後に自動的に、あるい
は任意のノブを再度操作することによって強制的に他の
モードに変更される。

なお上記した実施例の様に、操作内容の登録時にのみ登
録用スイッチ（２０）を操作し、容量を予め規制してお
いた記憶手段それ自体の構成により記憶範囲を設定する
のに代えて、設定期間の始期および終期をともに登録用
スイッチ（２ｏ）で設定することにより、記憶範囲を自
由に設定できる様にすることも可能である。

また、ＲＡＭ内に記憶されたデータを無条件に繰り返す
のに代えて、操作の繰り返しを近似処理してパターンの
みを抽出し、この抽出が成功した時点でその旨の表示を
するとともに、抽出したパターンを繰り返し実行する様
にしてもよい。

また、操作ノブ（１８・１９）の押圧力を検知し、該圧
力をも記憶データとして、検知した圧力に対応したピー
ク値を持つ治療用信号（２６）を発生させることも可能
である。

［発明の効果］ 本発明は上記の如く、操作者により構成された治療用信
号（２６）の繰り返しパターンを記憶しておき、該パタ
ーンにしたがって治療用信号（２６）を自動的に繰り返
し出力できる様に構成したので、操作者に最適の治療用
信号（２６）が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本的な構成を示す説明図である。 第２図ないし第４図は本発明の一実施例を示し、第２図
は外観形状を示す斜視図、第３図は回路構成を示すブロ
ック図、第４図（ａ）〜（ｄ）は出力選択部の操作と出
力される治療用信号とのｒ８係を示す波形図である。 （１６）・・・・出力！ｌＩＪｇＩＩ用スイヅチ、（１
８・１９）・　・操作ノブ、 （２０）・・・・登録用スイッチ、 （２２）・・・・自動運転用ス、イッヂ、（２６）・・
・・治療用信号、 （２８）・　・　・　・導子、 （３４）・・・・電源スィッチ、 （５２）・・・・制御部、 （５４）・・・・出力選択部、 （５６）・・・・選択信号。 発明者　伊藤　清明 同　　　　　　今　村　　　清　　高

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、治療用信号（２６）を発生する手段と、該信号発生
   手段の入力側に繋がれる出力制御用スイッチ（１６）と
   、 該スイッチ（１６）の操作状態を記憶可能とする手段と
   を備え、 上記した信号発生手段は、前記した出力制御用スイッチ
   （１６）の操作と連動し、該スイッチ（１６）の操作状
   態に対応した治療用信号（２６）を発生可能とする一方
   、 記憶手段ではスイッチ操作の繰り返しパターンを記憶し
   、 更に信号発生手段において、記憶手段に記憶されたパタ
   ーンに従った治療用信号（２６）の連続的な出力を可能
   としたことを特徴とする低周波治療器。 ２、上記した記憶手段には、出力制御用スイッチ（１６
   ）の操作パターンの記憶時期を規制する登録用スイッチ
   （２０）を備え、 該登録用スイッチ（２０）の操作と連動し、該スイッチ
   （２０）の操作前の所定期間内における出力制御用スイ
   ッチ（１６）の操作パターンが記憶手段に固定される請
   求項１記載の低周波治療器。 ３、上記した記憶手段には、出力制御用スイッチ（１６
   ）の操作パターンの記憶開始および終了時期を規制する
   登録用スイッチ（２０）を備え、 記憶手段では、登録用スイッチ（２０）による記憶開始
   から終了までの期間内に行った操作手順が繰り返しパタ
   ーンとして固定される請求項１記載の低周波治療器。