JPH0418898A - 全天候型マイクロホン装置 - Google Patents

全天候型マイクロホン装置

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JPH0418898A
JPH0418898A JP12131690A JP12131690A JPH0418898A JP H0418898 A JPH0418898 A JP H0418898A JP 12131690 A JP12131690 A JP 12131690A JP 12131690 A JP12131690 A JP 12131690A JP H0418898 A JPH0418898 A JP H0418898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
microphone
partition plate
cover
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP12131690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kimura
英男 木村
Yoshiharu Tadaki
多々木 芳春
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0418898A publication Critical patent/JPH0418898A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、風、雨、雪、塵埃等の悪条件下でも使用可能
であり、かつ土砂地、岩地、草地、森林内あるいは山の
斜面、雪上等に簡単に設置することができ、しかも人や
動物に発見され難く、耐環境性、設置性、秘匿性に優れ
たバウンダリー収音方式の全天候型マイクロホン装置に
関するものである。
[従来の技術] 第2図は従来のバウンダリー収音方式全天候型マイクロ
ホン装置の一例を示す模式図である。図において、(1
)はマイクロホン、(3o)は球形骨格構造のポリウレ
タンフォーム(直径20cm程度)からなる防風スクリ
ーンで、その中心部には下方に開口する砲弾形のナイロ
ン不織布製の防雨スクリーン(31)か設けられており
、マイクロホン(1)は防雨スクリーン(31)内に収
容され、その周囲は防風スクリーン(30)で被覆され
ている。
上記のように構成した全天候型マイクロホン装置は、三
脚(32)の取付台(33)上に取付けられ、所望の場
所に設置される。そして、防風スクリーン(30)は風
雑音の減少と、マイクロホン(1)への塵埃の侵入を防
止し、防雨スクリーン(31)4i降雨時に防風スクリ
ーン(30)から浸入した水滴力く、マイクロホン(1
)に到達する前に落下する効果カベある。
全天候型マイクロホン装置は、このよう1こ構成するこ
とにより風、雨、雪、塵埃等の影響を少くしたものであ
る(上記全天候型マイクロホン装置の構造としては、例
えば日本音響学会講演論文集昭和51年10月 601
〜602頁「降雪地にお番する長期間の騒音測定」参照
)。
[発明が解決しようとする課題] 従来の全天候型マイクロホン装置は上記のように構成さ
れており、次のような問題力(あった。
(1,)三脚(32)を使用しているため設置場所の条
件として比較的平坦で三脚(32)を広げるだけのスペ
ースが必要であり、このため設置場所番こ制限力くある
。また、設置や撤収さらには移動が面倒で時間かかかる
(2)防風スクリーン(30)が大きくト・ノブヘビー
構造のため、風の抵抗が大きいので風で転倒し易く、ま
た、人や動物の接触により転倒し易い。
(3)三脚(32)の上に防風スクリーン(30)力(
載っているため高さか高くなり、人や動物に発見され易
いので秘匿性か要求される場合は問題となる。
(4)構造上防風スクリーン(30)か変形し易(\の
て、運搬や移動に十分な注意が必要であり、取扱(X力
(面倒である。
本発明は、上記の課題を解決すべくなされt二もので、
小型、軽量かつ堅牢で任意の場所の地表1こ設置するこ
とのできる全天候型マイクロホン装置を得ることを目的
としたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る全天候型マイクロホン装置は、円筒状のケ
ースに設けた開口部にマイクロホンを設置すると共に、
ケース上面と僅かな間隙を隔てて仕切板を設け、この仕
切板を含むケースの上部をケースの外周部と僅かな間隙
を隔てるように上蓋で被覆し、この上蓋に密着してカッ
(−を配置してケースの外周を覆い、さらに仕切板に設
けた貫通穴と、この貫通穴の上部及びケースの開口部の
上部にそれぞれスクリーンを配置したものである。
[作用] 本発明に係る全天候型マイクロホンは、そのままの状態
で地表その他任意の場所に設置される。
音波はケースとカバーとの間から進入し、ケースと上蓋
との間隙、ケースと仕切板との間隙、仕切板に設けた貫
通穴に配置したスクリーン、貫通穴の上部に配置したス
クリーン及びケースの開口部上に配置し、たスクリーン
を経てマイクロホンに達し、マイクロホンを作動させて
その出力信号を増幅し、コネクタを介して外部へ伝送さ
れる。
そして、風に対しては3つのスクリーンにより風雑音を
減少させ、またこれにより塵埃の侵入を防止する。さら
に、音波の進入経路以外は完全密封の防水構造になって
おり、かつマイクロホンへの音波の進入口を最も高い位
置に設けたので、マイクロホンに雨水等が浸入するおそ
れはない。
また、音波の進入路をマイクロホンの外周360°に亘
って設けたので、ケースと上蓋との間隙に付着した雪か
凍結し、間隙の全周を凍結しない限り使用できる。
[実施例コ 第1図は一部を断面で示した本発明実施例の説明図であ
る。図において、(1)は振動フィルム(2)、電極(
3)等からなるマイクロホンである。
(5)は中心部に開口部(6)を有する円筒状のケース
で、開口部(6)には支持部材(8)及び固定リレグ(
9)を介してマイクロホン(1)が気密に取付けられ、
ケース(5)内は完全密封構造に構成されている。(1
0)はケース(5)の底板(7)上に設けられた支持台
り11)に載置固定され、マイクロホン(1)の出力を
増幅する増幅器で、その駆動電源はコネクタ(12)を
介して外部から供給され、また、出力信号はコネクタ(
12)を介して外部に伝送される。
(13)はケース(5)上に間隙(g)を隔てて配設さ
れた仕切板、(14)は仕切板(13)の開口部(6)
と同心円上に設けた複数の貫通穴、(14a)は貫通穴
(14)に装着した円筒体である。(15)はケース(
5)の上方に配設された上蓋で、外周に設けたスカート
部(16)は間隙(gl)を隔ててケース(5)の上部
外層と対向している。なお、上記ケース(5)と仕切板
(13)との間隙(g)及び上蓋(15)とケース(5
)との間隙(gl)は、実施例では1 +amとした。
(17)は音波を通す例えばネオブレンゴム等からなり
、上蓋(15)に密着し上蓋(15)を含むケース(5
)のほぼ全体を被覆する雨滴音防止カバーである。
なお、上記マイクロホンユニット(増幅器(10)を除
くすべての部分)の指向特性は無指向性としである。
(21)は仕切板(13)の円筒体(14)内に充填さ
れた防水、防風効果を有する第1のスクリーンで、実施
例ではシリコンを塗布して撥水処理を施した厚さ5 m
mの不織布を使用した。(22)は円筒体(14)の開
口部にこれを塞ぐように取付けた防風効果を有する第2
のスクリーン、(23)はケース(5)の開口部(6)
上に取付けた防風効果を有する第3のスクリーンで、実
施例ではこれら第2.第3のスクリーン(22)、 (
23)には、厚さ2龍のフェルトを使用した。
上記のように構成した本発明においては、そのままの状
態で底板(7)を下にして地表その他任意の場所に設置
される。そして音波はケース(5)とカバー(17)と
の間から進入し、ケース(5)と上蓋(15)との間隙
(gl)、ケース(5)と仕切板(13)との間隙(g
)、第1のスクリーン(21)、第2のスクリーン(2
2L第3のスクリーン(23)を経てマイクロホン(1
)に達し、マイクロホン(1)を作動させてその出力信
号を増幅器(10)で増幅し、コネクタ(12)を介し
て外部へ伝送される。
次に、風、雨、雪、塵埃等に対する影響の低減手段、設
置の簡略化、設置時の問題点等に対する本発明の対策手
段について説明する。
[1]風に対する影響を低減する手段 マイクロホン装置内の音波進入経路中に第1゜第2.第
3のスクリーン(21)、 (22) 、 (23)を
三重に設けたので、これにより風雑音を減少させること
ができる。実施例では風雑音の減少効果は、3枚のスク
リーン(21)、 (22) 、 (23)の合計で約
25dBであった。
[2]雨に対する影響を低減する手段 音波の進入経路以外はすべて完全密閉の防水構造とし、
ケース(5)と上蓋(13)との間に形成された間隙(
g)を通って音波が進入するように構成することにより
、マイクロホン(1)に雨水等が浸入するのを防止する
手段として、次のように構成した。
(a)音波進入経路に3段の高低差を設け、マイクロホ
ン(1)への進入口を最も高い位置に設けた。
(b)第1のスクリーン(21)を撥水処理した。
(c)音波が進入する間隙(gl)をケース(5)の上
部に設けた。
[3コ雪に対する影響を低減する手段 前述の雨に対する影響を低減する手段に併せて、音波の
進入する間隙(g)、(gl)をマイクロホン(1)の
全周360 ’に設けたので、間隙(g)。
(gl)、特にケース(5)と上蓋(15)との間隙(
gl)に付着した雪が凍結し、間隙(gl)の全周を閉
塞しない限り使用可能の構造とした。
[4]塵埃に対する影響を低減する手段前述の風に対す
る影響を低減する手段で述べたように、スクリーン(2
1)〜(23)三重に設けたので、マイクロホン(1)
に塵埃が侵入するのを防止することができる。
[5コ設置性の向上手段 第1〜第3のスクリーン(21)、 (22) 、 (
23)等のマイクロホン(1)の外付機構をすべてマイ
クロホン装置内に収容し、シンプルな構造にすると共に
、外力に対して安定な小型平円板形状として、地表等に
置くだけで設置できるようにした。
また、塗色により偽装を施して秘匿性をもたせることを
可能とした。
上記の説明ではケース(5)と別に仕切板(13)を設
けた場合を示したが、仕切板(13)をケース(5)と
一体に形成してもよい。また仕切板(13)に複数の小
さい貫通穴(14)を設けた場合を示したが、例えばケ
ース(5)の開口部(6)と同心円上に2個又はそれ以
上の円弧状の貫通穴を設けてもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明は全天候型マイ
クロホン装置として要求される諸機能を装置本体に内蔵
し、しかも地上設置型としたので、任意の場所に1人で
設置することができる。そして設置後は転倒のおそれも
なく、発見され難く、耐環境性、設置性、機動性、秘匿
性に優れた全天候型マイクロホン装置を実現することが
できる。
なお、上記のことから本発明は、波長が長い低周波音波
は発生源から比較的遠距離まで音波が伝搬することを利
用した火山監視や火薬の爆発監視を行なう可搬型探知機
用センサ、あるいは可搬型低周波公害計測器用センサと
しても実施することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例の一部断面図、第2図は従来の全
天候型マイクロホン装置の一例の説明図である。 (1)二マイクロホン、(5):ケース、(6)二開ロ
部、(io) :増幅器、(12) :コネクタ、(1
3) :仕切板、(14) :貫通穴、(15) :上
蓋、(17) +カバー(21)、 (22) 、 (
23) ニスクリーン。 従来妓1の言兇明図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 上壁の中心部に開口部を有し底板を備えた円筒状のケー
    スと、 前記開口部内に設置されたマイクロホンと、少なくも1
    個の貫通穴を有し、前記マイクロホンの外周部において
    前記ケース上に該ケースと僅かな間隙を隔てて設けられ
    た仕切板と、 前記ケースの上部外周部と僅かな間隙を隔てて対向し、
    前記仕切板を含むケースの上部を覆うように配設された
    上蓋と、 内縁が前記上蓋に密着して配設されたカバーと、前記仕
    切板に設けた貫通穴内、該貫通穴の上部及び前記ケース
    に設けた開口部の上部にそれぞれ配設されたスクリーン
    とからなる全天候型マイクロホン装置。
JP12131690A 1990-05-14 1990-05-14 全天候型マイクロホン装置 Pending JPH0418898A (ja)

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JP12131690A JPH0418898A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 全天候型マイクロホン装置

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JP12131690A JPH0418898A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 全天候型マイクロホン装置

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JPH0418898A true JPH0418898A (ja) 1992-01-23

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JP12131690A Pending JPH0418898A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 全天候型マイクロホン装置

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JP (1) JPH0418898A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8061468B2 (en) 2006-11-15 2011-11-22 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle
US8302727B2 (en) 2007-09-12 2012-11-06 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Exhaust pipe for a vehicle

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US8061468B2 (en) 2006-11-15 2011-11-22 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle
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