JPH04185662A - シリコーンオイル含有スチレン系樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

シリコーンオイル含有スチレン系樹脂組成物の製造方法

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JPH04185662A
JPH04185662A JP31484890A JP31484890A JPH04185662A JP H04185662 A JPH04185662 A JP H04185662A JP 31484890 A JP31484890 A JP 31484890A JP 31484890 A JP31484890 A JP 31484890A JP H04185662 A JPH04185662 A JP H04185662A
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JP
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styrene
silicone oil
resin
particle size
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JP31484890A
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Munenori Harada
宗紀 原田
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は優れた摺動特性を有するスチレン系樹脂組成物
の製造方法に関する。
[従来の技術] 家電機器、オフィスオートメーション機器の進歩は近年
著しく、又普及率も著しい増加を示している。かかる機
器分野においては量産化技術の進展とより一層の軽量化
、小型化のニーズの中で金属材料からのプラスチック化
が加速度的に進められつつある。
かかる機器分野における摺動部品に関しては摩擦、摩耗
特性に優れたポリアセタールが主に使われてきた。しか
し、より廉価なプラスチック材料への移行について検討
が進められ、スチレン系樹脂のような汎用樹たにシリコ
ーンオイルを含有させることによって自己潤滑性を保有
させた樹脂組成物がポリアセタールに代って使われつつ
ある。
スチレン系樹脂のような汎用樹脂にシリコーンオイルを
含有させるにはシリコーンオイルを定量ポンプで供給し
ながら混練する方法やシリコーンオイルを適量添加し、
ヘンシュルミキサ−等でブレンドした後に混練する方法
がある。しかし、シリコーンオイルを定量ポンプで供給
しながら混練する方法では、シリコーンオイルが高粘の
液体である場合、定量的に供給することが困難となる。
又、部分的にはシリコーンオイルが滞留し、均一に混線
できない。一方、シリコーンオイルを適量添加し、ヘン
シュルミキサ−等でブレンドした後に混練する場合では
、大型のヘンシュルミキサ−が必要となる。さらに大量
の樹脂に少量のシリコーンオイルを添加することになる
ため、シリコーンオイルを十分に含有しない部分ができ
る。
そこで、高濃度のシリコーンオイルを含有するシリコー
ンマスターを作り、それを適量ブレンドし、混練するこ
とが提案され、シリコーンオイルを熱可塑性樹脂に練り
込んだもの、つまりシリコーンマスターペレットや無機
充填剤に配合したものを使用しているのが現状である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、マスターベレットを作るには、シリコー
ンオイルと熱可塑性樹脂を熔融混練し、造粒する工程が
必要となり、フストア・ツブとなる。
又、無機充填剤に配合したシリコーンマスターの使用は
、不必要な無機充填剤が混入するため好ましくない。一
方、スチレン系樹脂とシリコーンオイルとをヘンシェル
ミキサー等でブレンドしたものをシリコーンマスターと
して使用することが試みられたが、通常のスチレン系樹
脂を用いた場合、シリコーンオイルの滲み出しや、スチ
レン系樹脂の溶解のために粘着性が生し、スチレン系樹
脂とシリコーンマスターを押出機等で混練する際、フィ
ーダ一部分でブロッキングが起こり、原料か安定して供
給されなくなり、サージングやストランド切れ等の問題
か生じる。又、上記のシリコーンマスターを長期放置し
ておくとシリコーンマスター中のシリコーンオイルが下
部に移動するため、各部分のシリコーンオイル含有量か
一定でなくなり、シリコーンマスター中のシリコーンオ
イル含有量が不明瞭となる。そのため、正確な量のシリ
コーンオイルを添加することか困難となる。
[課題を解決するだめの手段] かかる現状に鑑み鋭意研究した結果、シリコーンマスタ
ーを作るためのスチレン系重合体として10〜45重量
%のゴムで変性されたものを用いればシリコーンオイル
による樹脂の溶解か妨げるため、ブロッキングが起こら
なくなること、ゴム変性スチレン系重合体の平均粒子径
を1〜200μにjI整することによってシリコーンオ
イルの吸収量を多くし、かつ25℃における粘度が2万
〜100万のシリコーンオイルを用いれば、シリコーン
マスター製造後長期間放置しておいてもシリコーンオイ
ルの移動がないシリコーンマスターを作ることができる
こと、シリコーンオイルの分散には、シリコーンマスタ
ーの粒子径が影響を与え、シリコーンオイルを十分に分
散させるにはシリコーンマスターの粒子径が1〜2,0
00μであることが必要であることを見い出し、本発明
に到達した。
即ち本発明はスチレン系重合体100重量部にゴム1i
10〜45重量%、平均粒子径1〜200μのゴム変性
スチレン系樹脂100重量部に対して25℃における粘
度が2〜100万センチストークスのシリコーンオイル
2〜100重量部を配合させて得られる平均粒子径1〜
2,000μのシリコーンマスター2〜100重量部を
添加し、溶融混練することを特徴とするシリコーンオイ
ル自存スチレン系樹脂組成物の製造方法である。
本発明におけるゴム変性スチレン系樹脂とはゴムを粒子
状に分散したスチレン系樹脂である。スチレン系樹脂は
スチレン系単量体の重合体よりなる、スチレン系単量体
としてはスチレン、α−メチルスチレン、αエチルスチ
レンのような側鎖アルキル置換スチレン、ビニルトルエ
ン、P−メチルスチレンのような核アルキル置換スチレ
ンおよびモノクロルスチレン、ジクロルスチレン、トリ
ブロムスチレン、テトラブロムスチレン等のハロケン化
スチレン等が挙げられるが、特に好ましくはスチレンお
よびα−メチルスチレンであり、かかるスチレン系単量
体の少なくとも一種以上が用いられる。また所望に応じ
てアクリロニトリル、メタアクリロニトリル、フマロニ
トリル等のアクリロニトリル系単量体、マレイミド、N
−メチルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマレ
イミド系単量体、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル等のアクリル酸エステル系単量体等も前記スチレン系
単量体と併せて用いることができる。
又、前記ゴムはゴム質重合体であり、ポリブタジェン、
スチレン−ブタジェン共重合体、ブタジェン−アクリロ
ニトリル共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重
合体、ブタジェン−アクリル酸エステル共重合体などが
挙げられる。
ゴム変性スチレン系樹脂中のゴム質重合体は粒子状に分
散され、分散相(ミクロゲルと称する)を形成する。一
方、スチレン系単量体の集合体あるいは所望により他の
単量体との共重合体が連続相を構成する。
スチレン系重合体は塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合
法、溶液型合法等公知の方法によって得られる。
スチレン系樹脂をゴム変性する方法は、スチレン系樹脂
とゴム質重合体を混練する方法、ゴム質共重合体に、少
なくともスチレン系単量体の一種をグラフト共重合する
方法等公知の方法でよい。
ゴム変性スチレン系樹脂を粉体とするには、粉体のゴム
質共重合体存在下に、少なくともスチレン系単量体の一
種を乳化させ、グラフト共重合させて得られるゴム変性
スチレン系樹脂を乾燥させるか、塊状重合法、懸濁重合
法、溶液重合法で得られた粒状や塊状のゴム変性スチレ
ン系樹脂を粉砕すればよい。粉砕の方法は冷凍粉砕、ボ
ールミルによる粉砕等公知の方法でよい。シリコーンオ
イルを配合させるゴム変性スチレン系樹脂中のゴム量は
10〜45重量%であり、ゴム量が10重量%未満では
シリコーンオイルによりゴム変性スチレン系樹脂の一部
が溶解するため、粘着性が生じ、ブロッキング)の問題
が生じる。ゴム量が45%を越えるとゴム質ffi =
体かスチレン系樹脂中に粒子状に分散することが困難と
なり、混練押出性力学的な物性等に悪影響を与える。
又、ゴム変性スチレン系樹脂の平均粒子径は1〜200
μであり、平均粒子径が200μを越えると、シリコー
ンオイルを十分に保持できなくなるため、シリコーンオ
イルを配合させたシリコーンマスターよりシリコーンオ
イルが滲み出してくる。又、かかるシリコーンマスター
は長期間放置しておくと、シリコーンオイルが下部に移
動し、各部分のシリコーンオイルの含有量が異なるよう
になり、正確な量のシリコーンを添加することが困難に
なる。ゴム変性スチレン系樹脂の平均粒子径が1μ未満
の場合、ゴム質重合体がスチレン系樹脂中に粒子状に分
散することが困難となり、混練押出性、力学的な物性等
に悪影響を与える。
シリコーンオイルとしてはジメチルシリコーンオイル、
アミノ疫性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーン
オイル、アルコール変性シリコーンオイル等が好ましく
使用される。なかでも耐熱性および潤滑性に優れ、かつ
コスト的な制約から最も安価なジメチルシリコーンオイ
ルか好ましく使用される。
シリコーンオイルの25℃における粘度は、2〜100
万センチストークスであり、好ましくは5〜20万セン
チストークスである。粘度が本範囲外になるとスチレン
系重合体中へのシリコーンオイルの均一分散が不充分と
なり、濃度ムラが生じ、部分的に高濃度の含有Iになる
ため、射出成形加工品表面にシルバーストリーク、樹脂
ヤケなどの成形欠陥が発生し易くなる。
シリコーンオイルのゴム変性スチレン系樹脂への配合量
は、ゴム変性スチレン系樹脂10013Ij1部に対し
て2〜100重量部である、シリコーンオイルの配合量
が100重量部を越えるとブロッキングあるいはシリコ
ーンオイルの分離か起こり、作業性が悪くなる。特に押
出機を用いてスチレン系重合体と混練する際、フィーダ
一部分より安定し原料が供給されないため、サージング
やストランド切れ等の問題が生じる。シリコーンオイル
の配合量が5重量部未満の場合、シリコーンオイルが品
枯であるため十分にゴム変性スチレン系樹脂全体に分散
しなくなるため、部分的にシリコーンオイル含有量が少
ない部分ができる。
ゴム変性スチレン系樹脂にシリコーンオイルを配合させ
ることによって得られるシリコーンマスターの平均粒子
粒は1〜2.000μであり、平均粒子径が本範囲外で
あるとシリコーンオイルの均一分散が不十分となり、濃
度ムラが生じ、部分的に高濃度の含有量になるため、射
出成形加工品表面にシルバストリーク、樹脂ヤケなどの
成形欠陥が発生し易くなる。
本発明におけるスチレン系重合体は、スチレン系単量体
としては、スチレン、a−メチルスチレン、α−エチル
スチレンのような側鎖アルキル置換スチレン、ビニルト
ルエン、P−メチルスチレンのような核アルキル置換ス
チレン及びモノクロルスチレン、ジクロルスチレン、ト
リブロムスチーレン、テトラブロムスチレン等のハロケ
ン化スチレン等が挙げられるが、特に好ましくはスチレ
ン及びα−メチルスチレンであり、かかるスチレン系単
量体の少なくとも一種以上が用いられる。また所望に応
じてアクリロニトリル、メタアクリロニトリル、フマロ
ニトリル等のアクリロニトリル系単量体、マレイミド、
N−メチルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマ
レイミド系単量体、アクリル酸メチル、メタクリル酸メ
チル等のアクリル酸エステル系単量体等も前記スチレン
系単量体と併せて用いることができる。
又、前記スチレン系重合体はゴム質重合体により変性す
ることも可能である。ゴム質重合体としてはポリブタジ
ェン、スチレン−ブタジェン共重合体、ブタジェン−ア
クリロニトリル共重合体、エチレン−プロピレン−ジエ
ン共重合体、ブタジェン−アクリル酸エステル共重合体
などが挙げられる。ゴム変性スチレン系樹脂中のゴムR
ffi a体は粒子状に分散され、分散相(ミクロゲル
と称する)を形成する。一方、スチレン系単量体のI 
D体あるいは所望により他の中量体との共重合体が連続
相を構成する。上記ミクロゲルもスチレン系重合体をグ
ラフトもしくは吸蔵した形態において含Hするとき島状
に存在し、連続相は湾状に存在する。
スチレン系重合体は塊状重合法、懸濁重合法、乳化型合
法等公知の方法によって得られる。
シリコーンマスターとスチレン系共重合体を混練する割
合は、スチレン系重合体100重量部に対してシリコー
ンマスター2〜100重量部である。シリコーンマスタ
ーの配6 =が2部未病であると、十分な摺動特性が得
られず、シリコーンマスターが100重量部を越えると
シリコーンオイルの均一分散が不十分となり、濃度ムラ
か生じ、部分的に含有量が高濃度となるため、射出成形
加工品表面にシルバーストリーク、樹脂ヤケなどの成形
欠陥が発生し易くなる。
ゴム変性スチレン系樹脂にシリコーンオイルを配合させ
るにはヘンシェルミキサーを用いて30秒〜10分間混
合すればよく、シリコーンマスターとスチレン系重合体
とを混練するには、タンブラ−ミキサー(商品名)、リ
ボンブレンダー、ホバートミキサーなどを用いて5〜6
0分混合した後、単軸押出機、2軸押出機、ブラベンダ
ーまたはロールなどで溶融混練して造粒すればよい。溶
融混線温度としてはスチレン系重合体の溶融混練温度即
ち180℃〜280℃で行なえば良い。
又、必要に応じて無機充填剤、有機充填剤、帯電防止剤
、難燃剤、難燃助剤、艶消し剤、顔料、酸化防止剤、安
定剤、紫外線吸収剤、滑剤等の添加剤および他の熱可塑
性樹脂をシリコーンマスター製造時あるいはシリコーン
マスターとスチレン系重合体との混線時に添加してもよ
い。
[実施例] 次に本発明を実施例及び比較例により具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない
。なお、実施例中の部、90は特に説明のない限り、重
量部、重量%を示す。
評価方法 (1)動摩擦係数および比摩耗量 射出成形機にてシリンダー設定温度230℃、背圧10
kg/cシ、金型温度50℃で内径20i+a、外径2
5.6+am、高さ15mnの円筒状のテストピースを
成形し、銘木式摩擦摩耗試験機を用い、周速度二30 
cm/ see 、 萄重2kg、接触面積2 cdの
条件でポリアセタール(「ジュラコンM90Jポリプラ
スチック■製)との摩擦係数及び比摩耗量を測定した。
(2)シリコーンオイルの均一性 ベレット(造粒したもの)を100粒採集し、それぞれ
のシリコーンオイル濃度を測定し、標準偏差を求めた。
(3)成形物のシルバーストリーク、樹脂ヤケ射出成形
にてシリンダー設定温度230℃、背圧10kg/cシ
、金型温度50℃で縦70m5、横]20■、高さ50
1m、厚み2mlの成形品を連続して1 、000個成
形し、成形品外観を肉眼で観察し、シルパース) IJ
−り、樹脂ヤケが発生した成形品の個数で表示した。
(4〉引張強さ 射出成形機にてシリンダー設定温度230℃、背圧10
)cg/cシ、金型温度50℃でテストピースを成形し
、ASTM−D638に準拠して測定した。
(5)曲げ強さ及び曲げ弾性率 射出成形機にてシリンダー設定温度230℃、背圧10
)cg/cd、金型温度50℃でテストピースを成形し
、ASTM−D790に準拠して測定した。
(6)アイゾツト衝撃強さ 射出成形機にてシリンダー設定温度230℃、背圧10
 kg / cd、金型温度50℃でテストピースを成
形し、ASTM−D256に準拠して測定した。
実施例−1 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン61.5%、アクリロニトリル20.5%)
100部に25℃における粘度が10万センチストーク
スのジメチルシリコーンオイル25部をヘンシェルミキ
サーで3分間混合し、平径粒子径200μのシリコーン
マスターを得た。
シリコーンマスター15部、平均粒子径200μのAS
樹た(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹
脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリロ
ニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマイト
07部、サイクリックネオペンタテトライルビス(オク
タデシルフすスファイト)0,3部をVブレンダーで4
0分間混合した後40■φ−軸押出機で230℃で溶融
混線、造粒し、各項目の測定に供した。
実施例−2 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン40%
、スチレン45%、アクリロニトリル15%)100部
に25℃における粘度が10万センチストークスのジメ
チルシリコーンオイル25部をヘンシェルミキサーで3
分間混合し、平径粒子径200μのシリコーンマスター
を得た。
シリコーンマスター15部、平均粒子径200μのAS
樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹
脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリロ
ニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマイト
0.7部、サイクリックネオペンタテトライルビス(オ
クタデシルフォスファイト)0.3部をVブレンダーで
40分間混合した後401Iφ−軸押出機で230℃で
溶融混線、造粒し、各項目の測定に供した。
実施例−3 平均粒子径100μのABS樹脂(ポリブタジェン18
%、スチレン61,5%、アクリロニトリル20.5%
)100部に25℃における粘度が20万センチストー
クスのジメチルシリコーンオイル10部をヘンシェルミ
キサーで3分間混合し、平径粒子径1,000μのシリ
コーンマスターを得た。
シリコーンマスター30部、平均粒子径200μのAS
樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹
脂(ポリブタジェン40%、スチレン4596 、アク
リロニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマ
イト0.7部、サイクリックネオペンタテトライルビス
(オクタデシルフォスファイト)0.3部を■ブレンダ
ーで40分間混合した後40mmφ−軸押出機で230
℃で溶融混線、造粒し、各項目の測定に供した。
実施例−4 平均粒子径50μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン6I、5%、アクリロニトリル20.5%)
100部に25℃における粘度が20万センチストーク
スのジメチルシリコーンオイル10部をヘンシェルミキ
サーで3分間混合し、平径粒子径500μのシリコーン
マスターを得た。
シリコーンマスター30部、平均粒子径200μのAS
mm(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹
脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリロ
ニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマイト
0.7部、サイクリックネオペンタテトライルビス(オ
クタデシルフォスファイト)0.3部を■ブレンダーで
40分分間流した後40m5+φ−軸押出機で230℃
で溶融混線、造粒し、各項目の測定に供した。
実施例−5 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン61,5%、アクリロニトリル20.5%)
100部に25℃における粘度が10万センチストーク
スのジメチルシリコーンオイル10部をヘンシェルミキ
サーで3分間流合し、平径粒子径100μのシリコーン
マスターを得た。
シリコーンマスター30部、平均粒子径200μのAs
樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹
脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリロ
ニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマイト
0.7部、サイクリックネオペンタテトライルビス(オ
クタデシルフォスファイト)0,3部をVブレンダーで
40分分間流した後40mmφ−軸押出機て230℃で
溶融混線、造粒し、各項目の測定に供した。
実施例−6 平均粒子径2μのABS樹脂(ポリブタジェン18%、
スチレン61.5%、アクリロニトリル20.5%)1
00部に25℃における粘度か5万センチストークスの
ジメチルシリコーンオイル20部をヘンシェルミキサー
で3分間流合し、平径粒子径70μのシリコーンマスタ
ーを得た。シリコーンマスター30部、平均粒子径20
0μのAs樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル’
27 %、数平均分子ff15万)100部、平均粒子
径20μのABS樹脂(ポリブタジェン40%、スチレ
ン45%、アクリロニトリル15%)50部、エチレン
ビスステアラマイト0.7部、サイクリックネオペンタ
テトライルビス(オクタデシルフォスファイト)0.3
部をVブレンダーで40分分間流した後40mwφ−軸
押出槻で230℃で溶融混線、造粒し、各項目の測定に
供した。
た。
比較例−1 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン596
、スチレン23.7%、アクリロニトリル71.3%)
100部に25℃における粘度が10万センチストーク
スのジメチルシリコーンオイル25部をヘンシェルミキ
サーで3分間流合し、平径粒子径200μのシリコーン
マスターを得た。
シリコーンマスター15部、平均粒子径200μのAs
樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹
脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリロ
ニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマイト
0.7 M、サイクリックネオペンタテトライルビス(
オクタデシルフォスファイト)0.3部をVブレンダー
で40分分間流した後40m1φ−軸押出機で230℃
で溶融混線、造粒し、各項目の測定に供した。
比較例−2 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン50%
、スチレン37.5%、アクリロニトリル12.5%)
100部に25℃における粘度が]O万センチストーク
スのジメチルシリコーンオイル25部をヘンシェルミキ
サーで3分間流合し、平径粒子径200μのシリコーン
マスターを得た。
シリコーンマスター15部、平均粒子径20(1μのA
s樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル27’A、
数年均分子息5万)]OO部、平均粒子径20μのAB
S樹脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アク
リロニトリル15%)5部部、エチレンビスステアラマ
イト0,7部、サイクリックネオペンタテトライルビス
(オクタデシルフォスファイト)0.3部をVブレンダ
ーで40分分間流した後40rnmφ−軸押出機で23
0℃で溶融混線、造粒し、各項目の測定に供した。
比較例−3 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン61.5%、アクリロニトリル2085%)
100部に25℃における粘度か1万センチストークス
のジメチルシリコーンオイル25部をヘンシェルミキサ
ーで3分間混合し、平径粒子径200μのシリコーンマ
スターを得た。シリコーンマスター15部、平均粒子径
200μのAS樹脂(スチレン73%、アクリロニトリ
ル27%、数平均分子量5万)100部、平均粒子径2
0μのABS樹脂(ポリブタジェン40%、スチレン4
5%、アクリロニトリル15%)50部、エチレンビス
ステアラマイト0.7部、サイクリックネオペンタテト
ライルビス(オクタデシルフォスファイト)0.3部を
Vブレンダーで400分間混した後40mmφ−軸押出
機で230℃で溶融混練、造粒し、各項目の測定に供し
た。
比較例−4 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン61.5%、アクリロニトリル20.5%)
100部に25℃における粘度が200万センチストー
クスのジメチルシリコーンオイル25部をヘンシェルミ
キサーで3分間混合し、平径粒子径200μのシリコー
ンマスターを得た。
シリコーンマスター15部、平均粒子径200μのAS
樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹
脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリロ
ニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマイト
0.7部、サイクリックネオペンタテトライルビス(オ
クタデシルフォスファイト)0.3部をVブレンダーで
400分間混した後40m1φ−軸押出機で230℃で
溶融混練、造粒し、各項目の測定に供した。
比較例−5 平均粒子径0,2μのABS樹脂(ポリブタジェン18
%、スチレン61,5%、アクリロニトリル20.5%
)100部に25℃における粘度が10万センチストー
クスのジメチルシリコーンオイル25部をヘンシェルミ
キサーで3分間混合し、平径粒子径20μのシリコーン
マスターを得た。シリコーンマスター15部、平均粒子
径200μのAS樹脂(スチレン73%、アクリロニト
リル27%、数平均分子j15万)100部、平均粒子
径20μのABS樹脂(ポリブタジェン40%、スチレ
ン45%、アクリロニトリル15%)50部、エチレン
ビスステアラマイト0.7部、サイク ゛リックネオペ
ンタテトライルビス(オクタデシルフォスファイト)0
.3部をVブレンダーで400分間混した後401mφ
−軸押出機で230℃で溶融混線、造粒し、各項目の測
定に供した。
比較例−6 平均粒子径500μのABS樹脂(ポリブタジェン18
%、スチレン61.5%、アクリロニトリル20.5%
)100部に25℃における粘度が10万センチストー
クスのジメチルシリコーンオイル25部をヘンシェルミ
キサーで3分間混合し、平径粒子径500μのシリコー
ンマスターを得た。
シリコーンマスター15部、平均粒子径200μのAS
樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子j15万)100部、平均粒子径20μのABS
樹脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリ
ロニトリルコ5%)50部、エチレンビスステアラマイ
ドロ、7部、サイクリックネオペンタテトライルビス(
オクタデシルフォスファイト)0,3部をVブレンダー
で400分間混した後40■φ−軸押出機で230℃で
溶融混線、造粒し、各項目の測定に供した。
た。
比較例−7 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン61.5%、アクリロニトリル20.5%)
100部に25℃における粘度が10万センチストーク
スのジメチルシリコーンオイル1部をヘンシェルミキサ
ーで3分間混合し、平径粒子径200μのシリコーンマ
スターを得た。シリコーンマスター200部、平均粒子
径200μのAS樹脂(スチレン73%、アクリロニト
リル27%、数平均分子85万)100部、平均粒子径
20μのABS樹脂(ポリブタジェン40%、スチレン
45%、アクリロニトリル15%)50部、エチレンビ
スステアラマイト0.7部、サイクリックネオペンタテ
トライルビス(オクタデシルフォスファイト)0.3部
をVブレンダーで40分間混合した後40w−φ−軸押
出機で230℃で溶融混線、造粒し、各項目の測定に供
した。
比較例−8 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン61.5%、アクリロニトリル20.5%)
100部に25℃における粘度が10万センチストーク
スのジメチルシリコーンオイル150部をヘンシェルミ
キサーで3分間混合し、平径粒子径600μのシリコー
ンマスターを得た。
シリコーンマスター5部、平均粒子径200μのAS樹
脂(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平均
分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹脂
(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリロニ
トリル15%)50部、エチレンビスステアラマイト0
.7部、サイクリックネオペンタテトライルビス(オク
タデシルフォスファイト)0,3部をVブレンダーで4
0分間混合した後40I■φ−軸押出機で230℃で溶
融混線、造粒し、各項目の測定に供した。
比較例−9 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン61.596、アクリロニトリル20.5%
)100部に25℃における粘度が10万センチストー
クスのジメチルンリコーンオイル5部をヘンシェルミキ
サーで3分間混合し、平径粒子径200μのシリコーン
マスターを得た。シリコーンマスター300部、平均粒
子径200μのAS樹脂(スチレン73%、アクリロニ
トリル27%、数平均分子量5万)100部、平均粒子
径20μのABS樹脂(ポリブタジェン409o。
スチレン45%、アクリロニトリル15%)50部、エ
チレンビスステアラマイト0,7部、サイクリックネオ
ペンタテトライルビス(オクタデシルフォスファイト)
0.3部を■ブレンダーで40分間混合した後40ii
φ−軸押出機で230℃で溶融混線、造粒し、各項目の
測定に供した。
比較例−10 平均粒子径20μのABS樹脂(ポリブタジェン18%
、スチレン61.5%、アクリロニトリル20.5%)
100部に25℃における粘度が10万センチストーク
スのジメチルシリコーンオイル100部をヘンシェルミ
キサーで3分間混合し、平径粒子径800μのシリコー
ンマスターを得た。
シリコーンマスター2部、平均粒子径200μのAS樹
yM(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子量5万)100部、平均粒子径20μのABS樹
脂(ポリブタジェン40%、スチレン45%、アクリロ
ニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマイト
0.7部、サイクリックネオペンタテトライルビス(オ
クタデシルフォスファイト)0,3部をVブレンダーで
40分間混合した後40■厘φ−軸押出機で230℃で
溶融混練、造粒し、各項目の測定に供した。
比較例−11 平均粒子径200μのABS樹脂(ポリブタジェン18
%、スチレン61.5%、アクリロニトリル20.5%
)100部に25℃における粘度が10万センチストー
クスのジメチルシリコーンオイル100部をヘンシェル
ミキサーで3分間混合し、平径粒子径8.000μのシ
リコーンマスターを得た。
シリコーンマスター15部、平均粒子径200μのAS
樹脂(スチレン73%、アクリロニトリル27%、数平
均分子i15万)]000部平均粒子径20μのABS
樹脂(ポリブタジェン40%、スチレン4596、アク
リロニトリル15%)50部、エチレンビスステアラマ
イト0.7 M、サイクリックネオペンタテトライルビ
ス(オクタデシルフォスファイト)0.3部をVブレン
ダーで40分間混合した後405mφ−軸押出機で23
0℃で溶融混練、造粒し、各項目の測定に供した。
[発明の効果コ 表2に示すように、本発明の製造方法を用いれば、機械
的物性に優れ、成形加工時にシルバーストリークや樹脂
ヤケ等のトラブルが発生しないシリコーンオイル含有ス
チレン系樹脂組成物を製造することができる。又、本発
明の製造方法は生産性に優れており、安定してシリコー
ンオイル含有スチレン系樹脂組成物を製造することがで
きる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a)スチレン系重合体100重量部に b)ゴム量10〜45重量%、平均粒子径1〜200μ
    のゴム変性スチレン系樹脂100重量部に対して25℃
    における粘度が2万〜100万センチストークスのシリ
    コーンオイルを2〜100重量部配合させて得られる平
    均粒子径1〜2,000μのシリコーンマスターを2〜
    100重量部添加し、熔融混練することを特徴とするシ
    リコーンオイル含有スチレン系樹脂組成物の製造方法。
JP31484890A 1990-11-20 1990-11-20 シリコーンオイル含有スチレン系樹脂組成物の製造方法 Pending JPH04185662A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019021546A1 (ja) * 2017-07-28 2019-01-31 テクノUmg株式会社 摺動性樹脂組成物及びその成形体

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