JPH025168Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025168Y2 JPH025168Y2 JP14615784U JP14615784U JPH025168Y2 JP H025168 Y2 JPH025168 Y2 JP H025168Y2 JP 14615784 U JP14615784 U JP 14615784U JP 14615784 U JP14615784 U JP 14615784U JP H025168 Y2 JPH025168 Y2 JP H025168Y2
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- JP
- Japan
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- iron core
- contact surface
- valve
- movable iron
- collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 33
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 11
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
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- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、電磁コイルへの通電により可動鉄心
を固定鉄心側へ吸引し、通電を遮断することによ
り可動鉄心を復動させて、その可動鉄心に設けた
弁体で弁口を開閉制御するようにした電磁弁に関
する。
を固定鉄心側へ吸引し、通電を遮断することによ
り可動鉄心を復動させて、その可動鉄心に設けた
弁体で弁口を開閉制御するようにした電磁弁に関
する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点
一般的な電磁弁は、電磁コイルの中心孔の一側
に固定鉄心を設けるとともに、中心孔の他側に、
その中心孔から突出した一端部に弁体を設けた可
動鉄心を、ばね弾力により固定鉄心から離間する
方向への移動力を付勢して嵌装し、電磁コイルへ
の通電により可動鉄心を固定鉄心側へ吸引し、通
電を遮断することにより可動鉄心をばね弾力で復
動させて、前記した弁体で弁口を開閉するように
なつているが、可動鉄心が移動する際に軸線に沿
つて真直に移動できるように、従来は、可動鉄心
を電磁コイルの中心孔に嵌着した案内筒内で摺動
させるようになつており、通常この案内筒は、強
度に優れ、また、磁気回路上弱磁性材料とする必
要があることから、18−8ステンレス鋼で形成さ
れるため、ことに電磁弁をドライ空気等の乾燥流
体中で使用した場合に、可動鉄心と案内筒との摩
擦により可動鉄心が摩耗し易いばかりでなく、そ
の摺動抵抗により応答速度が遅くなる不具合があ
り、また、可動鉄心の固定鉄心側への移動規制
を、可動鉄心を固定鉄心に当てることによつて行
なつていたため、可動鉄心に固定鉄心との接触に
よる残留磁気が生じて励磁を解除したときの復動
の妨げとなり、これも応答速度を遅くする一因と
なつていた。
に固定鉄心を設けるとともに、中心孔の他側に、
その中心孔から突出した一端部に弁体を設けた可
動鉄心を、ばね弾力により固定鉄心から離間する
方向への移動力を付勢して嵌装し、電磁コイルへ
の通電により可動鉄心を固定鉄心側へ吸引し、通
電を遮断することにより可動鉄心をばね弾力で復
動させて、前記した弁体で弁口を開閉するように
なつているが、可動鉄心が移動する際に軸線に沿
つて真直に移動できるように、従来は、可動鉄心
を電磁コイルの中心孔に嵌着した案内筒内で摺動
させるようになつており、通常この案内筒は、強
度に優れ、また、磁気回路上弱磁性材料とする必
要があることから、18−8ステンレス鋼で形成さ
れるため、ことに電磁弁をドライ空気等の乾燥流
体中で使用した場合に、可動鉄心と案内筒との摩
擦により可動鉄心が摩耗し易いばかりでなく、そ
の摺動抵抗により応答速度が遅くなる不具合があ
り、また、可動鉄心の固定鉄心側への移動規制
を、可動鉄心を固定鉄心に当てることによつて行
なつていたため、可動鉄心に固定鉄心との接触に
よる残留磁気が生じて励磁を解除したときの復動
の妨げとなり、これも応答速度を遅くする一因と
なつていた。
本考案は、叙上の点に鑑み成されたものであつ
て、可動鉄心が摩耗するのを防止し、かつ、応答
速度を高めることができるようにした電磁弁を提
供することを目的とするものである。
て、可動鉄心が摩耗するのを防止し、かつ、応答
速度を高めることができるようにした電磁弁を提
供することを目的とするものである。
実施例
以下、本考案の第1実施例を第1図及び第2図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
1は本体であつて、その外周面の一側に本体1
の上面に連通する第1ポート2が形成され、他側
に本体1の上面の中央部に形成した弁口4に連通
する第2ポート3が形成されており、この本体1
の上部に、電磁コイル7を収容した鉄製のハウジ
ング6が取り付けられ、その内周面に嵌着した筒
体8の上端部に、ハウジング6の上板にナツト1
1で取り付けた固定鉄心10が嵌装されて固定さ
れており、この筒体8内に前記弁口4の口縁に形
成した弁座5に当接可能な弁体13を下端部の端
面に取り付けた可動鉄心15が遊嵌されており、
この可動鉄心15の下端部の外周面には鍔16が
形成され、鍔16とハウジング6の間に装着した
圧縮コイルばね17の弾拡力によつて常には下方
への移動力が付勢されており、電磁コイル7への
通電により、ハウジング6の上板、側板及び下板
を通つて可動鉄心15から固定鉄心10に向かう
磁場が形成されて、可動鉄心15が圧縮コイルば
ね17のばね力に抗して上方の固定鉄心10側へ
吸引され、通電を遮断することにより可動鉄心1
5が圧縮コイルばね17のばね力で下方へ復動す
るようになつている。
の上面に連通する第1ポート2が形成され、他側
に本体1の上面の中央部に形成した弁口4に連通
する第2ポート3が形成されており、この本体1
の上部に、電磁コイル7を収容した鉄製のハウジ
ング6が取り付けられ、その内周面に嵌着した筒
体8の上端部に、ハウジング6の上板にナツト1
1で取り付けた固定鉄心10が嵌装されて固定さ
れており、この筒体8内に前記弁口4の口縁に形
成した弁座5に当接可能な弁体13を下端部の端
面に取り付けた可動鉄心15が遊嵌されており、
この可動鉄心15の下端部の外周面には鍔16が
形成され、鍔16とハウジング6の間に装着した
圧縮コイルばね17の弾拡力によつて常には下方
への移動力が付勢されており、電磁コイル7への
通電により、ハウジング6の上板、側板及び下板
を通つて可動鉄心15から固定鉄心10に向かう
磁場が形成されて、可動鉄心15が圧縮コイルば
ね17のばね力に抗して上方の固定鉄心10側へ
吸引され、通電を遮断することにより可動鉄心1
5が圧縮コイルばね17のばね力で下方へ復動す
るようになつている。
前記した本体1の上面には段付きの座ぐり孔1
9が形成されており、下側の縮径部19a内に
は、鍔16の外周面と略緊密に嵌合する第1当接
面22と、鍔16の下側の端面の外周部に当接す
る第2当接面23とを形成した断面L字形をなす
合成樹脂製の第1リング21が嵌装され、上側の
拡径部19bには、鍔16の上側の端面の外周部
に当接する第3当接面26を前記第2当接面23
との間に一定の間隔をおいて形成した同じく合成
樹脂製の第2リング25の下端部が、前記第1リ
ング21と重なるようにして嵌装され、これらの
第1リング21と第2リング25とが、本体1の
上面とハウジング6の下板の間に挟み付けられて
固定されている。
9が形成されており、下側の縮径部19a内に
は、鍔16の外周面と略緊密に嵌合する第1当接
面22と、鍔16の下側の端面の外周部に当接す
る第2当接面23とを形成した断面L字形をなす
合成樹脂製の第1リング21が嵌装され、上側の
拡径部19bには、鍔16の上側の端面の外周部
に当接する第3当接面26を前記第2当接面23
との間に一定の間隔をおいて形成した同じく合成
樹脂製の第2リング25の下端部が、前記第1リ
ング21と重なるようにして嵌装され、これらの
第1リング21と第2リング25とが、本体1の
上面とハウジング6の下板の間に挟み付けられて
固定されている。
本実施例の電磁弁は上記した構造になり、電磁
コイル7の通電して励磁すると、第1図に鎖線で
示すように、可動鉄心15が固定鉄心10側に吸
引されて上方に移動し、弁体13が弁座5から離
間して弁口4が開放することによつて、第1ポー
ト2から本体1の上面と鍔16の間の空間28に
流れたエアが、弁口4を通つて第2ポート3に流
れ、電磁コイル7への通電を遮断して非励磁状態
にすると、第1図に実線で示すように、可動鉄心
15が圧縮コイルばね17のばね力によつて下方
に移動し、弁体13が弁座5に押し付けられて弁
口4が閉塞することによつて、エアの流れを遮断
するように作用し、上記した可動鉄心15が移動
する際に、一般には、可動鉄心15が軸線方向に
沿つた真直姿勢で吸引されるのではなくて、可動
鉄心15の外周面と筒体8の内周面との間の〓間
の不均衡あるいは圧縮コイルばね17のばね力の
不均衡により軸線に対して傾いた姿勢で吸引され
る場合が多いのであるが、例えば可動鉄心15の
上端部が第1図の左側に傾いて吸引される場合
に、第2図に示すように、鍔16の左側の下面が
第2当接面23に、右側の上面が第3当接面26
に夫々当たつて傾きが規制され、かつ、鍔16の
外周面が第1当接面22に当たつて半径方向の移
動が規制されて、可動鉄心15はその上端部が筒
体8の内周面から離間した斜めの姿勢を一旦取つ
た後に、第1図に鎖線で示すように、鍔16の上
面が全周にわたつて第3当接面26に当接して真
直姿勢となるように作動するため、可動鉄心15
の上端部の周縁が筒体8の内周面に擦り付けられ
ることがなくて、可動鉄心15の摩耗が防止され
るばかりでなく、摺動抵抗が生じるおそれもな
く、また、鍔16の上面が第3当接面26に当た
ることによつて上方への移動が規制され、可動鉄
心15の上端部が固定鉄心10に接触するのが阻
止されるため、可動鉄心15に残留磁気が生じる
おそれがない。
コイル7の通電して励磁すると、第1図に鎖線で
示すように、可動鉄心15が固定鉄心10側に吸
引されて上方に移動し、弁体13が弁座5から離
間して弁口4が開放することによつて、第1ポー
ト2から本体1の上面と鍔16の間の空間28に
流れたエアが、弁口4を通つて第2ポート3に流
れ、電磁コイル7への通電を遮断して非励磁状態
にすると、第1図に実線で示すように、可動鉄心
15が圧縮コイルばね17のばね力によつて下方
に移動し、弁体13が弁座5に押し付けられて弁
口4が閉塞することによつて、エアの流れを遮断
するように作用し、上記した可動鉄心15が移動
する際に、一般には、可動鉄心15が軸線方向に
沿つた真直姿勢で吸引されるのではなくて、可動
鉄心15の外周面と筒体8の内周面との間の〓間
の不均衡あるいは圧縮コイルばね17のばね力の
不均衡により軸線に対して傾いた姿勢で吸引され
る場合が多いのであるが、例えば可動鉄心15の
上端部が第1図の左側に傾いて吸引される場合
に、第2図に示すように、鍔16の左側の下面が
第2当接面23に、右側の上面が第3当接面26
に夫々当たつて傾きが規制され、かつ、鍔16の
外周面が第1当接面22に当たつて半径方向の移
動が規制されて、可動鉄心15はその上端部が筒
体8の内周面から離間した斜めの姿勢を一旦取つ
た後に、第1図に鎖線で示すように、鍔16の上
面が全周にわたつて第3当接面26に当接して真
直姿勢となるように作動するため、可動鉄心15
の上端部の周縁が筒体8の内周面に擦り付けられ
ることがなくて、可動鉄心15の摩耗が防止され
るばかりでなく、摺動抵抗が生じるおそれもな
く、また、鍔16の上面が第3当接面26に当た
ることによつて上方への移動が規制され、可動鉄
心15の上端部が固定鉄心10に接触するのが阻
止されるため、可動鉄心15に残留磁気が生じる
おそれがない。
第3図は本考案の第2実施例を示し、ハウジン
グ6の下端部の第2リング25の外側に対応する
部分に、2つの第3ポート31,31を180度の
間隔をおいて形成するとともに、第2リング25
の第3当接面26に、各第3ポート31に連通
し、かつ、鍔16の下方若しくは上方への移動に
より開閉する弁口32,32を形成し、さらに、
鍔16の内周部に軸線方向に沿つて挿通孔33,
33を形成して3ポート電磁弁としたものであつ
て、その他の構造並びに可動鉄心15の作動につ
いては前記第1実施例と同様であり、例えば、ピ
ストンシリンダで開閉される主弁の吸入口側に接
続されるエア供給路を分岐して第2ポート3に接
続するとともに、第1ポート2をシリンダ室内に
連通すると、電磁コイル7を励磁して弁口4を開
放するとともに弁口32を閉塞することによつ
て、第2ポート3に供給された圧力エアが弁口4
を通つて第1ポート2からシリンダ室内に供給さ
れ、これによつてピストンがばね弾力に抗して押
し下げられて主弁が開放し、電磁コイル7の励磁
を解除して弁口4を閉塞するとともに弁口32を
開放することによつて、シリンダ室内のエアが第
1ポート2から空間28及び鍔16の挿通孔33
を通つてその上面に達し、さらに弁口32を通つ
て第3ポート31から外部に排出され、これによ
つてピストンが復動して主弁が閉塞するように作
用させることができ、従つて、主弁を駆動するパ
イロツト弁として使用するのに好適となる。
グ6の下端部の第2リング25の外側に対応する
部分に、2つの第3ポート31,31を180度の
間隔をおいて形成するとともに、第2リング25
の第3当接面26に、各第3ポート31に連通
し、かつ、鍔16の下方若しくは上方への移動に
より開閉する弁口32,32を形成し、さらに、
鍔16の内周部に軸線方向に沿つて挿通孔33,
33を形成して3ポート電磁弁としたものであつ
て、その他の構造並びに可動鉄心15の作動につ
いては前記第1実施例と同様であり、例えば、ピ
ストンシリンダで開閉される主弁の吸入口側に接
続されるエア供給路を分岐して第2ポート3に接
続するとともに、第1ポート2をシリンダ室内に
連通すると、電磁コイル7を励磁して弁口4を開
放するとともに弁口32を閉塞することによつ
て、第2ポート3に供給された圧力エアが弁口4
を通つて第1ポート2からシリンダ室内に供給さ
れ、これによつてピストンがばね弾力に抗して押
し下げられて主弁が開放し、電磁コイル7の励磁
を解除して弁口4を閉塞するとともに弁口32を
開放することによつて、シリンダ室内のエアが第
1ポート2から空間28及び鍔16の挿通孔33
を通つてその上面に達し、さらに弁口32を通つ
て第3ポート31から外部に排出され、これによ
つてピストンが復動して主弁が閉塞するように作
用させることができ、従つて、主弁を駆動するパ
イロツト弁として使用するのに好適となる。
考案の構成及び作用効果
上記実施例によつて具体的に説明したように、
本考案の電磁弁は、電磁コイルの中心孔の一側に
固定鉄心を設け、前記中心孔の他側に、該中心孔
から突出した一端部に弁体を設けた可動鉄心を、
ばね弾力により前記可動鉄心から離間する方向へ
の移動力を付勢して遊嵌し、前記電磁コイルの励
磁及び非励磁により前記可動鉄心を軸線方向に往
復運動させて前記弁体で弁口を開閉するようにし
た電磁弁において、前記可動鉄心の前記一端部の
外周面に鍔を形成し、該鍔の外側に該鍔の外周面
に略緊密に嵌合する第1当接面を設けるととも
に、前記鍔の軸線方向の両側に、該鍔の前記固定
鉄心と反対側の端面に当接する第2当接面と、前
記固定鉄心側の端面に当接する第3当接面とを一
定の間隔をおいて夫々設け、前記鍔と、前記第1
当接面、前記第2当接面及び前記第3当接面との
係合により、前記可動鉄心の半径方向と軸線方向
の移動及び軸線に対する傾きを規制して、前記可
動鉄心が前記中心孔の内周面及び前記固定鉄心に
接触するのを阻止する構成としたことを要旨とす
るものであつて、可動鉄心が電磁コイルの中心孔
を移動する際にその内周面に接触しないようにし
たから、可動鉄心の摩耗が防止されて耐用寿命を
伸ばすことができ、また、上記のように可動鉄心
が電磁コイルの中心孔の内周面に接触するのを阻
止することにより摺動抵抗が生じるのを防止でき
るとともに、可動鉄心が固定鉄心に接触するのを
阻止することにより可動鉄心に残留磁気が生じる
のを防止できるから、可動鉄心を応答良く迅速に
移動させることができる効果を奏する。
本考案の電磁弁は、電磁コイルの中心孔の一側に
固定鉄心を設け、前記中心孔の他側に、該中心孔
から突出した一端部に弁体を設けた可動鉄心を、
ばね弾力により前記可動鉄心から離間する方向へ
の移動力を付勢して遊嵌し、前記電磁コイルの励
磁及び非励磁により前記可動鉄心を軸線方向に往
復運動させて前記弁体で弁口を開閉するようにし
た電磁弁において、前記可動鉄心の前記一端部の
外周面に鍔を形成し、該鍔の外側に該鍔の外周面
に略緊密に嵌合する第1当接面を設けるととも
に、前記鍔の軸線方向の両側に、該鍔の前記固定
鉄心と反対側の端面に当接する第2当接面と、前
記固定鉄心側の端面に当接する第3当接面とを一
定の間隔をおいて夫々設け、前記鍔と、前記第1
当接面、前記第2当接面及び前記第3当接面との
係合により、前記可動鉄心の半径方向と軸線方向
の移動及び軸線に対する傾きを規制して、前記可
動鉄心が前記中心孔の内周面及び前記固定鉄心に
接触するのを阻止する構成としたことを要旨とす
るものであつて、可動鉄心が電磁コイルの中心孔
を移動する際にその内周面に接触しないようにし
たから、可動鉄心の摩耗が防止されて耐用寿命を
伸ばすことができ、また、上記のように可動鉄心
が電磁コイルの中心孔の内周面に接触するのを阻
止することにより摺動抵抗が生じるのを防止でき
るとともに、可動鉄心が固定鉄心に接触するのを
阻止することにより可動鉄心に残留磁気が生じる
のを防止できるから、可動鉄心を応答良く迅速に
移動させることができる効果を奏する。
第1図は本考案の第1実施例の断面図、第2図
はその作動説明図、第3図は第2実施例の断面図
である。 4:弁口、7:電磁コイル、8:筒体、10:
固定鉄心、13:弁体、15:可動鉄心、16:
鍔、17:圧縮コイルばね、22:第1当接面、
23:第2当接面、26:第3当接面、32:弁
口。
はその作動説明図、第3図は第2実施例の断面図
である。 4:弁口、7:電磁コイル、8:筒体、10:
固定鉄心、13:弁体、15:可動鉄心、16:
鍔、17:圧縮コイルばね、22:第1当接面、
23:第2当接面、26:第3当接面、32:弁
口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 電磁コイルの中心孔の一側に固定鉄心を設
け、前記中心孔の他側に、該中心孔から突出し
た一端部に弁体を設けた可動鉄心を、ばね弾力
により前記可動鉄心から離間する方向への移動
力を付勢して遊嵌し、前記電磁コイルの励磁及
び非励磁により前記可動鉄心を軸線方向に往復
運動させて前記弁体で弁口を開閉するようにし
た電磁弁において、前記可動鉄心の前記一端部
の外周面に鍔を形成し、該鍔の外側に該鍔の外
周面に略緊密に嵌合する第1当接面を設けると
ともに、前記鍔の軸線方向の両側に、該鍔の前
記固定鉄心と反対側の端面に当接する第2当接
面と、前記固定鉄心側の端面に当接する第3当
接面とを一定の間隔をおいて夫々設け、前記鍔
と、前記第1当接面、前記第2当接面及び前記
第3当接面との係合により、前記可動鉄心の半
径方向と軸線方向の移動及び軸線に対する傾き
を規制して、前記可動鉄心が前記中心孔の内周
面及び前記固定鉄心に接触するのを阻止する構
成としたことを特徴とする電磁弁。 2 前記第3当接面に、前記鍔により開閉される
他の弁口を設けたことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14615784U JPH025168Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14615784U JPH025168Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6159973U JPS6159973U (ja) | 1986-04-22 |
JPH025168Y2 true JPH025168Y2 (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=30704396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14615784U Expired JPH025168Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH025168Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5191282B2 (ja) * | 2008-06-05 | 2013-05-08 | リンナイ株式会社 | 電磁開閉弁 |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP14615784U patent/JPH025168Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6159973U (ja) | 1986-04-22 |
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