JPH04183830A - 銅の製錬装置 - Google Patents

銅の製錬装置

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JPH04183830A
JPH04183830A JP31467490A JP31467490A JPH04183830A JP H04183830 A JPH04183830 A JP H04183830A JP 31467490 A JP31467490 A JP 31467490A JP 31467490 A JP31467490 A JP 31467490A JP H04183830 A JPH04183830 A JP H04183830A
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JP
Japan
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furnace
smelting
separation
triangle
copper
Prior art date
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Pending
Application number
JP31467490A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Ikoma
生駒 弘明
Shigemitsu Fukushima
重光 福島
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、銅の製錬に係わり、特に複数炉方式を用いて
連続的製錬を行う銅の製錬装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、このような複数炉方式によって連続的製錬を行う
銅の製錬装置としては、第2図または第3図に示すよう
なものが知られている。
これは第2図に示すように、銅精鉱から硫化銅および硫
化鉄の混合物を主成分とするカワMと、銅精鉱中の脈石
や溶剤、および酸化鉄等からなるカラミSとを生成する
熔錬炉lと、この熔錬炉1で生成されたカワMとカラミ
Sを分離する分離炉2と、分離されたカワMをさらに酸
化して品位の高い粗銅Cを生成する製銅炉3とから構成
されている。
これら熔錬炉11分離炉2、および製銅炉3は、この順
に落差が設けられており、また熔錬炉lの炉壁には溶湯
の流出口IAが、分離炉2の炉壁にはカワMの流出口2
Aがそれぞれ設けられている。
そして、熔錬炉1と分離炉2とは流出口IAに接続され
た樋4aにより、分離炉2と製銅炉3とは流出口2Aに
接続された樋4bにより、それぞれ連絡されており、溶
湯およびカワMはこの樋4a。
4bを重力により流下するようになっている。また、熔
錬炉1および製銅炉3にはそれぞれ、二重管構造を有す
るランス5 a、 5 bがこれらの炉の天井を挿通し
て昇降自在に設置′Jられでおり、このランス5 a、
 5 bを介して銅精鉱、酸素富化空気、溶剤、および
塗剤等が各炉内に供給される。さらに、分離炉2は、電
極6を備えた電気炉である。
このような構成の銅の製錬装置では、ランス5aより酸
素富化空気とともに熔錬炉lに供給された銅精鉱は熔融
されて酸化され、カワMとカラミSとに生成される。こ
うして生成されたカワMとカラミSは流出口IAより樋
4aを流下して分離炉2に装入され、電極加熱によって
保温されて保持され、比重差によって分離する。ここで
カラミSより沈降分離されたカワMは流出口2Aから樋
4bを流下して製銅炉3へ移送され、ランス5bから供
給される酸素富化空気によって硫化鉄や硫黄成分が酸化
されてこれらの成分がカラ=Sや排ガスとしてカワMよ
り分離する。このようしてカワMは比較的品位の高い粗
銅Cに製錬され、粗銅Cの流出口3Aから精製炉(図示
略)へと移送されてさらに品位の高い銅に精製された後
、陽極板(アノード)に鋳造されて電解処理される。
一方、分離炉2および製銅炉3においてカワMより分離
されたカラミSは炉外に抜き出され、スラグとして水砕
されて処理される。
第3図は、このような銅の製錬装置の平面図を示すもの
であり、第2図と同じ部分には同一の符号を配して説明
を省略する。
この図に示されるように、熔錬炉lおよび製銅炉3は平
面視に略円形の炉壁形状をなし、また分離炉2は長円形
の炉壁形状であって、これら熔錬炉1、分離炉2、およ
び製銅炉3は、製錬装置の敷設面積を低減して装置のコ
ンパクト化を図るため、三角形T、の頂点上に位置する
ように配設されている。
ここで、このような製錬装置では各炉内の状態を十分に
把握しながら製錬作業を進めなければならない。このた
め溶湯流路である樋4a、4bは、熔錬炉lと分離炉2
のそれぞれの炉壁に設(プられた流出1コIA、2A 
 から、平面視に一旦直角に引き出された後、曲折して
それぞれ分離炉2お、1;び製銅炉3に連結するように
配置されており、この直角に引き出された樋4.a、4
bに沿って流出口lΔ、2Aから熔錬炉1および分離炉
2内部の状態を目視等により確認することができるよう
になっている。
そして第3図に示した例では、前述した製錬装置のコン
パクト化の要請から、これらの樋4a、4bは熔錬炉l
、分離炉2、および製銅炉3が形成する前記三角形T、
の内側に引き出されて配設されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このような銅の製錬装置では、各炉内の落下
物の除去作業や、流出口の閉塞を防止するための開口作
業、あるいは炉内の溶湯レベルを均一に保つためのレベ
ル出し作業等の、炉体周辺における作業が比較的頻繁に
行なわている。そして、この、);うな作業は専ら各炉
体に最も近し)位置、すなわち熔錬炉l、分離炉2、お
上び製銅炉3が形成する前記三角形T、の内部で行なわ
れる。
しかしながら、第3図に示したような配置の製錬装置で
は、この作業を行う作業スペースが極めて狭い範囲に限
られてしまう。このように作業スペースが限定されてし
まうと、円滑な作業に支障を来すおそれが生じることは
勿論、製錬作業に伴って発生するS02等の排ガスや、
炉体および樋から発せられる輻射熱により、作業環境の
快適性が損なわれることは避けられない。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記の課題を解決するためになされたもので、
銅精鉱を溶錬してカワとカラミを生成する熔錬炉と、こ
の熔錬炉にて生成されたカワとカラミを分離する分離炉
と、この分離炉にてカラミより分離されたカワを精錬し
て粗銅を生成する製銅炉と、これら熔錬炉と分離炉、お
よび分離炉と製銅炉を連絡する溶湯流路とを備え、前記
熔錬炉、分離炉、および製銅炉を平面視に三角形の頂点
上に配置するとともに、前記溶湯流路を前記三角形の辺
の外側に配設したことを特徴とする特[作用] 本発明では平面視に、熔錬炉と分離炉、および分離炉と
製銅炉を連絡する樋は、それぞれ熔錬炉と分離炉の炉壁
より直角に、熔錬炉、分離炉、および製銅炉の形成する
三角形の外側に一旦引き出された後、分離炉および製銅
炉に接続される。これにより、前記の作業を該三角形内
で行う必要がなくなるので、熔錬炉、分離炉、および製
銅炉の周辺には溶湯流路である樋に干渉されることなく
、前記作業を行うに十分な作業スペースが確保される。
また、この作業スペースから溶湯流路が遠ざかるので、
排ガスや輻射熱による作業への影響を抑えることができ
る。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示す平面図であり、第3
図と同じ部分には同一の符号を配して説明を省略する。
これは平面視に、不等辺三角形′I゛、の頂点上に配置
された熔錬炉1、分離炉2、お上び製銅炉3=7− と、これらの炉を連絡する溶湯流路である樋4a。
4bより構成されている。
熔錬炉lおよび製銅炉3のそれぞれの炉天井部には、ボ
イラ(図示略)に連通ずるアップティク11.12 が
設けられている。また分離炉2および製銅炉3には、そ
れぞれの炉内にて分離されたカラミSを抜き出すカラミ
排出口2B、3B が設けられており、これらのカラミ
排出口2B、3B  には排出されたカラミSを水砕し
て処理するカラミ水砕装置(図示略)に連通する樋13
a、13bが接続されている。なお符号14A、14B
は、それぞれ熔錬炉lと製銅炉3に設けられた底抜き樋
であり、図示はしないが分離炉2にも同様の樋が設けら
れている。
ところで樋4a、4bは前述したように炉内状態の確認
のため、熔錬炉1の炉壁に設けられた流出口IAおよび
分離炉2の炉壁に設けられた流出口2Aより直角に引き
出された後、それぞれ分離炉2および製銅炉3に接続さ
れる。ここで、本実施例では樋4a、4bは平面視に、
それぞれ熔錬炉lおよび分離炉2の前記三角形T、の外
側に引き出され、さらにこの三角形T、を迂回するよう
に該三角形T、の辺の外側に配設されて分離炉2および
製銅炉3に接続されている。なお、本実施例において前
記三角形T vは、平面視に円形の熔錬炉lと製銅炉3
、および長円形の分離炉2のそれぞれの中心を結ぶ直線
により構成される。
このような構成の銅の製錬装置では、樋4a、4bはそ
れぞれ熔錬炉11分離炉2より直角に引き出されて三角
形T、の外側を迂回しており、これにより、前述した落
下物の除去、流出口の開口、およびレベル出し等の作業
を三角形T、の外で行うことが可能となる。
すなわち、従来はこのような樋4a、4b出口回りの作
業は三炉に囲まれた三角地域内で行わざるを得す、かか
る作業に多大な労力を要していたが、本発明によれば、
このような三角地域内て作業を行う必要はもはや無くな
って該作業を該三角地域外で行うことが可能となり、作
業者に負担を強いることのない十分な作業スペースを確
保することができる。これにより、これらの作業を従来
に比べ、より円滑に行うことができるようになり、作業
性の向上を図ることが可能となる。
また本発明では、樋4a、4bを作業スペースから遠ざ
けることができるため、これらの樋4a、4bを流下す
る溶湯からの排ガスや輻射熱が作業者に及ぶことが抑え
られ、快適な作業環境を提供することが可能となる。
なお、前記作業の作業性や作業環境の快適性のみを追求
する場合には、溶湯流路は三角形Ttをできるだけ大き
く迂回して配設すればよいが、これは取りも直さず、製
錬装置自体が巨大化することを意味する。このように前
記課題の解決と、前述した製錬装置のコンパクト化との
両立を図るには、熔錬炉1および分離炉2より引き出さ
れた樋4a、4bを前記三角形T2の辺に沿うように配
設し、必要十分な作業スペースを確保しつつ装置の敷設
面積の拡大を抑えることか望ましい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、炉体周辺、特に樋
出口回りの作業を行うのに十分な作業スペースを提供す
ることができ、円滑な作業を可能にして作業性を向上さ
せることができるとともに、溶湯からの排ガスや輻射熱
の影響を抑えて作業環境を快適に維持することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図であり、第2図
は本発明に係わる複数炉を用いた銅の製錬装置の該略養
示ず縦断面図、また第3図はこのような製錬装置の平面
図を示すものである。 l・・・熔錬炉、2・・・分離炉、3・・・製銅炉、I
A、2A、3A・・・流出口、 4a、4b・・・樋(溶湯流路)、 5 a、 5 b・・・ランス、6・・・電極、T 、
、T 、・・・熔錬炉11分離炉2.製銅炉3が形成す
る三角形。 出顆人 三菱金属株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 銅精鉱を溶錬してカワとカラミを生成する熔錬炉と、こ
    の熔錬炉にて生成されたカワとカラミを分離する分離炉
    と、この分離炉にてカラミより分離されたカワを精錬し
    て粗銅を生成する製銅炉と、これら熔錬炉と分離炉、お
    よび分離炉と製銅炉を連絡する溶湯流路とを備え、 前記熔錬炉、分離炉、および製銅炉が平面視に三角形の
    頂点上に配置されるとともに、前記溶湯流路が前記三角
    形の辺の外側に配設されていることを特徴とする銅の製
    錬装置。
JP31467490A 1990-11-20 1990-11-20 銅の製錬装置 Pending JPH04183830A (ja)

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JP31467490A Pending JPH04183830A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 銅の製錬装置

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