JP2506912B2 - レジストパタ―ン形成方法 - Google Patents

レジストパタ―ン形成方法

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JP2506912B2
JP2506912B2 JP63070065A JP7006588A JP2506912B2 JP 2506912 B2 JP2506912 B2 JP 2506912B2 JP 63070065 A JP63070065 A JP 63070065A JP 7006588 A JP7006588 A JP 7006588A JP 2506912 B2 JP2506912 B2 JP 2506912B2
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photoresist
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ultraviolet light
resist
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徹 大熊
能充 奥田
幸男 高島
博文 福本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electronics Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レジストパターンのコントラスト向上を図
り、レジストパターンの断面における高さHと幅Wの比
(H/W)が大きく、角度が直角な高アスペクト比を有す
る微細パターンを得ようとするレジストパターン形成方
法に関するものである。
従来の技術 従来のレジストパターン形成方法は、基板上にホトレ
ジストを塗布し、この後、露光現像処理を行うのが一般
的であった。この方法では、露光時において、マスク上
のクロムパターンのエッジで生じる光の回折現象により
未露光部への光の回り込みと、ホトレジスト自体の露光
光の吸収現象とにより、形成されたレジストパターンの
断面形状は台形状となり、必要とされる解像度が得られ
ていないのが実情である。このためこのパターン形成方
法に代えて基板上に塗布されたホトレジストに所定のパ
ターンを転写露光した後、基板を加熱処理しながらホト
レジストの主表面に波長が320nm以下の紫外光を全面照
射し、この後現像処理を施こし、高コントラストを有す
るレジストパターンを形成するレジストパターン形成方
法が提案されている。これは、たとえば特開昭61−1168
38号の公報に記載されている。
発明が解決しようとする課題 上記のレジストパターン形成方法では、ホトレジスト
主表面の全面に照射する光の波長が320nm以下と短か
く、しかも、ホトレジスト自体の透過性の悪い光吸収特
性のため、ホトレジスト表面付近のみで現像液に対する
溶解阻止反応が生じる。使用するホトレジストが染料入
りの場合、特に光吸収効果が大きく、ホトレジスト膜厚
が2μm以上と厚い場合、形成されたホトレジストパタ
ーンの断面形状が逆台形状になるという問題がある。
本発明は、上記の問題の解決を図るもので、光吸収効
果が大きく、レジスト膜厚が厚い場合でも安定して高ア
スペクト比を有するレジストパターンを形成する方法を
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明のレジストパターンの形成方法は、基板上にノ
ボラック樹脂系でキノンジアジド系の感光剤を含むホト
レジストを塗布し、同ホトレジスト上に所定のパターン
を露光後、前記基板を窒素雰囲気中で加熱処理しなが
ら、少なくとも、前記ホトレジスト中に感光基のラジカ
ルを発生させるエネルギーを有する第1の波長の紫外光
と前記ホトレジスト中への透過率が10%以上ある第2の
波長の紫外光を前記ホトレジストの全面に照射し、その
後、現像処理を施こしてレジストパターンを形成するも
のである。
作用 本発明によると、第1の波長の紫外光により、露光部
および未露光部において、感光基のキノンジアジドの光
分解で生じるケテンとノボラック樹脂とのエステル化が
生じ、さらに形成されたエステルがノボラック樹脂と架
橋反応を生じる。このため、ホトレジストの表面付近の
現像液に対する溶解速度が低下する。この溶解阻止反応
が生じる領域を、ホトレジスト中への透過率の大きな第
2の波長の紫外光を用いて、ホトレジスト深部まで広げ
ることができる。
すなわち、第2の波長の紫外光によりレジストの深部
まで感光基を分解させるため、第1の波長の紫外光によ
り、感光基のラジカルの発生をレジストの深部まで進ま
せることができる。
実施例 本発明のレジストパターンの形成方法の実施例を図面
を参照して説明する。まず基板上にホトレジストを回転
塗布する。本実施例では、ノボラック樹脂系でキノンジ
アジド系の感光剤を含む染料入りポジ形ホトレジストを
2.4μmの厚さに塗布した。塗布後、ホットプレート上
で100℃の温度で90秒間いわゆるプリベークと呼ばれる
熱処理を行う。この後、所定のパターンを露光波長が43
6nmのステッパー装置を用いて前記ホトレジスト上に転
写する。この時、ホトレジスト中の感光剤が光分解しア
ルカリ溶液に可溶となるが、ホトレジスト自体の光吸収
現象により、アルカリ現像液に対する溶解速度がホトレ
ジストの深さ方向に遅くなる勾配を持つ。次に基板を10
0℃に加熱保持し、窒素雰囲気中で前記ホトレジストの
主表面に紫外光を全面に照射する。この時照射する紫外
光は、感光剤が光分解して生成されるケテンのカルボキ
シル基のラジカル化を促進するために必要とされる3.9e
V以上のエネルギをもつ、波長が320nm以下の第1の波長
(実施例では254nm)の光と、光分解をある程度ホトレ
ジストの下部まで生じさせるため、ホトレジスト中への
透過率が10%以上ある第2の波長の光を含んでいる。
第2図に、本実施例にもちいたキノンジアジド系の染
料入りポジ形ホトレジストの厚さが2.4μmときの吸光
度の波長依存性の一例を示す。第2図から第2の波長の
紫外光として吸光度が1以下である波長が365nmの紫外
光を照射した。これら第1及び第2の波長の紫外光の照
射効果は、ホトレジスト自体の光吸収現象により、パタ
ーン転写露光と本発明による紫外線全面露光とから現像
溶解速度の深さ方向への勾配を相殺する方向に働くこと
である。この結果溶解速度のホトレジストの深さ方向依
存性が小さくなる。照射時の照度は波長が254nmのセン
サーを用いて測定した結果約50mW/cm2であり、波長が36
5nmのセンサーを用いて測定した結果、約30mW/cm2であ
った。また、照射時間は2秒であった。以上の工程を経
た後、アルカリ現像液により現像処理を施こす。以上の
条件で得られたレジストパターンを第1図に示す。従来
法と比較し、半導体基板1の上に形成されたレジスト形
状が逆台形になることなく、良好なレジストパターン2
が形成されている。なおパターンサイズは1μmであ
る。
以上、本発明によるレジストパターン形成方法の一実
施例を示したが、本発明の重要なことは、所定のパター
ンをホトレジスト上に転写露光した後、基板を80℃から
130℃までの温度範囲で加熱保持し、窒素雰囲気中で、
ラジカル発生に必要な320nm以下の第1の波長の紫外光
と同時に、ホトレジスト中の透過率が比較的大きい第1
の波長より長波長の第2の波長の紫外光を照射し、現像
時のホトレジスト溶解速度に、ホトレジスト主表面は低
く、内部ほど高くなる勾配を持たせ、パターンをホトレ
ジスト上に転写露光した時にホトレジスト自体の光吸収
現象により生じた、ホトレジスト主表面は高く内部ほど
低い現像溶解速度の勾配を相殺することにより、現像後
のレジストパターンを逆台形状にすることなく、コント
ラストの向上を図るものである。
本実施例では、染料入りのレジストの場合を示した
が、ホトレジストはノボラック樹脂系でキノンジアジド
系の露光剤を含むレジストであれば良く、各レジストに
対し透過率が10%以上である第2の波長の紫外光を選択
すれば、同様の効果が得られる。
発明の効果 本発明のレジストパターンの形成方法によれば、パタ
ーンをホトレジスト上に転写露光したのち、第1と第2
の波長の紫外光を全面に照射することにより簡便にレジ
ストのコントラスト向上が図れ、高アスペクト比を有す
る微細レジストパターンが安定して再現性良く形成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を用いて形成されたレジストパタ
ーンの形状を示す図、第2図はノボラック樹脂系でキノ
ンジアジド系の感光剤を含むボジ系ホトレジストを2.4
μmの厚さに塗布したときの吸光度の波長依存性の一例
を示す図である。 1……半導体基板、2……レジストパターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 博文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−70837(JP,A) 特開 昭61−116838(JP,A) 特開 昭63−73243(JP,A) 特開 昭62−54917(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にノボラック樹脂系のキノンジアジ
    ド系の感光剤を含むホトレジストを塗布し、同ホトレジ
    スト上に所定のパターンを露光後、前記基板を窒素雰囲
    気中で加熱処理しながら、前記ホトレジスト中に感光基
    のラジカルを発生させる第1の波長の紫外光と、前記第
    1の紫外光よりも長波長で前記レジスト中への透過率が
    10%以上の第2の波長の紫外光とを同時に前記ホトレジ
    ストの全面に照射し、その後、現像処理を施すことを特
    徴とするレジストパターン形成方法。
JP63070065A 1988-03-24 1988-03-24 レジストパタ―ン形成方法 Expired - Lifetime JP2506912B2 (ja)

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