JPH04190021A - パネルヒーター - Google Patents

パネルヒーター

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JPH04190021A
JPH04190021A JP32346390A JP32346390A JPH04190021A JP H04190021 A JPH04190021 A JP H04190021A JP 32346390 A JP32346390 A JP 32346390A JP 32346390 A JP32346390 A JP 32346390A JP H04190021 A JPH04190021 A JP H04190021A
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heat
ptc
heating element
panel heater
metal sheet
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Masahiro Yamauchi
正博 山内
Takashi Kaimoto
隆 貝本
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Nippon Tungsten Co Ltd
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Nippon Tungsten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は一般暖房用、床暖房用1食品保温用に供するパ
ネルヒーターに関するものである。
〈従来の技術〉 パネルヒーターは各種の用途に用いられているが、その
中でも発熱体としてPTC(正特性サーミスタ)を用い
たものは、特定温度以上に過熱することがなく、周囲温
度が変化しても発熱量を自己制御できる等の特性を活か
して一般暖房用、病院等の食品保温用に一部実用化され
ている。そしてこの種の技術として特開昭61−256
123号公報や特開昭62−16994号公報に開示さ
れているパネルヒーターがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかるに上記公報に開示のパネルヒーターは、ヒーター
直上部が局部加熱されて温度のパラツキが大となり、又
接続部の伝熱抵抗のため発熱体の熱が十分に伝わらない
、接続にネジ止めやビス止め等の煩雑さがある、発熱体
上部から過度の荷重が加わる場合補強材を必要とし構造
が複雑になる等の問題点がある。
又PTCと金属性放熱板を組合せたパネルヒーターを壁
床材として使用するためには大面積のPTC焼結体が必
要となり実用性に乏しく、又これを複数個に分割して製
作したとしても多大の費用と労力を要する上にPTC接
合部のみ温度が上がるというバラツキが生じ実用的では
ない、さらにPTCの特性上、通電直後にかなりの電流
(突入電流)が流れ、これがPTCヒーターの即熱性を
助けていることになるが、多数のPTCに同時に通電す
ると多大の突入電流が流れることになりブレーカ−の作
動等の原因にもなる。
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、構造が簡単で大
きな荷重を支えられ、しかも局部加熱のないパネルヒー
ターを提供することを目的とするものである。
〈課題を解決する為の手段〉 本発明の上記目的は次の如き手段を採用することによっ
て達成できる。即ち、発熱体を下面に配設した金属板の
上面であって、上社発熱体配設部の上部には断熱性の大
なる材料又は空間を、その他の部分には金属板の熱を伝
えるための材料を各々設置し、その上面に仕上板を設置
したパネルヒーター、並びに所要間隔置きに凹型条溝を
折曲形成した金属板の、上記条溝の下面に発熱体を、条
溝内部には断熱性の大なる材料又は空間を各々設置し、
その上面に仕上板を設置したパネルヒーターである。
そして上記複数の発熱体を任意のグループに分割し、各
グループ毎にサーモスタットを配設し、最初のグループ
の発熱体の通電昇温によりサーモスタットが閉となり、
次のグループの発熱体に通電され、これを順次繰返す構
成とする場合もあり、又発熱体としてPTCを用いれば
有効である。
く作用〉 金属板の下面に複数の発熱体を接合し、通電することに
より加熱する。熱は金属板を熱伝導で伝わるが、定常状
態になっても発熱体接合部が最も温度が高く、逆に遠く
離れた所は温度は低いという温度のバラツキを生じる0
本発明では温度の低、い発熱体接合部から離れた所には
金属板の熱を伝えるための材料を設置し、その上面の仕
上板に熱を伝え、一方温度の高い発熱体接合部付近には
断熱性の大なる材料又は空間を設け、その上面の仕上板
には熱が伝わり難くして仕上板全体としては温度のバラ
ツキを小さくしている。又発熱体接合部上部を空間とす
る場合は、発熱体接合部から遠く離れた所にも、前述の
空間と連結する空間を設けておけば、発熱体接合部で加
熱された空気が対流により発熱体接合部から離れた所へ
も伝わり、ここで熱を仕上板に伝えるので仕上板全体の
温度のバラツキは一層小さくできる。
又発熱体全体が一度に通電加熱される突入電流の過大を
防ぐ為には、発熱体を複数のグループに分け、各グルー
プ毎にサーモスタットを配置し、このサーモスタットを
使って各グループ順に通電する様にしている。
〈実施例1〉 以下本発明をその実施例につき図面を参酌し乍ら詳述す
る。
第1図はPTC発熱体1を接合した金属板2上に、アル
ミニウム製伝熱板3及び空間4を介して、鉄製仕上板5
を設けて床材6としたものの一部切欠平面図である。
PTC発熱体1に近接して、次のPTC発熱体への通電
を制御するためのサーモスタット14が設置されており
、PTC発熱体1の温度がある設定温度以上になると隣
接する次のPTC発熱体への通電が開始される。
床材6は導線13を介して必要枚数何枚でも接続可能で
あり、全体として並列結線となる様に配線されている。
第2図はPTCパネルヒーターの断面構造の詳細を示す
もので、第1図の■−■線から見た端面構造を示す。同
図に示す様に、PTC発熱体1が接合された金属板2は
、断熱材7の上に固定されており、PTC発熱体1接合
部付近には空間4゜PTC発熱体1接合部がち離れた所
には、アルミニウム製伝熱板3が固定され、その上に鉄
製仕上板5が設けられている。
伝熱板3は数枚の金属板がら構成されてもよく、又、必
ずしも熱伝導性の良い金属等の材料でなくてもよく、又
、空間4と連結した穴、清等の空間を有してもよい。
第3図はPTC発熱発熱体数り付けの詳細を示す構造図
である。通常PTC発熱体1は複数個のPTCサーミス
タ焼結体8より構成される。同図において、PTCサー
ミスタ焼結体8の上下面にアルミニウム電極9,1oが
取付けられており、両を極間は通電線13によって通電
することによって発熱する。上面アルミニウム電極9上
にはセラミックス製絶縁板11が、耐熱性接着剤12に
より接着されており、これが金属板2の下に設置される
第4図は、PTC発熱体と通電制御用サーモスタットの
結線図を示す。PTC発熱体1に近接してサーモスタッ
ト14が設置されており、PTC発熱体1が通電加熱さ
れて設定温度以上になるとサーモスタット14が閉とな
り、となりのPTC発熱体に通電され加熱される。
この図では左側から順次通電されていくことになる。こ
こで、PTC発熱体の電気抵抗等を調整することにより
突入電流を低くすれば、サーモスタット14はPTC発
熱体全数に接続する必要はなく、複数個のPTC発熱体
の内の一個に近接して設置すればよい。なお、実用に際
しては、当該パネルヒーターを任意の枚数、床面に設置
、同定し、電気的に接続して上面に仕上材又はカーペッ
ト等を布設する。
〈実施例2〉 第5図は金属板2に条溝が折曲形成された形態の実施例
を示す端面図であり、この場合には条溝の下面にPTC
発熱体1が接合され、条溝内には空間4が設けられ、条
溝部ではこの空間4を介し、他の部分では金属板2の直
上に仕上板5が設置されている。
〈実施例3〉 第6図は本発明によるパネルヒーター15を支持台16
に取り付けた正面図を示し、第7図は、その■−■断面
構造を示す、複数のPTCサーミスタから成る発熱体1
を3本、2枚のアルミニウム製内部放熱板2で挟み接合
する。この内部放熱板2はアルミニウム製伝熱板3を介
して、これもアルミニウム製の外部放熱板5が接合され
る。但し、内部放熱板2に於いて、発熱体1が配設され
ている部位には、伝熱板3の替わりに空間4が設けられ
ており、発熱体1の熱が直接、外部放熱板5に伝わらな
い様になっている。このため、空間4の煙突効果により
、より高い放熱効果が得られるとともに、外部放熱板5
が局部的に加熱することがなく、PTCサーミスタのキ
ュリー点を適当に選定することにより、触れても火傷等
の事故の心配のない、安全で且つクリーンなパネルヒー
ターを提供することができる。
〈発明の効果〉 以上述べて来た如く、本発明によれば金属板は一体物な
ので熱伝導性が良く、発熱体の熱は直接仕上板に伝わら
ないので薄くても局部加熱はなく、板を重ねるだけの簡
単な構造にも拘らず大面積で荷重を支えるので他に補強
等の必要なく大きな荷重に耐え得る。
又発熱体を複数のグループに分け、各グループ毎にサー
モスタットを設は各グループの発熱体を順次通電加熱す
る構成とすることにより突入電流の過大化を防げる。
なお発熱体にPTCを用いれば、それ自体に温度制御機
能があり、外気温度に合わせて消費電力を調節するので
節電に効果的で安全性も高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部切欠平面図、第2図は
第1図■−■線に於ける端面図、第3図は本発明の一実
施例のPTC発熱体の取付は精造説明図、第4図は同P
TC発熱体とサーモスタツトの結線図、第5図は本発明
の実施例2の端面説明図、第6図は本発明の実施例3の
正面図、第7区は第6図■−■線に於ける端面図。 図中  1  :  PTC発熱体 2 : 金属板 3 : アルミニウム製伝熱板 4  :  空  間 5 : 鉄製仕上板 6 : 床材 8  :  PTCサーミスタ焼結体 9 : 上面アルミニウム電極 lO:  下面アルミニウム電極 11:  セラミック製絶縁板 12:  耐熱性接着剤 13  :  通  電  線 14:  サーモスタット 15:  パネルヒーター I6  、  支  持  台 特許出願人  日本タングステン株式会社代  理  
人       有  吉  教  晴第3図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発熱体を下面に配設した金属板の上面であって、上
    記発熱体配設部の上部には断熱性の大なる材料又は空間
    を、その他の部分には金属板の熱を伝えるための材料を
    各々設置し、その上面に仕上板を設置したことを特徴と
    するパネルヒーター。 2、所要間隔置きに凹型条溝を折曲形成した金属板の、
    上記条溝の下面に発熱体を、条溝内部には断熱性の大な
    る材料又は空間を各々設置し、その上面に仕上板を設置
    したことを特徴とするパネルヒーター。 3、複数の発熱体を任意の数のグループに分割し、各グ
    ループ毎にサーモスタットを配置し、最初のグループの
    発熱体の通電昇温によりサーモスタットが閉となり、次
    のグループの発熱体に通電され、これを順次繰返す構成
    とすることを特徴とする請求項1若しくは2に記載のパ
    ネルヒーター。 4、発熱体がPTCであることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載のパネルヒーター。
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