JPH04189516A - 直圧バリレス金型 - Google Patents

直圧バリレス金型

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JPH04189516A
JPH04189516A JP32437390A JP32437390A JPH04189516A JP H04189516 A JPH04189516 A JP H04189516A JP 32437390 A JP32437390 A JP 32437390A JP 32437390 A JP32437390 A JP 32437390A JP H04189516 A JPH04189516 A JP H04189516A
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JP
Japan
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mold
pin
insert mold
force
direct pressure
Prior art date
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Application number
JP32437390A
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English (en)
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JPH0635137B2 (ja
Inventor
Akio Kobayashi
明夫 小林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、直圧バリレス金型に関するものである。さ
らに詳しくは、この発明は、開口部にパリを発生させず
に、樹脂成形品を直圧成形により製造することのできる
直圧バリレス金型に関するものである。
(従来の技術) 従来より、開口部を有する熱硬化性樹脂等の樹脂成形品
の製造においては、基本的に射出成形法が用いられてき
ている。
しかしながら、必ずしも全ての樹脂成形品をこの射出成
形法により製造することかできるとは限らず、たとえば
射出成形法では所望の品質が得られない場合や、射出成
形法では成形が不可能である樹脂材料の場合には、たと
えば第6図に示したような上下に分割された金型により
熱硬化性樹脂等の樹脂材料を加圧成形する直圧成形法か
採用されている。
たとえば開口部を有する樹脂成形品をこの直圧成形法に
より製造する場合には、 (a)  まず、下部金型(ア)の底部の所定の位置に
、インサート型(イ)を配置し、この下部金型(ア)と
上部金型(つ)との間に樹脂タブレット(1)を供給す
る。
(b)  次いで、下部金型(ア)を上方へ、また、上
部金型(つ)を下方へと移動させ、タブレット(1)を
成形型締し、硬化させる。
(c)  硬化後に、成形品(オ)を下部および上部の
金型(ア)(つ)から取り出す。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この第6図に例示したような従来の直圧
成形金型を用いた場合には、成形品(オ)の開口部(力
)の上面にパリ(キ)が発生するのが避けられないとい
う欠点があった。このため、直圧成形後に、パリ(キ)
を開口部(力)から除去することが必要であった。この
パリ除去作業は、面倒で手間がかかり、しかもこれによ
って成形品の仕上げ加工費が多額となり、その製造コス
トが高くなるという問題があった。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の直圧成形金型の欠点を解消し、開口部を有
する成形品を、パリを発生させずに直圧成形により製造
することのできる、新しい直圧パリレス金型を提供する
ことを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明(、ヨ、上記の課題を解決するものとして、少
なくとも上下に分割された直圧成形金型において、下部
金型の底部に配置したインサート型と対向するピンを駆
動手段を介して上部金型に上下動自在に配設してなるこ
とを特徴とする直圧バリレス金型を提供する。
(作 用) この発明の直圧バリレス金型においては、少な≦とも上
下に分割された金型の下部金型底部に配置したインサー
ト型と対向するピンを駆動手段を介して上部金型に上下
動自在に配設することによって、このピンで溶融樹脂材
料がインサート型に浸入するのを防止、または浸入した
材料を排除することができる。このため、従来避けられ
なかった開口部上部のパリの発生を防止することができ
る。
(実施例) 以下、図面に沿って実施例を示し、この発明の直圧バリ
レス金型についてさらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の直圧バリレス金型の一実施例を示
した断面図である。
この第1図に示した直圧バリレス金型は、たとえば上下
左右の4つに分割された金型(1)(2)(3)(4)
により構成されたものである。
上部金型(1)は、左右の金型(3)  (4’)の左
右方向の移動に対応して上下に移動することができるよ
うにしている。もちろんこの発明の金型は、この第1図
に例示したような分割構成に限定されるものではなく、
任意の構成とすることができる。
下部金型(2)の中央部には、インサート型(5)を配
置するための支持棒(6)と、成形品をこの下部金型(
2)より取り出すための2本の取り出し棒(7)を設け
ている。これらの支持棒(6)および取り出し棒(7)
は、上下に可動自在としている。インサート型(5)は
、成形品を製造する際に、支持棒(6)に自動的に供給
する。
一方、上部金型(1)の中央部には、下部金型(2)に
配置したインサート型(5)と対向するピン(8)を駆
動手段としてのスプリング(9)を介して上下動自在に
配設している。ピン(8)を支持する駆動手段としては
、このスプリング(9)に限定されることはなく、たと
えば油圧シリンダ、エアシリンダ等の適宜なものとする
ことができる。
たとえば以上の構成を有するこの発明の直圧バリレス金
型を用いて開口部を有する樹脂成形品を製造するにあた
っては、まず、第2図に示したように、インサート型(
5)および成形樹脂材料のタブレット(10)を自動的
に下部金型(2)の所定の位置に供給する。次いで、上
部金型(1)と左右の金型(3)(4)とを連動して図
中に示した矢印の方向に移動させ、第3図に示したよう
に、上下左右の金型(1)(2)(3)’  (4)に
よるタブレット(lO)の成形型締を開始する。
この時、ピン(8)は、インサート型(5)の上面に配
置されるとともに、上部金型(1)の下降とは逆に上昇
する。これによって、ピン(8)とインサート型(5)
とが密接し、成形樹脂材料がインサート型(5)上に浸
入するのを防止、または浸入した材料を排除することが
できる。このため、従来、成形後に避けることのできな
かった成形品開口部のパリの発生を防止することができ
る。
この後に、第4図に示したように、型締を完了させ、タ
ブレット(10)を硬化させる。硬化終了後、第5図に
示したように、上部金型(1)と左右の金型(3)’(
4)とか、上方および左右方向に開くようにする。この
時、ピン(8)は、スプリング(9)の弾発力により下
方へと押し戻される。次いで、支持棒(6)および取り
出し棒(7)が上昇し、成形品(11)が下部金型(2
)より取り外される。この後に、成形品(11)を自動
的に金型内から移送する。
このようにして、開口部を有する樹脂成形品をパリを発
生させずに直圧成形により製造することができる。従来
必要であったパリ除去のための仕上げ加工を省略するこ
とができ、成形品の製造コストを安価なものとすること
ができる。また、直圧成形でしか製造できないような樹
脂材料の場合にも容易にインサート成形することができ
る。さらには、スプライン、ネジ等の複雑な形状を有し
、しかも精度か要求される成形品についても直圧成形に
よるインサート成形か可能となる。たとえばこの発明の
直圧パリレス金型によってプーリー、封口板等を製造す
ることも容易となる。
もちろんこの発明は、以上の例によって限定されるもの
ではない。上下左右部の金型およびインサート型の形状
、構造および構成、駆動手段の種類、構造および構成、
樹脂材料の種類等の細部については様々な態様が可能で
あることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明によって、開口部の
パリの発生を防止することのできる直圧成形金型が提供
される。直圧成形でしか成形できない樹脂材料の場合や
、複雑な形状で、しかも精度を要求される成形品の場合
にも、容易にインサート成形することか可能となる。ま
た、成形品の仕上げ加工が不要となり、成形品の製造コ
ストが安価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の直圧バリレス金型の一実施例を示
した断面図である。 第2図、第3図、第4図および第5図は、各々、第1図
に例示した直圧バリレス金型を用いた樹脂成形品の製造
方法を示した工程断面図である。 第6図は、従来の直圧成形法を示した工程断面図である
。 1・・・上部金型 2・・・下部金型 3.4・・・左右の金型 5・・・インサート型 6・・・支持棒 7・・・取り出し棒 8・・・ピン 9・・・スプリング 10・・・タブレット 11・・・成形品 代理人 弁理士 西 澤 利 夫 第  1  区 第  2  図 第  3  区 第  4  図 第  5  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも上下に分割された直圧成形金型におい
    て、下部金型の底部に配置したインサート型と対向する
    ピンを駆動手段を介して上部金型に上下動自在に配設し
    てなることを特徴とする直圧バリレス金型。
  2. (2)駆動手段がスプリング、油圧シリンダ、またはエ
    アシリンダである請求項(1)記載の直圧バリレス金型
JP32437390A 1990-11-26 1990-11-26 直圧バリレス金型 Expired - Lifetime JPH0635137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32437390A JPH0635137B2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 直圧バリレス金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32437390A JPH0635137B2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 直圧バリレス金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04189516A true JPH04189516A (ja) 1992-07-08
JPH0635137B2 JPH0635137B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=18165068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32437390A Expired - Lifetime JPH0635137B2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 直圧バリレス金型

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JP (1) JPH0635137B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013188984A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Tigers Polymer Corp インサート部材を一体化した合成樹脂成形品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013188984A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Tigers Polymer Corp インサート部材を一体化した合成樹脂成形品

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Publication number Publication date
JPH0635137B2 (ja) 1994-05-11

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