JPH04189488A - ロボットの安全装置 - Google Patents

ロボットの安全装置

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JPH04189488A
JPH04189488A JP31976690A JP31976690A JPH04189488A JP H04189488 A JPH04189488 A JP H04189488A JP 31976690 A JP31976690 A JP 31976690A JP 31976690 A JP31976690 A JP 31976690A JP H04189488 A JPH04189488 A JP H04189488A
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JP
Japan
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robot
acceleration detection
acceleration
safety device
detection signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP31976690A
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English (en)
Inventor
Toshio Nakagawa
中川 俊男
Yoshiharu Iwata
吉晴 岩田
Masaru Oda
勝 小田
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH04189488A publication Critical patent/JPH04189488A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロボットの安全装置に関し、特に産業用ロボッ
ト等の教示中の誤動作を防止するためのロボットの安全
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、産業用ロボット等の誤動作による暴走を防止する
方法としては、ロボットを動かすサーボモータの電流値
や電圧値を検出し、これらの値が上限値に達した場合に
、サーボモータへの指令信号の供給を停止するものがあ
った。
また、他の方法として、サーボモータの回転数を検出し
、この値が上限値に達した場合に、上記同様サーボモー
タへの指令信号の供給を停止するものがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述の方法は、ロボット制御装置内のCPUに
よって行われているので、ロボットの誤動作がCPTJ
自身の故障による場合には、それを止める平文てとはな
らなかった。
また、これらの方法は何れもロボットのモータ出力を検
出しているので、ロボットの姿勢により変動するもので
、十分に対応できなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、C
PU自身の故障によりロボットの誤動作が起こった場合
でもロボットの動きを停止させるこトノできるロボット
の安全装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、ロボットの急激な動きにも
十分に対応するこきのできるロボットの安全装置を提供
することと、ロボット教示中に誤操作による急激な動き
を制御できるロボットの安全装置を提供することである
〔課題を解決するための手段〕
本発明では上記課題を解決するために、産業用ロボット
等の暴走を防止するためのロボットの安全装置において
、前記ロボットの動作部に配置され、前記動作部の加速
度が所定値以上となったとき加速度検出信号を出力する
加速度検出装置と、前記ロボットの動作用電源および前
記加速度検出装置に接続され、前記加速度検出信号が人
力されると前記ロボットの動作用電源を切断するリレー
回路と、を有することを特徴とするロボットの安全装置
が提供される。
〔作用〕
ロボットの動作部の加速度が所定値以上となった場合、
加速度検出装置は加速度検出信号を出力する。この加速
度検出信号を受けたリレー回路は、直ちにロボットの動
作用電源を切断する。
〔実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のロボットの安全装置が適用されるロボ
ット制御システムの概略構成を示す図である。図中1は
ロボット制御装置であり、ロボット2を自動制御する。
ロボット制御装置1は、CPU3、サーボアンプ4、リ
レー回路5および図示されていない他の回路等からなる
サーボアンプ4は、CPU3からの制御信号に応じてロ
ボット2の各サーボモータを駆動する。
このサーボアンプ4は、リレー回路5を介してロボット
の動作用電源に接続されている。
ロボット2の各回転軸2a、2bおよび2cには、これ
ら回転軸の回転加速度を検出する回転加速度検出装置6
a、6bおよび6cが配置されている。回転加速度検出
装置6a〜6cは、各回転軸の回転加速度が所定値以上
になると加速度検出信号をリレー回路5に出力する。リ
レー回路5はこの加速度検出信号の入力とともに、サー
ボアンプ4への電源の供給を停止する。
第2図は回転加速度検出装置の具体的な構成を示す図で
ある。ここで、回転加速度検出装置6a〜6cは全て同
一の構成であるので、第2図では回転加速度検出装置6
aのみを示す。この回転加速度検出装置6a内には、2
つのスイッチ機構61.62が互いに対称となるように
やや傾けて設けられている。スイッチ機構61.62は
同一の構成であるので、ここではスイッチ機構61につ
いてのみ説明する。
スイッチ機構61は、主に回転加速度検出装置6a内に
形成されたガイド孔61aと、ガイド孔り1a内を摺動
するシャフト61bと、磁力スイッチ61cとからなる
。磁力スイッチ61cは、自ら磁力を発生し、さらにそ
の磁力の外部からの影響による変化を検出するものであ
る。磁力スイッチ61cは、磁力の変化を検出すると、
後述する加速度検出信号を出力する。シャツ)61bの
一端には、回転軸2aの表面と接してその回転軸2aと
ともに回転する回転体61dが、他端には金属体61e
が設けられている。また、シャフト61bには、回転体
61dを回転軸2aの表面に押圧するスプリング61f
が設けられている。なお、回転軸2aの表面には、滑り
止めのシール材21aが貼着されている。また、スイッ
チ機構62の各部62a〜62fは、それぞれ上述した
スイッチ機構61の各部61a〜61fに対応する。
このような構成を有する回転加速度検出装置6aは、そ
の回転体61dおよび62dがシール材21aの表面と
接するように機体に取り付けられる。そして、回転軸2
aの回転に応じて回転体61d、62dが回転する。回
転軸2aが正常な動きの時、例えば等速回転または緩や
かな加速度回転の時は、第2図のように、回転体61d
、62dはシール材21aにほとんど接した状態で回転
する。これは、回転軸2aが図中の矢印ASB何れの向
きに回転している場合でも同じである。
ところが、回転軸2aが急激な加速をした場合には、回
転体61d、62dはシール材21aとの摩擦により、
チャタリングを起こす。例えば、回転軸2aが矢印への
向きに回転している場合には、回転体61dが、一方、
矢印Bの向きに回転している場合には、回転体62dが
より大きなチャタリングを起こす。
第3図は回転体62がこのチャタリングを起こしている
時のスイッチ機構62の状態を示す図である。回転軸2
aが矢印Bの向きに急激な加速を起こすと、回転体62
dはシール材21aとの摩擦により、図中矢印Cの向き
に跳ね上げられる。
この力が大きいと、シャフト62bはスプリング62f
の弾性力に抗して上昇する。すると、シャツ)62bの
他端に設けられた金属体62eが、磁力スイッチ62c
に接近し、磁力スイッチ62Cが発生させている磁力に
変化を生じさせる。磁力スイッチ62cはこの変化を感
知して、加速度検出信号をリレー回路5に出力する。
リレー回路5は、この加速度検出信号を受けると、直ち
にサーボアンプ4への電源供給を断つ。
これにより、サーボモータへの電流が遮断され、ロボッ
ト2の暴走を止めることができる。また、ロボット2の
動きの検出および停止をCPU3と独立して行うので、
CPU3の故障によりロボット2が誤操作した場合でも
、その動きを停止させることができる。さらには、ロボ
ット2の動作部である回転軸2aの動きを回転加速度検
出装置6aにより直接監視するので、急激な動きにも十
分に対応できる。
なお、上記では回転加速度検出装置6aのみの説明を行
ったが、回転加速度検出装置6b、6cについても全く
同様の作用効果を得る。リレー回路5は、これら回転加
速度検出装置63〜6cのうち何れか一つからでも感知
信号が出力されれば、直ちにサーボアンプ4への電源供
給を断つ。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
第4図は本発明の他の実施例の加速度検出部の構成を示
す図である。この加速度検出部以外の構成は、前述の実
施例と同じである。図中41はロボットの先端のアーム
であり、その先端部にはフランジ42を介してツール4
3が取り付けられている。フランジ42には、3つの加
速度検出素子44a、44b#よび44cが取り付けら
れている。これら加速度検出素子44a〜44cは、−
般に市販されているものであり、重力や遠心力等の加速
度が加わると、その加速度に応じた大きさの電流を出力
する素子である。加速度検出素子44a〜44cは、そ
れぞれ−軸方向の加速度しか検出できないので、互いに
直交する方向に取り付けられている。また、加速度検出
素子44a〜44cは、制御アンプ45に電気的に接続
されている。
制御アンプ45は、加速度検出素子44a〜44Cから
それぞれ出力される微弱電流を監視する装置である。制
御アンプ45は、これらの電流値の何れかが所定値以上
になった場合に、アーム41が暴走を起こしたと判断す
る。あるいは、3つの電流値で総合的に判断しても良い
。この判断と同時に、制御アンプ45は加速度検出信号
をリレー回路5に出力する。
このような構成を有する本実施例では、アーム41が暴
走した場合には、その移動方向の加速度を加速度検出素
子44a〜44cの何れかが検出し、その加速度の大き
さに応じた電流を制御アンプ45に出力する。制御アン
プ45は、この電流値が所定値以上になった場合には、
アーム41が暴走したものと判断し、加速度検出信号を
リレー回路5に出力する。この加速度検出信号を受けた
リレー回路5は、直ちにサーボアンプ4への電源供給を
断つ。これにより、前述の実施例同様の効果を得ること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、ロボットの動作部の加
速度が所定値以上となった場合、加速度検出装置が加速
度検出信号を出力し、この加速度検出信号を受けたリレ
ー回路は、直ちにロボットの動作用電源を切断するので
、ロボットの誤動作や教示中の誤操作による急激な動き
を止めることができる。
また、ロボットの動きの検出および停止をロボット制御
用のCPUと独立して行うので、CPUの故障によりロ
ボットが誤動作した場合でも、その動きを停止させるこ
とができる。
さらに、ロボットの動作部の動きを加速度検出装置によ
り直接監視するので、急激な動きにも十分に対応できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のロボットの安全装置が適用されるロボ
ット制御システムの概略構成を示す図、第2図は回転加
速度検出装置の具体的な構成を示す図、 第3図は回転体がチャタリングを起こしている時のスイ
ッチ機構の状態を示す図、 第4図は本発明の他の実施例の主要部の構成を示す図で
ある。 1    ロボット制御装置 2    ロボット 2a、2b、2c     回転軸 3      CPU 4    サーボアンプ 5    リレー回路 6a、6b、6c     回転加速度検出装置61b
、62b     シャフト 61c、62c     磁力スイッチ61d、62d
    回転体 61e、62e     金属体 41    アーム 42    フランジ 43    ツール 44 a、 44 b、 44 c     加速度検
出素子45    制御アンプ 特許出願人   ファナック株式会社 代理人     弁理士  服部毅巖 第4図 −706一

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)産業用ロボット等の誤動作や教示中の誤操作によ
    る思わぬ動作を防止するためのロボットの安全装置にお
    いて、 前記ロボットの動作部に配置され、前記動作部の加速度
    が所定値以上となったとき加速度検出信号を出力する加
    速度検出装置と、 前記ロボットの動作用電源および前記加速度検出装置に
    接続され、前記加速度検出信号が入力されると前記ロボ
    ットの動作用電源を切断するリレー回路と、 を有することを特徴とするロボットの安全装置。
  2. (2)前記加速度検出装置は、前記ロボットの軸の回転
    加速度を検出することを特徴とする請求項1記載のロボ
    ットの安全装置。
  3. (3)前記加速度検出装置は、前記ロボットの軸の外周
    面と適度な摩擦力を持って接触する接触体と、前記接触
    体の上下振動の振幅が所定値以上になったとき前記加速
    度検出信号を出力する信号発生体とからなることを特徴
    とする請求項1および2記載のロボットの安全装置。
  4. (4)前記接触体は、互いに傾くように2つ設けられ、
    それぞれの前記接触体が回転方向に応じて加速度を検出
    するようにしたことを特徴とする請求項2記載のロボッ
    トの安全装置。
  5. (5)前記加速度検出装置は、前記ロボットのアームの
    各動作軸の移動加速度を検出することを特徴とする請求
    項1記載のロボットの安全装置。
  6. (6)前記加速度検出装置は、前記ロボットのアームに
    取り付けられ、前記アームの移動加速度に応じた電流を
    出力する加速度検出素子と、前記加速度検出素子からの
    前記電流値が所定値以上になったとき前記加速度検出信
    号を出力する出力装置とからなることを特徴とする請求
    項1および5記載のロボットの安全装置。
  7. (7)前記加速度検出素子は、互いに直交する方向の前
    記移動加速度を検出するように3つ設けられていること
    を特徴とする請求項6記載のロボットの安全装置。
  8. (8)前記加速度検出素子は、前記アームの先端に設け
    られていることを特徴とする請求項6又は7記載のロボ
    ットの安全装置。
JP31976690A 1990-11-22 1990-11-22 ロボットの安全装置 Pending JPH04189488A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042483A1 (fr) * 1997-03-25 1998-10-01 Fanuc Ltd Controleur de robot

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