JPH0418890A - 色信号線順次走査回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 庄１冴Ｕ引元顆 本発明はカラーテレビジョン受像機やビデオテブレコー
ダの色信号線順次走査回路に関するものである。

瑳】四月支避 従来、入力系統が２系統の映像色信号を１系統の映像色
信号乙こ変換し、その映像色信号の線順次変化とライン
の入れ換えを行うには次のような方法がとられている。

第１２図に示したような予め任意の周波数でアナログ／
ディジタル（以下ｒＡ／ＤＪという）変換された２系統
の人力映像色信号（２７）　（２８）を第１３図に示し
たような順序に並べ換えたｌ系統の出力信号（３２）に
変換するには、第１４図に示した回路構成で行っている
。第１４図の各々の動作を以下に述べる。入力映像色信
号ＰＢＩ　ＰＢ２　ＰＢ３　　（２７）、　ＰＲＩ　Ｐ
Ｈ１ＰＨ３−（２８）はそれぞれ線順次化の前処理であ
る垂直フィルタ（２３）　（２４）により帯域制限され
るため、該人力映像色信号ＰＢＩ　ＰＢ２　ＰＢ３　−
（２７）、　ＰＲＩ　ＰＲ２ＰＲ３−（２８）は第１５
図（Ｂ）に示すように垂直フィルタ（２３）　（２４）
を通過後、映像色信号ＰＢ’ｌ　ＰＢ’２　ＰＢ’３（
２９Ｌ　ＰＲ’ｌ　ＰＲ’２　ＰＲ’３−（３０）に変
換される。ここで、ＦＢＩ、　ＰＲｌ等は夫々色信号の
１ラインを表わしており、また１、２．３−等の数字は
入力されてくるラインの順序を表している。このように
前処理された映像色信号（２９）　（３０）を線順次回
路（２５）によって線順次化するが、この動作は例えば
第１５図（Ａ）のような構成で実現される。第１５図（
Ａ）の前処理された映像色信号ＰＢ’　用３ステートバ
ツフア（３３）及び前処理された映像色信号ＰＲ’用３
ステートバッファ（３４）に入力される映像色信号（２
９）　（３０）を第１５図（Ｂ）に示す。前記３ステー
トバツフア（３３）　（３４）は第１５図（Ｃ）に示し
た３ステ一トバツフアコントロール信号（３５）　（３
６）により出力が制御される。前記３ステートバツフ１
はコントロール信号（３５）　（３６）がＬｏレベルの
時に出力し、旧レベルの時にはハイインピーダンスにな
る。以上の動作により前記３ステートバンフア（３３）
　（３４）の出力、すなわち線順次後の映像色信号（３
１）は第１５図（Ｄ）のようになる。

前述したように線順次化された映像色信号（３１）はラ
イン入れ換え回路（２６）によってライン入れ換えが行
われるが、その動作は第１６図（Ａ）のような構成で実
現される。線順次化後、映像色信号（３１）は３ス子−
トハソファ（３７）、　　１　ｆ（遅延回路（３８）２
Ｈ遅延回路（３９）に導かれ、該３ステートハソフア（
３７ＬＩＨ遅延回路（３８）、２Ｈ遅延回路（３９）の
出力は、夫々第１６図（Ｂ）のようになるが、第１６図
（Ｃ）に示した３ステ一トバツフア用出力コントロール
信号（４０）、ＩＨ遅延回路用出力コントロール信号（
４１）、　　２Ｈ遅延回路用出力コントロール信号（４
２）により第１６図（Ｄ）のようなライン入れ換え後の
映像色信号（３２）を得る。前記出力コントロール信号
（４０）　（４１）　（４２）がＬＯレベルの時に前記
３ステートハソフア（３７ＬＩＨ遅延回路（３Ｂ）、２
Ｈ遅延回路（３９）は出力し、前記出力コントロール信
号（４０）（４１）　（４２）が旧レベルの時には前記
３ステートバツフア（３７）、１８遅延回路（３８）、
２）１遅延回路（３９）はハイインピーダンスになる。

以上の動作を行うことにより、第１２図に示したような
予め任意の周波数でＡ／Ｄ変換された２系統の入力映像
色信号から第１３図に示したような順序に並べ換え１系
統に変換された出力信号を得ていた。

発明が解　しようとする課 しかしながら上述する従来の回路構成では、２系統の入
力映像色信号を線順次化の前処理として帯域制限するた
め、それぞれ専用の垂直フィルタを通しており部品点数
が増加しコスト高になると共に信顧性の面で不利になる
という問題があった。

課題を解決するための手段 本発明は前記の課題を解決するため、２系統のアナログ
入力映像色信号を夫々Ａ／Ｄ変換する第１及び第２のＡ
／Ｄ変換回路と、該Ａ／Ｄ変換回路の出力を１ライン単
位で交互に出力するスイッチ回路と、該スイッチ回路の
出力を帯域制限する垂直フィルタと、該垂直フィルタの
出力信号を入力信号とし、該入力信号を１ライン単位で
所望する順序に従い順次並べ換えて導出するための制御
信号が与えられる３個のラインメモリで構成されている
。

作用 従って、２系統のアナログ入力映像色信号は夫々Ａ／Ｄ
変換回路でディジタル信号に変換された後、スイッチ回
路で１ライン分づつ交互に取り出されｌ系統のディジタ
ル映像色信号に変換される。

そして垂直フィルタを介し帯域制限された後、３個のラ
インメモリに導かれ、該ラインメモリで制御信号により
１ライン単位で所望する順序に並べ換えられたディジタ
ル映像色信号を導出する。

尖］ｌ拠 第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロンクダイア
グラムである。

第１図において、（１）及び（２）は２系統のアナログ
入力映像色信号ＰＢ　（１５）及びＰＲ（１６）をディ
ジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換回路であり、（３）は
上記Ａ／Ｄ変換回路（１）及び（２）の出力を切り換え
コントロール信号（８）により１系統の映像色信号（１
９）に変換するマルチプレクサ等のスイッチである。該
スイッチ（３）の出力信号は垂直フィルタ（４）を介し
、線順次ライン入れ替えを行うラインメモリ（５）　（
６）　（７）に導かれる。ラインメモリ（５）（６）　
（７）には夫々書込コントロール信号（９）　（１０）
（１１）、続出コントロール信号（１２）　（１３）　
（１４）及びコントロール信号（２２）が導かれており
、ラインメモリ（５）　（６）　（７）の出力は共通接
続されて出力端子Ｔに導かれる。

以下、第２図乃至第１１図を用い、線順次ライン入れ換
えの一例として前記従来例で説明した第１２図に示す２
系統の入力映像色信号（２７）　（２８）から第１３図
に示すライン入れ換え後の出力信号（３２）を得る動作
を説明する。

第１図において、２系統のアナログ入力映像色信号ＰＢ
（１５）、　ＰＲ（１６）はそれぞれＰＢ用Ａ／Ｄ変換
器（１）、ＰＲ用Ａ／Ｄ変換器（２）によりディジタル
信号に変換される。ところで第１４図に示した従来例で
は、線順次化の前処理に必要である垂直フィルタがＰＢ
、　ＰＲそれぞれ専用のものを使っていたが、本発明で
は垂直フィルタをＰＢ、　ＰＲ共用にして回路削減を計
るため、Ａ／Ｄ変換器のサンプリング周波数を従来の２
倍以上に設定する必要がある。そのサンプリングの様子
を第２図に示す、第２図中、ｆｈは１水平走査周波数、
　ｆｓは従来のＡ／Ｄ変換器のサンプリング周波数、　
ｆｓ’　は本発明におけるＡ／Ｄ変換器のサンプリング
周波数を表す。このようにサンプリング周波数を従来例
の２倍に設定したため、第２図から判るように従来例の
サンプルは本発明のサンプルの１つおきになっている。

このように従来例の２倍のサンプリング周波数でＡ／Ｄ
変換された映像色信号ＰＢ（１７）と映像色信号ＰＲ（
１８）は、例えばマルチプレクサの樟なスイッチ（３）
により前記映像色信号ＰＢ（１７）と前記映像色信号Ｐ
Ｒ（１Ｂ）の各サンプルを交互に選択し、２系統であっ
た映像色信号を１系統の映像色信号（１９）に変換する
。この動作を第３図に示す。前記映像色信号ＰＲ（１７
）と前記映像色信号ＰＲ（１８）が前記スイッチ（３）
の入力端子に入力される。前記スイッチ（３）はＰＢ／
ＰＲ切り換えコントロール信号（８）により、入力を切
り換える動作を行う。ここでは、前記ＰＢ／ＰＲ切り換
えコントロール信号（８）が旧しベルのとき前記映像色
信号ＰＢ（１７）を選択し、Ｌｏレレベのとき前記映像
色信号ＰＲ（１Ｂ）を選択するようにしている。よって
、スイッチ（３）からの出力であり１系統に変換された
映像色信号（１９）は、第３図中に示した出力信号のよ
うになる。

次に映像色信号（１９）は、線順次の前処理である垂直
フィルタ（４）を通り帯域制限される。前記垂直フィル
タ（４）は、ライン相関を利用しているため、従来例に
示した垂直フィルタと同しものでも特性が変わることは
ない。垂直フィルタ（４）を通ずことにより、映像色信
号（１９）のＰＢｌａ　ＰＲｌｂ　　−が第４図に示す
如＜ＰＢ１ａ’　ＰＲｌｂ”−と変換され、映像色信号
（２０）となる。

このように前処理された映像色信号（２０）は、ライン
メモリ（５）　（６）　（７）により線順次、ライン入
れ換えが行われるが、その動作を以下に述べる。第６図
、第７図、第８図中の１つ１つのセグメントはそれぞれ
１水平走査期間すなわちｌラインを表し、そのセグメン
トの中にある数字はラインナンバーであり、それぞれ人
力されてくるラインの順序を表している。第６図は、ラ
インメモリ（５）　（６）（７）の書込コントロール信
号（９）　（１０）　（１１）　、続出コントロール信
号（１２）　（１３）　（１４）を表したものである。

ラインメモリ（５）　（６）　（７）　は、これらコン
トロール信号（９）　（１０）　（１１）　（１２）　
（１３）　（１４）がＬＯレレベの時動作し、旧レベル
の時はハイインピーダンス状態になっている。

まず、書き込み動作の説明をする。ラインメモリ（５）
　（６）　（７）は、第６図の書込コントロール信号（
９）　（１０）　（１１）にしたがって書き込むがその
様子を第７図に示す。第７図中セグメントの黒い部分が
書き込むラインであり、第６図のメモリ書き込みコント
ロール信号（９）　（１０）　（１１）のＬＯレベルの
部分に相当している。白い部分はつぎのそのメモリ書込
コントロール信号（９）　（１０）　（１１）がＬＯレ
レベになり別のラインの映像信号が書き込まれるまで、
そのまま読まれずに記憶しているところ、すなわちメモ
リ書込コントロール信号（９）　（１０）　（１１）が
旧レベルのところである。

次に、読み出しの動作の説明をする。第７図のような順
序で書き込まれているラインメモリ（５）（６）　（７
）から読み出す順序は、第６図に示したメモリ続出コン
トロール信号（１２）　（１３）　（１４）に従う。

第６図の続出コントロール信号（１２）　（１３）　（
１４）のり。

レベルに相当する部分が第８図中のセグメントの黒い部
分であり、そのラインを読み出すことになる。このよう
な方法で書き込み、読み出しを行うことにより第９図に
示すようなラインの並びを形成することが出来る。

しかし、このままでは１ラインの中に映像色信号ＰＢ’
　　とＰＲ’が混在しているので該映像色信号ＰＢ゛　
とＰＲ’　を分離する必要がある。従来例では第１３図
のライン入れ替え後の出力信号（３２）を見て判るよう
に奇数ラインはＰＢ’、偶数ラインはＰＲ“　となって
いる。ところで、本発明におけるラインメモリ（５）　
（６）　（７）の書込クロンク周波数は、先に述べたＡ
／Ｄ変換器（１）　（２）のサンプリング周波数と同じ
周波数に設定してあり、また読出クロック周波数は、書
込クロック周波数の１７２の周波数に設定しである。そ
して読み出すとき第５図に示したメモリ書込映像色信号
（２０）のサンプルの先頭から１つおきに読めば、メモ
リ読み出し信号（ＰＢ’　）が読み出され、サンプルの
先頭から２番目より１つおきに読めば、メモリ読み出し
信号（ＰＲ’　）が読み出される。これは第９図におい
て、ラインナンバーが奇数のラインは映像色信号（２０
）のサンプルの先頭から１つおきに読みＰＢ’　を得、
ラインナンバーが偶数のラインは映像色信号（２０）の
サンプルの先頭から２番目より１つおきに読みＰＲ’　
を得ることが出来るということである。それを制御する
コントロール信号（２２）は第１０図に示したようにラ
インナンバーが奇数のラインは映像色信号（２０）のサ
ンプルの先頭から１つおきに読みＰＢ’　を得、ライン
ナンバーが偶数のラインは映像色信号（２０）のサンプ
ルの先頭から２番目より１つおきに読みＰＲ’　を得る
ようにラインメモリを動作させる２水平走査期間毎に繰
り返される信号である。

以上述べた動作を行うことにより、２系統であった映像
色信号ＰＢ（１７）と映像色信号ＰＲ（１Ｂ）が第１１
図に示すような線順次、ライン入れ換え後の映像色信号
（２１）に変換出来る。

このように第１４図のような従来の線順次、ライン入れ
換えと同じ動作を第１図に示した本発明で行わせること
が出来る。また、第１６図（Ａ）〜（Ｄ）に示した従来
例のライン入れ換えにおいて例えば第１６図（Ｃ）の各
出力コントロール信号を変えてライン入れ換えの順序を
変えた場合でも、本発明では第６図に示した各コントロ
ール信号を変更することにより容易に対応することが出
来る。

発明の効果 本発明は以上のような構成であるから２系統の映像色信
号を１系統の映像色信号に変換する。線順次とラインの
入れ換えをスイッチと３個のラインメモリによる簡単な
構成で実現することができ、また従来２系統の映像色信
号に対して夫々専用の垂直フィルタを用いていたのに較
べ、１系統に変換後、垂直フィルタによる処理を行わせ
るようにしたため回路構成が簡単になり、信鯨性を向上
させることができると共にコストダウンを図ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例のブロックダイアグラム、第２
図乃至第１１図は同動作説明図、第１２図及び第１３図
は従来例の動作説明図、第１４図及び第１５図（Ａ）は
従来例のブロックダイアグラム、第１５図（Ｂ）乃至第
１５図（Ｄ）及び第１６図（Ａ）乃至第１６（Ｄ）は従
来例の動作説明図である。 （１）　（２）　’−”Ａ　／　Ｄ変換回路、（３）−
スイッチ。 （４）　−−垂直フィルタ。 （５）　（６）　（７）　　−ラインメモリ（９）　（
１０）　（１１）　　−書込コントロール信号（１２）
　（１３）　（１４）−一読出コントロール信号（２２
）−コントロール信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）第１及び第２のアナログ入力映像色信号を所定の
   サンプリング周波数で夫々Ａ／Ｄ変換し、第１及び第２
   のディジタル映像色信号を導出する第１及び第２のＡ／
   Ｄ変換回路と、上記第１及び第２のディジタル映像色信
   号を１ライン分づつ交互に出力し１系統のディジタル映
   像色信号を導出するスイッチ回路と、該スイッチ回路の
   出力を帯域制限する垂直フィルタと、該垂直フィルタの
   出力を入力信号とする３個のラインメモリを設け、該３
   個のラインメモリの出力は共通接続して出力端子に導き
   、上記３個のラインメモリには上記出力端子に上記垂直
   フィルタの出力信号を１ライン単位で所望する順序に従
   い順次並べ換えて導出するための制御信号を与えるよう
   にしたことを特徴とする色信号線順次走査回路。