JPH04185667A - 被覆された超研摩材砥粒及びこれを含んでなる工具 - Google Patents

被覆された超研摩材砥粒及びこれを含んでなる工具

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JPH04185667A
JPH04185667A JP30900890A JP30900890A JPH04185667A JP H04185667 A JPH04185667 A JP H04185667A JP 30900890 A JP30900890 A JP 30900890A JP 30900890 A JP30900890 A JP 30900890A JP H04185667 A JPH04185667 A JP H04185667A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、改良された研摩材又は切削工具類を製造する
のに有用である新規な被覆された超研摩材砥粒に関する
。本発明はまた、被覆された砥粒を含んでいるそのよう
に製造された工具類もその範囲内に包含する。
口従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕支持体
に取付けられたダイヤモンドや立方晶窒化ホウ素のよう
な超研摩材砥粒は、材料を研削除去するたtに幅広く用
いられている。代表的な用途には、例えば、の二引き、
孔あけ、目直し、研削、ラッピング及び研摩が含められ
る。
代表的用途では、砥粒は適当なマ) IJフックス保持
されて工具本体に取付けられる。砥粒の保持は、砥粒を
マトリックス材料で取囲むといったような機械的手段に
よって主として行われる。この取付は方法は、単純且つ
実用的ではあるが、砥粒の露出を周囲のマ) IJフッ
クス機械的把持を弱くしないように制限しなくてはなら
ないためこの方法には限界がある。結果として、切削速
度は砥粒の露出の少ないことにより制限される。その上
、マトリックスがすり減るので、保持は不十分になり、
そのため砥粒は「引っばり比され」そして失われかねな
い。例えば、典型的なのこ刃の用途では、ダイヤモンド
砥粒の平均の露出は砥粒全体の高さの20%未満であっ
て、砥粒はその最初の大きさのおよそ173にすり減ら
されると引っばり出されるためしばしば失われる。この
のこ刃を何回か使用した後には、刃に空のポケットがあ
ることにより証明されるように、典型的には最初の砥粒
のうちの約173が失われる。
この問題を克服するために、砥粒のコーティングで結合
の強さを向上させようと試みられた。ファーカス(Fa
rkas)の米国特許第3650714号明細書は、そ
のようなコーティングをダイヤモンド砥粒へ適用するた
めの方法を記載する。典型的な商業的に入手可能な被覆
された超研摩材製品には、のこぎり砥粒のためのデビア
社(DeBeer Co、 )のチタン処理された製品
や、立方晶窒化ホウ素砥粒のためのジェネラル・エレク
トリック社のチタン処理された製品が含められる。全て
の金属マトリックス超研摩材工具について、砥粒のため
に唯一の商業的に利用可能なコーティングを有するもの
はチタン処理された製品である。
しかしながら、チタン処理された製品は、特にダイヤモ
ンド砥粒の場合には、結合強さを向上させるのに有効で
ないことが分った。のこ刃におけるチタン処理された砥
粒の性能すなわち寿命及び切削速度の評価では、著しい
改良は示されなかった。チタン処理された製品で遭遇す
る一つの問題は、酸化に対する耐性がないことである。
チタン(T1)又は炭化チタン(Ti C)は大抵のの
こ刃の製造条件において酸化されかねない、ということ
はよく知られている。この酸化は、砥粒とコーティング
材料との結合及びコーティング材料とマ) IJフック
スの結合を破壊しかねない。チタン処理された製品が直
面する他の問題は、コーティングの薄さである。チタン
処理された製品は典型的に、厚さ1迦未満のT1又はT
iCを含有する。このような薄いコーティングは、コー
ティングが工具類の製造工程中にマ) IJフックス料
によって砥粒表面から分離されあるいは取除かれるのを
防ぐことができない。ワイルダー(Wi 1der )
の米国特許第3757878号及び第3757879号
明細書は、ダイヤモンド粒子のためのカプセル封入方法
を記載する。
とは言うものの、これは粒子のために機械的な外被を作
り出すことを目指していて、化学的な結合は達成されな
い。
化学的に被覆された超研摩材砥粒を提供することが本発
明の目的である。
本発明の別の目的は、工具のマトリックス本体への砥粒
の結合をしっかりしたものにすることである。
本発明の目的はまた、工具の製造工程の後にコーティン
グの結合性を維持することができるように超研摩材砥粒
上に少なくとも1−の連続の厚いコーティングを作るこ
とである。
本発明のなお別の目的は、工具製造工程の間の酸化に対
して実質的に不活性であるコーティング材料を提供する
ことである。
更に別の目的は、材料研削件能を向上させるためにその
ような化学的に結合したコーティングを有する超研摩材
砥粒を含む研摩又は切削工具を提供することである。
更にもう一つの目的は、砥粒の保持がより良好であり、
砥粒の突き出しがより大きく、そして切削処理がより自
由な、化学的に被覆された砥粒を有する工具類を提供す
ることである。これらの工具類には、例えば、のこ刃、
研削砥石、目直し工具、ドリルビット及びラフピング工
具が含められる。
〔課題を解決するための手段及び作用効果〕以下におい
て及び特許請求の範囲において使用される「超研摩材」
なる用語は、天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドの両
方及び立方晶窒化ホウ素を意味する。
ここで使用される「化学的結合」なる用語は、機械的な
結合と区別できる。後者の場合、接合する二つの部材間
に反応は起こらない。「化学的結合」の場合には、接合
する二つの部材間の界面で反応が起こる。この反応は、
例えば、炭化物の生成、ホウ化物の生成、窒化物の生成
、あるいは接合する二つの部材間の相互拡散により生成
される溶体でよい。
以下において及び特許請求の範囲において使用される「
ドリルビット」なる用語は、機械化工工具型のドリルビ
ットばかりを考えているのでなく、鉱業や石油産業で大
地をポーリングするために普通に用いられるようなドリ
ルビットやコアービットをも包含する。
本発明によれば、化学的結合により砥粒表面に強固に結
合された少なくとも1jmの厚さの比較的非酸化性の金
属で被覆された超研摩材砥粒が提供される。簡単に言え
ば、この砥粒は、W、Ta。
Mo、Nb又はそれらの合金から選択された容易には酸
化させられない金属で被覆される。被覆された塗粒は、
次いで、このコーティングと砥粒との間に例えばダイヤ
モンド砥粒の場合の炭化物層のような強固な化学的結合
を作るために、工具を製造する工程の前かあるいはその
工程中に熱的に処理される。タングステンは、このコー
ティングとして好ましい金属である。砥粒の表面は、被
覆を行う前に化学的手段かあるいは物理的手段のいずれ
かによって任意的に粗くして、その後の結合を強めるこ
とができる。マトリックスの組成物は、工具を製造する
ための処理条件下でマトリックスがコーティング材料と
化学的に結合するように、砥粒のために選定されたコー
ティングと適合性でなくてはならない。結果として得ら
れるのが、工具マトリックスにしっかりと取付けられ化
学的に結合された被覆された超研摩材砥粒である。
超研摩材砥粒とコーティングとの界面及びコーティング
とマ) IJフックスの界面は、強固な化学的結合によ
り作られる。これは、砥粒の結合が周囲のマトリックス
と料によって主として機械的に果される従来技術の実際
とは区別される。被覆された超研摩材砥粒は、本発明に
従って工具に埋込まれた場合に、次に掲げる利点を有す
る。
1、引っばり出される砥粒がより少ないためより寿命が
長い。
2、砥粒がより多く突き出ているためより切削速度が大
きい。
3、砥粒がより多く突き出ているため、より弱い力、よ
り少ない動力、より少ない熱の発生で切削をより自由に
行なえる。
本発明による被覆された超研摩材砥粒は、ドリルビット
の砥粒として、例えば、円、楕円、刀身等の如き特定の
物理的形状を有するカッターの側柵成部材のようなもの
として、あるいは、砥粒がビットの実際のマトリックス
にその表面から突き出して取入れられ、摩滅し、そして
マトリックスに結合されている他の砥粒片を露出させる
場合のように、実際の切削部材そのものとして、特に適
している。これは、コアービットに特に適しているが、
硬質材のための他のビットを同様に製造することができ
る。
本発明によれば、超研摩材砥粒の表面は初めに、機械的
又は化学的手段により粗くされる。この粗化は、後に適
用されるべきコーティング材料への砥粒の付着性を高め
る一様でない表面を作り出す。
この付着性の向上は、よりはるかに大量の表面欠陥のた
めに砥粒表面の化学反応性が増加することの結果である
。表面の炭素の不結合電子の数もまた増加し、それによ
り砥粒とコーティング材料との反応を増進させる。表面
の不均一性はまた、密着する表面積がより大きくなるた
め砥粒のコーティング材料への機械的結合を強化するこ
ともてきる。
本発明を実施する際には、砥粒をまず第一に任意的に粗
化する。好ましい粗化は、均一に分布した艶消し表面を
作ることである。この粗化は、機械的手段による、例え
ば他の超研摩打粉体で表面に凹凸を付けることによるか
、あるいは化学的手段、例えば酸化もしくはエツチング
のようなものによって達成される。例えば、砥粒は空気
中又は酸素に富む雰囲気中において高温でタンプリング
を行って、全部の表面をむらなく酸化させることができ
る。流動床化学気相成長(CVD)装置又は回転炉は、
両方とも所望の結果を得るために都合よく使用すること
ができる。化学エツチング処理の場合には、ニクロム酸
カリウムあるいは硝酸カリウムのような酸化剤を任意的
に使用してもよい。
いずれの方法を使用しても、表面の粗化処理を行う間の
砥粒の重量損失は5%w / w未満となるように管理
すべきである。
表面の粗化が本発明によれば重要な工程であるとは言っ
ても、それは用途によっては必要ないことがある。例え
ば、ミクロン粉体を使用する研摩布の場合のような大き
さのより小さい砥粒の場合には、粗化工程は行わなくて
もよい。
表面の粗化処理後に、砥粒を当該技術分野において公知
の方法によって洗浄しそして化学的に清浄にして、表面
の汚染物を取除く。例を挙げれば、砥粒を鉱酸で、例え
ば硝酸もしくは塩酸の溶液を用いて洗浄し、あるいは砥
粒を水素雰囲気下で加熱すれば、大抵の表面汚染物をな
くすことができる。
表面の清浄化後に、比較的耐酸化性であり旦つ炭化物生
成剤である例えばW、Ta  、Mo  、Nb又はそ
れらの合金といったような材料で砥粒を被覆して、少な
くとも1−の厚さの連続層を形成する。このコーティン
グの厚さは、約1−から約50陣まで様々な厚さでよく
、好ましくは約1−から約30−までである。このよう
なコーティングは、当該技術分野において公知のコーテ
ィングと容易に区別することができる。例えば、ファー
カスの米国特許第3650714号胡細書の記載に従っ
て得られるllMnよりもはるかに薄いコーティングを
参照されたい。この区別は、そのほかの商業的に入手可
能なチタン処理された製品にも当てはめることができる
ダイヤモンド砥粒を使う場合には、被覆された砥粒を炭
化物の生成する温度まで加熱することによって砥粒とコ
ーティング材料との間に炭化物が生成される。立方晶窒
化ホウ素を用いる場合には窒化物結合剤が生成される。
適当な合金コーティングとしては、例えばW −N i
 Bを挙げることができる。
砥粒へ第一のコーティング材料を適用後に、この第一の
層の上へ第二のコーティングあるいは追加の何層かのコ
ーティングを任意に適用することができる。多層の目的
は、第一のコーティング層が空気中で酸化しないように
、あるいは工具の製造過程の間に及び/又は工具の切削
作業の間にマトリックス材料中へ溶は込まないように、
それを更に保護することである。外側のコーティングは
、拡散結合された界面ができるようにマトリックス結合
材料との冶金接合をより良好にすることもできる。大抵
の用途のためには、外側のコーティング層は炭化物生成
剤を含有する必要はない。例えば、銅の無電解の外側コ
ーティングを一定のマトリックス材料と結合させるため
に利用することができる。
コーティングは典型的には、フィルグーにより米国特許
第3757878号明細書に記載された化学気相成長法
のような公知の方法によって適用される。
これらの方法は、耐酸化性の炭化物生成剤を標準的に含
有しないこれらの機械的な層を適用するために用いられ
る。
砥粒とコーティングとの間の化学的結合は、所望される
最終製品に応じた方法で達成される。従って例えば、砥
粒をのこ刃に埋込むべき場合には、刃を製作するた約の
処理条件、とりわけ刃を製作するのに必要とされる温度
は、化学的結合の形成を引き起こすのに十分なものであ
る。これに反して、所望される最終製品が十分な化学的
結合を引き起こさない種々の処理条件で製作される場合
には、被覆された砥粒を最終製品で使用する前に化学的
な結合を形成させるため、例えば炉において有効な炭化
物を生成する温度、例を挙げれば約850℃といったよ
うな温度の如き条件下で砥粒を前処理する。
砥粒にコーティングを適用した後に、この被覆された砥
粒は工具類を製造するためのその後の処理のために未被
覆のものと同じように使用することができる。例えばの
こ刃を製造する場合には、砥粒を十分混合されたマトリ
ックス金属粉末と混ぜ合わせて、次いで約800〜10
00℃でホットプレスして成形するか、あるいは結合剤
合金を浸透させる。結果として、砥粒がコーティング材
料によって化学的に結合され且つコーティング材料がマ
トリックス材料へ化学的に結合されたのこ刃が得られる
。単純に言えば、全ての界面は化学結合によって接合さ
れる。
本発明のもう一つの態様では、被覆された砥粒を充填し
て非常に高密度の塊を作る。例えば、振動充填を用いて
、単一の大きさの砥粒(500mの大きさ)で約55%
の充填率に達することができる(残りの45%は気孔率
)。この第一の大きさの砥粒の約1/7である第二の大
きさの砥粒(70m)を加えることによって、充填率を
約77%に上げることができる。この第二の大きさの砥
粒の大きさのやはり約177である第三の大きさの砥粒
を更に加えれば、塊全体の充填率を83%より高いもの
にすることができる。砥粒を充填した後に、超研摩材砥
粒の崩壊温度よりも低い融点を有する合金を上記の塊に
浸透させる。ダイヤモンド砥粒を使用する場合には、こ
の温度範囲は合成ダイヤモンドについては品質に応じて
約1100℃未満、天然ものの砥粒については約130
0℃までである。コーティングが存在しているため、結
合剤合金は超研摩材砥粒の高度に充填された塊に比較的
容易に浸透する。
コーティングがなければ、大抵の結合剤合金はそのよう
な塊に浸透することができない。
この態様によれば、出願人らが「グイヤメット(Mia
met) Jと呼ぶダイヤモンド−金属複合材料のよう
な、超研摩材−金属複合材料が得られる。この複合材料
は、金属結合剤が存在しているたt典型的な多結晶性超
研摩材の結合体よりも高い耐衝撃性を有する。例えば、
出願人らは衝撃試験にかけた場合に多結晶性ダイヤモン
ドよりも丈夫なダイヤメγト塊を得ている。
「グイヤメット」材料は超硬WC基材へたやすく結合し
て、例えば、大地をポーリングする用途向けのドリルビ
ットとして有効なカッターを製作することができる。支
持材を有するそのようなカッターは、実験室で試験され
ており、そして切削成績はジオセット (Geoset
)のような圧縮体から作られたカッター類に匹敵する。
本発明による方法は、多くの利点を提供する。
例えば、それは多結晶性ダイヤモンドのような多結晶性
超研摩材の結合体を製造するために必要とされる非常に
高い圧力を用いることを必要とせず、それゆえに、この
複合材料を製造するための費用は従来技術の方法よりも
はるかに少なくすることができる。この材料の大きさ及
び形状も、高圧室により制限されることなくより融通を
きかせることができる。
〔実施例〕
以下に掲げる例によって、本発明の実際を更に例示する
例I F、 E、P、A、呼称D602を有する大きさ(30
/40米国メッシ5)の、デピア社よりEMBSの商品
名で入手可能な天然ダイヤモンド砥粒を、次に述べるよ
うに、流動床CVD法を使ってタングステン層で被覆し
た。すなわち、上記のダイヤモンド砥粒をフッ化水素酸
及び硝酸を含んでなる酸溶液中に約1分間浸漬させた。
それらを脱イオン水で15分間すすぎ洗いし、続いて希
釈NaOH溶液で2分間洗浄し、そして更に脱イオン水
ですすぎ洗いした。清浄にしたこれらの砥粒をオーブン
で乾燥させた。
乾燥したダイヤモンド砥粒を黒鉛の管を含んでいる化学
気相成長(CVD)反応器に入れた。ダイヤモンド砥粒
を反応器に入れてから、アルゴンを反応室内へ約5To
rrの圧力で約30分間導入した。この後、圧力をQ、
5Torrに変更して水を蒸発させた。
次いで、反応器を16分で900℃まで加熱しそして9
00℃に30分間保持している間に、Ar、He。
H2を1+1:1比で含むガスを57orrの圧力及び
0.21β/m i nの流量で反応室へ導入した。温
度を700℃まで3分で下げ、それから圧力を121O
rrに上げた。ガスの流量を増加して反応器内のダイヤ
モンド砥粒を流動化させ、同時に1IIF6(六フッ化
タングステン)を導入してダイヤモンド上に約75分で
11−に達するタングステンの付着を果した。
最後に、アルゴンの流れだけを導入して反応器を室温ま
で冷却させた。この製品のタングステンコーティングの
厚さは7.75側であった。これらの被覆された砥粒を
、CLI−5n合金80%及び超硬炭化タングステン砥
粒20%から作られたマl−’Jックス材料と共にホッ
トプレスしてのこぎりセグメントを作った。これらのセ
グメントを使って、チャート粒子を含有している研摩コ
ンクリート試料を切断した。その結果から、砥粒の引抜
き損失が試験後の切削面で10%未満まで低下している
ことが示された。この小さな引抜き損失は、同一の条件
下で未被覆の砥粒を使って行った平行試験での40%と
は著しく対照的である。
例2 F、E、 P、^、呼称D602を有する大きさのやは
りデビア社より商品名SD^100で入手可能な合成ダ
イヤモンド砥粒を、例1のように厚さ約10−のタング
ステン層で被覆した。被覆された砥粒を炭化タングステ
ンから作られたマトリックス粉末本体の上に広げて、ぎ
っしりと詰まった単層の平面を作った。この集成体を予
備プレスして形をつけ、それから815℃の温度及び3
500psi (246kg/cI!りの圧力でホット
プレスした。ホットプレスされた塊は犬の骨の形をして
いた。次いで、この引張試験片を引張試験(−軸引張試
験)にかけた。結果から、このような幾何学形状におけ
る被覆された砥粒は15KSI の引張強さに耐えるこ
とができることが示された。同一の条件で試験した未被
覆の砥粒はほとんど引張強さを示さなかった。
上記の被覆された砥粒を、ライトコ(Witco)  
・コーポレーションのアライド−ケライト(Allie
d−Kelite)部門により提示される手順により厚
さ約30−の無電解付着ニッケルーホウ素層でオーバー
コートした。ライトコ・コーポレーションより入手可能
な、ニッケルーホウ素を含んでなる溶液を使用した。被
覆の第一段階で、ライトコ・コーポレ−ションより入手
されるN1klad Alprep230溶液の如き溶
液を使い、この溶液を65.5℃に加熱しそしてダイヤ
モンド砥粒を5分間浸漬させて、タングステン表面を清
浄にした。次に、これらのダイヤモンド砥粒を泡が消え
るまで水道水ですすぎ洗いした。ライトコ・コーポレー
ションよりN1klad261 として入手可能な増感
剤を、ダイヤモンド砥粒をこれに224℃で2分間浸漬
させてこれらの砥粒表面に適用した。次いでこれらのダ
イヤモンド砥粒を脱イオン水ですすぎ洗いした。次に、
商標N1klad 262で入手可能な触媒を、ダイヤ
モンド砥粒をこれに43℃及び1.9〜3のpHで4分
間浸漬させてこれらの砥粒表面に適用した。次いでこれ
らのダイヤモンド砥粒を脱イオン水ですすぎ洗いした。
これらの処理されたダイヤモンド砥粒を乾燥させ、そし
てN1klad 752溶液として入手可能なNi −
B溶液に約6のpH及び80℃の温度で浸漬した。ニッ
ケル層はホウ素を約3%含有していた。
同じ試験条件下で、引張強さは20KS+であった。
平行試験では、同じ種類の砥粒の表面を初めに粗くし、
次いで同じ二重の層で被覆した。この表面の粗化は、水
媒体中でダイヤモンドのミクロン粉末を用いるミル処理
によって行った。ミル処理は24時間続け、砥粒の最終
の重量損失は約0.7%であった。上述の試験条件下に
おいて、引張強さは35KSJ に増加した。
例3 例1で説明した方法により製造した、タングステン被覆
された大きさが500s及び60μmのダイヤモンドミ
クロン粉末を振動により充填して、充填率80%の均一
に分布した塊にした。次いでこの塊に、銅、マンガン及
びチタンから構成された合金を真空下に1050℃で2
0分間浸透させた。この「グイヤメット」からカッター
を作って、研削液を用いて花崗岩の原石を切断するのに
使用した。耐摩耗性を測定し、同じ条件下で試験を行っ
た商業的に入手可能な他の多結晶性ダイヤモンド材料と
比較した。これらの結果かみ、ニダイヤメットー・の耐
摩耗性はジェネルラ・エレクトリック社により供給され
るジオセ−/ ) (Geoset)型多結晶性ダイヤ
モンドに匹敵することが示された。後者の製品は、ダイ
ヤモンド安定領域の高圧条件下で製造される。同じ「グ
イヤメット、・試料を、マッドを含有している研摩材を
噴射することによる浸食試験にもかけた。耐浸食性は、
マトリックスビット本体の面として典型的に使用される
浸透された炭化タングステンスラッグに匹敵することが
分った。
このような高い耐摩耗性及び耐浸食性を有する「グイヤ
メットエ材料は、岩石を掘削するた約のドリルビットの
カッターを製作するのに有用である。当該技術分野で公
知のドリルビットは典型的に、多結晶性ダイヤモンド(
ジオセットの如きもの)あるいは炭化タングステンのイ
ンサートを用いていた。
例4 例3に従って製造した「グイヤメット」カッターを、8
172インチ(21,6cm)ビット本体を用いて当該
技術分野において公知の典型的なろう付は処理によって
ビット本体へろう付けした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ダイヤモンド及び立方晶窒化ホウ素からなる群より
    選択される、粗くされた表面を有する超研摩材砥粒粒子
    と、この粗くされた表面上にあってこれと化学的に結合
    されている、W、Mo、Ta、Nb及びそれらの合金か
    らなる群より選択される実質的に連続の第一の金属コー
    ティングと、そしてこの第一の金属コーティングの上に
    あって、ニッケル又は銅を含んでなる実質的に連続の第
    二の金属コーティングとを含んでなり、上記第一及び第
    二の金属コーティングの合計の厚みが約1〜50μmの
    範囲にある、被覆された超研摩材砥粒。 2、前記第一の金属コーティングがタングステンである
    、請求項1記載の被覆された超研摩材砥粒。 3、前記第二の金属コーティングがニッケルを含んでな
    る、請求項1又は2記載の被覆された超研摩材砥粒。 4、前記第二の金属コーティングがNiBを含んでなる
    、請求項1から3までのいずれか一つに記載の被覆され
    た超研摩材砥粒。 5、前記第一の金属コーティングがタングステンであり
    、前記第二の金属コーティングがNiBを含んでなる、
    請求項1から4までのいずれか一つに記載の被覆された
    超研摩材砥粒。 6、前記第一の金属コーティングの厚みが約10μm、
    そして前記第二の金属コーティングの厚みが約30μm
    である、請求項1から5までのいずれか一つに記載の被
    覆された超研摩材砥粒。 7、マトリックスと接触している請求項1から6までの
    いずれか一つに記載の被覆された超研摩材砥粒を含んで
    なり、当該マトリックスが工具本体に結合されている工
    具。 8、当該工具本体が金属製である、請求項7記載の工具
    。 9、当該工具本体が非金属製である、請求項7記載の工
    具。 10、のこ刃である請求項8記載の工具。 11、ドリルビットである請求項8記載の工具。 12、砥粒の充填率が70体積%よりも大きい、請求項
    7から11までのいずれか一つに記載の工具。 13、請求項1から6までのいずれか一つに記載の被覆
    された超研摩材砥粒を切削用部材として含み、当該砥粒
    が工具と一体になっている切削工具。
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