JPH0418956A - 小径孔用塗装器 - Google Patents

小径孔用塗装器

Info

Publication number
JPH0418956A
JPH0418956A JP12520690A JP12520690A JPH0418956A JP H0418956 A JPH0418956 A JP H0418956A JP 12520690 A JP12520690 A JP 12520690A JP 12520690 A JP12520690 A JP 12520690A JP H0418956 A JPH0418956 A JP H0418956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small diameter
hole
colorant
small
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12520690A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Yamazaki
山崎 常夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP12520690A priority Critical patent/JPH0418956A/ja
Publication of JPH0418956A publication Critical patent/JPH0418956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は小径孔用塗装器に関し、小径孔の内径の大きさ
に応した形状の繊維材料を用いて小径孔内壁を塗装する
ことにより、小径孔内壁以外への着色剤の付着を防止す
るとともに、その塗装作業の作業効率を高めるものであ
る。
〈従来の技術〉 従来から、木工製品の家具等(棚、オーディオラック)
に設けられた直径10mm以下の小径の孔(止め孔)の
内壁に着色剤(インク等)を付着させる場合、以下のよ
うな2種類の塗装技術があった。
まず、第1の技術はマイクロスプレーによる塗装方法で
ある。この方法ではマイクロスプレー(ノズル)を用い
て着色剤を霧状にし、小径孔内壁に吹き付けることによ
り、小径孔内壁に着色剤を付着させるものである。
また、第2の技術は定員吐出による塗装方法である。こ
の方法では、着色剤(例えば、黒インキ等)をスポイト
等の容器に充填した後に、この着色剤を所定量の液滴に
して小径孔に投下する。着色剤はこの小径孔内壁を構成
する木材に滴下後数十秒で吸収され、小径孔内壁は着色
されるものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の塗装技術に使用される
塗装器にあっては、以下の課題があった。
マイクロスプレーによる塗装技術では、マイクロスプレ
ーを用いて着色剤を霧状に拡散させて小径孔内壁に吹き
付けていたため、着色剤が孔の内壁以外の部分(例えば
、化粧板の表面)に付着していた。
したがって、この化粧板表面の着色剤を拭き取らなけれ
ばならず、小径孔の塗装作業の作業効率の低下を招いて
いた。
また、定量吐出による塗装技術では、着色剤を液滴にし
て小径孔に投下していたため、着色剤が小径孔の底部分
にのみ供給されてその内壁全体には着色剤が十分に供給
されず、内壁全面を着色するためには着色剤を多量に供
給しなければならない。その結果、吸収されない着色剤
がこの小径孔の底に残ってしまうという問題点が生して
いた。
そこで、本発明の目的は、着色剤を小径孔内壁以外の部
分に付着させることなく、小径孔の内壁の塗装作業が迅
速に行えるとともζこ、適量の着色剤によって小径孔内
壁全面をむらなく着色することができる小径孔用塗装器
を提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、木工部材に穿設された小径孔の内壁を着色剤
で塗装する小径孔用塗装器におし)で、所定量の着色剤
を供給する定量吐出部と、この定量吐出部に連結され、
該小径孔に挿入可能な外径に成形された繊維材料からな
る塗装部材と、を備えた小径孔用塗装器である。
〈作用〉 本発明に係る小径孔用塗装器では、定量吐出部に連結さ
れた塗装部材を木工部材に穿設された小径孔に挿入し、
この塗装部材に着色剤を供給することにより、毛管現象
を利用して着色剤を小径孔内壁全面に付着させることが
できる。
したがって、小径孔内壁以外への着色剤の付着を防止す
ることができる。とともに、小径孔内壁全面こ二対して
むらなく着色することができる。
〈実施例〉 以下、本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る小径孔用塗装器の構成
を示す正面図である。
この図にあって、固定ヘッド部1に取り付けられた小径
孔用塗装器2は、着色剤充填部3、塗装部材4等から構
成されている。
固定ヘット部1には、複数の小径孔用塗装器2が固定さ
れる。この場合、その着色剤充填部3は垂直になるよう
に、また、塗装部材4は着色剤充填部3の下端に配置さ
れるように位置決め固定されている。
着色剤充填部3は、円筒部材で形成されており、供給ポ
ンプ(図示していない)からチューブ5を介して供給さ
れた着色剤を一定量保持吐出することができる。この着
色剤充填部3は、複数の固定ネジ6によって固定ヘット
部1に取り付けられている。
ここで、例えば、木工板に穿設された小径孔の直径をφ
5mm、  深さを15mmとすると、塗装部材4は、
木工板に形成された小径孔の直径と遊嵌する直径(φ4
.5)を有する円筒状であり、その長さは20mmとな
る。また、この塗装部材4は、例えばアクリル繊維系の
フェルトから形成されている。
更に、この塗装部材4は着色剤充填部3の先端部に固定
ブラケット7を介して摺動自在に支持されている。なお
、上下方向の位置決めをN/C制御で行う場合は、固定
支持としても良い。
第2図は着色剤充填部3の先端部の一部を拡大して示す
断面図である。
この図にあって、3Aは吐出量を所定量に調整可能な定
量吐出器を内蔵したインク供給部である。
また、円筒部材である着色剤充填部3の底部には円筒状
の凸部11が一体に形成されている。
この凸部11の内空部12は一定の開口面積の開口14
を介して上記インク供給部3Aに連通している。
そし・で、この間口14の先端(図中下端)部には上記
塗装部材4が嵌合されている。なお、この塗装部材(フ
ェルト)4は上端部が凸部11の内空部12内に位置し
、その下端部はその内空部12から下方に突出している
また、13は圧縮バネであり、内空部12内で塗装部材
4を下方に向かつて付勢している。この構成は、上下方
向の位置精度が不充分な場合や、木工部材21の厚みに
バラツキが多い場合に有効である。
したがって、このような小径孔用塗装器2を使用する場
合、塗装部材4を図中−点鎖線で示す木工部材2Iの小
径孔22に位置決め挿入する。この結果、木工部材21
の厚みにバラツキがあっても、圧縮バネ13が押し縮め
られ、上下方向厚みのバラツキを吸収する。
ここで、インク供給部3Aに定量吐出されている着色剤
が、凸部11の内空部12を介して、アクリル繊維の塗
装部材4の内部に浸透している。
そして、このまま塗装部材4を小径孔22ここ位置決め
し続けると、塗装部材4の表面から着色剤が浮きだし、
毛管現象により着色剤は小径孔22の壁面に付着する。
すなわち、フェルト(塗装部材)4に流入した着色剤は
その繊維により吸い上げられてフェルト4の表面に到達
し、毛管現象によりこの表面とわずかな間隙(最小すき
間)を保って非接触状態にある小径孔22の全内壁面に
むらなく付着されるものである。
そして、小径孔22への塗装が終了し、塗装部材4を小
径孔22の底から離すと、塗装部材4は圧縮バネ13の
復元力を受けて元の位置に移動する。
したがって、小径孔22への塗装に際し、塗装部材4と
小径孔22との間の毛管現象を利用するので、木工部材
表面に余分な着色剤が塗装部材4の表面から浮き出るこ
とがない。
なお、塗装部材4としては、アクリル繊維のフェルトの
代わりにこれよりも吸収性の良い円筒体の特殊スポンジ
を用いてもよい。この際、この特殊スポンジの中央部に
補強用の針金を特殊スポンジの軸線方向に沿って挿入す
る。また、この場合は着色剤としてインクの代わりに水
溶性の絵の具を用いる。
この結果、特殊スポンジは吸水性が良いため、水溶性の
絵の具等でも塗装可能である。
次に、このような小径孔用塗装器2を自動位置決め装置
に装着したときの構成を第3図を用いて説明する。
第3図(A)は本発明の一実施例に係る小径孔用塗装器
を自動位置決め装置に装着した場合の構成を示す正面図
である。
第3図(B)は本発明の一実施例に係る小径孔用塗装器
を自動位置決め装置に装着した場合の構成を示す左側面
図である。
これらの図にあって、自動位置決め装置31にはテーブ
ル部32が配設されており、このテーブル部32の上に
は複数の小径孔が穿設された木工部材33が載!される
ものである。また、この子−ブル部32の上方には、水
平レール部材34が2本の脚部40によって水平に支持
されている。
この水平し−座部材34には、小径孔用塗装器35を複
数固着した固定ヘット部36を設けた走行部材37が配
設されている。
この走行部材37は水平駆動長!38によって水平レー
ル部材34上を走行すると共に奥行方向にも走行するよ
うに駆動されるものであり、テーブル部32に対して水
平面上て図中A方向およびC方向に移動することができ
る構成である。
また、上記固定ヘッド部36は垂直駆動装置39によっ
垂直方向く図中B方向)、つまり木工部材33に対して
接近隔離する方向に移動可能に構成されている。
なお、上記テーブル部32と脚部4oとの下端には、こ
れらを固定するためのヘース部材41が複数配設されて
いる。
したがって、上記自動位置決め装置31にあって、木工
部材33の小径孔に塗装を行なう場合は、まず、走行部
材37を水平レール部材34上を走行させ、固定ヘッド
部36を木工部材33に穿設された小径孔の上方まで移
動させる。
そして、固定ヘット部36を降下させ、小径孔用塗装器
35の上記塗装部材4を木工部材33の小径孔に挿入す
る。その後、上記のような小径孔の塗装作業を行なう。
次に、小径孔用塗装器2の着色剤変更方法の一実施例を
第4図を用いて説明する。
この図にあって、固定ヘッド部51に装着されている複
数の塗装器52には、チューブ53を介して着色剤が充
填された5つのタンク54〜58と洗浄剤が充填された
タンク59とが連結されている。
また、この複数の塗装器52とタンク54〜59との間
には、ポンプ60 (25B型供給ポンプ)が接続され
ている。このポンプ60は各タンク54〜59に充填さ
れている着色剤または洗浄剤を吸入した後、圧縮空気圧
を利用してこれらの着色剤または洗浄剤を複数の塗装器
52に供給する。
更ここ、各タンク54〜59は弁61〜66を介してチ
ューブ53に接続されているため、いずれかの弁61〜
66を開くことにより、特定のタンクの着色剤を塗装器
52に供給することができる。
なお、洗浄剤は1つの色を使用後、別の色を使用する場
合に、小径孔用塗装器52とチューブ53とを洗浄する
ためのものである。
したがって、例えは、タンク540着色剤を使用する場
合には弁61を開き、ポンプ60を作動させることによ
り、この着色剤を小径孔用塗装器52に供給する。
この後、別の着色剤を使用したい場合には、弁66を開
らき、小径孔用塗装器52とチューブ53とを洗浄した
後、所望のタンク54〜5日の弁61〜65を開ける。
なお、小径孔用塗装器52とチューブ53とを洗浄させ
る場合には、固定ヘラF”B51を所定位置に移動させ
、使用後の洗浄剤を回収する。
次に、小径孔用塗装器2の着色剤変更方法の他の実施例
を第5図を用いて説明する。
この図にあって、それぞれの塗装器71〜75には、そ
れぞれにポンプ76〜80とタンク81〜85とがチュ
ーブによって接続されている。
この際、着色剤の色(5種類)は、例えば切替スイッチ
を操作し塗装器71〜75を選択することにより選択す
ることができる。このため、各1色に対して専用のタン
ク81〜85を設けたため、色の変更に要する時間を上
記実施例より短縮することができる。
に着色剤を塗装することができる。
また、種々の色の着色剤に変更可能なため、その用途が
拡大する。
〈発明の効果〉 以上説明してきたように本発明の小径孔用塗装器にあっ
ては、着色剤を小径孔内壁以外の部分ごこ付着させるこ
となく、その内壁全面にむらなくかつ迅速に塗布するこ
とができる。したがって、小径孔の内壁の塗装作業が迅
速に行える。
したがって、このような小径孔用塗装器にあっては、小
径孔内壁以外に着色剤が付着しないため、その拭き取り
作業が不必要になり、塗装作業の作業効率を向上させる
ことができる。
また、無駄な着色剤の量を減少させることができ、余分
な着色剤が小径孔の底に残るというようなことがない。
更に、この小径孔用塗装器を上記自動位置決め装置に載
置することにより、迅速、的確に小径孔
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る小径孔用塗装器の構成
を示す正面図、 第2図は一実施例に係る小径孔用塗装器の着色剤充填部
の先端部の一部を拡大して示す側断面図、第3図(A)
は本発明の一実施例に係る小径孔用塗装器を自動位置決
め装置に装着した場合の構成を示す正面図、 第3図(B)は本発明の一実施例に係る小径孔用塗装器
を自動位置決め装置に装着した場合の構成を示す左側面
図、 第4図は本発明に係る小径孔用塗装器の着色剤変更方法
の一実施例を説明するための全体構成を示すブロック図
、 第5図は小径孔用塗装器の着色剤変更方法の他の実施例
を説明するための全体構成を示すブロック図である。 2 ・ 3 ・ 4 ・ 小径孔用塗装器、 着色剤充填部(定量吐出部)、 塗装部材、 木工部材、 小径孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 木工部材に穿設された小径孔の内壁を着色剤で塗装する
    小径孔用塗装器において、 所定量の着色剤を供給する定量吐出部と、 この定量吐出部に連結され、該小径孔に挿入可能な外径
    に成形された繊維材料からなる塗装部材と、 を備えたことを特徴とする小径孔用塗装器。
JP12520690A 1990-05-15 1990-05-15 小径孔用塗装器 Pending JPH0418956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12520690A JPH0418956A (ja) 1990-05-15 1990-05-15 小径孔用塗装器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12520690A JPH0418956A (ja) 1990-05-15 1990-05-15 小径孔用塗装器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0418956A true JPH0418956A (ja) 1992-01-23

Family

ID=14904524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12520690A Pending JPH0418956A (ja) 1990-05-15 1990-05-15 小径孔用塗装器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0418956A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4014693B2 (ja) 改良型スプレー・ノズルで液体被覆を塗布する方法および装置
JP2020501880A (ja) コーティング装置及び対応するコーティング方法
US7785420B2 (en) Method for cleaning a spray gun
DE19731829A1 (de) Einrichtung zur gesteuerten Farbmischung und Dosierung von Lacken und Farben
JP4185084B2 (ja) 水性塗料の塗布方法及び同塗布ノズル
KR20120024782A (ko) 도포장치, 도포구, 도포방법 및 막 형성액
JP2019535502A (ja) 基材を被覆するための噴霧方法
JPH0418956A (ja) 小径孔用塗装器
JP2003088781A (ja) 塗装スプレー装置
US20110017138A1 (en) Painting device
JPS60122073A (ja) 塗装用ロボットの色替装置
JP3705708B2 (ja) 塗装方法
JPS6134063Y2 (ja)
JPH0614843Y2 (ja) 液状物塗布具
US20230049594A1 (en) Fluid dispenser comprising refillable disposable bag and a means for flow control
JPH06182537A (ja) フラックス塗布装置
JP2000051763A (ja) 塗布装置
KR100616584B1 (ko) 초음파 도료 분무 장치 및 이를 이용한 도료 코팅 방법
DE3615701C1 (en) Nail varnish spray applicator
JP4236472B2 (ja) ローラ式塗布具
JPS6152747B2 (ja)
JPH09225366A (ja) 色替塗装装置
JPS6168164A (ja) ペイント等の液体塗布用ノズル
CN85201315U (zh) 自流液体刷
JPH09141163A (ja) 接着剤塗布装置