JPH0418483A - ブレーキ摩擦材 - Google Patents
ブレーキ摩擦材Info
- Publication number
- JPH0418483A JPH0418483A JP2339463A JP33946390A JPH0418483A JP H0418483 A JPH0418483 A JP H0418483A JP 2339463 A JP2339463 A JP 2339463A JP 33946390 A JP33946390 A JP 33946390A JP H0418483 A JPH0418483 A JP H0418483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction material
- friction
- copper
- volume
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002783 friction material Substances 0.000 title claims abstract description 82
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 41
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 28
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 28
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 24
- 239000000454 talc Substances 0.000 claims abstract description 14
- 229910052623 talc Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 claims description 17
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 229920006231 aramid fiber Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 7
- 239000004760 aramid Substances 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 10
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L barium sulfate Chemical compound [Ba+2].[O-]S([O-])(=O)=O TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract description 4
- 244000226021 Anacardium occidentale Species 0.000 abstract description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract description 2
- 235000020226 cashew nut Nutrition 0.000 abstract description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 2
- 238000005562 fading Methods 0.000 abstract 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 19
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 19
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 13
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 10
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 6
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 6
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000011056 performance test Methods 0.000 description 3
- 238000003856 thermoforming Methods 0.000 description 3
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 2
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010974 bronze Substances 0.000 description 2
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 2
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 2
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 2
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 2
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021383 artificial graphite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012752 auxiliary agent Substances 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/02—Composition of linings ; Methods of manufacturing
- F16D69/025—Compositions based on an organic binder
- F16D69/026—Compositions based on an organic binder containing fibres
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/02—Composition of linings ; Methods of manufacturing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車等の車両、又は産業用機械の摩擦式ブレ
ーキの摩擦材に関するもので、特に低周波のブレーキノ
イズの発生を防止しつるアスベストを含まないブレーキ
摩擦材に関するものである。
ーキの摩擦材に関するもので、特に低周波のブレーキノ
イズの発生を防止しつるアスベストを含まないブレーキ
摩擦材に関するものである。
従来、自動車などのブレーキの摩擦材としては、アスベ
ストを主成分とするアスベスト系の摩擦材が用いられて
きた。しかし、近年アスベストの人体への影響が懸念さ
れるようになり、アスベストを用いない、いわゆるアス
ベストフリーの摩擦材が開発されてきた。
ストを主成分とするアスベスト系の摩擦材が用いられて
きた。しかし、近年アスベストの人体への影響が懸念さ
れるようになり、アスベストを用いない、いわゆるアス
ベストフリーの摩擦材が開発されてきた。
スナわち、アスベストフリーの摩擦材として、スチール
短繊維を用いたセミメタリ、り系の摩擦材が実用化され
ている。セミメタリック系摩擦材は、銅繊維を補強材と
し多量の黒鉛潤滑剤と金属粉末を加えフェノール樹脂系
の結合剤を用いて加熱成形したものである。セミメタリ
ック系の摩擦材の性能上の特徴は、耐摩耗性、耐フエー
ド性に優れていることである。しかしながら、このセミ
メタリック系の摩擦材は高温制動時に発火する問題があ
り、また、摩擦材中に含まれるスチール短繊維が相手ロ
ータの大きな摩耗を引き起こす問題がある。したがって
、現在のアスベストフリー摩擦材としては、スチールを
必要以上に含まないロースチール系の摩擦材、あるいは
スチールを全く含まないノンスチール系の摩擦材が開発
されるようになった。
短繊維を用いたセミメタリ、り系の摩擦材が実用化され
ている。セミメタリック系摩擦材は、銅繊維を補強材と
し多量の黒鉛潤滑剤と金属粉末を加えフェノール樹脂系
の結合剤を用いて加熱成形したものである。セミメタリ
ック系の摩擦材の性能上の特徴は、耐摩耗性、耐フエー
ド性に優れていることである。しかしながら、このセミ
メタリック系の摩擦材は高温制動時に発火する問題があ
り、また、摩擦材中に含まれるスチール短繊維が相手ロ
ータの大きな摩耗を引き起こす問題がある。したがって
、現在のアスベストフリー摩擦材としては、スチールを
必要以上に含まないロースチール系の摩擦材、あるいは
スチールを全く含まないノンスチール系の摩擦材が開発
されるようになった。
ロースチール系の摩擦材およびノンスチール系の摩擦材
は、セミメタリンク系の摩擦材で生しる高温制動時の発
火や相手ロータの摩耗の問題を解決することができる。
は、セミメタリンク系の摩擦材で生しる高温制動時の発
火や相手ロータの摩耗の問題を解決することができる。
しかしながら、従来のアスベスト系の摩擦材に比べて、
lKH2以下の低周波のブレーキノイズが発生しやすく
、場合によってはブレーキ制動時に車体の振動を伴うこ
とがあって運転者などに多大な不快感を与えるという新
たな問題が生した。
lKH2以下の低周波のブレーキノイズが発生しやすく
、場合によってはブレーキ制動時に車体の振動を伴うこ
とがあって運転者などに多大な不快感を与えるという新
たな問題が生した。
したがって、この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ブレーキ制動時に低周波のブレ
ーキノイズを発生することのないブレーキ摩擦材を提供
することを目的とする。
ためになされたもので、ブレーキ制動時に低周波のブレ
ーキノイズを発生することのないブレーキ摩擦材を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
即ち、本発明ブレーキ摩擦材は、第1の発明として少く
とも金属繊維からなる基材と、補助材とに充填剤を加え
、結合剤を用いて成形したアスベストを含まないブレー
キ摩擦材において、前記金属繊維は2〜30体積%の銅
系繊維(銅繊維又は/及び銅合金繊維)からなり、前記
補助剤は摩擦材に対し1〜30体積%のタルクを含むこ
とを特徴としている。
とも金属繊維からなる基材と、補助材とに充填剤を加え
、結合剤を用いて成形したアスベストを含まないブレー
キ摩擦材において、前記金属繊維は2〜30体積%の銅
系繊維(銅繊維又は/及び銅合金繊維)からなり、前記
補助剤は摩擦材に対し1〜30体積%のタルクを含むこ
とを特徴としている。
又、第2の発明として、基材と補助材とに充填剤を加え
、結合剤を用いて成形した、アスベストを全く含まず、
かつ銅系繊維(銅繊維又は/及び銅合金繊維)を2体積
%以上含まないブレーキ摩擦材において、前記基材は、
3体積%以上のアラミド繊維を含み、前記補助材は15
体積%以下のタルクを含み、前記基材、補助材から選択
した銅系繊維又は/及び銅系粉末(銅粉末又は/及び銅
合金粉末)を単独で又は合計して1体積%以上含むこと
を特徴としている。
、結合剤を用いて成形した、アスベストを全く含まず、
かつ銅系繊維(銅繊維又は/及び銅合金繊維)を2体積
%以上含まないブレーキ摩擦材において、前記基材は、
3体積%以上のアラミド繊維を含み、前記補助材は15
体積%以下のタルクを含み、前記基材、補助材から選択
した銅系繊維又は/及び銅系粉末(銅粉末又は/及び銅
合金粉末)を単独で又は合計して1体積%以上含むこと
を特徴としている。
[作用]
一般にブレーキノイズは、相手ロータとブレーキ摩擦材
との間で発生するいわゆるスティックスリ・ンプ現象が
原因であるといわれている。又、このスティックスリッ
プ現象は、静止摩擦係数が太きく動¥擦係数が小さい摩
擦材、即ち摩擦係数の比R(=静止摩擦係数μS/動摩
擦係数μd)が太きいはと起こりやすいと考えられてい
る。これらの観点から従来のアスベスト系摩擦材とロー
スチール系あるいはノンスチール系の摩擦材について、
原振係数比Rの算出を行ったところ、低周波のブレーキ
ノイズが発生しにくいアスベスト系摩擦材の場合、静止
摩擦係数がノへさくその結果摩擦係数比Rも小さいもの
であり、一方、低周波のブレーキノイズが発生し易いロ
ースチール系あるいはノンスチール系摩擦材の場合、静
止摩擦係数が大きくその結果摩擦係数比Rも大きいもの
であった。
との間で発生するいわゆるスティックスリ・ンプ現象が
原因であるといわれている。又、このスティックスリッ
プ現象は、静止摩擦係数が太きく動¥擦係数が小さい摩
擦材、即ち摩擦係数の比R(=静止摩擦係数μS/動摩
擦係数μd)が太きいはと起こりやすいと考えられてい
る。これらの観点から従来のアスベスト系摩擦材とロー
スチール系あるいはノンスチール系の摩擦材について、
原振係数比Rの算出を行ったところ、低周波のブレーキ
ノイズが発生しにくいアスベスト系摩擦材の場合、静止
摩擦係数がノへさくその結果摩擦係数比Rも小さいもの
であり、一方、低周波のブレーキノイズが発生し易いロ
ースチール系あるいはノンスチール系摩擦材の場合、静
止摩擦係数が大きくその結果摩擦係数比Rも大きいもの
であった。
ところで、本発明のブレーキ摩擦材は、一定片の銅系繊
維、銅系粉末のいずれか又は両者を用い、さらに一定量
のタルクを添加しているが、これら銅系繊維、銅系粉末
及びタルクは、スチール繊維に比べて静止摩擦係数が小
さいものである。
維、銅系粉末のいずれか又は両者を用い、さらに一定量
のタルクを添加しているが、これら銅系繊維、銅系粉末
及びタルクは、スチール繊維に比べて静止摩擦係数が小
さいものである。
従ってこれらタルク、銅系繊維あるいは銅系粉末を含む
ブレーキ摩擦材全体の静止摩擦係数も従来のロースチー
ル系あるいはツノスチール系の摩擦材に比べ低下してい
る。このため摩擦材全体の摩擦係数の比Rは減少し、結
果として低周波のブレーキノイズ発生を抑制するものと
考えられる。
ブレーキ摩擦材全体の静止摩擦係数も従来のロースチー
ル系あるいはツノスチール系の摩擦材に比べ低下してい
る。このため摩擦材全体の摩擦係数の比Rは減少し、結
果として低周波のブレーキノイズ発生を抑制するものと
考えられる。
以下に示すようにブレーキ摩擦材の性能試験のタメニ、
アスベスト摩擦材とアスベストフリー摩擦材(本発明)
を種々製造し、性能試験を行なった。
アスベスト摩擦材とアスベストフリー摩擦材(本発明)
を種々製造し、性能試験を行なった。
まず、請求項(1)記載の摩擦材(実施例A)について
、上記試験に用いた実施例及び比較例の成分配合を表1
及び表2に示す。
、上記試験に用いた実施例及び比較例の成分配合を表1
及び表2に示す。
表1.摩擦材の配合(実施例A)
表2.摩擦材の配合(比較例)
(注)1 表中の数字は体積%を示す。また、真鍮繊維
は、銅70重量%−亜鉛30重量%のもの。青銅繊維は
、JIS表示PBC2Cのものを用いた。また、用いた
銅系金属繊維は太さBoIIm、長さ3mmのものを用
いた。
は、銅70重量%−亜鉛30重量%のもの。青銅繊維は
、JIS表示PBC2Cのものを用いた。また、用いた
銅系金属繊維は太さBoIIm、長さ3mmのものを用
いた。
(注)2 体積%から配合重量に換算するには体積%X
各原料の真密度で求める事が出来る。
各原料の真密度で求める事が出来る。
(注)1 前記表1(注)1に同じ。
(注)2 前記表1(注)2に同じ。
次に請求項(2)記載の摩擦材(実施例B)について、
実施例及び比較例の成分配合を表3及び表4に示す。
実施例及び比較例の成分配合を表3及び表4に示す。
表3.摩擦材の配合(実施例B)
表4.摩擦材の配合(比較例)
(注)1 表中の数字は体積%を示す。又、体積%から
配合重量に換算するには体積%X各原料の真密度で求め
ることができる。
配合重量に換算するには体積%X各原料の真密度で求め
ることができる。
(注)2 表中の銅粉末又は/及び銅系繊維について、
実施例1及び3は全て銅粉末、実施例2は全て銅繊維、
実施例4は真鍮繊維1.5、銅粉末2.0で計3.5で
ある。又、上記真鍮繊維は、銅70重量%−亜鉛30重
量%のもので、上記銅系繊維は、太さ60μm、長さ3
mmのものを用いた。
実施例1及び3は全て銅粉末、実施例2は全て銅繊維、
実施例4は真鍮繊維1.5、銅粉末2.0で計3.5で
ある。又、上記真鍮繊維は、銅70重量%−亜鉛30重
量%のもので、上記銅系繊維は、太さ60μm、長さ3
mmのものを用いた。
(注)表3の(注)1に同じ
各原料の分類を示すと銅繊維、真鍮繊維、青銅繊維、ア
ラミド繊維、ガラス繊維、スチール繊維ロックウール、
アスベストは基材、硫酸バリウム、カシューダストは充
填材、銅粉末、タルク、人造黒鉛は補助材である。
ラミド繊維、ガラス繊維、スチール繊維ロックウール、
アスベストは基材、硫酸バリウム、カシューダストは充
填材、銅粉末、タルク、人造黒鉛は補助材である。
各摩擦材は、表中に示される配合の原料を混合し、熱成
形し、さらに硬化を行なう製造プロセスに従って製造さ
れた。
形し、さらに硬化を行なう製造プロセスに従って製造さ
れた。
混合プロセスは、アイリッヒミキサを用いて行なわれた
。
。
また熱成形プロセスは、160℃に加熱した金型中に所
定量の原料を投入し、適当なタイミングで圧抜きCガス
抜き)を行なった。圧力は一定加圧方式を用い、加圧時
間は10分間とした。圧力値は、成形した摩擦材が計算
上lO%の気孔を有するように適当な値が選ばれた。な
お、摩擦材の気孔率の計算は、下式に示す摩擦材の真密
度と見かけ密度との差により算出した。
定量の原料を投入し、適当なタイミングで圧抜きCガス
抜き)を行なった。圧力は一定加圧方式を用い、加圧時
間は10分間とした。圧力値は、成形した摩擦材が計算
上lO%の気孔を有するように適当な値が選ばれた。な
お、摩擦材の気孔率の計算は、下式に示す摩擦材の真密
度と見かけ密度との差により算出した。
(真密度)=(見かけ密度)/(+00−気孔率)/
100摩擦材の真密度は、ピグノメータのようなガス置
換方式で各原料の真密度を測定しておき、配合表に従っ
て摩擦材の真密度を計算した。また、見かけ密度は、摩
擦材の重量と外形寸法による体積測定により求めた。
100摩擦材の真密度は、ピグノメータのようなガス置
換方式で各原料の真密度を測定しておき、配合表に従っ
て摩擦材の真密度を計算した。また、見かけ密度は、摩
擦材の重量と外形寸法による体積測定により求めた。
硬化プロセスは230℃で13時間行なった。
以上の製造プロセスを経て表1〜4に示す実施例及び比
較例の計15例を作製した。そして、製造されたこれら
摩擦材に外観検査による亀裂チエツクを行なった。
較例の計15例を作製した。そして、製造されたこれら
摩擦材に外観検査による亀裂チエツクを行なった。
その結果、比較例A−4、B川及びB−2に亀裂が発見
されたため、この亀裂を解消すべく熱成形時のガス抜き
タイミングを種々変更したが有効な摩擦材を得ることが
できなかった。
されたため、この亀裂を解消すべく熱成形時のガス抜き
タイミングを種々変更したが有効な摩擦材を得ることが
できなかった。
次に上記3例を除<12例の摩擦材について、その静止
摩擦係数psと動摩擦係数μdを計測した。
摩擦係数psと動摩擦係数μdを計測した。
計測は相手ロータの温度を50℃にして、摩擦材を相手
ロータに面圧10Kg/cm2で押しつけて行なった。
ロータに面圧10Kg/cm2で押しつけて行なった。
この測定結果を表5に示す。
表5には静止摩擦係数IIS及び静止摩擦係数lldの
比Rが示されている。同表に示すように、全ての実施例
及び比較例A−1(アスベスト系摩擦材)の静止摩擦係
数Is及び動摩擦係数との比Rは他の比較例に比べ小さ
かった。このうち比較例A−2は従来のノンスチール系
、比較例A−3はロースチール系摩擦材である。
比Rが示されている。同表に示すように、全ての実施例
及び比較例A−1(アスベスト系摩擦材)の静止摩擦係
数Is及び動摩擦係数との比Rは他の比較例に比べ小さ
かった。このうち比較例A−2は従来のノンスチール系
、比較例A−3はロースチール系摩擦材である。
その後、実際に車両を用いてブレーキノイズの試験を行
なった。ブレーキの制動スケジュールを表6に示す。
なった。ブレーキの制動スケジュールを表6に示す。
表 6
したブレーキノイズを低周波のものと一般のブレーキノ
イズとを分離して低周波のブレーキノイズの発生率を計
算した。この結果を表7に示す。
イズとを分離して低周波のブレーキノイズの発生率を計
算した。この結果を表7に示す。
表 7
(注)制動試験の条件は各減速度と各制動開始前温度と
の組合わせで実施した。
の組合わせで実施した。
制動中のブレーキノイズは、振動ピックアップを用いて
計測し、振動はバンドパスフィルタにより20Hz〜I
KHzに分離して計測した。そして、成る一定以上の
振動が発生した場合にブレーキノイズが発生したとカウ
ントし、試験制動中に発生この表7と前記表5を比較し
て明らかなように表3に示すブレーキ摩擦材の摩擦係数
の比Rの値と表5に示す低周波のブレーキノイズの発生
率がほぼ相関関係にあることがわかる。すなわち、摩擦
材の摩擦係数の比Rが小さいほどブレーキノイズの発生
率が小さいことが判明した。
計測し、振動はバンドパスフィルタにより20Hz〜I
KHzに分離して計測した。そして、成る一定以上の
振動が発生した場合にブレーキノイズが発生したとカウ
ントし、試験制動中に発生この表7と前記表5を比較し
て明らかなように表3に示すブレーキ摩擦材の摩擦係数
の比Rの値と表5に示す低周波のブレーキノイズの発生
率がほぼ相関関係にあることがわかる。すなわち、摩擦
材の摩擦係数の比Rが小さいほどブレーキノイズの発生
率が小さいことが判明した。
表7に示すように、本発明実施例のブレーキノイズ発生
率は、アスベスト系摩擦材(比較例A−1)に比べれば
同等若しくは若干劣るものの、従来のノンスチール系摩
擦材(比較例A−2)及びロースチール系摩擦材(比較
例A−3)と比べれば格段に低く、ブレーキ制動時の低
周波ブレーキノイズ低減に有効なことは明らかである。
率は、アスベスト系摩擦材(比較例A−1)に比べれば
同等若しくは若干劣るものの、従来のノンスチール系摩
擦材(比較例A−2)及びロースチール系摩擦材(比較
例A−3)と比べれば格段に低く、ブレーキ制動時の低
周波ブレーキノイズ低減に有効なことは明らかである。
実施例Aにおいては実施例A−4が、実施例Bにおいて
は実施例B−1が、各実施例中でタルクの量が特に少い
もので、ブレーキノイズの発生率も各実施例中で最も高
かった。逆に各実施例において最もタルクの量が多い実
施例A−+1同A−2及び同B−4は各実施例中で最も
低いブレーキノイズ発生率を示した。
は実施例B−1が、各実施例中でタルクの量が特に少い
もので、ブレーキノイズの発生率も各実施例中で最も高
かった。逆に各実施例において最もタルクの量が多い実
施例A−+1同A−2及び同B−4は各実施例中で最も
低いブレーキノイズ発生率を示した。
以上のようなブレーキ摩擦材の性能試験の結果より以下
のことが判明した。
のことが判明した。
(実施例Aついて)
(1)摩擦材中に含まれる銅繊維あるいは銅合金繊維は
、2乃至30体積%、好ましくは2乃至15体積が2体
積%未満では摩擦材として強度不足となり、30体積%
を超えると熱伝導度が大きすぎ又製品コストも高価なも
のとなってしまう。
、2乃至30体積%、好ましくは2乃至15体積が2体
積%未満では摩擦材として強度不足となり、30体積%
を超えると熱伝導度が大きすぎ又製品コストも高価なも
のとなってしまう。
(2)摩擦材中に含まれるタルクは、1乃至30体積%
、好ましくは2乃至25体積%の範囲が望ましい。タル
クが1体積%未満では低周波ブレーキノイズの抑制効果
が薄く、逆に30体積%を超えると摩擦材の熱成形が困
難になる。
、好ましくは2乃至25体積%の範囲が望ましい。タル
クが1体積%未満では低周波ブレーキノイズの抑制効果
が薄く、逆に30体積%を超えると摩擦材の熱成形が困
難になる。
(実施例Bについて)
(1)銅系繊維又は/及び銅系粉末の添加量は1体積%
以上とする必要がある。それ未満では熱伝導率が低くな
り、耐フエード性等が感化する。尚、4銅系繊維は2体
積%以上含まない。
以上とする必要がある。それ未満では熱伝導率が低くな
り、耐フエード性等が感化する。尚、4銅系繊維は2体
積%以上含まない。
(2)摩擦在中に含まれるタルクの添加量は15体積%
以下とする必要がある。これより多く含む場合成形時に
亀裂が見られ、摩擦材としては強度不足となる。
以下とする必要がある。これより多く含む場合成形時に
亀裂が見られ、摩擦材としては強度不足となる。
(3)摩擦材中に含まれるアラミド繊維は3体積%以上
添加する必要がある。これより少い場合やはり摩擦材と
して強度不足となる。
添加する必要がある。これより少い場合やはり摩擦材と
して強度不足となる。
尚、再実施例A、Hに用いる銅系繊維は、アスペクト比
20以上でかつ繊維径200μm以下のものが望ましい
。
20以上でかつ繊維径200μm以下のものが望ましい
。
以上説明したように本発明の摩擦材は、アスベストを含
まないため、人体、環境への影響が問題とならないこと
はもちろん、ブレーキ制動時に発生する低周波のブレー
キノイズを抑え、運転者等への不快感をなくシ、又良好
な耐フエード性及び耐摩耗性を備えている。
まないため、人体、環境への影響が問題とならないこと
はもちろん、ブレーキ制動時に発生する低周波のブレー
キノイズを抑え、運転者等への不快感をなくシ、又良好
な耐フエード性及び耐摩耗性を備えている。
又、特に第2の発明において、従来コスト高の原因とな
っていた銅系繊維をわずかな量で、場合によっては全く
用いず、摩擦材の成形ができるため、より低コストの摩
擦材製造が可能となった。
っていた銅系繊維をわずかな量で、場合によっては全く
用いず、摩擦材の成形ができるため、より低コストの摩
擦材製造が可能となった。
さらに、従来のセミメタリック系の摩擦材で問題となっ
ていた発火現象や相手ローターの摩耗問題も同時に解消
することができる。
ていた発火現象や相手ローターの摩耗問題も同時に解消
することができる。
Claims (2)
- (1)少くとも金属繊維からなる基材と、補助材に充填
剤を加え、結合剤を用いて成形したアスベストを含まな
いブレーキ摩擦材において、前記金属繊維は、摩擦材に
対し2〜30体積%の銅系繊維からなり、前記補助材は
摩擦材に対し1〜30体積%のタルクを含むことを特徴
とするブレーキ摩擦材。 - (2)基材と補助材とに充填剤を加え、結合剤を用いて
成形した、アスベストを全く含まず、かつ銅系繊維を2
体積%以上含まないブレーキ摩擦材において、前記基材
は3体積%以上のアラミド繊維を含み、前記補助材は1
5体積%以下のタルクを含み、前記基材、補助材から選
択した銅系繊維又は/及び銅系粉末を単独で又は合計し
て1体積%以上含むことを特徴とするブレーキ摩擦材。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339463A JPH0418483A (ja) | 1990-02-20 | 1990-11-30 | ブレーキ摩擦材 |
KR1019910002641A KR930011085B1 (ko) | 1990-02-20 | 1991-02-19 | 아스베스토프리의 브레이크마찰재 |
EP91102451A EP0443550B1 (en) | 1990-02-20 | 1991-02-20 | Asbestos-free brake lining |
ES91102451T ES2061086T3 (es) | 1990-02-20 | 1991-02-20 | Forro de freno sin amianto. |
DE69102901T DE69102901T2 (de) | 1990-02-20 | 1991-02-20 | Asbestfreier Bremsbelag. |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4026990 | 1990-02-20 | ||
JP2-40269 | 1990-02-20 | ||
JP2339463A JPH0418483A (ja) | 1990-02-20 | 1990-11-30 | ブレーキ摩擦材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418483A true JPH0418483A (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=26379719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2339463A Pending JPH0418483A (ja) | 1990-02-20 | 1990-11-30 | ブレーキ摩擦材 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0443550B1 (ja) |
JP (1) | JPH0418483A (ja) |
KR (1) | KR930011085B1 (ja) |
DE (1) | DE69102901T2 (ja) |
ES (1) | ES2061086T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH069946A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-18 | Aisin Chem Co Ltd | 摩擦材 |
WO2013108789A1 (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材及びその製造方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4340017A1 (de) * | 1993-11-24 | 1995-06-01 | Textar Gmbh | Reibbelagmischung für Brems- und Kupplungsbeläge |
CN1053951C (zh) * | 1996-05-10 | 2000-06-28 | 董文瑞 | 一种刹车片及其制备方法 |
JP2001165216A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-06-19 | Exedy Corp | 摩擦材 |
FR2858672B1 (fr) * | 2003-08-07 | 2006-10-13 | Valeo Materiaux Friction | Garniture de frottement et procede de fabrication d'une telle garniture de frottement |
US10233988B2 (en) | 2015-09-23 | 2019-03-19 | Akebono Brake Industry Co., Ltd | Friction material |
US11691240B1 (en) * | 2019-04-18 | 2023-07-04 | Team Technologies, Inc. | Friction polishing device for polymer filament |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1028762A (en) * | 1962-02-22 | 1966-05-11 | Ferodo Ltd | Sintered friction materials |
DE2144367B2 (de) * | 1971-09-04 | 1973-11-22 | Jurid Werke Gmbh, 2056 Glinde | Verfahren zur Herstellung eines Reibkorpers |
DE2708488A1 (de) * | 1977-02-26 | 1978-08-31 | Berges Beral Bremsbelag Kg | Reibmaterial fuer kupplungen, bremsen o.dgl. |
DE2752230A1 (de) * | 1977-11-23 | 1979-06-07 | Hurth Masch Zahnrad Carl | Durch servokraft betaetigte reibungskupplung, insbesondere lamellenkupplung |
EP0050377B1 (de) * | 1980-10-16 | 1985-10-02 | Rütgerswerke Aktiengesellschaft | Asbestfreies Reibmaterial |
US4539240A (en) * | 1984-11-29 | 1985-09-03 | Borg-Warner Corporation | Asbestos free friction element |
EP0250615B1 (de) * | 1986-06-24 | 1988-11-30 | Raybestos Industrie-Produkte GmbH | Verfahren zum Herstellen von Reibbelägen für Reibungskupplungen oder dergleichen und danach hergestellter Reibbelag |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2339463A patent/JPH0418483A/ja active Pending
-
1991
- 1991-02-19 KR KR1019910002641A patent/KR930011085B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-02-20 EP EP91102451A patent/EP0443550B1/en not_active Revoked
- 1991-02-20 DE DE69102901T patent/DE69102901T2/de not_active Revoked
- 1991-02-20 ES ES91102451T patent/ES2061086T3/es not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH069946A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-18 | Aisin Chem Co Ltd | 摩擦材 |
WO2013108789A1 (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材及びその製造方法 |
JP2013166920A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-08-29 | Nippon Brake Kogyo Kk | 摩擦材及びその製造方法 |
CN104053741A (zh) * | 2012-01-16 | 2014-09-17 | 日本制动工业股份有限公司 | 摩擦材料及其制造方法 |
CN104053741B (zh) * | 2012-01-16 | 2016-08-24 | 日本制动工业股份有限公司 | 摩擦材料及其制造方法 |
US9765836B2 (en) | 2012-01-16 | 2017-09-19 | Japan Brake Industrial Co., Ltd. | Friction material and method for manufacturing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69102901D1 (de) | 1994-08-25 |
DE69102901T2 (de) | 1994-11-03 |
ES2061086T3 (es) | 1994-12-01 |
EP0443550A1 (en) | 1991-08-28 |
KR930011085B1 (ko) | 1993-11-20 |
KR910021551A (ko) | 1991-12-20 |
EP0443550B1 (en) | 1994-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3070140B1 (en) | Method of making a friction material | |
EP0093673B1 (en) | A sintered iron base friction material | |
JPWO2017130332A1 (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材及び摩擦部材 | |
EP1031754B1 (en) | Non-asbestos friction materials | |
JPH0240131B2 (ja) | ||
US2863211A (en) | Friction assembly | |
JPH0418483A (ja) | ブレーキ摩擦材 | |
US20040241429A1 (en) | Friction material | |
EP1273819A2 (en) | Non-asbestos friction material | |
EP1482204A1 (en) | Friction material | |
US7264094B2 (en) | Friction pair | |
US5576369A (en) | Friction material | |
JPH05117783A (ja) | 乾式摩擦材 | |
US5501728A (en) | Friction material | |
JPH03181628A (ja) | ブレーキ用摩擦材 | |
JPH05117633A (ja) | 摩擦材 | |
JP2009029954A (ja) | 摩擦材 | |
US2886882A (en) | Friction composition product | |
JP4959263B2 (ja) | 摩擦材の製造方法 | |
KR102218092B1 (ko) | 브레이크 마찰재 조성물 | |
US20020132877A1 (en) | Non-asbestos friction materials | |
JPH04249629A (ja) | 摩擦材 | |
JPH01112039A (ja) | 無石綿摩擦材 | |
JPH0617030A (ja) | ブレーキ摩擦材 | |
JPH04314779A (ja) | 非石綿系摩擦材料 |