JPH0418534B2 - - Google Patents

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JPH0418534B2
JPH0418534B2 JP59115176A JP11517684A JPH0418534B2 JP H0418534 B2 JPH0418534 B2 JP H0418534B2 JP 59115176 A JP59115176 A JP 59115176A JP 11517684 A JP11517684 A JP 11517684A JP H0418534 B2 JPH0418534 B2 JP H0418534B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
label
parts
weight
labels
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59115176A
Other languages
English (en)
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JPS60259440A (ja
Inventor
Eiji Adachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP59115176A priority Critical patent/JPS60259440A/ja
Publication of JPS60259440A publication Critical patent/JPS60259440A/ja
Publication of JPH0418534B2 publication Critical patent/JPH0418534B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、熱収縮性フイルムを筒状に形成した
収縮ラベルであつて、びん等の胴部にかぶせて収
縮被覆するのに用いるものに関する。 (従来技術) 収縮ラベルとして最も広く用いられているのは
ポリ塩化ビニル樹脂(以下PVCと略記)フイル
ムからなるものである。 このラベルは、通常一軸延伸PVCフイルムを
その延伸方向が周方向に来るように筒状に製袋し
て得られる。 このラベルは、以前は人手によつてガラスびん
等の被包装体に装着していたが、近年は自動装着
装置により自動的に高速で装着されるようになつ
てきた。 ところが自動装着の場合には、ラベルは単に美
麗に収縮するだけでなく、自動機械適性が良いこ
とが要求され、従来のラベルではこの点で満足し
得るものではなかつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来のラベルを自動機械にかけたと
きに発生する被包装物への装着ミスを解消し、高
速で安定して装着できるラベルを提供するもので
ある。 (問題点を解決するための手段) 本発明ラベルはPVC収縮フイルムからなり、
そのフイルムはPVC100重量部に対し可塑剤2〜
12重量部、平均粒径2〜5μmの無機微粉末0.05〜
1重量部を含有し、その少くとも片面に帯電防止
剤を2〜20mg/m2塗布したことを特徴とするもの
である。 以下本発明を詳細に説明する。 なお以下の説明においては、配合比率を示す
「部」は、「重量部」をあらわす。 本発明ラベルの素材であるPVC収縮フイルム
は、PVC100部に、可塑剤2〜12部、及び無機微
粒子0.05〜1部を含有している。 PVCは、単独重合体、あるいは少量の他成分
を含む共重合体のいずれでもよい。 可塑剤は、フイルムガ収縮しやすくする働きを
するが、これが2部未満ではフイルムの収縮特性
が低下し、12部を超えるとフイルムの腰が弱くな
つて、通常用いられる経済的な厚さである40〜
80μm程度のフイルムでは、被包装物への装着性
が悪くなる。 可塑剤としては、DOP、DOA等が挙げられそ
の種類によつて使用量を調整する。 無機質微粉末は、フイルム表面を適度に粗面化
して、機械との滑りを良くするためのものであ
る。 微粉末は、平均粒径2μm未満のものでは滑り
性改良効果が小さく、5μmを超えるとフイルム
の表面が粗れて印刷等の支障となるので、平均粒
径2〜5μmのものを用い、また10μm以上の大粒
子を極力含まないもの(3%以下)が好ましい。 微粉末の添加量は0.05〜1部であつて、0.05部
未満では滑り性改良効果が小さく、1部よりも多
いとフイルムの透明性が悪くなる。 微粉末としては、シリカ、タルク、炭カル、珪
ソウ土、長石、ホワイトカーボン、マグネシウム
シリケート等が挙げられる。 本発明ラベル用のフイルムは、上記成分のほか
に、安定剤、衝撃改良剤、着色剤等の通常用いら
れる各種添加剤を含んでいてもよい。 フイルムの少くとも片面には、帯電防止剤を2
〜20mg/m2塗布し、その塗布面をラベルの外面と
することにより、自動機械への静電気による吸着
を防止する。塗布量が2mg/m2未満では帯電防止
効果が不十分となり、20mg/m2が超えるとフイル
ム表面がべとついて、ラベルを積重ねたときブロ
ツキングを生じる。 帯電防止剤としては、一般に用いられるカチオ
ン系、アニオン系または両性の界面活性剤でよ
く、例えばポリオキシエチレンアルキルフエニル
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、
アルキルベンゼンスルフオン酸塩、脂肪酸とジエ
タノールアミンの縮合物等が挙げられる。 フイルムは、熱収縮性を付与するために、主に
一軸方向(ラベルにしたときの周方向)に1.3倍
以上、好ましくは2倍以上延伸される。 本発明ラベルは、以上のような構成のフイルム
から形成されるものである。自動機械適性を良く
するには、静止マサツ係数を0.35以下、好ましく
は0.30以下、表面固有抵抗を1013Ω以下、好まし
くは1012以下とすることが必要であり、本発明ラ
ベルはこれらの特性を十分満足するものである。 (発明の効果) 本発明ラベルは、滑りがよく、また静電気の発
生が少いので、自動機械にかけたときにラベルの
流れが良く、いたずらにラベル厚さを増すことな
く、40〜80μm程度の厚さでも良好な装着を行う
ことができる。 (実施例) PVC100部、DOP5部及び有機スズ安定剤3部
からなる組成物に、第1表A欄に示す量のシリカ
(平均粒径3μm)を添加して押出し、横方向に2.5
倍延伸して厚さ40μmの収縮フイルムを得た。そ
のフイルムに帯電防止剤(第4級アンモニウム
塩)をB欄に示す量だけ塗布した。 各フイルムの特性をC欄に、また各フイルムか
ら形成したラベルの自動機械適性をD欄に示す。 自動機械適性は、フイルムを筒状に製袋してラ
ベルとし、(フイルムの横方向がラベルの周方向
になるようにする)、このラベルを富士シール工
業社製自動装着機LBA型により、100枚/分でび
んに装着し、装着ミスの発生率(%)をみた。
【表】 第1表に示す結果から明らかなように、本発明
ラベル(No.2、4〜6)は自動機械適性に優れ、
また透明度良好で、ラベル表面のべたつきもなか
つた。 それに対し、シリカ添加または帯電防止剤塗布
を行わないNo.1、3は自動機械適性が悪く、また
これらが過多となつたNo.7、8では、自動機械適
性は改善されるものの、No.7ではラベルのべたつ
きとブロツキング、No.8では透明度の著しい低下
を招き実用性に劣る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対し、可塑
    剤2〜12重量部及び平均粒径2〜5μmの無機微
    粉末0.05〜1重量部を含有し、少くとも一面に、
    帯電防止剤を2〜20mg/m2塗布した収縮フイルム
    からなる収縮ラベル。
JP59115176A 1984-06-05 1984-06-05 ポリ塩化ビニル樹脂製収縮ラベル Granted JPS60259440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59115176A JPS60259440A (ja) 1984-06-05 1984-06-05 ポリ塩化ビニル樹脂製収縮ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59115176A JPS60259440A (ja) 1984-06-05 1984-06-05 ポリ塩化ビニル樹脂製収縮ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60259440A JPS60259440A (ja) 1985-12-21
JPH0418534B2 true JPH0418534B2 (ja) 1992-03-27

Family

ID=14656224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59115176A Granted JPS60259440A (ja) 1984-06-05 1984-06-05 ポリ塩化ビニル樹脂製収縮ラベル

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JP (1) JPS60259440A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021138110A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 三菱ケミカル株式会社 熱収縮性フィルム、それを用いた成形品、熱収縮性ラベル、及び容器
JP2021138131A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 三菱ケミカル株式会社 熱収縮性フィルム、それを用いた成形品、熱収縮性ラベル、及び容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021138110A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 三菱ケミカル株式会社 熱収縮性フィルム、それを用いた成形品、熱収縮性ラベル、及び容器
JP2021138131A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 三菱ケミカル株式会社 熱収縮性フィルム、それを用いた成形品、熱収縮性ラベル、及び容器

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Publication number Publication date
JPS60259440A (ja) 1985-12-21

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