JPH04183Y2 - - Google Patents

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JPH04183Y2
JPH04183Y2 JP1983058619U JP5861983U JPH04183Y2 JP H04183 Y2 JPH04183 Y2 JP H04183Y2 JP 1983058619 U JP1983058619 U JP 1983058619U JP 5861983 U JP5861983 U JP 5861983U JP H04183 Y2 JPH04183 Y2 JP H04183Y2
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wave
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cast iron
tiles
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JP1983058619U
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JPS59163016U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般家屋用の軽量屋根瓦に関する。
〔従来の技術〕
従来、一般家屋用屋根瓦として粘土瓦、セメン
ト瓦、鋳鉄製の瓦、さらには、これに琺瑯かけを
行つた装飾瓦等がある。
しかしながら、何れも重量が大きく、また、製
作された瓦の精度が充分ではなく、屋根掛けに際
しての熟練を要し、また、屋根掛け後も雨漏り等
が生じ易いという欠点がある。
そのため、近年、家屋建築構造の変化に伴つて
屋根ぶきが簡単で、しかも軽量な屋根瓦のニーズ
に対応して金属板を成形加工したもの、合成樹脂
材のものも用いられるようになつた。
しかしながら、金属製の内、銅板及びステンレ
ス鋼板製のものは価格が高く、その上ホーロー掛
けができないという欠点がある。また、価格の安
い鉄板製のものは耐久性に問題があり、さらに合
成樹脂製のものは強度が不十分であり耐久性に欠
けるので、頻繁に交換しなければならず経済的で
ないという欠点がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記従来の屋根瓦の欠点を解消する
もので、軽量でしかも充分な強度を有し、さらに
は、屋根ぶきが簡単で、十分な耐久性を有し、そ
の上装飾性に富むホーロー掛け屋根用瓦を提供す
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の鋳鉄製ホーロー掛け瓦は、減圧造型法
によつて得た3mm以下の均一な厚みを有する複数
の平行な波山を形成した波形板体からなり、その
波形板体の一側端縁を波山部分に位置せしめ、且
つ他側端縁を波底から波頂部に至る傾斜面に形成
したことを特徴とする。
〔作用〕
減圧鋳造法によつて得られた薄肉鋳鉄は、微細
で且つ均一な結晶構造を有しており、3mm厚以下
であつても瓦材として充分な強度を有する軽量屋
根瓦を得ることができる。
また、減圧鋳造法によつて得られた鋳鉄は薄肉
であつても鋳造時にチル化しないので、焼鈍等の
熱処理を必要とせず、鋳造後はただちにホーロー
掛け処理を施すことができ、製造のための工程を
低減できる。
また、屋根の組立てに際しても、波山を複数設
けた比較的大型の瓦とすることができ、また、波
形もその端部を順次重ね合わせることによつて、
組立が簡単で且つ雨漏り等のない屋根を形成でき
る。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る鋳鉄製ホーロー掛け瓦1
の例を示す斜視図、第2図は同第1図の−線
矢視による断面図である。
同図において、2は減圧造型法によつて得た3
mm以下の均一な厚みを有する2つの平行な波山4
と波底5を有する鋳鉄製波板体を示し、3は鋳鉄
製波板体2の表面に形成されたホーロー層であ
る。
その波板体2の一側端縁6は波山4の麓部分に
形成し、また他側端縁7は波底5から波山4に至
る傾斜途中に形成されている。8は屋根の組立て
に際しての固定ボルトの挿入穴を示す。
この瓦1の組立てに際しては、通常の瓦と同じ
ように横並び方向には、先に屋根に取付けた瓦の
他側端縁7の上に、次の瓦の一側端縁6を重ね合
わせることによつて屋根掛けをすることができ
る。瓦1自体も、通常の波形面を有する屋根瓦の
波の倍数を有する幅広のものであるので、屋根掛
け面に要する瓦数も少なくすることができ、軽量
であることもあいまつて、屋根掛け作業工数を少
なくすることが可能となる。
〔考案の効果〕
本考案に係る鋳鉄製ホーロー掛け瓦は下記の効
果を奏することができる。
(1) 薄肉かつ軽量であり、且つ形状精度もよいた
め屋根瓦敷設作業を容易に行うことができる。
(2) ホーロー層の基材との密着性も良好であつて
基材の強度が高いことともあいまつて耐用年数
が長くなる。
(3) 単純な波型面を有し、また、平滑な表面を有
し、また、屋根ふきが容易であり、急斜面の屋
根の形成が容易となる。
(4) 屋根の滑り性が良いので、積雪量が少なくな
り、また、積雪後の雪下ろし作業が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る鋳鉄性ホーロー掛け瓦の
一実施例を示す斜視図、第2図は同第1図の−
線矢視による断面図である。 1……鋳鉄製ホーロー掛け瓦、2……鋳鉄製波
板体、3……ホーロー層、4……波山、5……波
底、6……一側端縁、7……他側端縁、8……固
定ボルト挿入穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 減圧造型法によつて得た3mm以下の均一な厚み
    を有する複数の平行な波山を形成した波形板体か
    らなり、その波形板体の一側端縁を波山部分に位
    置せしめ、且つ他側端縁を波底から波頂部に至る
    傾斜面に形成した鋳鉄製ホーロー掛け瓦。
JP5861983U 1983-04-18 1983-04-18 鋳鉄製ホ−ロ−掛け瓦 Granted JPS59163016U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5861983U JPS59163016U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 鋳鉄製ホ−ロ−掛け瓦

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JP5861983U JPS59163016U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 鋳鉄製ホ−ロ−掛け瓦

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59163016U JPS59163016U (ja) 1984-10-31
JPH04183Y2 true JPH04183Y2 (ja) 1992-01-07

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ID=30188900

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JP5861983U Granted JPS59163016U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 鋳鉄製ホ−ロ−掛け瓦

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JP (1) JPS59163016U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038655U (ja) * 1989-06-09 1991-01-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038655U (ja) * 1989-06-09 1991-01-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59163016U (ja) 1984-10-31

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