JPH04204334A - 二光束干渉計 - Google Patents

二光束干渉計

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JPH04204334A
JPH04204334A JP33954790A JP33954790A JPH04204334A JP H04204334 A JPH04204334 A JP H04204334A JP 33954790 A JP33954790 A JP 33954790A JP 33954790 A JP33954790 A JP 33954790A JP H04204334 A JPH04204334 A JP H04204334A
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corner cubes
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治 吉川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフーリエ変換型赤外分光光度計(FTIR)な
どに用いられる三光束干渉計に関するものである。
(従来の技術) フーリエ変換型赤外分光光度計の三光束干渉計としては
、2枚の平面鏡とビームスプリッタで構成されるマイケ
ルソン干渉計が用いられる。2枚の平面鏡は一方が固定
鏡、他方が移動鏡であり、移動鏡は連続摺動がなされる
このような三光束干渉計は、環境温度の変化や振動など
に特に敏感である。そこで、干渉条件を安定化させる1
つの手段としてレーザ光を利用したダイナミックアライ
メント法が採用されている。
しかし、ダイナミックアライメント法は装置が複雑にな
る欠点がある。
振動に対して強い光学系として、ミラーの代わりにコー
ナーキューブを用いる方式がある。コーナーキューブを
用いた三光束干渉計としては、マイケルソン干渉計の移
動鏡としてコーナーキューブを用い、そのコーナーキュ
ーブをメカニカルベアリングで支持して前後方向に摺動
させるようにしたものがある。
コーナーキューブを用いた他の三光束干渉計としては、
2つのコーナーキューブが斜め方向に対向するようにそ
れぞれを金属製支持棒に取りつけ、それらのコーナーキ
ューブを対向させた状態で平面内で往復方向に回転させ
るようにしたものがある。
第13図に2つのコーナーキューブを用いた干渉計を示
す。コーナーキューブ80と82とが斜め方向に対向し
て配置され、それらの前方にビームスプリッタ84とコ
ンペンセイター86が配置されている。光源としてのH
e −N eレーザ88からのビームはビームスプリッ
タ84で二分され。
ビームスプリッタ84からの透過光と反射光はそれぞれ
コーナーキューブ80と82で反射して再びビームスプ
リッタ84に入射し、干渉信号となって検出器90で受
光されて検出される。
コーナーキューブ80と82は一方が移動篇、他方が固
定鏡である干渉計もあるし、コーナーキューブ80と8
2が一点鎖線で示されるように金属製支持棒81で一体
化され、支持棒81が矢印83のように往復方向に移動
する干渉計もある。
第13図の干渉計の干渉信号は、第14図に示されるよ
うに0.6328μmごとに同位相を繰り返す干渉信号
を与える。このような干渉計がFTIRに用いられると
きは、その摺動速度の安定化は干渉信号の決まった位相
(例えば負から正になるゼロクロス点のみ又はそれと正
から負になるゼロクロス点も加えたもの)ごとに基準速
度に対応するクロック信号と比較されることによって行
なわれる。
(発明が解決しようとする課題) 第13図のような干渉計で、−次干渉信号の同位相のゼ
ロクロス位置でサンプリングを行なう場合には、遅い摺
動速度のときにはキャリア周波数を与える干渉信号が低
周波信号となるので安定性が悪い。
もし、遅い摺動速度のときでも干渉信号の周波数を高め
るために、干渉信号の一周期に2回ある正から負に変化
するゼロクロス位置と負から正に変化するゼロクロス位
置の両ゼロクロス位置でサンプリングを行なうようにす
れば、近赤外領域での測定精度が悪くなる。
本発明はFTIRなどを低速で摺動させるときにも安定
したサンプリングを行なうことができる三光束干渉計を
提供することを目的とするものである。
本発明はまた、近赤外領域の測定を安定して行なえると
ともに、中赤外領域の測定ではオーバーサンプリングに
ならない三光束干渉計を提供することを目的とするもの
である。
本発明はまた、コーナーキューブの絶対位置を検出する
ことのできるクアドラチュアコントロールも行なうこと
のできる二光束干渉計を提供することを目的とするもの
である。
本発明はまた、2個のコーナーキューブを備えた二光束
干渉計で、組立て調整を容易にし、温度変化や振動など
の外乱に対して安定した二光束干渉計を提供することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、2つのコーナーキューブが斜め方向に対向
して配置され、これらの2つのコーナーキューブの前方
には入射光の一部を反射させて一方のコーナーキューブ
に導き入射光の残部を透過させて他方のコーナーキュー
ブに導くとともに。
両コーナーキューブからの反射光を干渉させるビームス
プリッタが設けられており、前記2つのコーナーキュー
ブの少なくとも一方とビームスプリッタとの距離が変化
させられる干渉計と、この干渉計から出射する一次干渉
光を再びこの干渉計に戻す平面鏡とを備え、前記干渉計
から出射する二次干渉光を測距信号とする。
二次干渉光だけでなく一次干渉光も取り出すことができ
るようにするためには、上記の平面鏡に代えてハーフミ
ラ−を配置し、そのハーフミラ−からの透過光から一次
干渉光を取り出すようにすればよい。
また、クアドラチュアコントロールの機能を実゛現する
ためには、ビームスプリッタからいずれかのコーナーキ
ューブに至る光路上に1/8波長板を配置し、前記干渉
計から出射する一次干渉光又は二次干渉光の出射光路上
に偏光ビームスプリッタを配置して、この偏光ビームス
プリッタで分割されたP波とS波を測距信号とすればよ
い。
2つのコーナーキューブを用いた干渉計は、マイケルソ
ン干渉計を構成して移動鏡側のコーナーキューブをメカ
ニカルベアリングで支持して摺動させるものでもよく、
2つのコーナーキューブを金属製支持棒に取りつけて2
つのコーナーキューブを斜め方向に対向させた状態で平
面内で往復方向に回転させるようにしたものでもよい0
組立て調整を容易にし、温度変化や振動などの外乱に対
して安定した干渉計とするためには、2つのコーナーキ
ューブを1又は2の鏡面が共通の平面となるように一体
的に構成すればよい。
(作用) 干渉計から出射する一次干渉光を平面鏡で反射させて再
びその干渉計に戻すと、二次干渉光が得られる。二次干
渉光では一次干渉光の2倍の周波数の信号を得ることが
でき、干渉計が低速で摺動する場合にも安定したサンプ
リングを行なうことができる。
一次干渉光を干渉計に戻す平面鏡に代えてハーフミラ−
を配置すれば、そのハーフミラ−からの反射光は二次干
渉光となり、一方、ハーフミラ−を透過した光は一次干
渉光として受光される。
いずれかのコーナーキューブとビームスプリッタの間の
光路上に1/8波長板を配置すると、二次干渉光の光路
に配置された偏光ビームスプリッタによってP波とS波
に分割された干渉光が得られるので、この2つの干渉信
号を用いると1つの干渉信号の2倍の周波数の信号を作
成することができ、また、そのP波とS波の位相関係と
波数とからクアドラチュアコントロール技法によりコー
ナーキューブの絶対位置を検出することができる。
(実施例) 第1図は第1の実施例を表わす。
4.8はそれぞれ斜め方向に対向した2つのコーナーキ
ューブであり、1つの鏡面6を共通にして一体的に構成
され、2連コーナーキユーブ2を構成している。コーナ
ーキューブ4,8の前方にはビームスプリッタ26とコ
ンペンセイター28が設けられており、2連コーナーキ
ユーブ2は共通鏡面6の背面側の接続棒16によって往
復方向に回転させられる。この干渉計は後で第5図から
第8図を用いて具体的に説明する。
光源としてはHe−Neレーザ60が用いられており、
レーザビーム62が干渉計に入射する。
この干渉計から出射した一次干渉光の光路上には平面鏡
66が配置されている。平面鏡66で反射された干渉光
は再びこの干渉計に入射し、二次干渉光となって干渉計
から出射する。
一方のコーナーキューブ、例えばコーナーキューブ4と
ビームスプリッタ26の間にレーザ光が互いに逆方向に
2回通過する位置に1/8波長板64が配置されている
干渉計から出射した二次干渉光の光路上には受光器の前
に偏光ビームスプリッタ68が配置され、偏光ビームス
プリッタ68でP波とS波に分離された干渉光をそれぞ
れ独立して検出するために、検出器としてPINフォト
ダイオード70.72が配置されている。
第1図の実施例では、検出@To、?2からは第2図に
示されるA′相、B′相の干渉信号がそれぞれ得られる
。これらの干渉信号は互いに位相がほぼ90度異なった
2種類の二次干渉信号となる。
それぞれの二次干渉信号は、速度安定化キャリアに利用
する場合は、それぞれ単独でも一次干渉信号の2倍の周
波数を得ることができる。
また、A′相とB′相の2つの干渉信号をともに利用す
ればさらに2倍の周波数、つまり一次干渉信号の4倍の
周波数を得ることができる。この場合、He−Neレー
ザを用いているので、一方の二次干渉信号をA/Dコン
バータのトリガー信号として用いたときは15802〜
Qcm−’のスペクトルを正確に回復できることを意味
している。
また、A′相とB′相の2つの干渉信号から現在の摺動
位置を認識できるクアドラチュアコントロールを実施す
ることもできる。
第1図の実施例で、もしP波とS波に分離しないで二次
干渉信号のみを利用する場合には、1/8波長板64と
偏向ビームスプリッタ68を省略し、1個の検出器で二
次干渉光を受光するようにすればよい。
第3図は第2の実施例を表わす。
第1図と比較すると、−・次干渉光を干渉計に戻す平面
鏡66に代えてハーフミラ−74が配置されている。ハ
ーフミラ−74を透過した一次干渉光を受光するために
、その透過光光路上に検出器としてPINフォトダイオ
ード76が配置されている。
第3図の実施例によれば、第4図に示されるように、二
次干渉光は偏光ビームスプリッタ68でP波とS波に分
割されてそれぞれ検出器70,72でA′相、B′相と
して検出され、ハーフミラ−74を透過した一次干渉光
は検出器76でC相として検出される。A′相とB”相
の干渉信号はそれぞれ単独では光路差がQ、3164μ
mの干渉信号であり、測定波数15802〜Ocm−”
の近赤外域の測定に適し、C相の干渉信号は光路差が0
゜6328pmで、測定波数が7901〜0cm−1の
スペクトルを回復することができ、このC相の干渉信号
をは4000〜400cm”1の波数の中赤外領域の測
定に好都合である。
もし、二次干渉信号で中赤外領域の測定を行なおうとす
れば、例えばA’相のみをトリガー信号として利用して
負から正に変化する瞬間ごとにA/Dコンバータを起動
する構成をとるものとすれば、サンプリング定理より1
5802〜Ocm“1−のスペクトルを回復することに
なるので、メモリ容量と演算時間ともに不経済になる。
そのため、もしA′相の信号のゼロクロス位置を2回に
1回の割でトリガー信号として取り込めば7901〜0
cm−1のスペクトルを回復できて好都合であるが、そ
の際二次干渉信号の隣り合う同位相点のいずれが採用さ
れるかは一連の測定ごとに任意に変わる。つまり、量子
化され、メモリに格納された赤外インターフェログラム
が一連の測定ごとに変化する可能性を有する。このこと
はGC/FTIRやGPC/FTIRなど、クロマト装
置とFTIRを組み合わせたときのインターフェログラ
ムの時間変化から赤外クロマト信号を直接表示させるグ
ラム−シュミット演算を正確に行なうことができない結
果を与える。
第3図の実施例によれば、−次干渉信号であるC相の検
出信号を用い、第4図で矢印で示される同位相のゼロク
ロス点でA/Dコンバータを起動すれば、グラム−シュ
ミット演算を正確に実行することができる。
2つのコーナーキューブを備えた干渉計の好ましい一例
として1つの鏡面が共通の平面となるように構成された
ものを第5図から第8図に示す。
第5図はその干渉計を示す斜視図、第6図はその干渉計
のミラ一部分を駆動機構とともに示す一部断面の平面図
、第7図は第6図の左側面図、第8図は第6図の正面図
である。
この二光束干渉計は通常のマイケルソン干渉計とは異な
り、二連コーナーキューブ2を用いた干渉計である。
二連コーナーキューブ2は、都合5枚の切削加工平面鏡
により組み立てられている。平面鏡4a。
4b、6により一方のコーナーキューブ4が構成され、
平面18a、sb、6により他方のコーナーキューブ8
が構成されている。平面鏡6は両コーナーキューブ4,
8で共通である。
コーナーキューブ4,8においては隣合う面が直角をな
しており、直角からの組立て精度のずれ量は約2〜5秒
(角度)以内である。このような高精度に加工すること
は現在の技術では容易である。
一方のコーナーキューブ4の2つの鏡面4aと4bによ
り形成される稜10と、他方のコーナーキューブ8の2
つの鏡面8aと8bにより作られる稜12は互いに平行
であり、この2つの陵10゜12を含む平面14内には
2つのコーナーキューブ4,8の共通鏡面6の裏面側に
接続棒16がねじ止めされている。接続棒16には、2
つの稜10.12を含む平面14を一方向(この例では
水平方向)に保って回転できるように、回転ベアリング
18が埋め込まれており、2個のコーナーキューブ4,
8はその平面14を一方向に保ったままで自由に回転す
ることができる。
接続棒16の他端にはりニアモータの可動部分20がね
じ止めされており、その可動部分20にはコイル22が
巻かれている。可動部分2oはリニアモータのステータ
24と組み合わされており、コイル22に電流を流すこ
とによりステータ24との間に生じるローレンツ力によ
り限られた範囲での往復運動を行ない、その往復運動は
回転ベアリング18を支点として接続棒16を第2図に
矢印で示されるように回転往復運動を生じさせる。
第5図に示されるように、二連コーナーキューブ4,8
の中央前方寄りには、干渉計を構成するために、ビーム
スプリッタ26及びコンベンセータ28が設置されてい
る。入射光線30の一部はビームスプリッタ26で反射
し、一方のコーナーキューブ4で反射して再びビームス
プリッタ26に入射する。入射光線30のうちビームス
プリッタ26を透過した光線34は他方のコーナーキュ
ーブ8で反射して再びビームスプリッタ26に入射する
6両コーナーキューブ4,8からの反射光はビームスプ
リッタ26で干渉光36となる。
2つのコーナーキューブを備えた好ましい干渉計の他の
例として2つの鏡面が共通の平面となるように一体的に
構成されたもの例を第9図から第12図に示す。第9図
はその干渉計を示す平面図、第10図はその干渉計のミ
ラ一部分を示す平面図。
第11図はそのミラ一部分の正面図、第12図は第10
図の左側面図である。
42は2連コーナーキユーブであり、都合4枚の切削加
工平面鏡により組み立てられている。平面鏡45,46
.47により一方のコーナーキューブ44が構成され、
平面@46.47.48により他方のコーナーキューブ
49が構成されている。平面鏡46と47は両コーナー
キューブ44゜49で共通であり、互いに直交している
。平面鏡45と48はともに両共通平面1i146,4
7と直交している。2つの共通平面鏡46.47により
形成される稜50を含む上下方向の対称面54内には2
つの平面鏡46.47の裏面側に接続棒56が取りつけ
られている。接続棒56が対称面54を一方向(この例
では水平方向)に保って回転できるように、接続棒56
には回転ベアリング58が埋め込まれており、これが回
転中心となって2個のコーナーキューブ44.49はそ
の平面54を一方向に保ったままで自由に回転すること
ができる。
接続棒56の他端には第6図及び第7図に示されたのと
同じ回転駆動機構が設けられている。
2連コーナーキューブ44.49の中央前方寄りには、
第9図に示されるように、干渉計を構成するために、ビ
ームスプリッタ26及びコンベンセイター28が設置さ
れている。
第9図の実施例における干渉計の動作は、第5図の干渉
計の動作と同じである。
第5図の干渉計では二連のコーナーキューブ4゜8は5
枚の切削加工平面鏡が組み立てられて構成され、第9図
の干渉計では二連のコーナーキューブ44.49は4枚
の切削加工平面鏡が組み立てられて構成されているが、
1つの母材を切り出して一体型の二連コーナーキューブ
を製造することもできる。
これらの干渉計ではまた、2つのコーナーキューブの相
対する稜を含む平面又は2つの共通鏡面の稜を含む対称
面が水平面になるように設置しているが、それらの平面
は必ずしも水平状態に保つ必要はなく、垂直方向など他
の任意の方向であってもよい。
また、接続棒16又は56は相対する稜1o。
12を含む平面14内又は稜50を含む平面54内に設
けられているが、接続棒16はその平面14又は54と
平行な平面内に設けられていてもよい。
(発明の効果) 本発明では干渉計から出射する一次干渉光を平面鏡又は
ハーフミラ−で反射させて再びその干渉計に戻すので、
二次干渉光が得られる。二次干渉光では一次干渉光の2
倍の周波数の信号を得ることができるので、干渉計が低
速で摺動する場合にも安定した摺動速度を実現すること
ができ、正確にサンプリングを行なうことができ、正確
な近赤外スペクトルを回復することができる。
−次干渉光を干渉計に戻す平面鏡に代えてハーフミラ−
を配置すれば、そのハーフミラ−からの透過光は一次干
渉光として受光されるので、中赤外スペクトルを対象と
したクロマト結合装置のメモリ容量や演算時間の経済性
を劣化させずに良好なグラム−シュミット演算を実施す
ることができる。
いずれかのコーナーキューブとビームスプリッタの間の
光路に1/8波長板を配置し、−次干渉光又は二次干渉
光の出射光路に偏光ビームスプリッタを配置すれば、P
波とS波に分割された干渉光を得ることができるので、
この2つの干渉信号からさらに2倍の周波数の信号を作
成することができ、また、そのP波とS波の位相関係と
波数とからクアドラチュアコントロール技法によりコー
ナーキューブの絶対位置を検出することができる。
2つのコーナーキューブをそれぞれの1つの鏡面又は2
つの鏡面が共通になるように斜め方向に対向させて2組
のミラー群を一体的に構成し、その2つの相対する稜を
含む平面又は2つの共通鏡面を含む平面内で往復回転運
動をするようにすれば、1つの回転中心をもつ往復回転
運動を行なわせるだけであり、組立ての際の調整が極め
て簡単で、かつ容易であり、安価に製造することができ
る。二連コーナーキューブを同一材質で構成することが
できるので、温度変化に対して安定である。
また、振動などの外乱に対しても安定である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例を示す平面図、第2図は同実施例
の検出信号を示す波形図、第3図は第2の実施例を示す
平面図、第4図は同実施例の検出信号を示す波形図、第
5図は干渉計の好ましい具体例を示す斜視図、第6図は
その干渉計のミラー部分を駆動機構とともに示す一部断
面の平面図。 第7図は第6図の左側面図、第8図は第6図の正面図、
第9図は干渉計の他の好ましい具体例を示す一認図、第
10図はその干渉計のミラ一部分を示す平面図、第11
図はそのミラ一部分の正面図。 第12@は第10図の左側面図である。第13図は従来
の干渉計を示す平面図、第14図は13図の干渉計の検
出信号を示す波形図である。 2.42・・・・・・二連コーナーキューブ、4,8゜
44.49・・・・・・コーナーキューブ、4a、4b
。 6.8a、8b、45,46,47.48−コーナーキ
ューブを構成する平面鏡、10.12・・・・・・2つ
のコーナーキューブの対向する稜、14・・・・・・2
つの対向する稜を含む平面、16.56・・・・・・支
持棒、18,58・・・・回転ベアリング、20・・・
・・・リニアモータの可動部分、24・・・・・リニア
モータのステータ、50・・・・2つの共通鏡面ででき
る稜、54・・・・・対称面、64・・・・1/8波長
板、66・・・・・・平面鏡、68・・・・・偏向ビー
ムスプリッタ、70’、72.76  ・・・フォトダ
イオード、74・・・・・ハーフミラ−0 特許出願人 株式会社島津製作所

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つのコーナーキューブが斜め方向に対向して配
    置され、これらの2つのコーナーキューブの前方には入
    射光の一部を反射させて一方のコーナーキューブに導き
    入射光の残部を透過させて他方のコーナーキューブに導
    くとともに、両コーナーキューブからの反射光を干渉さ
    せるビームスプリッタが設けられており、前記2つのコ
    ーナーキューブの少なくとも一方とビームスプリッタと
    の距離が変化させられる干渉計と、この干渉計から出射
    する一次干渉光を再びこの干渉計に戻す平面鏡とを備え
    、前記干渉計から出射する二次干渉光を測距信号とする
    二光束干渉計。
  2. (2)2つのコーナーキューブが斜め方向に対向して配
    置され、これらの2つのコーナーキューブの前方には入
    射光の一部を反射させて一方のコーナーキューブに導き
    入射光の残部を透過させて他方のコーナーキューブに導
    くとともに、両コーナーキューブからの反射光を干渉さ
    せるビームスプリッタが設けられており、前記2つのコ
    ーナーキユーブの少なくとも一方とビームスプリッタと
    の距離が変化させられる干渉計と、この干渉計から出射
    する一次干渉光の一部を再びこの干渉計に戻すとともに
    、残部を透過させるハーフミラーとを備え、前記ハーフ
    ミラーを透過した一次干渉光及び/又は前記干渉計から
    出射する二次干渉光を測距信号とする二光束干渉計。
  3. (3)前記干渉計でビームスプリッタからいずれかのコ
    ーナーキューブに至る光路上に1/8波長板を配置し、
    前記干渉計から出射する一次干渉光又は二次干渉光の出
    射光路上に偏光ビームスプリッタを配置して、この偏光
    ビームスプリッタで分割されたP波とS波を測距信号と
    する請求項1又は2に記載の二光束干渉計。
  4. (4)干渉計の2つのコーナーキューブはそれぞれの1
    つ又は2つの鏡面が共通の平面となるように一体的に構
    成され、この一体化された2つのコーナーキユーブは2
    つのコーナーキューブの相対する稜を含む平面又は共用
    される2つの鏡面でできる稜を含む対称面を一方向に保
    った状態で往復方向に回転駆動される請求項1、2又は
    3に記載の二光束干渉計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07301562A (ja) * 1993-07-28 1995-11-14 Numetrix Ltd 画像のスペクトル解析の方法および装置
DE102008016905B3 (de) * 2008-04-02 2009-07-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Interferometer

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JPH07301562A (ja) * 1993-07-28 1995-11-14 Numetrix Ltd 画像のスペクトル解析の方法および装置
DE102008016905B3 (de) * 2008-04-02 2009-07-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Interferometer

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JPH0723856B2 (ja) 1995-03-15

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