JPH04184111A - 回転検出器を用いた位置検出方法 - Google Patents
回転検出器を用いた位置検出方法Info
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- JPH04184111A JPH04184111A JP31195690A JP31195690A JPH04184111A JP H04184111 A JPH04184111 A JP H04184111A JP 31195690 A JP31195690 A JP 31195690A JP 31195690 A JP31195690 A JP 31195690A JP H04184111 A JPH04184111 A JP H04184111A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 38
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、アブソリュート型の回転位置検出器を用い
た位置検出方法に関するものである。
た位置検出方法に関するものである。
第6図はアブソリュート型の回転位置検出器による位置
検出方法の概要を示す角度空間図である。
検出方法の概要を示す角度空間図である。
回転位置検出器の検出可能最小角度幅(量子化誤差幅)
を単位としたときに、検出対象となる位置範囲に対応し
て規定される角度範囲(検出対象角度範囲)の幅がN
(>0)である場合、回転位置検出器としては通常その
周期的な変換可能角度範囲の幅がM (MAN、最小値
A、最大値A+M。
を単位としたときに、検出対象となる位置範囲に対応し
て規定される角度範囲(検出対象角度範囲)の幅がN
(>0)である場合、回転位置検出器としては通常その
周期的な変換可能角度範囲の幅がM (MAN、最小値
A、最大値A+M。
A、Mは整数)であるものが用いられる。上記回転位置
検出器はアブソリュート型であるので、最大値を検出し
て更にステップが増加すると最小値として位置を検出し
てしまう。従って同図(a)に示すように、検出対象角
度範囲が変換可能角度範囲内にすっかり収まり、最大値
A+Mと最小値Aの境界点Cを含まない場合には、検出
対象角度範囲における位置の増加に対して回転位置検出
器の出力Xは単調に増加するが、同図(b)に示すよう
に検出対象角度範囲内に出力の境界点Cを含む場合には
、出力Xは不連続に変化する。
検出器はアブソリュート型であるので、最大値を検出し
て更にステップが増加すると最小値として位置を検出し
てしまう。従って同図(a)に示すように、検出対象角
度範囲が変換可能角度範囲内にすっかり収まり、最大値
A+Mと最小値Aの境界点Cを含まない場合には、検出
対象角度範囲における位置の増加に対して回転位置検出
器の出力Xは単調に増加するが、同図(b)に示すよう
に検出対象角度範囲内に出力の境界点Cを含む場合には
、出力Xは不連続に変化する。
従って移動体などの位置制御に上記検出方法を用いた場
合には、境界点Cの前後で検出対象角度範囲内の位置を
M+1だけずれて検出することになり、位置制御が困難
であるだけでなく、位置制御の対象物が暴走する等の危
険もあった。
合には、境界点Cの前後で検出対象角度範囲内の位置を
M+1だけずれて検出することになり、位置制御が困難
であるだけでなく、位置制御の対象物が暴走する等の危
険もあった。
そこでかかる事態を避けるべく、稼働前に検出対象角度
範囲内に境界点Cが入らないように上記検出器の機構的
な組込み調整などの処置が採られていたが、回転位置検
出器が高所や、ダストを避けるべく狭い箇所に取り付け
られていた場合、容易に手が届かず、見ることも困難な
ので上記処置をとるには多大な時間を要するという問題
点があった。
範囲内に境界点Cが入らないように上記検出器の機構的
な組込み調整などの処置が採られていたが、回転位置検
出器が高所や、ダストを避けるべく狭い箇所に取り付け
られていた場合、容易に手が届かず、見ることも困難な
ので上記処置をとるには多大な時間を要するという問題
点があった。
また上記検出器を交換する場合においても上記調整は必
要ゆえ、かかる問題が生じていた。
要ゆえ、かかる問題が生じていた。
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので
、変換可能角度範囲幅の境界点が検出対象角度範囲内に
存在していても正確な位置検出が可能であり、稼働前に
回転位置検出器を機構的に調整する必要もなく、位置制
御に用いた場合にも位置制御の対象物などの暴走が防止
可能であるとともに、正確に位置制御ができる位置検出
方法を得ることを目的とする。
、変換可能角度範囲幅の境界点が検出対象角度範囲内に
存在していても正確な位置検出が可能であり、稼働前に
回転位置検出器を機構的に調整する必要もなく、位置制
御に用いた場合にも位置制御の対象物などの暴走が防止
可能であるとともに、正確に位置制御ができる位置検出
方法を得ることを目的とする。
この発明では、検出対象位置範囲に対応して角度空間上
で規定される検出対象角度範囲の幅よりも広い変換可能
角度範囲幅を有するアブソリュート型の回転位置検出器
を用いて検出対象位置範囲内の位置検出を行うにあたっ
て、回転位置検出器の出力信号にオフセットを与える補
正を行なうことにより、角度空間における変換可能角度
幅の両側の境界位置を検出対象角度範囲外の位置へ実質
的に移動させた状態で位置検出を行う。
で規定される検出対象角度範囲の幅よりも広い変換可能
角度範囲幅を有するアブソリュート型の回転位置検出器
を用いて検出対象位置範囲内の位置検出を行うにあたっ
て、回転位置検出器の出力信号にオフセットを与える補
正を行なうことにより、角度空間における変換可能角度
幅の両側の境界位置を検出対象角度範囲外の位置へ実質
的に移動させた状態で位置検出を行う。
この発明においては、信号補正によって角度空間におけ
る変換可能角度幅の両側の境界位置を検出対象角度範囲
外の位置へ実質的に移動させており、機構的な位置調整
を必要としない。
る変換可能角度幅の両側の境界位置を検出対象角度範囲
外の位置へ実質的に移動させており、機構的な位置調整
を必要としない。
第1図はこの発明の一実施例を適用したアーチ状アーム
駆動装置100の側断面図であり、第2図は同装置10
0の部分破断斜視図である。
駆動装置100の側断面図であり、第2図は同装置10
0の部分破断斜視図である。
アーチ状アーム1上の2点P、Pの間にはベルト2aが
掛は渡されており、ベルト2aはピンチローラ3を介し
てモーター4に掛けられている。
掛は渡されており、ベルト2aはピンチローラ3を介し
てモーター4に掛けられている。
モーター4とアブソリュート型ロータリーエンコーダー
5とはベルト2b(簡単の為第1図では示していない)
で連繋されており、モーター4の回転はエンコーダー5
に伝達される。モーター4は所定位置に固定されており
、そのロータが回転するとベルト2aが移動し、2点P
、Pでベルト2aと接続されたアーム1は矢印Qのよう
に変位する。
5とはベルト2b(簡単の為第1図では示していない)
で連繋されており、モーター4の回転はエンコーダー5
に伝達される。モーター4は所定位置に固定されており
、そのロータが回転するとベルト2aが移動し、2点P
、Pでベルト2aと接続されたアーム1は矢印Qのよう
に変位する。
上記動作部分はダストの侵入を防ぐため、ケース7内に
収納されているが、光センサ6oもまたケース7内に収
納されている。光センサ6oは検出光61によってレー
ル1上の参照点のマークLを検知する。
収納されているが、光センサ6oもまたケース7内に収
納されている。光センサ6oは検出光61によってレー
ル1上の参照点のマークLを検知する。
参照点のマークしは予め既知の位置に設けられ、検出光
61の反射状態を変える。例えばアーム1の原点位置(
最小変位位置)から既知の距離Sだけアーム1が移動し
た時に検出されるようにマークLが設けられる。
61の反射状態を変える。例えばアーム1の原点位置(
最小変位位置)から既知の距離Sだけアーム1が移動し
た時に検出されるようにマークLが設けられる。
なお、距離Sは、ロータリーエンコーダー5の検出可能
最小角度幅(量子化誤差幅)Δθに対応する距離を単位
として表現されているものとする。
最小角度幅(量子化誤差幅)Δθに対応する距離を単位
として表現されているものとする。
また、Δθを単位として、ロータリーエンコーダー5の
検出対象角度範囲の幅つまり2点P、Pの間の距離を整
数N (>0)で表現し、ロータリーエンコーダー5の
変換可能角度範囲の幅を整数M(最小値A、最大値A+
M、A−整数)で表現する。そして、M、Nが MAN ・・・(1)を
満足するものとする。したがって、M、Nは従来技術の
項で定義したものと同じ意味を有する。
検出対象角度範囲の幅つまり2点P、Pの間の距離を整
数N (>0)で表現し、ロータリーエンコーダー5の
変換可能角度範囲の幅を整数M(最小値A、最大値A+
M、A−整数)で表現する。そして、M、Nが MAN ・・・(1)を
満足するものとする。したがって、M、Nは従来技術の
項で定義したものと同じ意味を有する。
B、実施例の原理
ここで、この実施例において、現実には検出対象角度範
囲内に変換可能角度範囲の境界点が含まれていても、あ
たかも境界点が含まれていないようにするための原理に
ついて説明する。
囲内に変換可能角度範囲の境界点が含まれていても、あ
たかも境界点が含まれていないようにするための原理に
ついて説明する。
まず、第6図(b)のように、幅Nの検出範囲内に境界
点が生じる事態を避けるには、ある一定量だけロータリ
ーエンコーダー5の出力Xをシフトさせて、同図(a)
のようにすればよいことに着目する。
点が生じる事態を避けるには、ある一定量だけロータリ
ーエンコーダー5の出力Xをシフトさせて、同図(a)
のようにすればよいことに着目する。
参照点は検出対象角度範囲の起端位置(第7図(a)で
は左端位置)から距離Sにあり、この参照点におけるロ
ータリーエンコーダー5の出力をBとすると、検出対象
角度範囲の起端位置におけるロータリーエンコーダー5
の出力は、 Xl−B−3・・・(2) となる。但し簡単の為、Sは非負整数とした。
は左端位置)から距離Sにあり、この参照点におけるロ
ータリーエンコーダー5の出力をBとすると、検出対象
角度範囲の起端位置におけるロータリーエンコーダー5
の出力は、 Xl−B−3・・・(2) となる。但し簡単の為、Sは非負整数とした。
一方、ロータリーエンコーダー5の出力の最小値はAで
あり、その変換可能角度範囲の幅がMであるので、 Xl+N≦A+M ・・・(3)を
満足しなければ、検出対象角度範囲内に境界点を含んで
しまうことになる(第7図(b)参照)。
あり、その変換可能角度範囲の幅がMであるので、 Xl+N≦A+M ・・・(3)を
満足しなければ、検出対象角度範囲内に境界点を含んで
しまうことになる(第7図(b)参照)。
同様に、
A≦X1 ・・・(4)を
も満足する必要がある(第7図(C))。
も満足する必要がある(第7図(C))。
ところで検出対象角度範囲の幅Nは変換可能角度範囲の
幅Mより小さいため、(3)、 (4)式の双方が同時
に不成立となることはなく、(3) 、 (4)式の双
方が同時に満足されるか、あるいは一方が不成立になる
かである。
幅Mより小さいため、(3)、 (4)式の双方が同時
に不成立となることはなく、(3) 、 (4)式の双
方が同時に満足されるか、あるいは一方が不成立になる
かである。
そこで、ロータリーエンコーダー5の出力Xに対して補
正を施すことにより(3) 、 (4)式の双方を同時
に成立させることを考える。すなわち、ロータリーエン
コーダー5の出力値Xが後述するオフセット値Eによっ
て: Y−X+E ・・・(5)のよ
うにYに補正され、それに応じてB、XlがそれぞれB
、Y となるとともに、Ylに対して(3) 、
(4)式の双方が同時に満足される場合を想定する。
正を施すことにより(3) 、 (4)式の双方を同時
に成立させることを考える。すなわち、ロータリーエン
コーダー5の出力値Xが後述するオフセット値Eによっ
て: Y−X+E ・・・(5)のよ
うにYに補正され、それに応じてB、XlがそれぞれB
、Y となるとともに、Ylに対して(3) 、
(4)式の双方が同時に満足される場合を想定する。
すなわち、補正後においては、Yl−X1+E
・・・(6)Y、−B、−S
・・・(7)Yl+N≦A+M
・・・(8)A≦Y1
・・・(9)のすべてが成立する。
・・・(6)Y、−B、−S
・・・(7)Yl+N≦A+M
・・・(8)A≦Y1
・・・(9)のすべてが成立する。
したがって、まず(8) 、 (7)式よりYlを消去
し、(2)式を用いることに゛より、 (B−8)+E−B、−3 −(10)すなわち
、 E−81−B ・・・(11)
が成立するJさらに、(8)、 (9)式より、A:5
Yl≦A+M−N ・・・(12)とな
る。そして、(2)、(6)式を考慮すれば、A≦(B
−S)+E≦A+M−N ・・・(18)となる。
し、(2)式を用いることに゛より、 (B−8)+E−B、−3 −(10)すなわち
、 E−81−B ・・・(11)
が成立するJさらに、(8)、 (9)式より、A:5
Yl≦A+M−N ・・・(12)とな
る。そして、(2)、(6)式を考慮すれば、A≦(B
−S)+E≦A+M−N ・・・(18)となる。
ここで、
E−Ed、−B ・・・(1
4)と置くと、(1B)、(14)式より、A+S≦E
≦A+M−N+S ・・・(■5)ds となる。
4)と置くと、(1B)、(14)式より、A+S≦E
≦A+M−N+S ・・・(■5)ds となる。
以上のことから、(15)式を満足する範囲で補正値E
dsを定め、(14) 、 (5)式に従ってロータリ
ーエンコーダー5の出力XをYへと補正すればよいこと
になる。
dsを定め、(14) 、 (5)式に従ってロータリ
ーエンコーダー5の出力XをYへと補正すればよいこと
になる。
C0実施例の電気的構成と動作
第3図は実施例装置のブロック図であり、また、第4図
は実施例における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
は実施例における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
まず、A、M、、N、Sは既知であるから、補償値”d
sを(■5)式、すなわち、 A+S≦Eds≦A+M−N+S ・・・(15)前掲 によって定める(ステップ5100)。
sを(■5)式、すなわち、 A+S≦Eds≦A+M−N+S ・・・(15)前掲 によって定める(ステップ5100)。
(15)式かられかる様に、Edsの許容範囲としてほ
ぼM−Nだけの幅があるので、参照点のマークLの位置
Sは必ずしも精度よく求める必要はない。
ぼM−Nだけの幅があるので、参照点のマークLの位置
Sは必ずしも精度よく求める必要はない。
具体的には第5図の位置制御回路200に含まれる演算
器201がこの演算を行い、Edsをメモリ202に記
憶する。
器201がこの演算を行い、Edsをメモリ202に記
憶する。
次に光センサ60によって位置Sにある参照点のマーク
Lを検知しくステップ5101)、この検知時における
ロータリーエンコーダー5の出力Bを求める(ステップ
5102)。具体的にはア−ム1を手動、あるいはモー
ター4によって動かし、光センサ60が検知光61によ
りマークLを捉えた際にこれをトリガとしてロータリー
エンコーダー5の出力Bを得て、これを位置制御回路2
00へ入力する。出力Bもまたメモリ202に記憶され
る。
Lを検知しくステップ5101)、この検知時における
ロータリーエンコーダー5の出力Bを求める(ステップ
5102)。具体的にはア−ム1を手動、あるいはモー
ター4によって動かし、光センサ60が検知光61によ
りマークLを捉えた際にこれをトリガとしてロータリー
エンコーダー5の出力Bを得て、これを位置制御回路2
00へ入力する。出力Bもまたメモリ202に記憶され
る。
これによりロータリーエンコーダー5の出力Xの読み替
えの計算に必要な数値B、E、8が求まったので、ロー
タリーエンコーダー5を通常に稼働させて出力Xを求め
、(5) 、 (14)式に相当する式:Y −X+
Ed8−B −(1B)に従って信号
補正を行いつつ位置制御を行う(ステップ310B)。
えの計算に必要な数値B、E、8が求まったので、ロー
タリーエンコーダー5を通常に稼働させて出力Xを求め
、(5) 、 (14)式に相当する式:Y −X+
Ed8−B −(1B)に従って信号
補正を行いつつ位置制御を行う(ステップ310B)。
具体的にはロータリーエンコーダー5の出力Xが随時演
算器201へ入力され、演算器201では先に求めた補
償値EdsとBとの値を用いて、X−B+Ed8を計算
し、これを出力Yとして読み替える。そして、出力Yと
指令値X。との差分Zを計算し、この差分ZをD/A変
換器203でアナログ信号にし、速度アンプ204を通
すことにより、モーター4に与える駆動信号を得る。
算器201へ入力され、演算器201では先に求めた補
償値EdsとBとの値を用いて、X−B+Ed8を計算
し、これを出力Yとして読み替える。そして、出力Yと
指令値X。との差分Zを計算し、この差分ZをD/A変
換器203でアナログ信号にし、速度アンプ204を通
すことにより、モーター4に与える駆動信号を得る。
なお、ロータリーエンコーダー5の出力や位置制御回路
200内の信号処理がnビット(nは正の整数)で行わ
れる場合に、(18)式の補正を行うと補正後の値がn
ビットのレンジを超えてしまう場合がある。しかしなが
ら、nビットのレンジを循環的に使用することにより、
たとえば、1111・11 (nビット) + 000
0・−01(nビット)−oooo・・・00(nビッ
ト) のようにすれば、オーバーフローやアンダーフローが生
じても補正後の値は角度検出値として正しい値となる。
200内の信号処理がnビット(nは正の整数)で行わ
れる場合に、(18)式の補正を行うと補正後の値がn
ビットのレンジを超えてしまう場合がある。しかしなが
ら、nビットのレンジを循環的に使用することにより、
たとえば、1111・11 (nビット) + 000
0・−01(nビット)−oooo・・・00(nビッ
ト) のようにすれば、オーバーフローやアンダーフローが生
じても補正後の値は角度検出値として正しい値となる。
D、変形例
上記実施例では稼働中に常時補正計算(第4図のステッ
プ5103)を行った場合について説明したが、補正テ
ーブルをあらかじめ作成しておき、このテーブルを利用
して補正するようにしても同等の効果を奏する。
プ5103)を行った場合について説明したが、補正テ
ーブルをあらかじめ作成しておき、このテーブルを利用
して補正するようにしても同等の効果を奏する。
また他の位置検出手段としては光センサの他、磁気セン
サ等を用いても同等の効果を奏する。
サ等を用いても同等の効果を奏する。
この発明は上述のように、信号補正によって角度空間に
おける変換可能角度幅の画側の境界位置を検出対象角度
範囲外の位置へ実質的に移動させており、回転位置検出
器の機構的な位置調整を必要としない。このため、稼働
前に回転位置検出器を機構的に調整する必要もなく、位
置制御に用いた場合にも位置制御の対象物などの暴走が
防止可能であるとともに、正確に位置制御ができる。
おける変換可能角度幅の画側の境界位置を検出対象角度
範囲外の位置へ実質的に移動させており、回転位置検出
器の機構的な位置調整を必要としない。このため、稼働
前に回転位置検出器を機構的に調整する必要もなく、位
置制御に用いた場合にも位置制御の対象物などの暴走が
防止可能であるとともに、正確に位置制御ができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す側断面図、第2図は
この実施例を示す部分断面図、第3図はこの実施例の構
成を示すブロック図、第4図は実施例の処理の流れを示
すフローチャート、 第5図は位置制御回路の構成を示すブロック図、第6図
は回転位置検出器の出方の性質を示す概念図、 第7図はこの発明の原理を示す概念図である。 5・・・ロータリーエンコーダー、 60・・・光センサ、 X・・・通常稼働時のロータリーエンコーダー5の出力
、 Y・・・補正後のロータリーエンコーダー5の出力、 B・・・光センサ6oにょるトリガがががった時のロー
タリーエンコーダー5の出力、 L・・・参照点のマーク
この実施例を示す部分断面図、第3図はこの実施例の構
成を示すブロック図、第4図は実施例の処理の流れを示
すフローチャート、 第5図は位置制御回路の構成を示すブロック図、第6図
は回転位置検出器の出方の性質を示す概念図、 第7図はこの発明の原理を示す概念図である。 5・・・ロータリーエンコーダー、 60・・・光センサ、 X・・・通常稼働時のロータリーエンコーダー5の出力
、 Y・・・補正後のロータリーエンコーダー5の出力、 B・・・光センサ6oにょるトリガがががった時のロー
タリーエンコーダー5の出力、 L・・・参照点のマーク
Claims (1)
- (1)検出対象位置範囲に対応して角度空間上で規定さ
れる検出対象角度範囲の幅よりも広い変換可能角度範囲
幅を有するアブソリュート型の回転位置検出器を用いて
前記検出対象位置範囲内の位置検出を行うにあたって、 前記回転位置検出器の出力信号にオフセットを与える補
正を行なうことにより、角度空間における前記変換可能
角度幅の両側の境界位置を前記検出対象角度範囲外の位
置へ実質的に移動させた状態で位置検出を行うことを特
徴とする、回転検出器を用いた位置検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31195690A JPH04184111A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 回転検出器を用いた位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31195690A JPH04184111A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 回転検出器を用いた位置検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04184111A true JPH04184111A (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=18023462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31195690A Pending JPH04184111A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 回転検出器を用いた位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04184111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0684445A2 (en) * | 1994-05-26 | 1995-11-29 | Saab Automobile Aktiebolag | Sensor intended to detect the rotational position of a rotatable device |
-
1990
- 1990-11-16 JP JP31195690A patent/JPH04184111A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0684445A2 (en) * | 1994-05-26 | 1995-11-29 | Saab Automobile Aktiebolag | Sensor intended to detect the rotational position of a rotatable device |
EP0684445A3 (en) * | 1994-05-26 | 1996-11-20 | Saab Automobile | Sensor for the purpose of determining the rotational position of a rotatable device. |
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