JPH04190124A - 二光束干渉計 - Google Patents

二光束干渉計

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JPH04190124A
JPH04190124A JP33954890A JP33954890A JPH04190124A JP H04190124 A JPH04190124 A JP H04190124A JP 33954890 A JP33954890 A JP 33954890A JP 33954890 A JP33954890 A JP 33954890A JP H04190124 A JPH04190124 A JP H04190124A
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cubes
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Osamu Yoshikawa
治 吉川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフーリエ変換型赤外分光光度計(FTIR)な
どに用いられる二光束干渉計に関するものである。
(従来の技術) フーリエ変換型赤外分光光度計の二光束干渉計としては
、2枚の平面鏡とビームスプリッタで構成されるマイケ
ルソン干渉計が用いられる。2枚の平面鏡は一方が固定
鏡、他方が移動鏡であり、移動鏡は連続摺動がなされる
このような二光束干渉計は、環境温度の変化や振動など
に特に敏感である。そこで、干渉条件を安定化させる1
つの手段としてレーザ光を利用したダイナミックアライ
メント法が採用されている。
しかし、ダイナミックアライメント法は装置が複雑にな
る欠点がある。
振動に対して強い光学系として、ミラーの代わりにコー
ナーキューブを用いる方式がある。コーナーキューブを
用いた二光束干渉計としては、マイケルソン干渉計の移
動鏡としてコーナーキューブを用い、そのコーナーキュ
ーブをメカニカルへアリングで支持して前後方向に摺動
させるようにしたものがある。
コーナーキューブを用いた他の二光束干渉計としては、
2つのコーナーキューブが斜め方向に対向するようにそ
れぞれを金属製支持棒に取りつけ。
それらのコーナーキューブを対向させた状態で平面内で
往復方向に回転させるようにしたものがある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の対象とするコーナーキューブを用いた二光束干
渉計のうち、メカニカルベアリングを利用したものでは
、コーナーキューブの頂点が入射光軸に対して変動する
ために生じる干渉条件のずれを避けることはできない。
2個のコーナーキューブを対向させて回転させる方式で
は、移動部分の組立て条件によって生じる干渉条件のず
れを避けることはできない。
本発明は2個のコーナーキューブを対向させた干渉計に
関し、組立て調整を容易にし、温度変化や振動など外乱
に対して安定した二光束干渉計を提供することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、2つのコーナーキューブが斜め方向に対向
し、かつそれぞれの1つの鏡面が共通の平面となるよう
に一体的に構成され、この一体化された2つのコーナー
キューブは2つのコーナーキューブの相対する稜を含む
平面を一方向に保った状態で往復方向に回転駆動される
本発明ではまた。2つのコーナーキューブが斜め方向に
対向し、かつそれぞれの2つの鏡面が共通の平面となる
ように一体的に構成され、この−体化された2つのコー
ナーキューブは共通の2つの鏡面でできる稜を含む対称
面を一方向に保った状態で往復方向に回転駆動される。
二光束干渉計を構成するために、2つのコーナーキュー
ブの前方には入射光の一部を反射させて一方のコーナー
キューブに導き、入射光の残部を透過させて他方のコー
ナーキューブに導くとともに、両コーナーキューブから
の反射光を干渉させるビームスプリッタが設けられる。
組立精度を高めるには、2つのコーナーキューブを切削
や研磨などの機械加工により製造すればよい。
(作用) 2つのコーナーキューブの共通平面が回転すると、干渉
計の2つのアーム間の光路差が変化する。
その共通平面を往復方向に連続して回転させると、連続
摺動型二光束干渉計となる。
振動などの外乱によりビームスプリッタへの入射光線が
シフトした場合でも2つのコーナーキューブからの反射
光はビームスプリッタで干渉する。
(実施例) 第1図は第1の実施例を示す斜視図、第2図は同実施例
のミラ一部分を駆動機構とともに示す一部断面の平面図
、第3図は第2図の左側面図、第4図は第2図の正面図
である。
本発明の二光束干渉計は通常のマイケルソン干渉計とは
異なり、二連コーナーキューブ2を用いた干渉計である
二連コーナーキューブ2は、都合5枚の切削加工平面鏡
により組み立てられている。平面[4a。
4b、6により一方のコーナーキューブ4が構成され、
平面j18a、8b、6により他方のコーナーキューブ
8が構成されている。平面#t6は両コーナーキューブ
4,8で共通である。
コーナーキューブ4,8においては隣合う面が直角をな
しており、直角からの組立て精度のずれ量は約2〜5秒
(角度)以内である。このような高精度に加工すること
は現在の技術では容易である。
一方のコーナーキューブ4の2つの鏡面4aと4bによ
り形成される稜10と、他方のコーナーキューブ8の2
つの鏡面8aと8bにより作られる稜12は互いに平行
であり、この2つの陵10゜12を含む平面14内には
2つのコーナーキューブ4,8の共通鏡面6の裏面側に
接続棒16がねし止めされている。接続棒16には、2
つの稜10.12を含む平面14を一方向(この例では
水平方向)に保って回転できるように、回転ベアリング
18が埋め込まれており、2個のコーナーキューブ4,
8はその平面14を一方向に保ったままで自由に回転す
ることができる。
接続棒16の他端にはりニアモータの可動部分20がね
じ止めされており、その可動部分20にはコイル22が
巻かれている。可動部分20はリニアモータのステータ
24と組み合わされており、コイル22に電流を流すこ
とによりステータ24との間に生しるローレンツ力によ
り限られた範囲での往復運動を行ない、その往復運動は
回転ベアリング18を支点として接続棒16を第2図に
矢印で示されるように回転往復運動を生じさせる。
第1図に示されるように、二連コーナーキューブ4,8
の中央前方寄りには、干渉計を構成するために、ビーム
スプリッタ26及びコンペンセータ28が設置されてい
る。入射光線30の一部はビームスプリンタ26で反射
し、一方のコーナーキューブ4で反射して再びビームス
プリッタ26に入射する。入射光線3oのうちビームス
プリンタ26を透過した光線34は他方のコーナーキュ
ーブ8で反射して再びビームスプリッタ26に入射する
。両コーナーキューブ4,8がらの反射光はビームスプ
リッタ26で干渉光36となり、試料室へ導かれる。
次に、本実施例の動作について説明する。
第5図は干渉計の2つのアーム間で光路差をもたないと
きの状態を表わしている。一方1回転ベアリング18を
中心として二連コーナーキューブ4.8が回転し、2つ
のアーム間で光路差を生じると第6図に示されるような
状態となる。回転ベアリング18を中心として往復回転
運動をさせることにより、連続摺動型二光束干渉計が構
成される。ただし、第5図及び第6図はともに2次元モ
デルの図である。
第5図には撮動などの外乱により入射光線3゜がシフト
した場合も示されているが、コーナーキューブ4,8を
用いていることにより、その場合でも安定して干渉光を
得ることができることが示されている。
第7図は第2の実施例を示す平面図、第8図は同実施例
のミラ一部分を示す平面図、第9図はそのミラ一部分の
正面図、第10図は第9図の左側面図である。
42は2連コーナーキユーブであり、都合4枚の切削加
工平面鏡により組み立てられている。平面@45,46
,47により一方のコーナーキューブ44が構成され、
平面@46.47.48により他方のコーナーキューブ
49が構成されている。平面1R46と47は両コーナ
ーキューブ44゜49で共通であり、互いに直交してい
る。平面鏡45と48はともに両共通平面鏡46.47
と直交している。2つの共通平面鏡46.47により形
成される稜50を含む上下方向の対称面54内には2つ
の平面!!46.47の裏面側に接続棒56が取りつけ
られている。接続棒56が対称面54を一方向(この例
では水平方向)に保って回転できるように、接続棒56
には回転ベアリング58が埋め込まれており、これが回
転中心となって2個のコーナーキューブ44.4?はそ
の平面54を一方向に保ったままで自由に回転すること
ができる。
接続棒56の他端には第2図及び第3図に示されたのと
同じ回転駆動機構が設けられている。
2連コーナーキューブ44.49の中央前方寄りには、
第7図に示されるように、干渉計を構成するために、ビ
ームスプリッタ26及びコンペンセーター28が設置さ
れている。
第7図の実施例における干渉計の動作は、第1図の実施
例と同しである。
第1の実施例では二連のコーナーキューブ4゜8は5枚
の切削加工平面鏡が組み立てられて構成され、第2の実
施例では二連のコーナーキューブ44.49は4枚の切
削加工平面鏡が組み立てられて構成されているが、1つ
の母材を切り出して一体型の二連コーナーキューブを製
造することもできる。
実施例ではまた5 2つのコーナーキューブの相対する
稜を含む平面又は2つの共通鏡面の稜を含む対称面が水
平面になるように設置しているが、それらの平面は必ず
しも水平状態に保つ必要はなく、垂直方向など他の任意
の方向であってもよい。
また、接続棒16又は56は相対する稜10゜12を含
む平面14内又は稜50を含む平面54内に設けられて
いるが、接続棒16,56はその平面14又は54と平
行な平面内に設けられていてもよい。
(発明の効果) 本発明では2つのコーナーキューブをそれぞれの1つの
鏡面又は2つの鏡面が共通になるように対向させて2組
のミラー群を一体的に構成し、その2つの相対する稜を
含む平面又は2つの共通鏡面を含む平面内で往復回転運
動をするようにしたものであるので、1つの回転中心を
もつ往復回転運動を行なわせるだけであり、組立ての際
の調整が極めて簡単で、かつ容易であり、安価に製造す
ることができる。
二連コーナーキューブを同一材質で構成することができ
るので、温度変化に対して安定である。
また、振動などの外乱に対しても安定である。
コーナーキューブを構成する平面鏡を切削や研磨などの
機械加工により製造すれば、高精度な組立てや加工を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の要部を示す斜視図、第2図は同
実施例のミラーと駆動機構を示す一部断面の平面図、第
3図は第2図の左側面図、第4図は第2図の正面図、第
5図及び第6図は同実施例の動作を示す概略図、第7図
は第2の実施例を水口 す  図、第8図は同実施例のミラ一部分を示す平面図
、第9図はそのミラ一部分の正面図、第1O図は第9図
の左側面図である。 2.42 ・・二連コーナーキューブ、4,8゜4、4
 、49 =−コーナーキューブ、4a、4b。 6.8a、8b、45,46,47.48−=コーナー
キューブを構成する平面鏡、10.12・・・・・2つ
のコーナーキューブの対向する稜、14・・・2つの対
向する稜を含む平面、16.56・ ・・支持棒、18
.58・・・・・・回転ベアリング、20・・・・・リ
ニアモータの可動部分、24・・・・ リニアモータの
ステータ、50・・・・・・2つの共通鏡面でできる稜
、54・・・・・・対称面。 特許出願人 株式会社島津製作所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つのコーナーキューブが斜め方向に対向し、か
    つそれぞれの1つの鏡面が共通の平面となるように一体
    的に構成され、この一体化された2つのコーナーキュー
    ブは2つのコーナーキューブの相対する稜を含む平面を
    一方向に保った状態で往復方向に回転駆動され、これら
    の2つのコーナーキューブの前方には入射光の一部を反
    射させて一方のコーナーキューブに導き入射光の残部を
    透過させて他方のコーナーキューブに導くとともに、両
    コーナーキューブからの反射光を干渉させるビームスプ
    リッタが設けられている二光束干渉計。
  2. (2)2つのコーナーキューブが斜め方向に対向し、か
    つそれぞれの2つの鏡面が共通の平面となるように一体
    的に構成され、この一体化された2つのコーナーキュー
    ブは共通の2つの鏡面でできる稜を含む対称面を一方向
    に保った状態で往復方向に回転駆動され、これらの2つ
    のコーナーキューブの前方には入射光の一部を反射させ
    て一方のコーナーキューブに導き入射光の残部を透過さ
    せて他方のコーナーキューブに導くとともに、両コーナ
    ーキューブからの反射光を干渉させるビームスプリッタ
    が設けられている二光束干渉計。
  3. (3)2つのコーナーキューブは切削や研磨などの機械
    加工により製造されたものである請求項1又は2に記載
    の二光束干渉計。
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DE102008016905B3 (de) * 2008-04-02 2009-07-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Interferometer

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005539260A (ja) * 2002-09-18 2005-12-22 テラビュー リミテッド 放射線ビームの経路長を変化するための装置
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DE102008016905B3 (de) * 2008-04-02 2009-07-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Interferometer

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