JPH04186903A - 導波管スロット・アンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、導波管スロット・アンテナ、より具体的には
、通信衛星や放送衛星などとの送受信用に適した導波管
スロット　アンテナに関する。

［従来の技術］ 軸方向に多数の放射スロットを設けた直線導波管を横方
向に多数並べた導波管アレイアンテナを、同一平面上に
構成されたホーンと反射鏡により送信電波を供給（以下
給電と呼ぶ）するものは、公知である０例えば、Ｅ、Ｍ
、Ｔ、ＪＯＮＥＳ　ａｎｄ　Ｊ、に、Ｓ）ＩＩＭＩＺＵ
、”Ａ　　Ｗｉｄｅ−Ｂａｎｄ　　丁ｒａｎｓｖｅｒｓ
ｅ−５ｌｏｔ　　Ｆｌｕｓｈ−ＭｏｕｎｔｅｄＡｒｒａ
ｙ−ＩＲＥ　ＴＲＡＮＳＡＣＴＩＯＮＳ　ＯＮ　ＡＮＴ
ＥＮＮＡＳ　ＡＮＤ　ＰＲＯＰＡＧＡＴｌＯＮ、ｐｐ、
４０１−４０７．Ｊｕｌｙ、　１９６０に記載されてい
る。第１図にその上面図を示す、尚、第１図では放射用
スロットは省略しである。また、放射用スロットの配列
については公知であり１種々の文献（例えば、後藤尚久
「導波管給電プリントアンテナ」電子情報通信学会信学
技報、ＡＰ８９−３）などに記載されている。導波管ア
レイアンテナ１の一端の同一平面上に、パラボラ面が構
成された反射＠２とホーン３が取り付けられている。ホ
ーン３により給電された電波は、反射＃！２で反射して
、導波管ア゛レイアンテナ１の各放射用導波管４．４、
・・・に同位相で給電される。

［発明が解決しようとする課題］ 第１図の例では、反射鏡２とホーン３が導波管アレイア
ンテナ１と同一平面内に構成されているため、反射鏡２
とホーン３の面積が、アンテナ全体の面積に占める割合
が太きい、また、導波管アレイアンテナ１の各放射用導
波管４．４、・・・を同位相で給電するために、反射鏡
２を用いている。

そこで本発明は、反射鏡とホーンを導波管アレイアンテ
ナの下部に構成することによって、アンテナの小型化を
行った導波管スロット・アンテナを提示するものである
。さらに、反射鏡を用いる代わりに、ホーンの中に誘電
体電波レンズを挿入することによって、給電回路の簡易
化を行った導波管スロット・アンテナを提示するもので
ある。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る導波管スロット・アンテナは、それぞれが
少なくとも１つの放射用スロットを具備する複数の放射
用導波管及び放射導波管を給電する給電回路により構成
され、当該放射用導波管の下部に構成されたホーンと反
射鏡からなる給電回路、または誘電体電波レンズが挿入
されたホーンによりなる給電回路が、当該放射用導波管
をすべて同位相または隣合うもの同士を逆位相で給電す
ることを特徴とするものである。

［作用コ 反射鏡とホーンを導波管アレイアンテナの下部に設ける
ことで、アンテナ全体の面積を小さくすることができる
。また、反射鏡を用いる代わり（５誘電体電波レンズを
ホーンに挿入することによって、給電回路自体も小型に
することができる。

［実施例コ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。尚、以
下の説明では、送信アンテナとして用いる場合を例にと
って説明するが、勿論、相反定理に従い、受信用アンテ
ナとしても使用できる。

第２図は、本発明の請求範囲（１）に係る一実施例であ
る導波管スロット・アンテナの上面図であり、第１図の
Ａ−Ａ線より反射鏡２とホーン３を導波管アレイアンテ
ナｌの下側に折り曲げたものである。尚、第２図では放
射用スロットは省略しである。ホーン３に給電された電
波は、反射鏡２で反射されて、第２図のＡ−Ａ線に達す
る０反射鏡２はパラボラ面であり第２図のＡ−Ａ線で電
波が同位相になるように形状が決定される。そして、第
２図のＡ−Ａ線に達した電波は、折り返し部５を経由し
導波管アレイアンテナ１のある層へ回り込み、各放射用
導波管４．４、・・は同位相で励振されることになる。

第３図は、本発明の請求範囲（１）に係る他の実施例で
ある導波管スロット・アンテナの上面図であり、第４図
は同正面図、第５図は同側面図である。第３図は、第２
図のＢ−Ｂ線よりホーン３を反射鏡２の下側に折り曲げ
たものであり、上から導波管アレイアンテナ１、反射鏡
２、ホーン３の順番で３層構造になっている。尚、第３
図では放射用スロットは省略しである。ホーン３に給電
された電波は、第３図及び第４図のＢ−Ｂ線に達すると
、折り返し部６を経由し反射鏡２のある層へ回り込む、
そして、反射鏡２に入射した電波は、第３図及び第５図
のＡ−Ａ線の方向に伝搬する。

反射鏡２はパラボラ面であり第３図及び第５図のＡ−Ａ
線で電波が同位相になるように形状が決定される。第３
図及び第５図のＡ−ＡＡ！に達した電波は、折り返し部
７を経由し導波管アレイアンテナｌのある層へ回り込み
、各放射用導波管４，４、・・は同位相で励振されるこ
とになる。

第６図は、本発明の請求範囲（２）に係る一実施例であ
る導波管スロット・アンテナの上面図、第７図は同下面
図である。尚、第６図では放射用スロットは省略しであ
る。第６図は、上から導波管アレイアンテナ１、コルゲ
ートホーン８の順番で２層構造になっている。給電ビン
９により励振された電波は、コルゲートホーン８内を伝
搬する。

コルゲートホーン８は、ＴＥＭ波が基本モードとして伝
搬するように高さ１／４波長程度のコルゲート】０を有
している。また、コルゲートホーン８の中には、低損失
の硯電体電波レンズ１１が挿入されている。誘電体電波
レンズ１１の形状は、導波管アレイアンテナｌの各放射
用導波管４．４、・・・とコルゲートホーン８を結合さ
せる一列に並んだ結合スロット１２．１２、・・・のす
べてが同位相で励振されるように決定される。コルゲー
トホーン８内を伝搬して結合スロット１２、１２、・・
・まで達した電波は、結合スロット１２、１２、・・・
を介して導波管アレイアンテナ１の各放射用導波管４．
４、・・に同位相で給電される。尚、本実施例では誘電
体電波レンズ１１を結合スロット１２．１２、・・の上
部としているが、上記位相条件を満足すればコルゲート
ホーン８内部の任意の位置に配置してよい。

第８図は、本発明の請求範囲（３）に係る一実施例であ
る導波管スロット　アンテナの上面図、第９図は同下面
図、第１０図は第９図のＡ−Ａ＠での断面図である。尚
、第８図では放射用スロットは省略しである。第６図の
例と異なる点は、結合スロット１２、１２．　　・の配
置が異なる点と金属壁１３．１３、・・・を設ける点で
ある。結合スロット１２．１２、・・は、一つの結合ス
ロット１２．１２、　　・・・で二本の放射用導波管を
互いに逆位相で給電するために、第１Ｏ図に示すように
放射用溝、波管４．４、・・・の壁１４にあけられてい
る。

な、 セ、′第８図の矢印は、導波管アレイアンテナｌの各放
射用導波管４．４．　・内の磁力線の方向を表している
。また、すべての結合スロット１２、１２、・・は同位
相で励振される必要がある。金属壁１３゜１３、・・は
結合スロット１２．１２、・・を励振させるために設け
る。金属壁１３．１３、　・が無い場合には、コルゲー
トホーン８内の磁力線の向きは結合スロット１２．１２
、・・・の向きに対して垂直になっているので、結合ス
ロット１２、１２、・・・は励振されない５　そこで、
金属壁】３１３、・・・を結合スロット１２、１２、・
・・の向きに対して平行に設けることで、結合スロット
】２、１２、・・・の向きに対して平行な磁力線を生じ
させ、結合スロット１２、１２、・・・と結合させる。

第１１図は、本発明の請求範囲（３）に係る他の実施例
である導波管スロット・アンテナの上面図、第１２図は
下面図である。尚、第１１図では放射用スロットは省略
しである。第８図の例と異なる点は、結合スロット１２
．１２．・・・を導波管アレイアンテナ１の各放射用導
波管４．４、・・・の管軸と垂直に設けた点である。こ
のとき、結合スロット１２．１２、・・・は１／４波長
程度の間隔で互い違いに配置する必要がある。これによ
り、隣合う放射用導波管４．４、・・・の間で往復で１
／２波長の光路差が生じ、逆位相で給電される二とにな
る。

［発明の効果］ 以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれ
ば、小型で簡易な構造の給電回路を有する導波管スロッ
ト・アンテナが安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の一実施例である導波管スロット・アンテ
ナの上面図である。第２図は本発明の請求範囲（１）に
係る一実施例である導波管スロワ　。 ト・アンテナの上面図である。第３図は本発明の請求範
囲（１）に係る他の実施例である導波管スロット・アン
テナの上面図、第４図は同正面図、第５図は同側面図で
ある。第６図は本発明の請求範囲（２）に係る一実施例
である導波管スロットアンテナの上面図、第７図は同下
面図である。 第８図は本発明の請求範囲（３）に係る一実施例である
導波管スロット・アンテナの上面図、第９図は同上面図
、第１０図は第９図のＡ−Ａ線での断面図である。第１
１図は本発明の請求範囲（３）に係る他の実施例である
導波管スロット・アンテナの上面図、第１２図は同下面
図である。 １：導波管アレイアンテナ、２：反射鏡、３．ホーン、
４：放射用導波管、５．６．７：折り返し部、８ニコル
ゲートホーン、９・給電ビン、　１０ニコルゲート、１
１・誘電体電波レンズ、　１２給電スロット、１３．金
属壁、１４　放射用導波管の壁。 ｊ　今　図 箪　１０　　図 ７１２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）それぞれが少なくとも１つの放射用スロットを具
   備する複数の放射用導波管及び放射導波管を給電する給
   電回路により構成され、当該給電回路が当該放射用導波
   管の下部に構成されたホーンと反射鏡からなることを特
   徴とする導波管スロット・アンテナ。
2. （２）それぞれが少なくとも１つの放射用スロットを具
   備する複数の放射用導波管及び放射導波管を給電する給
   電回路により構成され、当該放射用導波管の下部に構成
   された誘電体電波レンズが挿入されたホーンによりなる
   給電回路が、当該放射用導波管をすべて同位相で給電す
   ることを特徴とする導波管スロット・アンテナ。
3. （３）それぞれが少なくとも１つの放射用スロットを具
   備する複数の放射用導波管及び放射導波管を給電する給
   電回路により構成され、当該放射用導波管の下部に構成
   された誘電体電波レンズが挿入されたホーンによりなる
   給電回路が、当該放射用導波管の隣合うもの同士を逆位
   相で給電することを特徴とする導波管スロット・アンテ
   ナ。