JPH04183989A - ロータリー圧縮機 - Google Patents
ロータリー圧縮機Info
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- JPH04183989A JPH04183989A JP31111690A JP31111690A JPH04183989A JP H04183989 A JPH04183989 A JP H04183989A JP 31111690 A JP31111690 A JP 31111690A JP 31111690 A JP31111690 A JP 31111690A JP H04183989 A JPH04183989 A JP H04183989A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、シリンダにおけるベーンの背面側にばね孔を
形成し、該ばね孔に、前記ベーンをローラ側に押圧する
コイルばねを内装するようにしたロータリー圧縮機に関
する。
形成し、該ばね孔に、前記ベーンをローラ側に押圧する
コイルばねを内装するようにしたロータリー圧縮機に関
する。
(従 来 技 術)
一般にこの種のロータリー圧縮機にあっては、例えば実
開昭+30−127494号公報に示されているごとく
、前記ばね孔に収容するコイルばねの長さ方向一端部に
、該コイルばねのコイル径よりも大径で且つ該コイルば
ねの軸芯延長方向に延びるばね保持部を一体に延設し、
該ばね保持部の前記ばね孔内への圧入により、該ばね保
持部を前記ばね孔の内周面に圧接させて、前記コイルば
ねを前記ばね孔内に保持するようにしている。
開昭+30−127494号公報に示されているごとく
、前記ばね孔に収容するコイルばねの長さ方向一端部に
、該コイルばねのコイル径よりも大径で且つ該コイルば
ねの軸芯延長方向に延びるばね保持部を一体に延設し、
該ばね保持部の前記ばね孔内への圧入により、該ばね保
持部を前記ばね孔の内周面に圧接させて、前記コイルば
ねを前記ばね孔内に保持するようにしている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで以上の構造のものでは、前記コイルばねのを効
長さを充分確保しようとすると前記ばね保持部の全長を
充分確保することが出来ないのであって、そのため前記
コイルばねのを効長さを充分確保すべく前記保持部の長
さを短くすると、前記コイルばねを前記ばね孔に挿嵌し
た際、ともすると該コイルばねの軸芯が前記ばね孔の軸
芯に対して斜めに変位した状態で組込まれて、前記コイ
ルばねの前記ベーン側端部が前記ばね孔の内周面に接触
し、従って前記ベーンの作動に伴い、前記コイルばねが
前記ばね孔の内周面に摺接して摩耗したり、前記ベーン
がスムーズに作動しなくなるなどの不具合がある。
長さを充分確保しようとすると前記ばね保持部の全長を
充分確保することが出来ないのであって、そのため前記
コイルばねのを効長さを充分確保すべく前記保持部の長
さを短くすると、前記コイルばねを前記ばね孔に挿嵌し
た際、ともすると該コイルばねの軸芯が前記ばね孔の軸
芯に対して斜めに変位した状態で組込まれて、前記コイ
ルばねの前記ベーン側端部が前記ばね孔の内周面に接触
し、従って前記ベーンの作動に伴い、前記コイルばねが
前記ばね孔の内周面に摺接して摩耗したり、前記ベーン
がスムーズに作動しなくなるなどの不具合がある。
しかして以上の問題を解消すべく、例えば実開昭61−
114093号公報に開示され、また第6図に概略的に
示したごとく、前記ばね孔(A)における前記シリンダ
(B)の外面側開口部位に、前記ばね孔(A)のh11
方向き平行に延びる案内面(C)と前記ばね孔(A)の
半径方向に延びる規制面(D)とを持つ拡径部(E)を
設け、前記ばね保持部(F)の前記拡径部(E)への密
嵌により、該ばね保持部(F)の外周面を前記案内面(
C)に圧接させると共に、該ばね保持部(F)の前記ベ
ーン側端部を前記規制面(D)に当接させることで、前
記コイルばね(G)を前記ばね孔(A)の軸芯に刻し傾
くことなく組込めるようにしたものも提案されている。
114093号公報に開示され、また第6図に概略的に
示したごとく、前記ばね孔(A)における前記シリンダ
(B)の外面側開口部位に、前記ばね孔(A)のh11
方向き平行に延びる案内面(C)と前記ばね孔(A)の
半径方向に延びる規制面(D)とを持つ拡径部(E)を
設け、前記ばね保持部(F)の前記拡径部(E)への密
嵌により、該ばね保持部(F)の外周面を前記案内面(
C)に圧接させると共に、該ばね保持部(F)の前記ベ
ーン側端部を前記規制面(D)に当接させることで、前
記コイルばね(G)を前記ばね孔(A)の軸芯に刻し傾
くことなく組込めるようにしたものも提案されている。
しかしながら以」−の構造のものにあっては、前記コイ
ルばね(G)の端部に該コイルばね(G)よりも大径の
ばね保持部(F)を形成するにしても、該コイルばね(
G)の端部から直ちに該コイルばねよりも大径とした前
記ばね保持部(F)を形成することは出来ず、該コイル
ばね(G)と前記ばね保持部(F)との境界に、前記コ
イルばね(G)の径よりも大径で且つ前記ばね保持部(
F)の径よりも小径とした中間径の接続コイル部(H)
が形成されることとなる。
ルばね(G)の端部に該コイルばね(G)よりも大径の
ばね保持部(F)を形成するにしても、該コイルばね(
G)の端部から直ちに該コイルばねよりも大径とした前
記ばね保持部(F)を形成することは出来ず、該コイル
ばね(G)と前記ばね保持部(F)との境界に、前記コ
イルばね(G)の径よりも大径で且つ前記ばね保持部(
F)の径よりも小径とした中間径の接続コイル部(H)
が形成されることとなる。
従って前記フィルばね(G)を前記ばね孔(A)に組込
んだ場合、前記接続コイル部(H)が前記ばね孔(A)
の内周面と前記規制面(D)との境界のエツジ(I)に
接触することがあり、このためを効長さが短くなってベ
ーン作動の信頼性が低下したり、ベーン(J)の作動に
伴い、前記コイル部(I−I )が前記エツジ(I)に
摺接して摩耗したり、前記ベーン(J)がスムースに作
動しなくなるなどの不具合がある。
んだ場合、前記接続コイル部(H)が前記ばね孔(A)
の内周面と前記規制面(D)との境界のエツジ(I)に
接触することがあり、このためを効長さが短くなってベ
ーン作動の信頼性が低下したり、ベーン(J)の作動に
伴い、前記コイル部(I−I )が前記エツジ(I)に
摺接して摩耗したり、前記ベーン(J)がスムースに作
動しなくなるなどの不具合がある。
本発明は以」二の実情に鑑みて開発したものであって、
目的とするところは、コイルばねの有効長さを充分確保
することが出来ながらしかも前記コイルばねを前記ばね
孔に対して簡単に同芯状に111込むことが出来て、前
記ベーンの作動11キ、前記コイルばねが前記シリンダ
に摺接するような虞のないロータリー圧縮機を提供する
にある。
目的とするところは、コイルばねの有効長さを充分確保
することが出来ながらしかも前記コイルばねを前記ばね
孔に対して簡単に同芯状に111込むことが出来て、前
記ベーンの作動11キ、前記コイルばねが前記シリンダ
に摺接するような虞のないロータリー圧縮機を提供する
にある。
(課題を解決するための手段)
しかして本発明は、シリンダ(3)に、ローラ(8)を
回転自由に内装すると共に、前記ローラ(8)に摺接す
るベーン(9)を出退自由に設ける一方、このシリンダ
(3)における前記べ−1ン(9)の背面側に、一側を
前記シリンダ(3)の外面に開1コするばね孔(10)
を形成し、該ばね孔(10)に前記ベーン(9)を前記
ローラ(8)側に押圧するコイルばね(20)を内装し
ているロータリー圧縮機であって、前記コイルばね(2
0)の前記シリンダ(3)外面側端部に、該コイルばね
(20)より大径て且つ01■記ベーン(9)に向かっ
てコイル状に巻装し前記ばね孔(10)に係合するばね
保持部(30)を連続状に設けたことを特徴とするもの
である。
回転自由に内装すると共に、前記ローラ(8)に摺接す
るベーン(9)を出退自由に設ける一方、このシリンダ
(3)における前記べ−1ン(9)の背面側に、一側を
前記シリンダ(3)の外面に開1コするばね孔(10)
を形成し、該ばね孔(10)に前記ベーン(9)を前記
ローラ(8)側に押圧するコイルばね(20)を内装し
ているロータリー圧縮機であって、前記コイルばね(2
0)の前記シリンダ(3)外面側端部に、該コイルばね
(20)より大径て且つ01■記ベーン(9)に向かっ
てコイル状に巻装し前記ばね孔(10)に係合するばね
保持部(30)を連続状に設けたことを特徴とするもの
である。
(作 用 )
本発明によれば、前記ばね保持部(30)の巻き数を増
やしてその全長を長くしても、前記コイルばねの有効長
さが短くなるようなことはないのであるから、前記ばね
保持部(30)の長さを充分とることができるのである
。従って、前記ばね保持部(30)をばね孔(10)に
数例りるとき、前記コイルばね(20)を前記ばね孔(
10)に対して同芯状に配置させることができ、該コイ
ルばね(20)が前記ばね孔(JO)の内周面に摺接す
るのを阻止できるのであり、しかも前記コイルばね(2
0)のを効長さを充分確保して、前記ベーン(9)をス
ムーズに作動させることが出来るのである。
やしてその全長を長くしても、前記コイルばねの有効長
さが短くなるようなことはないのであるから、前記ばね
保持部(30)の長さを充分とることができるのである
。従って、前記ばね保持部(30)をばね孔(10)に
数例りるとき、前記コイルばね(20)を前記ばね孔(
10)に対して同芯状に配置させることができ、該コイ
ルばね(20)が前記ばね孔(JO)の内周面に摺接す
るのを阻止できるのであり、しかも前記コイルばね(2
0)のを効長さを充分確保して、前記ベーン(9)をス
ムーズに作動させることが出来るのである。
(実 施 例 )
以下、本発明にかかるロータリー圧縮機を図面の実施例
によって説明する。
によって説明する。
第3図に示す圧縮機は、本体ケーシング(1)の上部に
モータ(2)を内装すると共に、該モータ(2)の下方
位置に、シリンダ(3)と、フロントヘッド(4)及び
リヤヘッド(5)とから成る圧縮要素(6)を内装し、
また前記フロントヘッド(4)及びリヤヘッド(5)に
は、上下方向に延びる軸受筒(4a) (5a)を形
成し、これら各軸受筒(4a) (5a)にクランク
軸(7)を軸受支持している。そして前記クランク軸(
7)の−に端を前記モータ(2)に連結する一方、該ク
ランク軸(7)の偏心軸部(7a)を、前記シリンダ(
3)に回転自由に内装するローラ(8)に挿嵌させてい
る。
モータ(2)を内装すると共に、該モータ(2)の下方
位置に、シリンダ(3)と、フロントヘッド(4)及び
リヤヘッド(5)とから成る圧縮要素(6)を内装し、
また前記フロントヘッド(4)及びリヤヘッド(5)に
は、上下方向に延びる軸受筒(4a) (5a)を形
成し、これら各軸受筒(4a) (5a)にクランク
軸(7)を軸受支持している。そして前記クランク軸(
7)の−に端を前記モータ(2)に連結する一方、該ク
ランク軸(7)の偏心軸部(7a)を、前記シリンダ(
3)に回転自由に内装するローラ(8)に挿嵌させてい
る。
また前記シリンダ(3)には、第2図に示すごとく、半
径方向内外方に進退自由にベーン(9)を設けると共に
、該ベーン(9)の背面側には、一側を前記シリンダ(
3)の外方に開放さぜた断面円形のばね孔(10)を形
成する一方、このばね孔(10)には、前記ベーン(9
)の背面側に当接するコイルばね(20)を内装し、該
コイルばね(20)の前記ベーン(9)に対する押圧力
により、該ベーン(9)の先端を前記ローラ(8)に常
時接触させ、前記ベーン(9)で前記シリンダ(3)を
冷媒の吸入域と吐出域とに区画するようにしている。
径方向内外方に進退自由にベーン(9)を設けると共に
、該ベーン(9)の背面側には、一側を前記シリンダ(
3)の外方に開放さぜた断面円形のばね孔(10)を形
成する一方、このばね孔(10)には、前記ベーン(9
)の背面側に当接するコイルばね(20)を内装し、該
コイルばね(20)の前記ベーン(9)に対する押圧力
により、該ベーン(9)の先端を前記ローラ(8)に常
時接触させ、前記ベーン(9)で前記シリンダ(3)を
冷媒の吸入域と吐出域とに区画するようにしている。
第1図から第4図に示す実施例では、前記ばね孔(10
)の外部開口端側に、該ばね孔(10)の軸芯方向と平
行に延びる円筒状の案内面(11)と、該ばね孔(10
)の半径方向に延びる規制面(12)とを備えた拡径部
(13)を形成している。
)の外部開口端側に、該ばね孔(10)の軸芯方向と平
行に延びる円筒状の案内面(11)と、該ばね孔(10
)の半径方向に延びる規制面(12)とを備えた拡径部
(13)を形成している。
尚、図中(14)は前記シリンダ(3)に形成する吸入
孔、(15)は前記シリンダ(3)の内部から前記フロ
ントヘッド(4)の外面に至る吐出孔である。
孔、(15)は前記シリンダ(3)の内部から前記フロ
ントヘッド(4)の外面に至る吐出孔である。
しかして以」二のロータリー圧縮機において、第1図か
ら第4図に示す実施例では、前記コイルばね(20)の
外径を前記ばね孔(10)の内径よりも小径とすると共
に、該コイルばね(20)における前記シリンダ(3)
外面側端部、換言すれば前記ベーン(9)とは反対側端
部に、該コイルばね(20)より大径で旧つ前記ベーン
(9)に向かってコイル状に巻装してなるばね保持部(
30)を連続状に設け、前記コイルばね(20)の前記
ばね孔(10)への内装時、前記ばね保持部(30)を
前記拡径部(13)に係合させるようにしたのである。
ら第4図に示す実施例では、前記コイルばね(20)の
外径を前記ばね孔(10)の内径よりも小径とすると共
に、該コイルばね(20)における前記シリンダ(3)
外面側端部、換言すれば前記ベーン(9)とは反対側端
部に、該コイルばね(20)より大径で旧つ前記ベーン
(9)に向かってコイル状に巻装してなるばね保持部(
30)を連続状に設け、前記コイルばね(20)の前記
ばね孔(10)への内装時、前記ばね保持部(30)を
前記拡径部(13)に係合させるようにしたのである。
具体的には、前記ばね保持部(30)の外径を前記拡径
部(13)の案内面(11)に密嵌可能な大きさとする
と共に、該ばね保持部(30)を3巻き程度のコイル部
から構成している。
部(13)の案内面(11)に密嵌可能な大きさとする
と共に、該ばね保持部(30)を3巻き程度のコイル部
から構成している。
尚、該ばね保持部(30)を構成している3答き程度の
各コイル部は図面に示すように相互に密着させるのが好
ましい。
各コイル部は図面に示すように相互に密着させるのが好
ましい。
しかして前記圧縮機の組立時には、前記シリンダ(3)
に前記ベーン(9)を組込んだ後、前記ばね孔(10)
の外方から前記コイルばね(20)を内方に挿入して、
該ばね(20)の挿入端を前記ベーン(9)の背面に当
接させる一方、該コイルばね(20)の長手方向一端に
形成した前記ばね保持部(30)を前記拡径部(13)
に圧入するのである。
に前記ベーン(9)を組込んだ後、前記ばね孔(10)
の外方から前記コイルばね(20)を内方に挿入して、
該ばね(20)の挿入端を前記ベーン(9)の背面に当
接させる一方、該コイルばね(20)の長手方向一端に
形成した前記ばね保持部(30)を前記拡径部(13)
に圧入するのである。
斯くして前記ばね保持部(30)の前記拡径部(13)
への圧入に伴い、前記ばね保持部(30)の外周面が前
記案内面(11)に嵌合すると共に、該ばね保持部(3
0)の前記ベーン側端面が前記規制面(12)に係合し
て、前記コイルばね(20)が前記ばね保持部(30)
を介して前記ばね孔(10)内に安定良く保持されると
共に、前記コイルばね(11)の軸心が前記ばね孔(1
0)の軸心に簡単且つ確実に一致させられるのであって
、従って前記コイルばね(20)が前記ばね孔(10)
の内周面に接触するようなことがないのである。
への圧入に伴い、前記ばね保持部(30)の外周面が前
記案内面(11)に嵌合すると共に、該ばね保持部(3
0)の前記ベーン側端面が前記規制面(12)に係合し
て、前記コイルばね(20)が前記ばね保持部(30)
を介して前記ばね孔(10)内に安定良く保持されると
共に、前記コイルばね(11)の軸心が前記ばね孔(1
0)の軸心に簡単且つ確実に一致させられるのであって
、従って前記コイルばね(20)が前記ばね孔(10)
の内周面に接触するようなことがないのである。
一方、前記ばね保持部(30)が前記コイルばね(20
)の長手方向一端から前記ベーン(9)に向かってコイ
ル状に巻装していることから、該ばね保持部(30)の
全長(Ll)の如何にかかわらず、該コイルばね(20
)の有効長さ(L2)を前記ばね孔(10)の全長とほ
ぼ同じ長さとすることが出来、従って該コイルばね(2
0)のばね反力による前記ベーン(9)の作動も一層ス
ムーズとなるのである。
)の長手方向一端から前記ベーン(9)に向かってコイ
ル状に巻装していることから、該ばね保持部(30)の
全長(Ll)の如何にかかわらず、該コイルばね(20
)の有効長さ(L2)を前記ばね孔(10)の全長とほ
ぼ同じ長さとすることが出来、従って該コイルばね(2
0)のばね反力による前記ベーン(9)の作動も一層ス
ムーズとなるのである。
以」二の実施例では、前記ばね孔(10)の外部開口端
側に、該ばね孔(10)の軸芯方向と平行に延びる円筒
状の案内面(11)と、該ばね孔(10)の半径方向に
延びる規制面(12)とを備えた拡径部(13)を形成
して、前記ばね保持部(30)を前記拡径部(13)に
嵌合させるようにしたが、第5図に示すごとく前記ばね
孔(10)に前記拡径部(13)を形成することなく、
前記ばね保持部(30)を前記ばね孔(10)の内周面
に直接嵌合させるようにしてもよく、斯くのごとく前記
ばね保持部(30)を前記ばね孔(10)に直接嵌合さ
せる場合には、前記ばね保持部(30)を5巻き程度の
コイル部から構成することで、該ばね保持部(30)の
全長を長くして、前記コイルばね(20)の前記ばね孔
(10)に対する斜め挿入を前記ばね保持部(30)で
確実に防止出来るようにするのが好ましい。
側に、該ばね孔(10)の軸芯方向と平行に延びる円筒
状の案内面(11)と、該ばね孔(10)の半径方向に
延びる規制面(12)とを備えた拡径部(13)を形成
して、前記ばね保持部(30)を前記拡径部(13)に
嵌合させるようにしたが、第5図に示すごとく前記ばね
孔(10)に前記拡径部(13)を形成することなく、
前記ばね保持部(30)を前記ばね孔(10)の内周面
に直接嵌合させるようにしてもよく、斯くのごとく前記
ばね保持部(30)を前記ばね孔(10)に直接嵌合さ
せる場合には、前記ばね保持部(30)を5巻き程度の
コイル部から構成することで、該ばね保持部(30)の
全長を長くして、前記コイルばね(20)の前記ばね孔
(10)に対する斜め挿入を前記ばね保持部(30)で
確実に防止出来るようにするのが好ましい。
(発明の効果)
以上のごとく本発明は、ばね孔(10)に内装するコイ
ルばね(20)のシリンダ(3)外面側端部に、該コイ
ルばね(20)より大径で且つベーン(9)に向かって
コイル状に巻装し前記ばね孔(10)に係合するばね保
持部(30)を連続状に設けたことにより、前記コイル
ばね(20)を前記ばね孔(10)に対して同芯状に配
置出来るようにすべく、前記ばね保持部(30)の巻き
数を増やして全長を長くしたとしても、前記コイルばね
(20)の宵効長さが短くなるようなことはないので、
前記ばね保持部(30)を介してコイルばね(20)を
前記ばね孔(10)に同芯状に確実に配置して、該コイ
ルばね(20)が前記ばね孔(10)の内周面に摺接す
るのを阻止し、該コイルばね(20)が摩耗したりある
いは折損するのを確実に防止することができながら、し
かも前記コイルばね(20)を介して前記ベーン(9)
をスムースに作動させることが出来るに至ったのである
。
ルばね(20)のシリンダ(3)外面側端部に、該コイ
ルばね(20)より大径で且つベーン(9)に向かって
コイル状に巻装し前記ばね孔(10)に係合するばね保
持部(30)を連続状に設けたことにより、前記コイル
ばね(20)を前記ばね孔(10)に対して同芯状に配
置出来るようにすべく、前記ばね保持部(30)の巻き
数を増やして全長を長くしたとしても、前記コイルばね
(20)の宵効長さが短くなるようなことはないので、
前記ばね保持部(30)を介してコイルばね(20)を
前記ばね孔(10)に同芯状に確実に配置して、該コイ
ルばね(20)が前記ばね孔(10)の内周面に摺接す
るのを阻止し、該コイルばね(20)が摩耗したりある
いは折損するのを確実に防止することができながら、し
かも前記コイルばね(20)を介して前記ベーン(9)
をスムースに作動させることが出来るに至ったのである
。
第1図は本発明にかかるロータリー圧縮機の要部の拡大
縦断面図、第2図は前記ロータリー圧縮機の横断面図、
第3図は前記ロータリー圧縮機の縦断面図、第4図はコ
イルばねの側面図、第5図は別の実施例を示す要部の拡
大縦断面図、第6図は従来のロータリー圧縮機の要部の
拡大縦断面図である。 (3)・・・・・・シリンダ (8)・・・・・・ローラ (9)・・・・・・ベーン (10)・・・・ばね孔 (20)・・・・コイルばね (30)・・・・ばね保持部 陶の■○O○ −NrO 恢 恢
縦断面図、第2図は前記ロータリー圧縮機の横断面図、
第3図は前記ロータリー圧縮機の縦断面図、第4図はコ
イルばねの側面図、第5図は別の実施例を示す要部の拡
大縦断面図、第6図は従来のロータリー圧縮機の要部の
拡大縦断面図である。 (3)・・・・・・シリンダ (8)・・・・・・ローラ (9)・・・・・・ベーン (10)・・・・ばね孔 (20)・・・・コイルばね (30)・・・・ばね保持部 陶の■○O○ −NrO 恢 恢
Claims (1)
- 1)シリンダ(3)に、ローラ(8)を回転自由に内装
すると共に、前記ローラ(8)に摺接するベーン(9)
を出退自由に設ける一方、このシリンダ(3)における
前記ベーン(9)の背面側に、一側を前記シリンダ(3
)の外面に開口するばね孔(10)を形成し、該ばね孔
(10)に前記ベーン(9)を前記ローラ(8)側に押
圧するコイルばね(20)を内装しているロータリー圧
縮機であって、前記コイルばね(20)の前記シリンダ
(3)外面側端部に、該コイルばね(20)より大径で
且つ前記ベーン(9)に向かってコイル状に巻装し前記
ばね孔(10)に係合するばね保持部(30)を連続状
に設けたことを特徴とするロータリー圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31111690A JPH04183989A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | ロータリー圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31111690A JPH04183989A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | ロータリー圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04183989A true JPH04183989A (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=18013336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31111690A Pending JPH04183989A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | ロータリー圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04183989A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1074742A3 (en) * | 1999-08-05 | 2002-03-06 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Multi-cylinder rotary compressor |
JP2021017852A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 圧縮機、室外機および空気調和装置 |
-
1990
- 1990-11-15 JP JP31111690A patent/JPH04183989A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1074742A3 (en) * | 1999-08-05 | 2002-03-06 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Multi-cylinder rotary compressor |
EP1471257A3 (en) * | 1999-08-05 | 2005-11-30 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Multi-cylinder rotary compressor |
JP2021017852A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 圧縮機、室外機および空気調和装置 |
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