JPH04186248A - 化学増幅ネガ型レジスト用組成物 - Google Patents
化学増幅ネガ型レジスト用組成物Info
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- JPH04186248A JPH04186248A JP2314256A JP31425690A JPH04186248A JP H04186248 A JPH04186248 A JP H04186248A JP 2314256 A JP2314256 A JP 2314256A JP 31425690 A JP31425690 A JP 31425690A JP H04186248 A JPH04186248 A JP H04186248A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、化学増幅ネガ型レジストに関するものであり
、さらに詳しくは、感度を低下させることなく膜内多重
反射効果によるレジストパターン寸法の変動を抑え、段
差基板上等でレジスト膜厚が変化する場合においても寸
法制御性よくレジストパターンが得られる化学増幅ネガ
型レジスト用組成物に関するものである。
、さらに詳しくは、感度を低下させることなく膜内多重
反射効果によるレジストパターン寸法の変動を抑え、段
差基板上等でレジスト膜厚が変化する場合においても寸
法制御性よくレジストパターンが得られる化学増幅ネガ
型レジスト用組成物に関するものである。
[従来の技術]
64MDRAM以降のデバイス製造プロセスには、クォ
ーターミクロンリソグラフィー技術の開発が必要となっ
ている。現在では、エキシマレーザ−光に対して、吸収
が小さいベース樹脂、分解して酸を発生する酸発生剤、
酸触媒反応によりベース樹脂を架橋する架橋剤からなる
化学増幅ネガ型レジストが用いられている。
ーターミクロンリソグラフィー技術の開発が必要となっ
ている。現在では、エキシマレーザ−光に対して、吸収
が小さいベース樹脂、分解して酸を発生する酸発生剤、
酸触媒反応によりベース樹脂を架橋する架橋剤からなる
化学増幅ネガ型レジストが用いられている。
第5図は、従来の化学増幅ネガ型レジストの組成の一例
を示すものである。
を示すものである。
第5図(a)はベース樹脂であるポリ−p−ヒドロキシ
スチレンの一般式である。式中、nは重合度を表す自然
数である。
スチレンの一般式である。式中、nは重合度を表す自然
数である。
第5図(b)は、架橋点を2つ有するメラミン系架橋剤
の一般式である。式中、Rはアルキル基を示す。
の一般式である。式中、Rはアルキル基を示す。
第5図(c)は、酸発生剤の一例であり、その−般式を
示すものである1式中、eBは第5図(d)に示すよう
な構造をもつトリアリルスルホニウムカチオンの対アニ
オン、Mはヒ素やアンチモン等の金属元素、Xはハロゲ
ン元素を示し、nは金属元素の配位数である。
示すものである1式中、eBは第5図(d)に示すよう
な構造をもつトリアリルスルホニウムカチオンの対アニ
オン、Mはヒ素やアンチモン等の金属元素、Xはハロゲ
ン元素を示し、nは金属元素の配位数である。
第6図は、エキシマレーザ−リソグラフィーによる、従
来の化学増幅ネガ型レジストにパターンを形成する方法
を工程順に示す図である。
来の化学増幅ネガ型レジストにパターンを形成する方法
を工程順に示す図である。
半導体基板(2)上に厚さ1,0〜1.5μ肩程度の化
学増幅ネガ型レジスト(1)をスピンコード、および1
00℃程度のソフトベークにより形成しく第6図(a)
)、 形成した化学増幅ネガ型レジスト(1)に、エキシマレ
ーザ−光(7)をレチクル(8)を通して選択的に照射
し、ベース樹脂の架橋反応を触媒する酸(3)を発生さ
せ(第6図(b))、 露光後110℃〜140°Cの温度で、1〜2分間ベー
クを行い、エキシマレーザ−光照射部(6)で、選択的
にベース樹脂の酸触媒架橋反応を起こさせることにより
、アルカリ現像液に対する溶解性を低下させ(第6図(
C))、 化学増幅ネガ型レジストの未露光部を適当な濃度のアル
カリ現像液で溶出させることにより、レジストパターン
を形成する(第6図(d))。
学増幅ネガ型レジスト(1)をスピンコード、および1
00℃程度のソフトベークにより形成しく第6図(a)
)、 形成した化学増幅ネガ型レジスト(1)に、エキシマレ
ーザ−光(7)をレチクル(8)を通して選択的に照射
し、ベース樹脂の架橋反応を触媒する酸(3)を発生さ
せ(第6図(b))、 露光後110℃〜140°Cの温度で、1〜2分間ベー
クを行い、エキシマレーザ−光照射部(6)で、選択的
にベース樹脂の酸触媒架橋反応を起こさせることにより
、アルカリ現像液に対する溶解性を低下させ(第6図(
C))、 化学増幅ネガ型レジストの未露光部を適当な濃度のアル
カリ現像液で溶出させることにより、レジストパターン
を形成する(第6図(d))。
第7図は、第6図(C)における架橋反応のスキームを
表したちのである。
表したちのである。
エキシマレーザ−光を照射する二とにより発生した酸H
Bとメラミン系架橋剤との反応により、求電子の強いカ
ルボカチオンが生成しく第7図(a))、 このカルボカチオンか、ベース樹脂へ求電子置換反応し
て、酸HBを再生する(第7図(b))二とにより、同
図(a>、(b)の反応が連鎖的に進行し、またメラミ
ン系架橋剤は架橋点が2つ存在するので、ベース樹脂は
第7図(c)のように架橋されることになる。
Bとメラミン系架橋剤との反応により、求電子の強いカ
ルボカチオンが生成しく第7図(a))、 このカルボカチオンか、ベース樹脂へ求電子置換反応し
て、酸HBを再生する(第7図(b))二とにより、同
図(a>、(b)の反応が連鎖的に進行し、またメラミ
ン系架橋剤は架橋点が2つ存在するので、ベース樹脂は
第7図(c)のように架橋されることになる。
このように製造された、従来のエキシマレーザ−リソグ
ラフィーによって、化学増幅ネガ型レジストにパターン
を形成する方法ては、平坦シリコン基板上に限っては、
矩形性の良好な高解像度レジストパターンが高感度で得
られる。
ラフィーによって、化学増幅ネガ型レジストにパターン
を形成する方法ては、平坦シリコン基板上に限っては、
矩形性の良好な高解像度レジストパターンが高感度で得
られる。
[発明が解決しようとする課題;
しかしながら、化学増幅ネガ型レジストに用いられてい
る従来のベース樹脂は、エキシマレーザ−光に対して高
い透過性をもつために、下地基板からエキシマレーザ−
光が反射してしまう強い膜内多重反射効果が見られる。
る従来のベース樹脂は、エキシマレーザ−光に対して高
い透過性をもつために、下地基板からエキシマレーザ−
光が反射してしまう強い膜内多重反射効果が見られる。
そのため、第8図に示すように、レジスト膜厚が変動す
ると、レジストパターンの寸法が大きく変化してしまう
。従って、段差のある基板上では、レジストパターンの
寸法を制御することが困難であった。
ると、レジストパターンの寸法が大きく変化してしまう
。従って、段差のある基板上では、レジストパターンの
寸法を制御することが困難であった。
本発明は、上記のような課題を解決し、感度を低下させ
ることなく膜内多重反射効果によるレジストパターン寸
法の変動を抑え、段差基板上等でレジスト膜厚が変化す
る場合においても、寸法制御性よくレジストパターンが
得られる、化学増幅ネガ型レジストを得ることを目的と
するものである。
ることなく膜内多重反射効果によるレジストパターン寸
法の変動を抑え、段差基板上等でレジスト膜厚が変化す
る場合においても、寸法制御性よくレジストパターンが
得られる、化学増幅ネガ型レジストを得ることを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、鋭意検討した結果、上記のような課題を
解決することがてきた。
解決することがてきた。
すなわち、本発明は、ベース樹脂、酸発生剤および架橋
剤を含有してなる化学増幅ネガ型レジストにおいて、ベ
ース樹脂が、ポリ−p−ヒドロキシスチレンと、p−ク
レゾールノボラック樹脂との混合物からなることを特徴
とする、化学増幅ネガ型レジスト用組成物を提供するも
のである。
剤を含有してなる化学増幅ネガ型レジストにおいて、ベ
ース樹脂が、ポリ−p−ヒドロキシスチレンと、p−ク
レゾールノボラック樹脂との混合物からなることを特徴
とする、化学増幅ネガ型レジスト用組成物を提供するも
のである。
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
第1図は、本発明の化学増幅ネガ型レジストのベース樹
脂の組成を示すものである。
脂の組成を示すものである。
第1図<a)は、本発明の化学増幅ネガ型レジストのベ
ース樹脂の一つである、ポリ−p−ヒドロキシスチレン
であり、(a′)は同じくp−クレゾールノボラック樹
脂である。図中、nおよびmは、それぞれポリマーの重
合度を表す自然数である。
ース樹脂の一つである、ポリ−p−ヒドロキシスチレン
であり、(a′)は同じくp−クレゾールノボラック樹
脂である。図中、nおよびmは、それぞれポリマーの重
合度を表す自然数である。
第1図(b)に、架橋剤の例として、架橋点を2つ有す
るメラミン系架橋剤の一般式を示す。式中、Rはアルキ
ル基を示す。
るメラミン系架橋剤の一般式を示す。式中、Rはアルキ
ル基を示す。
第1(21(c)は、酸発生剤の一例てあり、その−般
式を示すものである。式中、oBは、トリアリルスルホ
ニウムカチオンの対アニオンで、例えば第1図(d)に
示すような構造を有する。ここでMはヒ素やアンチモン
等の金属元素、χはハロゲン元素を示し、nは金属元素
の配位数である。
式を示すものである。式中、oBは、トリアリルスルホ
ニウムカチオンの対アニオンで、例えば第1図(d)に
示すような構造を有する。ここでMはヒ素やアンチモン
等の金属元素、χはハロゲン元素を示し、nは金属元素
の配位数である。
p−クレゾールノボラック樹脂(a′)のベース樹脂全
体に対する割合は、50重量%以下であればよいが、好
ましくは10〜40重量%、さらに好ましくは20〜3
0重量%である。
体に対する割合は、50重量%以下であればよいが、好
ましくは10〜40重量%、さらに好ましくは20〜3
0重量%である。
酸発生剤の添加量は、とくに限定しないが、ベース樹脂
全体に対して3〜5重量%が好適である。
全体に対して3〜5重量%が好適である。
第3図は、p−クレゾールノボラック樹脂とポリp−ヒ
ドロキシスチレンとの架橋反応のスキームを表したもの
である。
ドロキシスチレンとの架橋反応のスキームを表したもの
である。
エキシマレーザ−光を照射することにより発生した酸H
Bとメラミン系架橋剤との反応により、求電子性の強い
カルボカチオンが生成しく第3図(a))、 このカルボカチオンが、ベース樹脂へ求電子置換反応し
て、酸HBを再生する(第3図(b)および(C))こ
とにより、同図(a)、(b)、(c)の反応が連鎖的
に進行し、またメラミン系架橋剤は架橋点が2つ存在す
るので、ベース樹脂は第3図(d)のように架橋される
ことになる。
Bとメラミン系架橋剤との反応により、求電子性の強い
カルボカチオンが生成しく第3図(a))、 このカルボカチオンが、ベース樹脂へ求電子置換反応し
て、酸HBを再生する(第3図(b)および(C))こ
とにより、同図(a)、(b)、(c)の反応が連鎖的
に進行し、またメラミン系架橋剤は架橋点が2つ存在す
るので、ベース樹脂は第3図(d)のように架橋される
ことになる。
次に、ベース樹脂に、p−クレゾールノボラック樹脂を
添加したときの効果について説明する。
添加したときの効果について説明する。
p−クレゾールノボラック樹脂を含有させることにより
、化学増幅ネガ型レジストのエキシマレーザ−光に対す
る吸収が増加するため、膜内多重反射効果はp−クレゾ
ールノボラック樹脂を添加しない場合に比べ低減される
。
、化学増幅ネガ型レジストのエキシマレーザ−光に対す
る吸収が増加するため、膜内多重反射効果はp−クレゾ
ールノボラック樹脂を添加しない場合に比べ低減される
。
また、p−クレゾールノボラック樹脂は、酸触媒架橋反
応を受けるため、当該樹脂を添加しても架橋反応性は大
きく低下しない。
応を受けるため、当該樹脂を添加しても架橋反応性は大
きく低下しない。
[作 用]
本発明の化学増幅ネガ型レジストは、ベース樹脂中のp
−クレゾールノボラック樹脂の主鎖にある芳香環によっ
て、エキシマレーザ−光の吸収が増加し、さらにp−ク
レゾールノボラック樹脂の○H基が、メラミン系架橋剤
による酸触媒架橋反応を受けて、ベース樹脂全体の架橋
反応を低下させないために、エキシマレーザ−光の膜内
多重反射効果が原因となるレジストパターンの寸法の変
動を、感度を低下させることなく制御し、段差のある基
板上においても、寸法制御性よくレジストパターンを形
成することができる。
−クレゾールノボラック樹脂の主鎖にある芳香環によっ
て、エキシマレーザ−光の吸収が増加し、さらにp−ク
レゾールノボラック樹脂の○H基が、メラミン系架橋剤
による酸触媒架橋反応を受けて、ベース樹脂全体の架橋
反応を低下させないために、エキシマレーザ−光の膜内
多重反射効果が原因となるレジストパターンの寸法の変
動を、感度を低下させることなく制御し、段差のある基
板上においても、寸法制御性よくレジストパターンを形
成することができる。
[実 施 例コ
以下、本発明を実施例によりさらに説明する。
火旌り
本発明の化学増幅ネガ型レジストを製造し、これにレジ
ストパターンを形成させた。その工程を第2図に示す。
ストパターンを形成させた。その工程を第2図に示す。
ベース樹脂が、p−クレゾールノボラック樹脂(4)3
0重量%、ポリ−p−ヒドロキシスチレン70重量%か
らなる化学増幅ネガ型レジスト(1)を、半導体基板(
2)上に厚さ約10〜1.5μlにスピンコードし、1
00℃程度のソフトベークにより形成させた(第2図(
a))。
0重量%、ポリ−p−ヒドロキシスチレン70重量%か
らなる化学増幅ネガ型レジスト(1)を、半導体基板(
2)上に厚さ約10〜1.5μlにスピンコードし、1
00℃程度のソフトベークにより形成させた(第2図(
a))。
この化学増幅ネガ型レジスト(1)に、エキシマレーザ
−光())をレチクル(8)を通して選択的に照射し、
ベース樹脂の架橋反応を触媒するプロトン酸(3)を発
生させた(第2図(b))。
−光())をレチクル(8)を通して選択的に照射し、
ベース樹脂の架橋反応を触媒するプロトン酸(3)を発
生させた(第2図(b))。
露光度110〜140℃の温度で1〜2分間ベークを行
って、エキシマレーザ−光照射部(6)で選択的にベー
ス樹脂の酸触媒架橋反応を起こさせ、アルカリ現像液に
対する溶解性を低下させた(第2図(C))。
って、エキシマレーザ−光照射部(6)で選択的にベー
ス樹脂の酸触媒架橋反応を起こさせ、アルカリ現像液に
対する溶解性を低下させた(第2図(C))。
しシスト膜の未露光部を、適当な濃度のアルカリ現像液
によって溶出させ、レジストパターンを形成した(第2
図(d))。
によって溶出させ、レジストパターンを形成した(第2
図(d))。
このように形成したレジストパターンの寸法と、レジス
ト膜圧の変動との関係を、顕微鏡写真によって調べた。
ト膜圧の変動との関係を、顕微鏡写真によって調べた。
その結果、第4図に示すように、レジストのエキシマレ
ーザ−光に対する吸収が増加したことにより膜内多重反
射効果が抑制され、し・シスト膜厚の変動によるレジス
トパターンの寸法変化が低減されたことが判った。第4
図中で実線は、p−クレゾールノボラック樹脂を加えな
い従来の化学増幅ネガ型レジストに、レジストパターン
を形成させたときの寸法変動であり、破線は、上記実施
例における、ベース樹脂にp−クレゾールノボラック樹
脂を加えた本発明の化学増幅ネガ型レジストに、レジス
トパターンを形成させたときの寸法変動である。
ーザ−光に対する吸収が増加したことにより膜内多重反
射効果が抑制され、し・シスト膜厚の変動によるレジス
トパターンの寸法変化が低減されたことが判った。第4
図中で実線は、p−クレゾールノボラック樹脂を加えな
い従来の化学増幅ネガ型レジストに、レジストパターン
を形成させたときの寸法変動であり、破線は、上記実施
例における、ベース樹脂にp−クレゾールノボラック樹
脂を加えた本発明の化学増幅ネガ型レジストに、レジス
トパターンを形成させたときの寸法変動である。
また、上記実施例では、メラミン系架橋剤、酸発生剤お
よびベース樹脂としてポリ−p−ヒドロキシスチレンを
用いた化学増幅ネガ型レジストにp−クレゾールノボラ
ック樹脂を添加した場合について説明したが、化学増幅
ネガ型レジストのベース樹脂として、p−ヒドロキシス
チレンとp −クレゾールノボラック樹脂との共重合体
を用いてもよい。
よびベース樹脂としてポリ−p−ヒドロキシスチレンを
用いた化学増幅ネガ型レジストにp−クレゾールノボラ
ック樹脂を添加した場合について説明したが、化学増幅
ネガ型レジストのベース樹脂として、p−ヒドロキシス
チレンとp −クレゾールノボラック樹脂との共重合体
を用いてもよい。
[発明の効果丁
本発明の化学増幅ネガ型レジストは、怒度を低下させる
ことなく膜内多重反射効果によるレジストパターン寸法
の変動を抑え、段差基板上等でレジスト膜厚が変化する
場合においても、寸法制御性よくレジストパターンが得
られる効果がある。
ことなく膜内多重反射効果によるレジストパターン寸法
の変動を抑え、段差基板上等でレジスト膜厚が変化する
場合においても、寸法制御性よくレジストパターンが得
られる効果がある。
第1図は、本発明の化学増幅ネガ型レジストのベース樹
脂を示す図である。 第2図は、本発明の化学増幅ネガ型レジストに、レジス
トパターンを作製する工程図である。 第3区は、本発明の化学増幅ネガ型レジストのベース樹
脂の架橋反応スキームを示す図である。 第4図は、本発明の化学増幅ネガ型レジストに、レジス
トパターンを形成させたときの寸法変化を示す図である
。 第5図は、従来の化学増幅ネガ型レジストのベース樹脂
を示す図である。 第6図は、従来の化学増幅ネガ型レジストに、レジスト
パターンを作製する工程図である。 第7図は従来の化学増幅ネガ型レジストのベース樹脂の
架橋反応スキームを示す図である。 第8図は、従来の化学増幅ネガ型しシストにしシストパ
ターンを形成させたときの寸法変化を示す図である。
脂を示す図である。 第2図は、本発明の化学増幅ネガ型レジストに、レジス
トパターンを作製する工程図である。 第3区は、本発明の化学増幅ネガ型レジストのベース樹
脂の架橋反応スキームを示す図である。 第4図は、本発明の化学増幅ネガ型レジストに、レジス
トパターンを形成させたときの寸法変化を示す図である
。 第5図は、従来の化学増幅ネガ型レジストのベース樹脂
を示す図である。 第6図は、従来の化学増幅ネガ型レジストに、レジスト
パターンを作製する工程図である。 第7図は従来の化学増幅ネガ型レジストのベース樹脂の
架橋反応スキームを示す図である。 第8図は、従来の化学増幅ネガ型しシストにしシストパ
ターンを形成させたときの寸法変化を示す図である。
Claims (1)
- ベース樹脂、酸発生剤および架橋剤を含有してなる化学
増幅ネガ型レジストにおいて、ベース樹脂が、ポリ−p
−ヒドロキシスチレンと、p−クレゾールノボラック樹
脂との混合物からなることを特徴とする、化学増幅ネガ
型レジスト用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2314256A JPH04186248A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 化学増幅ネガ型レジスト用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2314256A JPH04186248A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 化学増幅ネガ型レジスト用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04186248A true JPH04186248A (ja) | 1992-07-03 |
Family
ID=18051164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2314256A Pending JPH04186248A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 化学増幅ネガ型レジスト用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04186248A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5389491A (en) * | 1992-07-15 | 1995-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Negative working resist composition |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP2314256A patent/JPH04186248A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5389491A (en) * | 1992-07-15 | 1995-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Negative working resist composition |
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