JPH04187A - 潜熱蓄熱材への給温蓄熱方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野） 本発明は給温することにより液体になり、常温により固
体に相変化する際潜熱を発する潜熱蓄熱材への給温蓄熱
方法に関するものである。

（従来の技術） 現在数も進歩した電気式床暖房の一つの方法として、商
品名「ヒートバンク」　「スミフマル１等潜熱蓄熱暖房
の方法がある。

潜熱蓄熱材とは、常温において固体であるが給温するこ
とにより液体となり、液体から固体に相変化する際、潜
熱を発する物質であって、主として硫酸ナトリューム等
がある。

この潜熱蓄熱床暖房の方法は、オンドル方法、温湯方法
、直接顕熱を使用する電気床暖房方法等の欠点を解決す
る優れた方法である。この潜熱蓄熱方法は、床下に設け
られたヒーターの上に、容器に入れられた潜熱蓄熱材を
置き、ビターに通電加熱し、その熱を潜熱蓄熱材に移行
させていた。

（解決する問題点） これら従来の技術による給温蓄熱方法では、先ずヒータ
ーを加熱し、蓄熱材にその熱を移行させる方法であるた
め当然電気のロスが大きく、また蓄熱材とヒーターが必
要な為、資材費、工費共に高価になる欠点があった。

（解決する方法） 本発明はこれらの欠点を解決する為に為されたものであ
る。

これを図によって説明すると、容器（１）に硫酸ナトリ
ューム等の潜熱蓄熱材（３）を充填し容器（１）内の両
端に設けた電極（２）に通電すると潜熱蓄熱材（３）は
自らの電気抵抗で発熱し液体となる。通電は従来技術に
より温度又は時間により制御する。

（作用） 容器（１）内に充填した潜熱蓄熱材（３）は通電により
、容器（１）の両端に設けた電極（２）よりの電力を受
け、自己の持つ電気抵抗により発熱をし、その熱によっ
て固体から液体に相を変える。相を変え液体となった後
、従来技術により温度又は時間制御で通電を切る。

通電を切られた潜熱蓄熱材（３）は発熱を止め、常温に
曝され、徐々に液体から固体に相を変えながら潜熱を放
出する。

この放出される潜熱は床暖房の他、ストーブその他の温
熱器等に利用されるが、先に記述した商品名「ヒートバ
ンク」　「スミタマール」などのように、ヒーターを加
熱しこの温度を蓄熱材に移行させる方法とは異なり、直
接蓄熱材を発熱させる方法であるため、電気のロスも少
なく、ヒーターが必要なくなるため、資材費、工費共に
安価に出来るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の全体斜視図 第２図は第１図のＡ−Ａの断面図 （１）は容器 （２）は電極 （３）は潜熱蓄熱材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 容器内に硫酸ナトリュームを主とする潜熱蓄熱材を充填
   し該容器内の両端に電極を設けたことを特徴とする潜熱
   蓄熱材への給温蓄熱方法。