JPH04183322A - 穀物貯蔵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は例えば米または麦などの穀物を乾燥調整するカ
ントリーエレベータなどに備える穀物貯蔵装置に関する
。

「従来の技術」 従来、荷受した穀物を原料タンクに投入し、該タンクか
ら乾燥機に穀物を取出して所定の半分の乾燥を行った後
、サイロに投入すると共に、サイロから乾燥機に穀物を
取出して所定の乾燥を行い、穀物をサイロに戻して長期
貯蔵していた。

「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、荷受した穀物を投入するための原料タ
ンクを必要とし、設備コストを容易に低減し得ない等の
問題があった。

「問題点を解決するための手段」 然るに、本発明は、整列配置させる複数の主サイロの間
に副サイロを設ける穀物貯蔵装置において、前記副サイ
ロに乾燥空気を供給する手段を設け、原料タンク及びテ
ンパリングタンクとして前記副サイロを兼用するように
構成したことを特徴とするものである。

「作　用」 従って、荷受した穀粒を投入させる原料貯蔵作業を行う
原料タンクとして、また乾燥機からの穀粒を搬入して穀
粒の内部中心部の水分が表層部に移動して穀粒の水分が
均一になるまで穀粒を留めるテンパリングタンクとして
、前記副サイロを兼用することにより、従来の原料タン
クの省略による設備コストの低減などを容易に図り得る
と共に、前記副サイロの分割使用によって荷受作業と乾
燥作業を同時に行って作業能力の向上などを容易に図り
得るものである。

「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第１
図は要部の側面図、第２図はカントリーエレベータの平
面図、第３図は同フローチャートであり、図中（１）は
荷受部（２）及び出荷部（３）などを設ける建屋、（４
）は穀粒の含水量を所定以下に減少させる乾燥部、（５
）は穀粒を貯蔵するサイロ部である。

そして、荷受穀粒を投入する荷受ホッパ（６）・・・を
荷受部（２）に備え、荷受コンベア（７）　（７１及び
荷受昇降機（８１ｆ８）を介して前記ホッパ（６）の穀
粒を粗選機（９１（９１及び荷受計量機ｆｌ［ｌｌ　（
１０）に送ると共に、連絡コンベア（１１）　（１１）
及びサイロ昇降機（１２）（１２）及び搬入コンベア（
１３１（１３）　（１４）　（１，４）を介して前記計
量機（１０）からの穀粒をサイロ部（５）の副サイロ（
１５）・・・に投入し、原料タンクとして副サイロ（１
５）を兼用して原料貯蔵するように構成している。

また、搬出コンベア（１６）及び乾燥昇降機（１７）及
び投入コンベア（１８）を介して副サイロ（１５）から
の穀粒を乾燥部（４）の流下型乾燥機（１９）に送り、
所定の半分の含水率にする一次乾燥を行うと共に、搬出
コンベア（２０）及びサイロ昇降機（１２）及び搬入コ
ンベア［３１１１４）を介して乾燥機（１９）からの穀
粒を副サイロ（１５）に送り、テンパリングタンクとし
て副サイロ（１５）を兼用し、穀粒の内部中心部の水分
が表層部に移動して穀粒の水分が均一になるまで穀粒を
留めるテンパリング作業を行うように構成している。

また、副サイロ（１５）の穀粒を乾燥機（１９）前記と
同−糸路で送り、所定の含水率にする仕上げ乾燥を行う
と共に、搬出コンベア（２０）及びサイロ昇降機（１２
）及び搬入コンベアｆ１３１　［１４）を介して乾燥機
（１９）からの仕上げ乾燥後の穀粒をサイロ部（５）の
主サイロ（２Ｊ）・・・及び副サイロ（１５）・・・に
送り、長期に渡って貯蔵するように構成している。

さらに、前記主サイロ（２１）からの穀粒を搬出コンベ
ア（２２）によって出荷室（３）に取出し、精選機（２
３）、籾売渡計量機（２４）、調節タンク（２５）、籾
摺機（２６）、玄米選別機（２７）、粒選別機（２８）
に、各昇降機ｆ２９１　（３０１（３１１（３２１（３
３１を介して順次移送させると共に、袋詰め機（３４）
、コンテナ（３５）またはバラ出荷タンク（３６）に、
良玄米昇降機（３７）を介して良玄米を取出すもので、
主サイロ（２１）の乾燥籾を調整して良玄米を出荷する
ように構成している。

さらに、第１図及び第４図に示す如く、８基の主サイロ
（２１）・・・を二列に整列配置させ、各主サイロ（２
１）・・・間の空間に３基の副サイロ（１５）・・・を
設置させると共に、副サイロ（１５）を仕切壁（３８）
によって二分割して左右収納室（３９）　＋４０＋を形
成するもので、二列の搬入コンベア（１３１（１３）　
（１４）　ｆ１４）に対し仕切壁（３８）を略平行に設
け、二列の主サイロ（２１）・・・と同様に、副サイロ
（１５）・・・の各収納室（３９１＋４０＋を二列に配
置させている。

また、サイロ昇降機（１２）を搬入コンベア（１３）始
端に系列切換弁（４１）を介して連結させると共に、投
入シャッタ（４２）・・・を介して搬入コンベア（１３
）（１４）を各サイロ（１５）　（２１）に連通させ、
各サイロ４１５）　（２１）に穀粒を選択的に投入させ
るように構成している。

また、前記副サイロ（１５）の収納室＋３９）　ｆ４（
１）底部を開閉する排出シャッタ（４３１（４４）を設
け、該シャッタ（４３＋　＋４４＋を介して収納室（３
９）　（４０）の穀粒を微圧コンベアｆ１６）　（２２
１に取出すと共に、乾燥空気を供給する送風機（４５）
を備え、開閉自在なダンパ（４６１（４７１を有するダ
クト［４８）　（４９）を介して収納室（３９１＋４０
＋底部の送風孔（５０）・・・に前記送風機（４５）の
排風側を連通させ、送風機（４５）から収納室（３９）
（４０）底部に乾燥空気を送り込み、副サイロ（１５）
上端の開口（５１）から湿った空気を排出させるもので
、荷受穀粒を投入する原料タンクとして、また乾燥穀粒
の水分を均一にするテンパリングタンクとして、前記副
サイロ（１５）の各収納室（３９１（４０１を兼用する
ように構成している。

なお、常温低湿空気または熱風を乾燥空気として送風機
（４５）から副サイロ（１５）に供給するもので、乾燥
空気によって副サイロ（１５）内部を除湿するものであ
る。

「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、整列配置させ
る複数の主サイロ（２１）・・・の間に副サイロ（１５
）を設ける穀物貯蔵装置において、前記副サイロ（１５
）に乾燥空気を供給する手段を設け、原料タンク及びテ
ンパリングタンクとして前記副サイロ（１５）を兼用す
るように構成したもので、荷受した穀粒を投入させる原
料貯蔵作業を行う原料タンクとして、また乾燥機（１９
）からの穀粒を搬入して穀粒の内部中心部の水分が表層
部に移動して穀粒の水分が均一になるまで゛穀粒を留め
るテンバリン（タンクとして、前記副サイロ（１５）を
兼用することにより、従来の原料タンクの省略による設
備コストの低減などを容易に図ることができると共に、
前記副サイロ（１５）の分割使用によって荷受作業と乾
燥作業を同時に行って作業能力の向上などを容易に図る
ことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部の側面図、第２図
はカントリーエレベータの平面図、第３図は同フローチ
ャート、第４図は部分説明図である。 （１５）・・・　副サイロ （２１）・・・　主サイロ 出願人　　　ヤンマー農機株式会社 （ばか１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　整列配置させる複数の主サイロの間に副サイロを設け
   る穀物貯蔵装置において、前記副サイロに乾燥空気を供
   給する手段を設け、原料タンク及びテンパリングタンク
   として前記副サイロを兼用するように構成したことを特
   徴とする穀物貯蔵装置。