JPH04183384A - 濃度測定装置 - Google Patents

濃度測定装置

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JPH04183384A
JPH04183384A JP30853290A JP30853290A JPH04183384A JP H04183384 A JPH04183384 A JP H04183384A JP 30853290 A JP30853290 A JP 30853290A JP 30853290 A JP30853290 A JP 30853290A JP H04183384 A JPH04183384 A JP H04183384A
Authority
JP
Japan
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buffer solution
sensor
measurement
concentration
microorganisms
Prior art date
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Pending
Application number
JP30853290A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Nakai
達也 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP30853290A priority Critical patent/JPH04183384A/ja
Publication of JPH04183384A publication Critical patent/JPH04183384A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は酵素、微生物反応等を利用した濃度測定装置に
関する。
(従来の技術) 酵素、微生物反応等を利用した濃度測定装置の1つとし
て、従来、第2図に示すものが知られている。
この図に示す濃度測定装置は上部にサンプル注入口10
1が形成された測定槽102と、この測定槽102の側
部に取り付けら九るセンサ103と、前記測定槽102
内の底部に回転自在に設けられる攪拌子104と、前記
測定槽102の下側に設けられ前記攪拌子104を回転
駆動するスターテ105と、緩衝液106が供給された
とき、これを前記測定槽102の側面上部から前記緩衝
液内に導くパイプ107と、前記測定槽102の′側面
下部から前記測定槽102内の緩衝液106を抜き出す
ためのパイプ108とを備えている。
そして、サンプルの濃度を測定するときには、測定動作
に先立って、まず測定槽102内に緩衝液106が供給
されてこれが測定槽102内に貯留される。
次いで、サンプル注入口101からサンプルが注入され
て、測定!102内の緩衝液106によって希釈される
とともに、攪拌子104によって攪拌されて均一化され
た後、センサ103によってその濃度が測定される。
この後、測定槽102内の緩衝液106が外部に排出さ
れる。
また、この濃度測定装置では、サンプルの濃度測定の空
き時間を利用してセンサ103の校正が行われる。
この場合、センサ103の測定範囲の2点、または1点
に対応する濃度の校正液が測定槽102内に導かれて、
これが定量となったとき、センサ103から出力される
濃度検知信号の値が前記校正液の濃度と一致するように
前記センサ103の出力が補正される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような従来の濃度測定装置においては、
センサ103の校正を行なうとき、防腐剤や防菌剤等を
含む校正液によってセンサ103を校正して、校正液中
で微生物が繁殖しないようにしている。
しかしながら、このような濃度測定装置においては、緩
衝液106に防腐剤や防菌剤等を入れないようにしてい
るので、測定対象となるサンプル中に微生物の栄養源と
なる糖類や脂質、蛋白質等が含有されているとき、サン
プルを含む緩衝液中で微生物が増殖してこの微生物が栄
養分を取り込んでしまい、センサ103に測定誤差が発
生してしまうという問題があった。
また、酵素膜や微生物膜を使用したセンサ103におい
ては、膜表面の変化を防ぐため、センサ膜を常時、緩衝
液106に浸しておくため、緩衝液106中の物質やセ
ンサ膜の表面を栄養源として微生物が繁殖してセンサ1
03に測定誤差が生じたり、特性そのものが変化してし
まうことがあった。
例えば、センサ103としてグリコースオキシダーゼ膜
を使用したグリコースセンサでは、グリコースオキシダ
ーゼに対して良好に反応し、しよ糖類に対して殆ど反応
しないという性質を持つており、第3図に示す如くグリ
コースが酸化されるときの酸素消費量を測定してグリコ
ース量を求め、この測定結果を測定検知信号として出力
する。
しかしながら、このようなグリコースセンサでは、緩衝
液106中で微生物が繁殖している場合、第4図に示す
如く緩衝液106中のしよ糖類を栄養源として微生物が
酸素を消費してしまうため、グリコース濃度の測定結果
に誤差が生じてしまうとともに、グリコースが含まれて
いないときにも、しよ糖類を栄養源として微生物が消費
した酸素分だけセンサ103が誤動作してグリコース有
りを示す測定検知信号を出力してしまうという問題があ
った。
また、このような微生物はしよ糖類を細胞中に取り込ん
でから、これをすぐに消費したり、少し時間が過ぎてか
ら消費したりするため、センサ103の出力がばらつい
てしまったり、長い時間にわたって測定結果が不安定に
なってしまうという問題があった。
また、緩衝液106中で微生物が繁殖したとき、この微
生物が液流路や配管などの表面に付着して緩衝液106
等の流れが悪くなってしまうという問題もあった。
本発明は上記の事情に鑑み、緩衝液中で微生物が繁殖す
るのを防止してセンサの測定精度を大幅に向上させるこ
とができるとともに、液流路や配管などの表面に微生物
が付着するのを防止して緩衝液等の流れが悪化するのを
防止することができる濃度測定装置を提供することを目
的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明による濃度測定装置
は、酵素、微生物反応を利用して物質の濃度を測定する
濃度測定装置において、前記物質の希釈に使用するm衝
液中に防腐剤または防菌剤を含有させたことを特徴とし
ている。
(作用) 上記の構成において、物質の希釈に使用する緩衝液中に
防腐剤または防菌剤を含有させることにより、緩衝液中
で微生物が繁殖するのを防止してセンサの測定精度を大
幅に向上させるとともに、液流路や配管などの表面に微
生物が付着するのを防止して緩衝液等の流れが悪化する
のを防止する。
(実施例) 第1図は本発明による濃度測定装置の一実施例を示す構
成図である。
この図に示す濃度測定装置はコントローラ1と、測定槽
形センサ2とを備えており、コントローラ1の制御の下
に測定層形センサ2を動作させて測定層形センサ2の測
定層11に投入されたサンプルの濃度を測定する。
コントローラ1は予め登録されている手順に基づいて各
種の制御信号を生成して前記測定層形センサ2の各部を
制御してサンプルの濃度を測定させ、この測定動作によ
って得られた濃度検知信号に基づいて前記サンプルの濃
度を演算してこれを表示する。
測定槽形センサ2は緩衝液供給部3と、測定部4と、排
液回収部5とを備えており、前記コントローラ1の制御
の下に測定層11に投入されたサンプルの濃度を測定し
、この測定動作によって得られた濃度検知信号を前記コ
ントローラ1に供給する。
緩衝液供給部3は防腐剤および防菌剤として濃度”0.
2g/L〜0.旧名/L”のチモールが入れられた緩衝
液6を貯留する容器7と、この容器7に挿通されるパイ
プ8と、このパイプ8を介して前記容器7内に貯留され
ている緩衝液6を汲み出すポンプ9とを備えており、前
記コントローラ1から駆動信号が供給されているとき、
ポンプ9が動作して容器7から緩衝液6を汲み出し、こ
れを測定部4に供給する。
測定部4は上部にサンプル注入口10が形成された測定
槽11と、この測定槽11の側部に取り付けられるセン
サ12と、前記測定槽11内の底部に回転自在に設けら
れる攪拌子13と、前記測定槽11の下側に設けられ前
記攪拌子13を回転駆動するスター914と、前記緩衝
液供給部3から供給される緩衝液6を前記測定槽11の
側面上部から前記緩衝液11内に導くパイプ15と、前
記測定槽11の側面下部から前記測定槽11内の緩衝液
6を抜き出すためのパイプ16とを備えており、前記コ
ントローラ1の制御の下に前記緩衝液供給部3から供給
される緩衝液6によってサンプル注入口10から注入さ
れたサンプルを希釈するとともに、これを攪拌して均一
化してその濃度を測定し、この測定動作によって得られ
た濃度検知信号を前記コントローラ1に供給した後、排
液回収部5によって測定槽11内の緩衝液6が抜き取ら
れる。
排液回収部5は前記パイプ16の途中に設けられ前記コ
ントローラ1から弁駆動信号が供給されたとき開状態に
なって前記測定槽11内の緩衝液6を抜き出すバルブ1
7と、このバルブ17によって抜き出された緩衝液6を
回収する排液容器18とを備えており、前記コントロー
ラ1から弁駆動信号が供給されているとき、バルブ17
が動作して前記測定槽11内の緩衝液6を抜き出してこ
れを排液容器18内に排出する。
次に、第1図を参照しながらこの実施例の動作を説明す
る。
サンプルの濃度測定を行なうときには、まずコントロー
ラ1の制御の下にポンプ9が駆動されて容器7からmm
液6が汲み出されこれが測定?111内に貯留される。
次いで、サンプル注入口10からサンプルが注入されて
、測定槽11内の緩衝液6によって希釈されるとともに
、攪拌子13によって攪拌されて均一化された後、セン
サ12によってその濃度が測定される。
そして、サンプルの濃度測定が終了すれば、コントロー
ラ1の制御の下にバルブ9が駆動されて測定槽11内の
緩衝液6が抜き取られて排液容器18内に排出される。
この場合、緩衝液6中に防腐剤や防菌剤としてチモール
が含まれているので、測定槽11中やセンサ12の表面
で微生物が繁殖しないようにすることができ、これによ
ってセンサ12の誤動作を防止しながらパイプ16等の
内側に微生物が付着するのを防止することができる。
この後、コントローラ1の制御の下にポンプ9が駆動さ
れて容器7から緩衝液6が汲み出され測定槽11内に供
給されるとともに、バルブ17が駆動させて測定槽11
内の緩衝液6が抜き取られて排液容器18内に排出され
て測定槽11内やセンサ12の表面が洗浄される。
また、この濃度測定装置では、サンプルの濃度測定の空
き時間を利用して測定槽11内に校正液が入れられてセ
ンサ12の校正が行われる。
この場合、センサ12の測定範囲の2点、または1点に
対応する濃度の校正液が測定槽11内に導かれて、これ
が定量となったとき、センサ12から出力される濃度検
知信号の値が前記校正液の濃度と一致するように前記セ
ンサ12の出力が補正される。
このようにこの実施例においては、緩衝液6中に防腐剤
や防菌剤を含有させるようにしているので、緩衝液6中
で微生物が繁殖するのを防止してセンサ12の測定精度
を大幅に向上させることができるとともに、液流路や配
管などの表面に微生物が付着するのを防止して緩衝液6
等の流れが悪化するのを防止することができる。
また、上述した実施例においては、防腐剤や防菌剤とし
て1種類の薬品を使用するようにしているが、2種類以
上の薬品を選定し、これらを別々に含有する複数の緩衝
液を交互に使用するようにしても良い。
このようにすることにより、1つの薬品で耐性を持った
菌が現われたときでも、他の薬品によって微生物の繁殖
を完全に防止することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、緩衝液中で微生物
が繁殖するのを防止してセンサの測定精度を大幅に向上
させることができるとともに、液流路や配管などの表面
に微生物が付着するのを防止してII衝液等の流れが悪
化するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による濃度測定装置の一実施例を示す構
成図、第2図は従来から知られている濃度測定装置の一
実施例を示す構成図、第3図は第2図に示す濃度測定装
置の動作例を示す表図、第4図は第2図に示す濃度測定
装置の動作例を示す表図である。 1・・・コントローラ1 2・・・測定槽形センサ 3・・・緩衝液供給部 4・−・測定部 5・・・排液回収部5 6・・−5tW液

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酵素、微生物反応を利用して物質の濃度を測定す
    る濃度測定装置において、 前記物質の希釈に使用する緩衝液中に防腐剤または防菌
    剤を含有させた、 ことを特徴とする濃度測定装置。
  2. (2)前記防腐剤または防菌剤としてチモールを使用す
    る請求項1記載の濃度測定装置。
  3. (3)前記防腐剤または防菌剤として2種類以上の薬品
    を選定し、これらの各薬品を別々に含有する複数の緩衝
    液を用意し、これらの各緩衝液を交互に使用する請求項
    1記載の濃度測定装置。
JP30853290A 1990-11-16 1990-11-16 濃度測定装置 Pending JPH04183384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30853290A JPH04183384A (ja) 1990-11-16 1990-11-16 濃度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30853290A JPH04183384A (ja) 1990-11-16 1990-11-16 濃度測定装置

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JPH04183384A true JPH04183384A (ja) 1992-06-30

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ID=17982169

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JP30853290A Pending JPH04183384A (ja) 1990-11-16 1990-11-16 濃度測定装置

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