JPS6134120Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134120Y2 JPS6134120Y2 JP10594981U JP10594981U JPS6134120Y2 JP S6134120 Y2 JPS6134120 Y2 JP S6134120Y2 JP 10594981 U JP10594981 U JP 10594981U JP 10594981 U JP10594981 U JP 10594981U JP S6134120 Y2 JPS6134120 Y2 JP S6134120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- copper foil
- copper
- base material
- iron plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は銅調金属板材、更に詳しくは、銅を鉄
板で裏打ちした板材であつて銅調の外観を呈する
軒樋や屋根板などの建築材を形作る銅調金属板材
に関するものである。
板で裏打ちした板材であつて銅調の外観を呈する
軒樋や屋根板などの建築材を形作る銅調金属板材
に関するものである。
従来、この種の鉄板で裏打ちされた表面が銅調
に仕上げられた銅調金属板材としては、表面が塗
装された亜鉛引き鉄板の表面に銅箔を積層したも
のが提供されているが、亜鉛引き鉄板と銅箔との
間に介在する絶縁層が亜鉛引き鉄板に塗装された
塗膜であるため、塗膜にピンホールが多く、また
銅箔の端面と亜鉛引き鉄板の端面との間の絶縁が
不完全であり、その結果、鉄と銅との間で電食が
起り、鉄板を腐食させてしまうこととなり、屋外
で使用する軒樋や屋根板などの建築材には不適当
であるという問題があつた。
に仕上げられた銅調金属板材としては、表面が塗
装された亜鉛引き鉄板の表面に銅箔を積層したも
のが提供されているが、亜鉛引き鉄板と銅箔との
間に介在する絶縁層が亜鉛引き鉄板に塗装された
塗膜であるため、塗膜にピンホールが多く、また
銅箔の端面と亜鉛引き鉄板の端面との間の絶縁が
不完全であり、その結果、鉄と銅との間で電食が
起り、鉄板を腐食させてしまうこととなり、屋外
で使用する軒樋や屋根板などの建築材には不適当
であるという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつ
て、主な目的とするところは、表面に露出する銅
箔と裏打ち材として使用される鉄との間を完全に
絶縁させて両者の間に電食が起こることを防止
し、鉄の腐食を抑制できて屋外でも長期に亘つて
使用でる銅調金属板材を提供することである。
て、主な目的とするところは、表面に露出する銅
箔と裏打ち材として使用される鉄との間を完全に
絶縁させて両者の間に電食が起こることを防止
し、鉄の腐食を抑制できて屋外でも長期に亘つて
使用でる銅調金属板材を提供することである。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る銅調金属板材は、亜鉛引き鉄板
1の表裏を合成樹脂2で被覆して得られる基材3
の表面全面に銅箔4が積層され、銅箔4の上から
基板3の端面及び裏面の端部に亘る部分に透明合
成樹脂5が被覆されて銅箔4を全面と基材3との
端面の全面が透明合成樹脂5で被覆されたことを
特徴とするものであつて、本実施例では、第1図
に示すように、透明合成樹脂5の端部で基材3の
裏面端部を被覆した例を示している。基材3は亜
鉛引き鉄板1の端面を除く表裏の全面にポリ塩化
ビニルのような合成樹脂2を積層して形成され、
この基材3の表面に0.035〜0.15mmの銅箔4が積
層される。銅箔4表面は予じめ酸化や硫化或いは
めつき処理によつて着色された後にスクラツチ模
様を施していぶし調に仕上げられ、このいぶし調
の外観を呈する表面が上記の透明合成樹脂5で保
護されるのである。このようにして得られる銅調
金属板材は、例えば第2図に示すように、透明合
成樹脂5で全面が覆われた表面がわを外がわにし
て折り曲げて軒樋に成形されたり、屋根材に成形
されたりするものであり、この場合、外観に露出
する表面の全面が透明合成樹脂5で保護され、い
ぶし調の銅箔4表面を長期に亘つて保つものであ
る。
る。本考案に係る銅調金属板材は、亜鉛引き鉄板
1の表裏を合成樹脂2で被覆して得られる基材3
の表面全面に銅箔4が積層され、銅箔4の上から
基板3の端面及び裏面の端部に亘る部分に透明合
成樹脂5が被覆されて銅箔4を全面と基材3との
端面の全面が透明合成樹脂5で被覆されたことを
特徴とするものであつて、本実施例では、第1図
に示すように、透明合成樹脂5の端部で基材3の
裏面端部を被覆した例を示している。基材3は亜
鉛引き鉄板1の端面を除く表裏の全面にポリ塩化
ビニルのような合成樹脂2を積層して形成され、
この基材3の表面に0.035〜0.15mmの銅箔4が積
層される。銅箔4表面は予じめ酸化や硫化或いは
めつき処理によつて着色された後にスクラツチ模
様を施していぶし調に仕上げられ、このいぶし調
の外観を呈する表面が上記の透明合成樹脂5で保
護されるのである。このようにして得られる銅調
金属板材は、例えば第2図に示すように、透明合
成樹脂5で全面が覆われた表面がわを外がわにし
て折り曲げて軒樋に成形されたり、屋根材に成形
されたりするものであり、この場合、外観に露出
する表面の全面が透明合成樹脂5で保護され、い
ぶし調の銅箔4表面を長期に亘つて保つものであ
る。
本考案は以上のように、亜鉛引き鉄板の表裏を
合成樹脂で被覆して基板を形成し、銅箔の上から
基材の端面及び裏面の端部に亘る部分に透明合成
樹脂が被着されて銅箱の全面と基材の端面の全面
とが透明合成樹脂で被覆されているので、亜鉛引
き鉄板の表面が合成樹脂で覆われると共に亜鉛引
き鉄板の端面が透明合成樹脂で覆われることとな
り、亜鉛引き鉄板と銅箔とが、基材を構成する合
成樹脂及び銅箔の表面を保護する透明合成樹脂と
の二つによつて完全に絶縁され、両者の間に電食
が起きて鉄板を腐食させることがなく、屋外でも
長期に亘つて使用できるという利点がある。
合成樹脂で被覆して基板を形成し、銅箔の上から
基材の端面及び裏面の端部に亘る部分に透明合成
樹脂が被着されて銅箱の全面と基材の端面の全面
とが透明合成樹脂で被覆されているので、亜鉛引
き鉄板の表面が合成樹脂で覆われると共に亜鉛引
き鉄板の端面が透明合成樹脂で覆われることとな
り、亜鉛引き鉄板と銅箔とが、基材を構成する合
成樹脂及び銅箔の表面を保護する透明合成樹脂と
の二つによつて完全に絶縁され、両者の間に電食
が起きて鉄板を腐食させることがなく、屋外でも
長期に亘つて使用できるという利点がある。
第1図は本考案の一実施例を示す一部省略断面
図、第2図は同上の一使用例を示す部分断面図で
あり、1は亜鉛引き鉄板、2は合成樹脂、3は基
材、4は銅箔、5は透明合成樹脂である。
図、第2図は同上の一使用例を示す部分断面図で
あり、1は亜鉛引き鉄板、2は合成樹脂、3は基
材、4は銅箔、5は透明合成樹脂である。
Claims (1)
- 亜鉛引き鉄板の表裏を合成樹脂で被覆して得ら
れる基材の表面全面に銅箔が積層され、銅箔の上
から基材の端面及び裏面の端部に亘る部分に透明
合成樹脂が被着されて銅箔の全面と基材の端面の
全面が透明合成樹脂で被覆された銅調金属板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10594981U JPS5812435U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 銅調金属板材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10594981U JPS5812435U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 銅調金属板材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5812435U JPS5812435U (ja) | 1983-01-26 |
JPS6134120Y2 true JPS6134120Y2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=29900465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10594981U Granted JPS5812435U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 銅調金属板材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812435U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62248955A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 追焚機能付給湯器 |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10594981U patent/JPS5812435U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5812435U (ja) | 1983-01-26 |
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