JPH0418743Y2 - - Google Patents

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JPH0418743Y2
JPH0418743Y2 JP19776087U JP19776087U JPH0418743Y2 JP H0418743 Y2 JPH0418743 Y2 JP H0418743Y2 JP 19776087 U JP19776087 U JP 19776087U JP 19776087 U JP19776087 U JP 19776087U JP H0418743 Y2 JPH0418743 Y2 JP H0418743Y2
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JP
Japan
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movable frame
pin
operating lever
workpiece
locking
Prior art date
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JP19776087U
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JPH01101730U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンブロツク等のワークに所要
の部品を組付ける場合に部品を組付けるべきワー
クの面を所望の向きに保持するロツク機構付パレ
ツト治具に関する。
(従来の技術) エンジンブロツクやミツシヨン等のワークをコ
ンベアにて搬送しつつ、該ワークの各面及び内部
に所要の部品を組付け作業する場合において、部
品を組付けるべきワークの面を上方に向けた状態
で部品の組付けを行ない得るようにワークを回転
可能にクランプするところのコンベアにおける組
付治具において、エンジンブロツク等のワーク載
置用可動枠を所定位置に位置決め保持するため
に、リンク機構で構成されると共に操作レバーに
一定力以上の力を作用させない限り係止爪と係止
溝とのロツクが解除することのないトグル機能を
有するロツク機構を使用するものとして特公昭61
−17609号公報が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ワークをパレツト治具にクランプして一定速度
でコンベアにて搬送しつつ、ワークの各面及び内
部に所要の部品を組付け作業する場合において、
作業者は組付け作業に専念するため時としてパレ
ツト治具のロツク機構操作レバーに身体が触れる
ことが多く、万一ロツク機構のトグル機能を解除
するのに必要な力以上の力が操作レバーに加わる
とロツクが解除してワークを載置していた可動枠
が可動枠の自重とワークの重さによつて旋回動す
ることがあり作業安全上問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、作業者が手
動で操作する第1操作レバーと足踏み動作によつ
て操作する第2操作レバーとの相互動作によりロ
クツピンを可動枠から引き抜くロツク機構をパレ
ツト治具に備えた。
(作用) 作業者が手動にて第1操作レバーを押上げると
ロツクピンの端面が第1操作レバーの係止面から
はずれると共に係止爪の第1係合凹部に係合して
いるピンが第2係合凹部に移り、ついで作業者が
足踏みによつて第2操作レバーを踏み込むと、可
動枠に挿入されているロツクピンが可動枠より引
き抜かれロツク機構が解除される。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案のロツク機構付パレツト治具の
ロツク時を示す一部断面図である側面図、第2図
はロツク解除時を示す側面図である。
ロツク機構付パレツト治具は、床面に設置した
基台1の中心上向に挿着した軸2を固着し、この
軸2を支点として回動自在で且つ45°に湾曲した
第1可動枠3を備え、更に第1可動枠3の上端部
側面であつて床面と45°をなす上向挿着した軸4
を固着し、この軸を支点として回動自在でかつ端
面8にロツクピン10が係合する複数の係合孔8
a,8b,8cを穿設した第2可動枠5を備えて
いる。また第1図に示すロツク状態の場合には第
2可動枠5の上面中心上向に挿着した軸を固着
し、この軸を支点として回動自在な回動プレート
6が第2可動枠5に装着され、回動プレート6上
にパレツト7を介してワークWが床面と平行にセ
ツトされ不図示のクランプ機構でクランプされて
いる。
そして第1可動枠3に対して第2可動枠5を所
定位置に保持するためのロツク機構は、第2可動
枠5の軸4と平行であつて、第2可動枠5の端面
8に向つてスプリング9により弾圧付勢され進退
自在に第1可動枠3の上端部側面に設けたロツク
ピン10と、このロツクピン10の下部端面10
aを規制する係止面11を備えかつ第1可動枠3
に固設しているフランジ12に嵌挿しているピン
13を支点として回動する第1操作レバー14
と、ピン15でロツクピン10の下端部と先端部
で連結すると共に第1可動枠3から延びるフラン
ジ16に嵌挿したピン17を支点として回動する
足踏み部18aを備えた第2操作レバー18と、
第1操作レバー14の一側にピン19で回動自在
に取付け、一端をスプリング20で第1操作レバ
ー14の端部14aと連結し、他端をピン15に
スプリング20で弾圧付勢しつつ係合する第1係
合凹部21と第2係合凹部22を備える係止爪2
3と、第1可動枠3からロツクピン10と平行に
延びロツクピン10の下部端面10aをロツク解
除時に当接するストツパー24とから構成してい
る。
以上のように構成したロツク機構付パレツト治
具の作用について以下に説明する。
第1図で示すようにロツク状態であつてワーク
Wが床面と平行な状態で作業者が組付け易い部品
をワークに組付け、作業が完了すると作業者は手
動にて第1操作レバー14を二点鎖線で図示する
ように押上げる。そうすると、第1操作レバー1
4がピン13を支点として回動して係止面11か
らロツクピン10の下部端面10aをその規制か
ら解くと共にピン19を介して係止爪23を持ち
上げてピン15が第1係合凹部21から第2係合
凹部22へスプリング20の弾圧力で移動する。
次いで第2操作レバー18の足踏み部18aを踏
み込むとピン17を支点として第2操作レバー1
8が回動しピン15を介してロツクピン10の上
端部10bが第2可動枠5の係合孔8aから引き
抜かれストツパー24に下部端面10aが当接し
ロツクが解除される。この状態で作業者が第2可
動枠5の操作レバー25を把持しながら第2可動
枠5全体を90°反転すると第2図に示す状態とな
る。
なお、作業者はロツクピン10の上端部10b
が係合孔18aに係合しない状態まで第2可動枠
5を回動させた時点で、第2操作レバー18の踏
み込みを解除すると共に第1操作レバー14を引
き戻し係止爪23とピン15とのスプリング20
による弾圧係合状態を解きロツクピン10がスプ
リング9で第2可動枠5の端面8を弾圧付勢する
ようにする。そして第2可動枠5が90°反転して
ロツクピン10の上端部10bが係合孔8bと軸
心が一致するとロツク機構は第1図に示すような
ロツク状態となる。
なお、第2図の二点鎖線で示すロツク機構の図
はロツク状態を示している。
従つてロツク状態で第2操作レバー18を踏み
込んでも係止面11によりロツクピン10が規制
されロツクが解除しないし、また第1操作レバー
14のみ操作しても第2操作レバー18を踏み込
まない限りロツクは解除しない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、第1操作
レバーと第2操作レバーを相互に作動させないと
ロツク機構が解除されない構成としたため、作業
者の身体が単に触れただけではロツクが解除しな
い安全で操作性の優れたロツク機構付パレツト治
具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のロツク機構付パレツト治具の
ロツク時を示す一部断面図である側面図、第2図
はロツク解除時を示す側面図である。 尚、図面中、3は第1可動枠、5は第2可動
枠、9はスプリング、10はロツクピン、14は
第1操作レバー、15はピン、18は第2操作レ
バー、21は第1係合凹部、22は第2係合凹
部、23は係止爪、Wはワークである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンブロツク等のワークに所要の部品を組
    付けるためにワーク載置用の可動枠を定位置に保
    持するロツク機構付パレツト治具において、前記
    可動枠を定位置に保持する突出方向に弾圧付勢さ
    れ進退自在なロツクピンと、このロツクピンの端
    面を規制する係止面を備える第1操作レバーと、
    前記ロツクピンと先端部でピンにより連結する第
    2操作レバーと、前記第1操作レバーの一側に回
    動自在に取付けられ、前記ピンに弾圧付勢しつつ
    係合する複数の係合凹部を備える係止爪とで構成
    したロツク機構を設けたことを特徴とするロツク
    機構付パレツト治具。
JP19776087U 1987-12-26 1987-12-26 Expired JPH0418743Y2 (ja)

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JP19776087U JPH0418743Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

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JP19776087U JPH0418743Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

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Publication Number Publication Date
JPH01101730U JPH01101730U (ja) 1989-07-10
JPH0418743Y2 true JPH0418743Y2 (ja) 1992-04-27

Family

ID=31488299

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JP19776087U Expired JPH0418743Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7046430B2 (ja) * 2017-12-28 2022-04-04 ダイハツ工業株式会社 ワーク支持治具

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JPH01101730U (ja) 1989-07-10

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