JPH04187161A

JPH04187161A - 低周波治療器

Info

Publication number: JPH04187161A
Application number: JP31866890A
Authority: JP
Inventors: Shogo Sasada; 笹田　尚吾
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-11-21
Filing date: 1990-11-21
Publication date: 1992-07-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、低周波治療器に関し、さらに詳しくは、コン
パクトで携帯に便利なコードレス型の低周波治療器に関
する。

〈従来の技術〉第５図は、従来のコードレス型の低周波治療器１５の表
面側および裏面側をそれぞれ示す外観斜視図である。

低周波治療器Ｉ５は、その表面側に、電源スィッチとし
てのスライドスイッチ２と、低周波治療器１５の出力レ
ベルを調整するためのキースイッチ３とが設けられてお
り、裏面側には、低周波パルスを人体に印加するための
一対の電極４ａ、４ｂが設けられている。

第６図は、この低周波治療器１５のブロック図である。

この低周波治療器Ｉ５は、各電極４ａ。

４ｂに個別的に対応して、低周波パルスの印加に必要な
レベルまで電圧レベルを上げるための昇圧回路８ａ　、
８ｂ　、この昇圧回路８ａ　、８ｂに含まれるコンデン
サの電荷を確実に放電させて負荷抵抗によらず所定の電
圧レベルが得られるようにするための放電回路９ａ　、
９ｂおよび互いに極性の異なる低周波パルスを形成出力
するための極性切換回路１０ａ　、Ｉ　Ｏｂが設けられ
ており、さらに、各部を制御するための制御回路１１お
よび前記−対の電極４ａ　、４ｂが、治療部位からはず
れているときに、それを検知する電極はずれ検知回路１
２が設けられている。なお、この第６図において、二点
鎖線は、制御信号を示している。

この低周波治療器１５を、第７図に示されるように、所
望の治療部位に装着し、各電極４ａ、４ｂに極性の異な
る低周波パルスを印加することにより、人体を介して電
流を流し、これによって、神経・筋の痛みや麻痺の治療
を行うものである。

〈発明が解決しようとする課題〉このようなコードレス型の低周波治療器１５では、一方
の電極４ａ（４，ｂ）から人体を介して他方の電極４ｂ
　（４ａ　）に電流が流れるのであるが、前記一対の電
極４ａ、４ｂ間の距離は、狭いために、人体の離れた部
位の間で電流ループを形成して治療をすることができな
いという難点がある。

さらに、一般にコードレス型の低周波治療器１５は、小
型化、軽量化が優先されるために、電極４、ａ、４ｂの
面積に制限を受けることになり、このため、あるレベル
以上の電流を流すためには、電流密度が高くならざるを
得す、使用時に、チクチクするような痛みを感じるとい
う難点がある。

一方、コード型の低周波治療器では、一対の電極間がコ
ードで接続されているために、人体の離れた部位の間で
治療ができるものの、コードが必須となるために、コー
ドレス型の低周波治療器のように、コンパクトにならず
、手軽に使用できないという難点がある。

本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであって、コ
ードレス型の低周波治療器を併用することにより人体の
離れた部位の間を治療することかでき、しかも、電流密
度を低くできるようにすることを目的とする。

〈課題を解決するための手段〉本発明では、上述の目的を達成するために、次のように
構成している。

すなわち、本発明は、低周波パルス印加用の一対の電極
と、各電極に個別的に対応して低周波パルスをそれぞれ
出力する一対のパルス出力回路とを備えるコードレス型
の低周波治療器であって、他の低周波治療器と相互に接
続するための接続コードが着脱される接続部と、該接続
部への前記接続コードの装着の有無を検知する検知手段
と、切換制御信号に応答して、前記画電極を一方のパル
ス出力回路に共通に接続し、かつ他方のパルス出力回路
を前記接続部に接続し、あるいは、前記画電極を前記接
続部に共通に接続する切換回路と、前記検知手段の出力
に基づいて、前記接続コードが装着されているときには
、前記切換制御信号を出力するとともに、前記画電極と
他の低周波治療器の電極との間で、互いの極性が異なる
ように前記パルス出力回路を制御する制御手段とを備え
ている。

く作用〉上記構成によれば、他の低周波治療器と相互に接続され
ていないときには、従来のコードレス型の低周波治療器
と全く同様の機能を果たすことができ、さらに、人体の
離れた部位間で治療をしようとするときには、離れた部
位に装着された他の低周波治療器と接続コードを介して
相互に接続することにより、他の低周波治療器との間で
、互いの電極の極性が異なるように制御されることにな
り、これによって、当該低周波治療器、人体および他の
低周波治療器との間で電流ループが形成されることにな
り、離れた部位間での治療が可能となる。

しかも、他の低周波治療器と接続コードを介して相互に
接続した場合には、切換回路による接続の切換えによっ
て、当該低周波治療器の一対の電極と他の低周波治療器
の一対の電極との間で電流ループが形成されるので、電
流密度を低下させることができ、これによって、使用時
の痛みを緩和することが可能となる。

〈実施例〉以下、図面によって本発明の実施例について、詳細に説
明する。

第１図は、本発明の一実施例の低周波治療器Ｉの表面側
および裏面側をそれぞれ示す外観斜視図である。

この低周波治療器Ｉは、第６図の従来例と同様に、その
表面側に、電源スイッチとしてのスライドスイッチ２と
、低周波治療器ｌの出力レベルを調整するためのキース
イッチ３とが設けられており、裏面側には、低周波パル
スを人体に印加するための一対の電極４ａ、４．ｂが設
けられている。

さらに、この実施例の低周波治療器１には、接続部とし
てのジャック５が設けられており、第２図に示されるよ
うに、他の低周波治療器１゜と相互に接続するための接
続コード６が着脱できるように構成されている。

すなわち、この低周波治療器Ｉでは、後述のように、人
体の離れた部位を治療しようとする場合には、第３図に
示されるように、当該低周波治療器ｌと他の低周波治療
器１゜とを所望の部位にそれぞれ装着し、両低周波治療
器１，１ｏを接続コード６を介して相互に接続すること
により行う。

第４図は、この実施例の低周波治療器ｌおよび本発明に
従う他の低周波治療器Ｉ。のブロック図であり、第６図
の従来′廻に対応する部分には、同一の参照符を付す。

また、２点鎖線は、制御信号を示している。

この低周波治療器ｌは、従来例と同様に、各電極４ａ　
、４ｂに個別的に対応して、昇圧回路８ａ。

８ｂ１放電回路９ａ　、９ｂおよび極性切換回路１０ａ
、１０ｂが設けられており、これらによって各電極に個
別的に対応する一対のパルス出力回路１６ａ　、１６ｂ
が構成されている。

さらに、各部を制御するたぬの制御回路１３が設けられ
るとともに、前記一対の電極４ａ　、４ｂが、治療部位
からはずれているときに、それを検知する電極はずれ検
知回路Ｉ２が設けられている。

この低周波治療器Ｉには、ジャック５に対する接続コー
ド６の装着の有無を検知する検知回路Ｉ４が設けられて
おり、この検知回路１４は、ジャック５に接続コード６
のプラグ７が挿入されたときに、ジャック５の端子５ｂ
と端子５ｃとが切り離されるのを検知して対応する出力
を制御回路Ｉ３に与えるものである。

また、低周波治療器１には、制御回路Ｉ３からの切換制
御信号に応答して、画電極４ａ、４ｂを一方のパルス出
力回路１６ａに共通に接続し、かつ他方のパルス出力回
路１６ｂをジャック５の端子５ａに接続する切換回路２
０が設けられている。

この切換回路２０は、連動する２つの切換スイッチ２１
．２２からなりる。

一方の切換スイッチ２１は、一方の電極４ｂに接続され
た可動接点２１ａと、他方の電極４ａと極性切換回路１
０ａとの間に接続された個別接点２１ｂと、他方の切換
スイッチ２２の個別接点２２Ｃに接続された個別接点２
１ｃとを備えており、他方の切換スイッチ２２は、極性
切換回路１０ｂに接続された可動接点２２ａと、ジャッ
ク５の端子５ａに接続された個別接点２２ｂと、個別接
点２２ｃとを備えている。

両切換スイッチ２１．２２は、切換制御信号が与えられ
ていないときには、第４図に示される状態にあり、切換
制御信号が与えられているときには、両切換スイッチ２
１．２２の可動接点２１ａ。

２２ａが個別接点２１ｂ、２２ｂ側にそれぞれ切換わる
ようになっている。

制御回路Ｉ３は、検知回路１４の出力に基づいて、接続
コード６が装着されていないときには、従来と全く同様
の制御を行い、接続コート６が装着されているときには
、切換制御信号を出力するとともに、後述のように、当
該低周波治療器１の画電極４ａ　、４ｂと、接続コード
６を介して接続される他の低周波治療器１゜の画電極４
ａｏ、４ｂ。

との極性が互いに異なるように、パルス出力回路１６ａ
　、１６ｂを制御する。

他の低周波治療器１゜は、本発明の他の実施例の低周波
治療器であり、当該低周波治療器ｌと切ＩＯ− 換回路２０．を除いては同様の構成を有しており、接続
コード６が装着されたときの制御回路１３゜による制御
および切換回路２０．による接続の切換えが異なるのみ
であり、対応する部分には、対応する参照符を付す。

すなわち、他の低周波治療器Ｉ。の切換回路２０ｏは、
制御回路１３ｏからの切換制御信号に応答して、画電極
４ａｏ、４ｂ。をジャック５゜の端子５ａｏに共通に接
続するするものであり、この切換回路２０ｏは、連動す
る２つの切換スイッチ２３゜２４からなる。

一方の切換スイッチ２３は、一方の電極４ａ。

に接続された可動゛接点２３ａと、ジャック５゜の端子
５ａｏに接続された個別接点２３ｂと、極性切換回路１
０ｂ、に接続された個別接点２３ｃとを備えており、他
方の切換スイッチ２４は、他方の電極４ｂｏに接続され
た可動接点２４．　ａと、ジャック５゜の端子５ａｏに
接続された個別接点２４　ｂと、極性切換回路１０ａｏ
に接続された個別接点２４ｃとを備えている。

両切換スイッチ２３．２４は、切換制御信号が与えられ
ていないときには、第４図に示される状態にあり、切換
制御信号が与えられているときには、両切換スイッチ２
３．２４の可動接点２３ａ。

２４ａが個別接点２３ｈ、２４ｂ側にそれぞれ切換ねっ
て画電極４．ａｏ、４ｂｏがジャック５゜の端子５ａｏ
に共通に接続されるようになっている。

制御回路１３ｏは、検知回路１４ｏの出力に基づいて、
接続コード６が装着されていないときには、従来と全く
同様の制御を行い、接続コード６が装着されているとき
には、上記低周波治療器１の画電極４．ａ、４ｂと、当
該他の低周波治療器Ｉ。の画電極４ａｏ、４ｂｏとの極
性が互いに異なるように、昇圧回路８ａｏ、８ｂＯ１放
電回路９ａ　ｏ、９ｂ　ｏおよび極性切換回路１０ａ　
ｏ、Ｉ　Ｏｂ　Ｏの機能を停止させるとともに、切換回
路２０ｏに切換制御信号を出力するものである。

このときには、他の低周波治療器１゜の画電極４ａｏ、
４ｂｏが、接続コード６を介して当該低周波治療器ｌの
極性切換回路１０ｂに接続され、当該低周波治療器Ｉの
画電極４ａ、４．ｂが極性切換回路１ａに接続されるこ
とになり、これによって、当該低周波治療器１の画電極
４ａ　、４ｂと、接続コード６を介して接続される他の
低周波治療器ｌ。の画電極４ａｏ、４ｂｏとの極性が互
いに異なるように、当該低周波治療器１によって制御さ
れることになる。

したがって、いずれの低周波治療器１，１ｏのジャック
５，５ｏにも接続コード６のプラグ７が挿入されていな
い状態においては、各低周波治療器１゜ｌｏは、第６図
の従来例と全く同様の動作となり、第７図の従来例のよ
うに、いずれかの低周波治療器１．１ｏを、所望の治療
部位に装着し、各電極４ａ　、４ｂ　；　４ａ　ｏ、４
ｂ　ｏに極性の異なる低周波パルスを印加することによ
り、人体を介して一対の画電極４ａ　、４ｂ　；　４ａ
　、、、４．ｂ　ｏ間に電流が流れることになり、これ
によって、神経・筋の痛みや麻痺の治療を行うことがで
きる。

さらに、人体の離れた部位の間を治療しようとする場合
には、接続コード６によって両低周波冶蒸器１，１．を
相互に接続し、第３図に示されるように、当該低周波治
療器１と他の低周波治療器１゜とを所望の部位にそれぞ
れ装着する。これによって、当該低周波治療器Ｉの極性
切換回路１０ａに画電極４ａ、４ｂが接続されるととも
に、極性切換回路１０ｂには、他の低周波治療器１゜の
画電極４ａｏ、４ｂｏが接続コード６を介して接続され
ることになり、さらに、他の低周波治療器１゜の昇圧回
路８ａｏ、８ｂｏ、放電回路９ａｏ、９ｂｏおよび極性
切換回路１０ａ　ｏ、１０ｂ　Ｏの動作が停止すること
になる。

このときには、当該低周波治療器１の制御回路１３によ
って、パルス出力回路１６ａ　、１６ｂが制御されて当
該低周波治療器１の画電極４ａ、４ｂと他の低周波治療
器Ｉ。の画電極４−ａｏ、４ｂｏとに極性の異なる低周
波パルスが印加され、これによって、人体を介して当該
低周波治療器１の画電極４ａ、４ｂと他の低周波治療器
１゜の画電極４ａ。、４−ｂｏとの間に電流が流れるこ
とになり、離れた部位の間の治療が可能となる。

＝１４＝しかも、当該低周波治療器ｌの画電極４ａ、４ｂと、他
の低周波治療器１゜の画電極４ａ、、４ｂ。

との間で電流ループが形成されるので、単独使用の場合
のように、一方の電極４ａと他方の電極４ｂとの間で電
流ループが形成される場合に比べて、電極の有効面積が
大きくなって電流密度を低減できることになり、使用時
の痛みを緩和することができる。

このように接続コード６を装着していない状態では、従
来のコードレス型の低周波治療器と同様に、コンパクト
で手軽に使用できるとともに、人体の離れた部位の間で
治療をしようとする場合には、２つの低周波治療器１．
ｉｏを接続コード６によって相互に接続することにより
、従来のコード型の低周波治療器と同様の機能を果たせ
ることになる。

〈発明の効果〉以上のように本発明によれば、接続コートを低周波治療
器の接続部に装着していないときには、従来のコードレ
ス型の低周波治療器と全く同様の機能を果たすことがで
き、さらに、人体の離れた部位間で治療をしようとする
ときには、複数の低周波治療器を接続コードによって相
互に接続することにより、互いの電極の極性が異なるよ
うに制御されるので、この場合には、両低周波治療器の
電極と人体との間で電流ループが形成されることになり
、離れた部位間での治療が可能となり、しかも、電極の
有効面積を大きくして電流密度を低減でき、これによっ
て、使用時の痛みを緩和することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の外観斜視図、第２図は２つ
の低周波治療器の接続状態を示す斜視図、第３図は２つ
の低周波治療器を人体に装着した状態を示す図、第４図
は第２図の実施例のブロック図、第５図は従来例の外観
斜視図、第６図は従来例のブロック図、第７図は人体に
装着した状態を示す図である。１、ｉｏ　コードレス型の低周波治療器、４ａ。４　ｂ　、４　ａ　ｏ、４　ｂ　ｏ”’電極、５，５ｏ
−ジャック、６・・・接続コード、１３．１３．・・・
制御回路、■４．１４、−・・検知回路、１６ａ、１６
ｂ、１６ａｏ、１６ｂ、・・パルス出力回路、２０．２
０゜・・切換回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）低周波パルス印加用の一対の電極と、各電極に個
別的に対応して低周波パルスをそれぞれ出力する一対の
パルス出力回路とを備えるコードレス型の低周波治療器
であって、他の低周波治療器と相互に接続するための接続コードが
着脱される接続部と、該接続部への前記接続コードの装着の有無を検知する検
知手段と、切換制御信号に応答して、前記両電極を一方のパルス出
力回路に共通に接続し、かつ他方のパルス出力回路を前
記接続部に接続し、あるいは、前記両電極を前記接続部
に共通に接続する切換回路と、前記検知手段の出力に基づいて、前記接続コードが装着
されているときには、前記切換制御信号を出力するとと
もに、前記両電極と他の低周波治療器の電極との間で、
互いの極性が異なるように前記パルス出力回路を制御す
る制御手段と、を備えることを特徴とする低周波治療器
。