JPH0419268Y2 - - Google Patents

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JPH0419268Y2
JPH0419268Y2 JP18574086U JP18574086U JPH0419268Y2 JP H0419268 Y2 JPH0419268 Y2 JP H0419268Y2 JP 18574086 U JP18574086 U JP 18574086U JP 18574086 U JP18574086 U JP 18574086U JP H0419268 Y2 JPH0419268 Y2 JP H0419268Y2
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JP
Japan
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solenoid valve
plunger
refrigerant passage
ball
refrigerant
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JP18574086U
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、冷凍サイクルを有する空気調和機の
冷媒流量制御用の電磁弁に関するものである。
従来の技術 従来の電磁弁は第2図に示すように、主に黄銅
製の電磁弁本体1と、この本体に接続される出入
口管2および3と、電磁弁本体1に接続される筒
状の電磁弁チユーブ4と、電磁弁チユーブ4の端
部に位置する蓋5と、前記電磁弁チユーブ4の内
部にあり上下方向に可動するプランジヤー6と、
このプランジヤー6の先端に位置し、電磁弁本体
の冷媒通路7の上端部7aに当接することにより
冷媒通路の開閉を行うボール8と、前記プランジ
ヤー6およびボール8に常に冷媒通路を閉とする
ように下方に働くスプリング9により構成され
る。そして前記電磁弁チユーブ4の外側に、ソレ
ノイド部10(点線)が位置し、このソレノイド
部に通電することによりソレノイド部の電磁力が
スプリング9の力より強くなつたときプランジヤ
ー6が上部に吸引され、これによりボール8が冷
媒通路7の端面より、離れることにより冷媒通路
が開となり、冷媒(図示せず)が出入口管2より
出入口管3の方向へあるいはその逆に流れる。こ
れと反対に、前記ソレノイド部への通電を停止す
ることにより、ソレノイド部の電磁力がなくなる
ためにスプリング9の力のみとなり、このスプリ
ング9によりプランジヤー6および、ボール8が
下方に移動して、冷媒通路7の端面に押さえつけ
られることとなり冷媒通路が閉となる。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成において電磁弁の特性の
重要なものに、冷媒洩れ量があつて、電磁弁の開
閉機構は前術のように、ボール8がスプリング9
に力により冷媒通路7の上端部7aに押さえつけ
られることにより、冷媒通路を閉としているが、
複数の室内機の内、1台が停止され、1台が、そ
のまま運転している場合、停止した電磁弁の出入
口管2,3の前後に圧力差があるため、ボール8
および冷媒通路7の上端部7aに微少な凸凹があ
ることにより、冷媒洩れが生ずる。この洩れが若
干である場合には問題はないが、比較的に多量に
なる場合には、使用しない停止した側の冷凍サイ
クルに冷媒がたまり、運転している冷凍サイクル
の冷媒量が少なくなり、圧縮機の過熱運転等にな
り、冷暖房の能力不足など空気調和機に重大な問
題が発生するという問題点があつた。
本考案はこうした問題点を解決するものであ
り、冷媒の洩れをできるだけ少なくすることを目
的とする。
問題点を解決するための手段 この問題を解決するために本考案は、電磁弁チ
ユーブ内のプランジヤーの周囲数ケ所に横方向に
円筒形のピンを突出させ、前記プランジヤーを内
側に有する部分の電磁弁本体の内面に前記円筒形
のピンをガイドするように螺旋状の溝を設け、前
記プランジヤーの下方にボールを固定し、このボ
ールを冷媒通路の上端部に当接するようにしたも
のである。
作 用 この構成により、電磁弁のソレノイド部が通電
状態から通電停止になる場合、プランジヤーがス
プリングの力により移動するが、プランジヤーの
周囲に設けた円筒形のピンが、電磁弁本体の内側
に設けられた溝により、ガイドされて螺旋状に斜
め下方向に移動し、かつプランジヤー自体が回転
するごとく移動し、これによりボールも回転する
ごとく下方に押され、冷媒通路の上端部に回転し
ながら押さえつけられて密着され、冷媒通路を閉
にすることとなる。
実施例 本考案による一実施例を第1図にもとづいて説
明する。図示のようにこの電磁弁は主に黄銅製の
電磁弁本体11と、この電磁弁本体11に接続さ
れ、冷房時と暖房時に互いに逆に流れる出入口管
12,13と、電磁弁本体11に接続され固定し
た筒状の電磁弁チユーブ14と、電磁弁チユーブ
14の端部に位置する蓋15とよりなつている。
電磁弁チユーブ14の内部には上下に可動できる
プランジヤー16と、このプランジヤー16の先
端に位置し、電磁弁本体11の冷媒通路17の上
端部17aに当たることにより冷媒通路17の開
閉を行うボール18と、前記プランジヤー16お
よびボール18に常に冷媒通路17を閉とする様
に上方から下方に働くスプリング19とを設けて
いる。さらに前記プランジヤー16の周囲数ケ所
には横方向に短い円筒形のピン20を設けてお
り、前記電磁弁本体11の内面には前記ピン20
をガイドするように螺旋状に設けた溝21を設け
ている。そして前記電磁弁チユーブ14の周囲に
は、ソレノイド部22を設けている。
上記構成において、電磁弁のソレノイド部22
が通電状態から通電停止になつた場合、プランジ
ヤー16がスプリング19の力により下方へ移動
するが、プランジヤー16の周囲に突出して設け
た短い円筒形のピン20が、電磁弁本体の内側に
設けた螺旋状の溝21に沿つて、ガイドされて回
転するように斜め下方向に移動する。すなわち、
プランジヤー16自体が回転するごとく下方へ押
し下げられこれによりボール18も回転するごと
く移動し、冷媒通路17の端面に回転しながら押
さえつけられ、かつ、上端部17aに密着するこ
とになり、冷媒通路が閉となる。この結果、ボー
ル18および冷媒通路17の端面に微少な凸凹が
ある場合、ボール18の上下方向の押さえつける
方法よりもボール18が回転しながら上端部17
aに当接することにより冷媒通路17の端面にく
い込むように押さえつけるため、密着性がよくな
り、洩れ量が少なくなる。
考案の効果 前記実施例の説明より明きらかなように本考案
は、プランジヤーにピンを設け、このピンをガイ
ドし、螺旋状の溝を電磁弁本体側に設けて冷媒流
路を閉止するときは回転を加えて上方から押え込
むようにしてボールを接触させるようにしたか
ら、ボールと冷媒流路の上端部は密着性が向上
し、冷媒の洩れ量は停止した電磁弁において非常
に少なくなり、冷暖房能力に大きく影響すること
もなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による電磁弁の断面
図、第2図は従来の電磁弁の断面図である。 11……電磁弁本体、12,13……出入口
管、14……電磁弁チユーブ、15……蓋、16
……プランジヤー、17……冷媒通路、18……
ボール、19……スプリング、20……ピン、2
1……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁弁チユーブ内のプランジヤーの周囲数ケ所
    に横方向に円筒形のピンを突設し、前記プランジ
    ヤーを内側に有する部分の電磁弁本体の内面に前
    記円筒形のピンをガイドする螺旋状の溝を設け、
    前記プランジヤーの下方にボールを固定し、この
    ボールを冷媒通路の上端部に当接するようにして
    なる電磁弁。
JP18574086U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH0419268Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18574086U JPH0419268Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18574086U JPH0419268Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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Publication Number Publication Date
JPS6389476U JPS6389476U (ja) 1988-06-10
JPH0419268Y2 true JPH0419268Y2 (ja) 1992-04-30

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ID=31134651

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JP18574086U Expired JPH0419268Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JPS6389476U (ja) 1988-06-10

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