JPH0418292Y2 - - Google Patents

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JPH0418292Y2
JPH0418292Y2 JP1962486U JP1962486U JPH0418292Y2 JP H0418292 Y2 JPH0418292 Y2 JP H0418292Y2 JP 1962486 U JP1962486 U JP 1962486U JP 1962486 U JP1962486 U JP 1962486U JP H0418292 Y2 JPH0418292 Y2 JP H0418292Y2
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JP
Japan
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case
video camera
chamber
lens
transparent plate
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JP1962486U
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JPS62133476U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、どのような天候においても、支障な
く撮影を行いうるようにしたVTR一体型ビデオ
カメラに関するものである。
[考案の概要] 本考案は、VTR一体型ビデオカメラを外気よ
り遮断して収納して、外部より操作しうるように
したケースの、レンズとフアインダの外方の撮影
窓とのぞき窓の透明板に曇り止めを施して、透明
板の外面の結露による曇りを防止し、またケース
内をレンズ室とボデー室に仕切つて、レンズ室に
乾燥剤を入れることにより、レンズ室の湿度を低
下させて透明板の内面の曇りを防止するととも
に、ボデー室の過度の湿度の低下による、磁気テ
ープの特性の劣化や、モータの接点のシルバーウ
イスカ現象の発生等の障害を防止したものであ
る。
[従来の技術] 精密機器であるビデオカメラは、屋外で使用す
る場合は、雨雪やほこり等より防護することが望
ましい。特にVTR一体型ビデオカメラ、例えば
8ミリビデオムービーは小型化されており、形態
に便利なので、屋外の撮影に好適であるが、現状
のものは天候によりその使用が左右される。その
ため、上記ムービー等の装置全体をケースに収納
して、外部より操作しうるようにすることが考え
られる。
[考案が解決しようとする問題点] しかし装置全体を単にケースに入れたのでは、
冷房された低温の室内や車内から高温多湿の屋外
にでた時や、冬期低温の屋外から暖房された高温
多湿の室内に入つた時は、ケースの透明板の外面
が結露により曇る。
また、上述と逆の場合は、透明板の内面が曇
り、この場合は曇りの除去が甚だ面倒である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、外気の侵入を防止したケースの撮影
窓とのぞき窓の透明板の外面に、曇り止めを施す
とともに、内部をレンズ室とボデー室に仕切つて
レンズ室に乾燥剤を入れることにより、上述の問
題点の解決を図つたものである。
[作用] 本考案のケースは、透明板の外面の曇り止め
が、上述の透明板外面の曇りを防止し、外気の侵
入を防止したケースのレンズ室に入れた乾燥剤
が、レンズ室内を除去をして、透明板内面の曇り
を防止し、ケース内を両室に仕切ることにより、
ボデー室内の過度の湿度低下を防止して、上述の
障害の発生を防止する。
[考案の実施例] 図面は本考案の一実施例を示すもので、ケース
1は、側面(第1図前面)開口する方形の箱体2
の開口部上縁に、蓋体3を螺着して形成され、箱
体2の開口端縁には、蓋体3を閉じた時、外気の
侵入を阻止するゴム等の柔軟な弾性材よりなるパ
ツキング4が貼着されている。
箱体2内には、グリツプを取外したVTR一体
型ビデオカメラ5が収納され、止めねじ6をもつ
て固定されている。
7はビデオカメラ5のレンズ、8は同じくボデ
ー、9は同じくフアインダ、10は同じくカセツ
トホルダ、11,12はそれぞれ電源端子とマイ
クロフオン端子である。
箱体2の下面中央には、グリツプ13が垂設さ
れ、グリツプ13に収納された電池14は、グリ
ツプ13の前面(第1図右面)上端に設けた、ビ
デオカメラ5のスタート用押しボタンスイツチ1
5を介して、ビデオカメラ5の電源端子11に接
続されている(図示省略)。
箱体2の前面におけるレンズ7の前方に設けた
撮影窓16には、ガラス等の透明板17が、ゴム
リング18をもつて嵌設され、透明板17の外面
には、防曇フイルム19が貼着されている。
箱体2の後面におけるフアインダ9の後方に設
けたのぞき窓20にも、透明板21がゴムリング
22をもつて嵌設され、透明板21の外面には、
防曇フイルム23が貼着されている。
箱体2と蓋体3の内面前部には、それぞれ蓋体
3を閉じた時レンズ7の基部を両側より挟む、仕
切板24,25が設けられて、ケース1内は、前
部のレンズ室26と後部のボデー室27に仕切ら
れている。
レンズ室26の上部に設けたマイクロフオン2
8は、ビデオカメラ5のマイクロフオン端子12
に接続され(図示省略)、レンズ室26の下部に
は、紙袋等に封入された、たとえばシリカゲル等
の乾燥剤29が収納されている。
なお、第1図中の30は、ビデオカメラ5を保
持するパツト、31は、レンズ室26とボデー室
27間の空気の流通を阻止する、たとえばプラス
チツクスポンジ等の柔軟な弾性材よりなるパツキ
ングである。
なお、透明板17,21は曇り止めとして、上
述の実施例においては、防曇フイルム19,23
を使用したが、たとえば浴場用鏡等に実施されて
いる曇り止め処理を行つてもよい。
[考案の効果] 本考案のケースは、透明板外面の曇り止めが、
暫時低温の個所にあつたVTR一体型ビデオカメ
ラを高温多湿の個所に移した時の、透明板外面の
結露による曇りを防止し、また外気の侵入を防止
したケースのレンズ室に収納した乾燥剤が、レン
ズ室内を除湿して、暫時高温多湿の個所にあつた
ビデオカメラを低温の個所に移した時の、透明板
内面の曇りを防止するので、ビデオカメラを本考
案のケースに収納して使用する時は、使用条件が
激しく変化する場合においても、好適に撮影を続
けることができる。またレンズ室とボデー室が仕
切られているので、ボデー室の湿度が過度に低下
して、磁気テープの特性の劣化や、モータの接点
のシルバーウイスカ現象の発生等の障害の起こる
恐れがなく、本考案のケースは、機動性の要求さ
れる小型のVTRビデオカメラのケースとして、
特に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、蓋体を用いた状態における本考案ケ
ースの側面図、第2図は、蓋体を閉じた状態にお
ける本考案ケースの正面図である。 1……ケース、5……VTRビデオカメラ、7
……レンズ、9……フアインダ、16……撮影
窓、17……透明板、19……防曇フイルム、2
0……のぞき窓、21……透明板、24,25…
…仕切板、26……レンズ室、27……ボデー
室、29……乾燥剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. VTR一体型ビデオカメラを外気より遮断して
    収納して、外部より操作しうるようにした着脱可
    能なケースの、レンズとフアインダの外方の撮影
    窓とのぞき窓の透明板に曇り止めを施し、ケース
    内部をレンズ室とボデー室に仕切つて、レンズ室
    乾燥剤を入れるようにしてなるVTR一体型ビデ
    オカメラ。
JP1962486U 1986-02-13 1986-02-13 Expired JPH0418292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1962486U JPH0418292Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1962486U JPH0418292Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62133476U JPS62133476U (ja) 1987-08-22
JPH0418292Y2 true JPH0418292Y2 (ja) 1992-04-23

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ID=30814385

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JP1962486U Expired JPH0418292Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628858Y2 (ja) * 1989-03-27 1994-08-03 船井電機株式会社 カメラレコーダの携行用ケース

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Publication number Publication date
JPS62133476U (ja) 1987-08-22

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