JPH04189717A - 小束収納装置 - Google Patents

小束収納装置

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JPH04189717A
JPH04189717A JP2313314A JP31331490A JPH04189717A JP H04189717 A JPH04189717 A JP H04189717A JP 2313314 A JP2313314 A JP 2313314A JP 31331490 A JP31331490 A JP 31331490A JP H04189717 A JPH04189717 A JP H04189717A
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Sumitoshi Kouno
純敏 河野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、収納箱への小束紙幣の収納時に結束部分を互
い違いにした状態で収納することにより、小束紙幣の収
納累積高さを低く抑えて収納小束数を増加させると共に
、収納空間の有効利用を図る場合に好適な小束収納装置
に関する。
【従来の技術】
従来、例えば実開平2−79212号公報に記載された
技術の如く、結束機構により紙葉類を所定枚数ずつ結束
し、結束した小束紙幣(結束紙葉類)を機体内に設けら
れた収納箱内へ順次積み上げて収納するようにした紙葉
類結束機が提案されている。この場合、小束紙幣は一般
にその長手方向の中央部から一方の端部側へ片寄った位
置で結束されるようになっており、結束された複数の小
束紙幣はその結束部分(結束テープ)を積み上げ方向に
一致させた状態で収納箱内へ収納されるようになってい
る。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術においては次のような問題があ
った。小束紙幣は中央部から一端部側へ片寄った位置で
結束テープにより結束されるため、小束の結束テープ位
置から一端部側へかけての厚さと、中央部から他端部側
へかけての厚さとでは相異することとなる。これは流通
券の場合はど顕著となる。従って、各小束紙幣の結束テ
ープを積み上げ方向に一致させた状態で収納箱内へ順次
積、 み上げて収納していくと、結束テープ位置から一
端部側へかけての積み上げ高さよりも、結束テープ位置
から他端部側へかけての積み上げ高さの方が高くなるた
め、積み上げた複数の小束紙幣の最上面が他端部側から
一端部側へかけて傾斜することになる。 この結果、積み上げ高さか低い方(一端部側)の上部に
空間かある場合でも、積み上げ高さが高い方(他端部側
)の上部に余裕か無い場合には、それ以上小束紙幣を収
納することかできないことになる。即ち、収納箱内にお
ける小束紙幣の収納数は、積み上げ高さが高い方の高さ
によって制限されため、特に流通券の場合はど収納箱内
における小束紙幣の収納数に規制が生じるという問題が
あった。また、積み上げ高さか低い方(一端部側)の上
方に空間が生じるため、収納箱内の空間が有効利用され
ないという問題もあった。 本発明は前記課題を解決するもので、収納箱への小束紙
幣の収納時に結束部分を互い違いにした状態で収納する
ことにより、小束紙幣の収納累積高さを低く抑えて収納
小束数を増加させると共に、収納空間の有効利用を図る
ことを達成した小束収納装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、所定枚数集積した紙葉類を結束して
収納箱へ収納するようにした小束収納装置において、前
記収納箱の上方に設けられ、集積紙葉類が送り込まれる
第1の送り込み位置と、前記収納箱の上方で且つ前記第
1の送り込み位置から集積紙葉類の長手方向へずらした
位置に設けられ、集積紙葉類か送り込まれる第2の送り
込み位置と、前記第1の送り込み位置と前記第2の送り
込み位置へ集積紙葉類を交互に送り込む搬送機構と、前
記収納箱の上方で且つ前記第1の送り込み位置へ送り込
まれる集積紙葉類の長手方向一端部側および前記第2の
送り込み位置へ送り込まれる集積紙葉類の長手方向他端
部側と対応する位置に設けられ、前記第1の送り込み位
置へ送り込まれた集積紙葉類の長手方向一端部側、また
は前記第2の送り込み位置へ送り込まれた集積紙葉類の
長手方向他端部側に結束テープを巻回して結束する結束
機構と、前記結束機構により前記第1の送り込み位置で
長手方向一端部側を結束された集積紙葉類の小束と、前
記第2の送り込み位置で長手方向他端部側を結束された
集積紙葉類の小束とを、前記収納箱内へ交互に落とし込
んで収納させる押し出し機構とを具備することを特徴と
する請求項2の発明は、所定枚数集積した紙葉類を結束
して収納箱へ収納するようにした小束収納装置において
、前記収納箱の上方に設けられ、集積紙葉類か送り込ま
れる送り込み位置と、前記送り込み位置へ集積紙葉類を
送り込む搬送機構と、前記収納箱の上方で且つ前記送り
込み位置へ送り込まれた集積紙葉類の長手方向へスライ
ド可能に設けられ、前記送り込み位置へ送り込まれた集
積紙葉類の長手方向へスライドして、集積紙葉類の長手
方向一端部側に結束テープを巻回して結束する動作と、
集積紙葉類の長手方向他端部側に結束テープを巻回して
結束する動作とを交互に繰り返す結束機構と、前記結束
機構により前記送り込み位置で長手方向一端部側を結束
された集積紙葉類の小束と、長手方向他端部側を結束さ
れた集積紙葉類の小束とを、前記収納箱内へ交互に落と
し込んで収納させる押し出し機構とを具備することを特
徴とする 請求項3の発明は、所定枚数集積した紙葉類を結束して
収納箱へ収納するようにした小束収納装置において、前
記収納箱の上方に設けられ、集積紙葉類か送り込まれる
送り込み位置と、前記送り込み位置へ集積紙葉類を送り
込む搬送機構と、前記収納箱の上方で且つ前記送り込み
位置へ送り込まれる集積紙葉類の長手方向一端部側と対
応する位置に設けられ、前記送り込み位置へ送り込まれ
た集積紙葉類の長手方向一端部側に結束テープを巻回し
て集積紙葉類を結束す条結束機構と、前記結束機構によ
り前記送り込み位置で長手方向一端部側を結束された集
積紙葉類の小束を、そのままの姿勢で前記収納箱内へ落
とし込んで収納させる動作と、長手方向中心線を軸とし
て反転させた姿勢で前記収納箱内へ落とし込んで収納さ
せる動作とを交互に繰り返す小束反転機構とを具備する
ことを特徴とする。
【作用】
請求項1の発明によれば、第1の送り込み位置で一端部
側を結束された集積紙葉類の小束が収納箱内へ落とし込
まれて収納された後、第2の送り込み位置で他端部側を
結束された次の集積紙葉類の小束が収納箱内へ落とし込
まれて収納される。 この動作が交互に繰り返される。 請求項2の発明によれば、一端部側を結束された集積紙
葉類の小束か収納箱内へ落とし込まれて収納された後、
他端部側を結束された次の集積紙葉類の小束が収納箱内
へ落とし込まれて収納される。この動作が交互に繰り返
される。 請求項3の発明によれば、一端部側を結束された集積紙
葉類の小束がそのままの姿勢で収納箱内へ落とし込まれ
て収納された後、一端部側を結束された次の集積紙葉類
の小束は、長手方向中心線を軸として反転させられた姿
勢で収納箱内へ落とし込まれて収納される。この動作が
交互に繰り返される。
【実施例】
以下、本発明の各実施例による小束収納装置を図面に基
づいて説明する。 ■第1実施例 第1図は第1実施例による小束収納装置の概略図であり
、小束収納装置は、所定枚数の集積紙幣を結束テープに
より結束する固定式の結束機構1と、該結束機構lによ
り結束された所定枚数の紙幣の小束を収納する収納箱2
とから大略構成されている。前記結束機構1は、本出願
人が先に出願した例えば特願平1−281194号(紙
幣結束機における結束テープ送り装置)記載のものと同
様であり、結束テープを供給する結束テープ供給手段、
結束テープの先端を集積紙幣間へ挿入させる割り込み手
段、集積紙幣に巻回した結束テープの両端を溶着する結
束テープ溶着手段、結束テープを切断する結束テープ切
断手段、所定枚数結束された小束紙幣を押し出す押し出
し手段等の図示及び構成の説明については省略する。 前記結束機構1は、図中矢印ゆで示す方向へ図示略の搬
送機構により送り込まれてくる集積紙幣を受は入れると
、図示略の結束テープ供給手段から供給された結束テー
プTの先端を割り込み手段により集積紙幣の間へ挿入さ
せ、結束機構1を構成する1対の挟持部材3により紙幣
を挟持し、挟持部材3を回転させるようになっている。 この間、結束テープTには制動力か加えられるようにな
っている。次に、集積紙幣に巻回した結束テープTを結
束テープ溶着手段により溶着し、結束テープ切断手段に
より余分な結束テープTを切断した後、前記結束した小
束紙幣Sを押し出し手段により押し出し、収納箱2内へ
落とし込んで収納するようになっている。 ここで、第1実施例では固定式の結束機構1に対する集
積紙幣の送り込み位置は第1図に示す如く、第1段位置
P1と第2段位置P2の2段に設定されている。搬送機
構により結束機構1へ送り込まれてきた所定枚数の集積
紙幣が第1段位置P1で送り込みが停止されると、集積
紙幣はその長手方向の一端部側(第1図実線で示す束の
左側)が結束機構lによって結束されるようになってい
る。他方、搬送機構により結束機構1へ送り込まれてき
た所定枚数の集積紙幣が、第1段位置Piを通過して第
2段位置P2で送り込みが停止されると、集積紙幣はそ
の長手方向の他端部側(第1図1点鎖線で示す束の右側
)か結束機構1により結束されるようになっている。尚
、第1段位置P1は従来の集積紙幣送り込み位置であり
、第2段位置P2は第1段位置P1へ一旦送り込まれて
きた集積紙幣を前記搬送機構により紙幣長手方向へ移動
させた位置である。 結束機構1により第1段位置Plで結束された小束紙幣
Sは、押し出し手段により図中実線位置から右下へ若干
距離押し出された後、収納箱2内へ落とし込まれるよう
になっている。他方、結束機構1により第2段位置P2
で結束された小束紙幣Sは、図中1点鎖線位置から押し
出し手段により収納箱2の上方まで搬送された後、収納
箱2内゛ へ落とし込まれるようになっている。この場
合、集積紙幣は搬送機構により、第1段位置P1と第2
段位置P2へ各々交互に送り込まれるようになっている
。これにより小束紙幣Sは結束部分(結束テープ)を互
い違いにした状態で、収納箱2内に積み重ねられて収納
されるようになっている。 次に、上記構成による第1実施例の作用について説明す
る。 集積紙幣は搬送機構により、第1段位置P1と第2段位
置P2へ各々交互に送り込まれてくる。 結束機構1へ送り込まれてきた集積紙幣が第1段位置p
tで送り込みか停止されると、結束機構1は集積紙幣の
長手方向の一端部側(第1図実線で示す束の左側)を結
束する。即ち、結束機構1は、結束テープ供給手段によ
り供給された結束テープTの先端を、割り込み手段によ
り集積紙幣の間へ挿入させた後、挟持部材3により紙幣
を挟持して挟持部材3を回転させ、集積紙幣に巻回した
結束テープTを結束テープ溶着手段により溶着し、余分
な結束テープTを結束テープ切断手段により切断する。 この後、第1段位置P1で結束した小束紙幣Sを押し出
し手段により若干押し出し、収納箱2内へ落とし込んで
収納する。次いで、結束機構1へ送り込まれてきた次の
集積紙幣が、第1段位置P1を通過して第2段位置P2
で送り込みが停止されると、結束機構1は集積紙幣の長
手方向の他端部側(第1図1点鎖線で示す束の右側)を
上記と同様に結束する。この後、第2段位置P2て結束
した小束紙幣Sを押し出し手段により収納箱2の上方ま
で搬送し、収納箱2内へ落とし込み、収納箱2内に既に
収納されている最前の小束紙幣の上へ積み上げて収納す
る。 即ち、第1実施例によれば、結束機構1の第1段位置P
1及び第2段位置P2へ各々交互に送り込まれてくる集
積紙幣は、上記の如く結束され、長手方向一端部側か結
束された小束紙幣Sと、長手方向他端部側が結束された
小束紙幣Sとが、その結束部分(結束テープ)を互い違
いにした状態で収納箱2内へ順次積み重ねられて収納さ
れる。 これにより、収納箱2内には複数の小束紙幣Sがその最
上面を水平に保たれた状態で累積収納されるため、従来
と比較し小束紙幣Sの収納累積高さを低く抑えることが
できる結果、小束紙幣Sの収納数を増加できると共に、
収納箱2内における収納空間の有効利用を図ることがで
きる。 ■第2実施例 第2図は第2実施例による小束収納装置の概略図であり
、小束収納装置は、所定枚数の集積紙幣を結束テープに
よって結束する可動式の結束機構11と、該結束機構1
1により結束された所定枚数の紙幣の小束を収納する収
納箱12とから大略構成されている。前記結束機構11
は、結束機構11へ送り込まれた集積紙幣の長手方向に
対しスライド可能に配設された1対の挟持部材13から
構成されている。第2実施例か第1実施例と異なる点は
、結束機構11に対する集積紙幣の送り込み位置Pを一
定とした点、前記結束機構11を送り込まれてくる集積
紙幣の長手方向に沿ってスライド可能な可動式とした点
である。この場合、結束機構11をスライドさせる際は
、挟持部材13、挟持部材13の駆動機構、結束テープ
支持手段、結束テープ供給機構、結束テープ溶着手段、
結束テープ切断手段(以上図示路)等が一体となってス
ライドするようになっている。 そして、前記結束機構11は、送り込み位置Pへ順次送
り込まれてくる各所定枚数の集積紙幣に対し、「駆動機
構により挟持部材13を結束位置PAへスライドさせて
集積紙幣の長手方向一端部側(束の左側)を、結束テー
プ供給機構から供給された結束テープTにより結束した
後、結束テープTの両端を結束テープ溶着手段により溶
着して、余分な結束テープTを結束テープ切断手段によ
り切断し、長手方向一端部側を結束した小束紙幣Sを押
し出し手段により第2図左上から右下へ若干押し出した
後、収納箱12内へ落とし込む動作」と、「挟持部材1
3を結束位置PBへスライドさせて集積紙幣の長手方向
他端部側(束の右側)を結束テープTにより結束した後
、結束テープTの両端を溶着して余分な結束テープを切
断し、長手方向他端部側を結束した小束紙幣Sを押し出
し手段により第2図右下から左上へ若干押し出した後、
収納箱12内へ落とし込む動作」とを交互に繰り返すよ
うになっている。これにより、各小束紙幣Sを結束部分
(結束テープ)を互い違いにしだ状態で、収納箱12内
に積み重ねて収納するようになっている。 次に、上記構成による第2実施例の作用について説明す
る。 結束機構11の送り込み位置Pへ搬送機構により集積紙
幣が送り込まれてくると、結束機構11は挟持部材13
を前回スライドさせた位置と反対方向へスライドさせる
。例えば挟持部材13を結束位置PAへスライドさせた
後、集積紙幣の長手方向一端部側(束の左側)を結束テ
ープTにより結束し、長手方向一端部側を結束した小束
紙幣Sを押し出し手段により第2図左上から右下へ若干
押し出した後、収納箱12内5落とし込み、収納箱12
内に既に収納されている小束紙幣の上へ積み上げて収納
する。次いで結束機構11へ搬送機構により次の集積紙
幣が送り込み位置Pへ送り込まれてくると、結束機構1
1は挟持部材13を今度は結束位置PBへスライドさせ
た後、集積紙幣の長手方向他端部側(束の右側)を結束
テープTにより結束し、長手方向他端部側を結束した小
束紙幣Sを押し出し手段により第2図右下から左上へ若
干押し出した後、収納箱12内へ落とし込み、収納箱1
2内に既に収納されている最前の小束紙幣の上へ積み上
げて収納する。 即ち、第2実施例によれば、結束機構11の送り込み位
置Pへ送り込まれてくる集積紙幣に対しては、挟持部材
13を結束位置PAへスライドさせて結束する動作と、
結束位置PBへスライドさせて結束する動作とを交互に
繰り返すことにより、長手方向一端部側が結束された小
束紙幣Sと、長手方向他端部側が結束された小束紙幣S
とが、その結束部分(結束テープ)を互い違いにした状
態で収納箱工2内へ順次積み重ねられて収納される。 これにより、収納箱12内には複数の小束紙幣Sがその
最上面を水平に保たれた状態で累積収納されるため、従
来と比較し小束紙幣Sの収納累積高さを低く抑えること
ができる結果、小束紙幣Sの収納数を増加できると共に
、収納箱2内における収納空間の有効利用を図ることが
できる。 ■第3実施例 第3図は第3実施例による小束収納装置の概略図であり
、小束収納装置は、所定枚数の集積紙幣を結束テープに
よって結束する固定式の結束機構21と、該結束機構2
1により結束された所定枚数の紙幣の小束を収納する収
納箱22と、該結束機構21を構成する挟持部材23の
近傍の集積紙幣送り込み位置PAから、送り出し位置P
Bへ送り出された小束紙幣Sを反転させる小束反転機構
24とから大略構成されている。第3実施例が第1、第
2実施例と異なる点は、送り出し位置PBにおける小束
紙幣Sの長手方向に所定間隔を置いて、且つ送り出し位
置PBにおける小束紙幣Sを臨む状態で、上下に2本ず
つ配置した支持棒25・25.26・26から構成した
小束反転機構24を、小束収納装置に設けている点であ
る。 小束反転機構24は、上側の支持棒25・25と下側の
支持棒26・26とを互いに近接または離間させること
によって小束紙幣Sを挟持または非挟持状態とする挟持
動作と、支持棒25・25.26・26を一体として小
束紙幣Sを紙幣長手方向の中心線を軸として反転させる
回転動作と、支持棒25・25.26・26を各々対に
して収納箱22の上方から第3図左下方へ退避または第
3図左下方から収納箱22の上方へ突出させる出退動作
とを行うようになっている。この場合、小束反転機構2
4は、送り出し位置PBへ結束機構21の送り込み位置
PAから送り出されてきた小束紙幣Sに対して、1小束
おきに前記回転動作を行うようになっている。 即ち、最初に結束機構21により、送り込み位置PAで
長手方向一端部側(第2図1点鎖線で示す束の左側)を
結束された小束紙幣Sが、小束反転機構24における送
り出し位置PBへ送り出されてくると、小束反転機構2
4は収納箱22の上方に突出状態にある下側の支持棒2
6・26を退避させることにより、送り出し位置PBに
ある小束紙幣Sをそのまま収納箱22へ落とし込んで収
納するようになっている。この後、下側の支持棒26・
26を収納箱22上方へ再度突出させて待機させること
により、次に送り出されてくる小束紙幣Sに備えるよう
になっている。前記結束機構21により長手方向一端部
側を結束された次の小束紙幣Sか送り出し位置PBへ送
り出されてくると、小束反転機構24は上下の支持棒2
5・25.26・26を互いに近接する方向へ移動させ
て小束紙幣Sを挟持し、挟持動作か完了すると上下の支
持棒25・25.26・26を一体に回転させることに
よって小束紙幣Sを紙幣長手方向中心線を軸として反転
させ、回転動作か完了すると上下の支持棒25・25.
26・26を互いに離間させ、その時に下側に位置する
支持棒(この場合は25・25)を収納箱22の上方か
ら退避させることにより、送り出し位ff1PBにある
小束紙幣Sを収納箱22へ落とし込み、収納箱22内に
既に収納されている前の小束紙幣の上へ積み上げて収納
するようになっている。この後、下側にある支持棒25
・25を収納箱22の上方へ再度突出させて待機させる
ことにより、更に次に送り出されてくる小束紙幣Sに備
えるようになっている。小束反転機構24は上記の動作
を繰り返すことによリ、結束m構21から送り出されて
くる小束紙幣Sを結束部分(結束テープ)を互い違いに
した状態で、収納箱22内に積み重ねて収納するように
なっている。 次に、上記構成による第3実施例の作用について説明す
る。 結束機構21の送り込み位置PAへ搬送機構によって集
積紙幣が送り込まれてくると、結束機構2Iにより第1
実施例と同様の動作により集積紙幣の結束が行われる。 次いで、送り込み位置PAで結束された小束紙幣Sが送
り出し位置PBへ送り出されてくる七、小束反転機構2
4は、収納箱22上方に突出している下側の支持棒26
・26を退避させる。これにより、送り出し位置PBに
ある小束紙幣Sが収納箱22内へ落とし込まれて収納さ
れる。この後、下側の支持棒26・26を収納箱22の
上方へ突出させて待機させる。次いで、送り込み位置P
Aから次の小束紙幣Sが送り出し位置PBへ送り出され
てくると、小束反転機構24は上下の支持棒25・25
.26・26を互いに近接するように移動させて小束紙
幣Sを挟持し、各支持棒25・25.26・26を一体
に回転させて小束紙幣Sを反転させ、次いで支持棒25
・25.26・26を互いに離間させ、下側にある支持
棒25・25を収納箱22の上方から退避させる。これ
により、送り出し位置PBにある小束紙幣Sが収納箱2
2へ落とし込まれ、収納箱22内に既に収納されている
最前の小束紙幣の上へ積み上げられて収納される。この
後、下側の支持棒25・25を収納箱22上方へ再び突
出させて待機させる。 即ち、第3実施例によれば、上記のような動作繰り返し
行うことにより、長手方向一端部側が結束された小束紙
幣Sか、その結束部分(結束テープ)を互い違いにした
状態で収納箱22内へ順次積み重ねられて収納される。 これにより、収納箱22内には複数の小束紙幣Sがその
最上面を水平に保たれた状態で累積収納されるため、従
来と比較し小束紙幣Sの収納累積高さを低く抑えること
ができる結果、小束紙幣Sの収納数を増加できると共に
、収納箱22内における収納空間の有効利用を図ること
ができる。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下の効果を奏す
ることができる。 ■結束機構によって結束した小束紙幣を結束部分(結束
テープ)を互い違いにした状態で収納箱内へ順次積み重
ねて収納するため、収納箱内における複数の小束紙幣の
最上面を水平に保った状態で累積収納することが可能と
なる。 ■上記により、従来と比較し小束紙幣の収納累積高さを
低く抑えることができる結果、小束紙幣の収納数を増加
できると共に、収納箱内における収納空間の有効利用を
図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による小束収納装置の概略
構成を示す斜視図、第2図は第2実施例による小束収納
装置の概略構成を示す斜視図、第3図は第3実施例によ
る小束収納装置の概略構成を示す斜視図である。 1・・・・・・結束機構、2・・・・・収納箱、3・・
・・・・挟持部材、11・・・・・・結束機構、12・
・・・・・収納箱、13・・・・・・挟持部材、21・
・・・結束機構、22・・・・・・収納箱、23・・・
・・挟持部材、24・・・・小束反転機構、25・26
・・・・・支持棒、Pl・・ 第1段位置(第1の送り
込み位置)、P2・・・用筆2段位置(第2の送り込み
位置)、P・・・・・送り込み位置、PA・・・・・送
り込み位置、S・・・・・・小束紙幣、T・・目・・結
束テープ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定枚数集積した紙葉類を結束して収納箱へ収納
    するようにした小束収納装置において、前記収納箱の上
    方に設けられ、集積紙葉類が送り込まれる第1の送り込
    み位置と、 前記収納箱の上方で且つ前記第1の送り込み位置から集
    積紙葉類の長手方向へずらした位置に設けられ、集積紙
    葉類が送り込まれる第2の送り込み位置と、 前記第1の送り込み位置と前記第2の送り込み位置へ集
    積紙葉類を交互に送り込む搬送機構と、前記収納箱の上
    方で且つ前記第1の送り込み位置へ送り込まれる集積紙
    葉類の長手方向一端部側および前記第2の送り込み位置
    へ送り込まれる集積紙葉類の長手方向他端部側と対応す
    る位置に設けられ、前記第1の送り込み位置へ送り込ま
    れた集積紙葉類の長手方向一端部側、または前記第2の
    送り込み位置へ送り込まれた集積紙葉類の長手方向他端
    部側に結束テープを巻回して結束する結束機構と、 前記結束機構により前記第1の送り込み位置で長手方向
    一端部側を結束された集積紙葉類の小束と、前記第2の
    送り込み位置で長手方向他端部側を結束された集積紙葉
    類の小束とを、前記収納箱内へ交互に落とし込んで収納
    させる押し出し機構と、 を具備することを特徴とする小束収納装置。
  2. (2)所定枚数集積した紙葉類を結束して収納箱へ収納
    するようにした小束収納装置において、前記収納箱の上
    方に設けられ、集積紙葉類が送り込まれる送り込み位置
    と、 前記送り込み位置へ集積紙葉類を送り込む搬送機構と、 前記収納箱の上方で且つ前記送り込み位置へ送り込まれ
    た集積紙葉類の長手方向へスライド可能に設けられ、前
    記送り込み位置へ送り込まれた集積紙葉類の長手方向へ
    スライドして、集積紙葉類の長手方向一端部側に結束テ
    ープを巻回して結束する動作と、集積紙葉類の長手方向
    他端部側に結束テープを巻回して結束する動作とを交互
    に繰り返す結束機構と、 前記結束機構により前記送り込み位置で長手方向一端部
    側を結束された集積紙葉類の小束と、長手方向他端部側
    を結束された集積紙葉類の小束とを、前記収納箱内へ交
    互に落とし込んで収納させる押し出し機構と、 を具備することを特徴とする小束収納装置。
  3. (3)所定枚数集積した紙葉類を結束して収納箱へ収納
    するようにした小束収納装置において、前記収納箱の上
    方に設けられ、集積紙葉類が送り込まれる送り込み位置
    と、 前記送り込み位置へ集積紙葉類を送り込む搬送機構と、 前記収納箱の上方で且つ前記送り込み位置へ送り込まれ
    る集積紙葉類の長手方向一端部側と対応する位置に設け
    られ、前記送り込み位置へ送り込まれた集積紙葉類の長
    手方向一端部側に結束テープを巻回して集積紙葉類を結
    束する結束機構と、前記結束機構により前記送り込み位
    置で長手方向一端部側を結束された集積紙葉類の小束を
    、そのままの姿勢で前記収納箱内へ落とし込んで収納さ
    せる動作と、長手方向中心線を軸として反転させた姿勢
    で前記収納箱内へ落とし込んで収納させる動作とを交互
    に繰り返す小束反転機構と、を具備することを特徴とす
    る小束収納装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008250982A (ja) * 2007-03-06 2008-10-16 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣整理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62287819A (ja) * 1986-05-30 1987-12-14 株式会社東芝 紙葉類処理装置

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