JPH04182275A - 螺旋溝付き中空軸及びその製造方法 - Google Patents
螺旋溝付き中空軸及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH04182275A JPH04182275A JP2310196A JP31019690A JPH04182275A JP H04182275 A JPH04182275 A JP H04182275A JP 2310196 A JP2310196 A JP 2310196A JP 31019690 A JP31019690 A JP 31019690A JP H04182275 A JPH04182275 A JP H04182275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- spiral groove
- hollow shaft
- outer pipe
- integrally
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 abstract description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 6
- 239000004411 aluminium Substances 0.000 abstract 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 4
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/18—Constructional details
- B65H75/24—Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
- B65H75/242—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
- B65H75/243—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages actuated by use of a fluid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/50—Storage means for webs, tapes, or filamentary material
- B65H2701/51—Cores or reels characterised by the material
- B65H2701/511—Cores or reels characterised by the material essentially made of sheet material
- B65H2701/5114—Metal sheets
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、紙、布、金属薄板等の巻取り或いは巻戻し用
ロールシャフトに使用される螺旋溝付き中空軸及びその
製造方法に関する。
ロールシャフトに使用される螺旋溝付き中空軸及びその
製造方法に関する。
(従来の技術)
第5図は従来のロールシャフトを示したもので、ロール
シャフトのグリップ部を形成する螺旋溝2付きの中空軸
1と、この中空軸1の両端部内に各先端部分が嵌合され
て固着された中実状の端軸部3.3とからなり、一方の
端軸部3にはエアー供給口4が設けられている。
シャフトのグリップ部を形成する螺旋溝2付きの中空軸
1と、この中空軸1の両端部内に各先端部分が嵌合され
て固着された中実状の端軸部3.3とからなり、一方の
端軸部3にはエアー供給口4が設けられている。
中空軸1の螺旋溝2には第6図に示すようにロール固定
用のゴムチューブ5がこの溝2に沿って螺旋状に挿入配
置される。このゴムチューブ5には紙等の巻取りにあた
ってエアーが供給されるが、このエアーは上記エアー供
給口4より中空軸1内の中空部に一旦導入され、そこか
ら中空軸1に貫設された孔部を介してゴムチューブ5に
供給されることになる。しかしてゴムチューブ5にエア
ーが供給されてこのチューブ5が螺旋溝2の開口面から
突出するように膨脹拡径することにより、中空軸1上に
直接または紙管を介して巻取られたロール紙等が中空軸
1に対し一体的に保持される。
用のゴムチューブ5がこの溝2に沿って螺旋状に挿入配
置される。このゴムチューブ5には紙等の巻取りにあた
ってエアーが供給されるが、このエアーは上記エアー供
給口4より中空軸1内の中空部に一旦導入され、そこか
ら中空軸1に貫設された孔部を介してゴムチューブ5に
供給されることになる。しかしてゴムチューブ5にエア
ーが供給されてこのチューブ5が螺旋溝2の開口面から
突出するように膨脹拡径することにより、中空軸1上に
直接または紙管を介して巻取られたロール紙等が中空軸
1に対し一体的に保持される。
またエアーを抜いてゴムチューブ5を収縮させることに
より、中空軸1外周面とロール紙等の内周面との間に間
隙が生して、ロール紙等が中空軸1に対し抜き取り可能
となる。
より、中空軸1外周面とロール紙等の内周面との間に間
隙が生して、ロール紙等が中空軸1に対し抜き取り可能
となる。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記したような従来のロールシャフトのグリ
ップ部たる螺旋溝付き中空軸1は、その全体を鋳造によ
って一体成形するか、あるいは相当に厚肉の中空円筒状
鋼材を用いてこれの外周面に切削加工により螺旋溝を形
成してなるものである。このため、前者の鋳造品にあっ
ては、製造にあたり軸径、軸長或いは螺旋溝のピッチや
条数が変更されればそれに応して鋳型を作成する必要が
ある上に、各鋳造物に対して機械仕」二げを施す必要し
かあり、したがってコストが非常に高くつくという問題
があり、また後者の切削加工による中空軸にあっては相
当厚肉の中空円筒状鋼材等が必要なことから市販の鋼管
材等が使用できず、所要の中空円筒状鋼材等を別途製作
しなければならなず、しかも断面コ字形の螺旋溝は形成
できても、蟻形溝の形成は切削加工では極めて困難また
は不能であるといった問題があった。
ップ部たる螺旋溝付き中空軸1は、その全体を鋳造によ
って一体成形するか、あるいは相当に厚肉の中空円筒状
鋼材を用いてこれの外周面に切削加工により螺旋溝を形
成してなるものである。このため、前者の鋳造品にあっ
ては、製造にあたり軸径、軸長或いは螺旋溝のピッチや
条数が変更されればそれに応して鋳型を作成する必要が
ある上に、各鋳造物に対して機械仕」二げを施す必要し
かあり、したがってコストが非常に高くつくという問題
があり、また後者の切削加工による中空軸にあっては相
当厚肉の中空円筒状鋼材等が必要なことから市販の鋼管
材等が使用できず、所要の中空円筒状鋼材等を別途製作
しなければならなず、しかも断面コ字形の螺旋溝は形成
できても、蟻形溝の形成は切削加工では極めて困難また
は不能であるといった問題があった。
本発明はこのような従来における問題点を解決すること
を目的とするものである。
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明の螺旋溝付き中空軸
においては、塑性変形可能な管材よりなり、フォーミン
グ加工により外周面に沿って螺旋溝が条設された外パイ
プと、この外パイプに一体的に挿着されていて外パイプ
と同等もしくはそれ以上の強度を有する内パイプとの二
重パイプからなるものである。
においては、塑性変形可能な管材よりなり、フォーミン
グ加工により外周面に沿って螺旋溝が条設された外パイ
プと、この外パイプに一体的に挿着されていて外パイプ
と同等もしくはそれ以上の強度を有する内パイプとの二
重パイプからなるものである。
上記螺旋溝としては蟻形溝が最も好ましい。そして、」
乙記螺旋溝付き中空軸の製造方法としては、塑性変形可
能な管材よりなる外パイプにその外周面に沿ってフォー
ミング加工により螺旋溝を条設し、この螺旋溝を条設し
た外パイプに、このバイブと同等もしくはそれ以上の強
度を有する管材よりなる内パイプを挿通し、両パイプを
互いに一体的に固着してなる方法である。
乙記螺旋溝付き中空軸の製造方法としては、塑性変形可
能な管材よりなる外パイプにその外周面に沿ってフォー
ミング加工により螺旋溝を条設し、この螺旋溝を条設し
た外パイプに、このバイブと同等もしくはそれ以上の強
度を有する管材よりなる内パイプを挿通し、両パイプを
互いに一体的に固着してなる方法である。
(実施例)
第1図は本発明に係る螺旋溝付き中空軸11を示したも
ので、この中空軸11は、フォーミング加工としてのス
ウェージング(スウエージ加工)により外周面に沿って
断面コ字形の1条の螺旋溝12か条設された薄肉状のア
ルミニウム管よりなる外パイプ13と、この外パイプ1
3に一体的に挿着された厚肉状の機械構造用炭素鋼管よ
りなる内パイプ14との二重パイプからなる。
ので、この中空軸11は、フォーミング加工としてのス
ウェージング(スウエージ加工)により外周面に沿って
断面コ字形の1条の螺旋溝12か条設された薄肉状のア
ルミニウム管よりなる外パイプ13と、この外パイプ1
3に一体的に挿着された厚肉状の機械構造用炭素鋼管よ
りなる内パイプ14との二重パイプからなる。
この螺旋溝付き中空軸11の製造にあたっては、先ずス
ウエージングマシンを使用し、所要の薄肉状アルミニウ
ム管よりなる外パイプ13を、その軸線周りに定速回転
さゼつつしかも軸方向に定速移送させながら、スウェー
ジングダイによりこの外パイプをその軸方向と直角方向
に圧縮して、断面コ字形の螺旋溝12を条設する。この
場合、螺jiffl??81・2のピンチは任意に設定
することができ、また螺旋溝12の条数も1条に限らず
、2条、3条、4条等多条にすることかできる。
ウエージングマシンを使用し、所要の薄肉状アルミニウ
ム管よりなる外パイプ13を、その軸線周りに定速回転
さゼつつしかも軸方向に定速移送させながら、スウェー
ジングダイによりこの外パイプをその軸方向と直角方向
に圧縮して、断面コ字形の螺旋溝12を条設する。この
場合、螺jiffl??81・2のピンチは任意に設定
することができ、また螺旋溝12の条数も1条に限らず
、2条、3条、4条等多条にすることかできる。
次に、上記のようにして螺旋溝12を条設した外バイブ
13に、前記した厚肉状の炭素鋼管よりなる内パイプ1
4を挿入し、両パイプ13.14を一体的に固着するわ
けであるが、両バイブ13゜14を一体的に固着する方
法としては、焼嵌め、接着あるいはノックビン方式を適
宜採用することができる。すなわち、焼嵌めによる場合
には、外バイブ13を高温に加熱して膨脹拡径させた状
態でこれに内パイプ14を挿通し、その後外バイブ13
を冷却収縮させることによって、この外パイフ13を内
パイプ14上に一体的に固着することができる。また接
着の場合は金属接着用の所望の接着材を用いて両パイプ
を接着すればよく、更にノックビンによる場合は、例え
ば外パイプ13の螺旋溝12底部側から複数本のノック
ビンを内バイブ14に貫通して両パイプ13.14を互
いに固定させればよい。
13に、前記した厚肉状の炭素鋼管よりなる内パイプ1
4を挿入し、両パイプ13.14を一体的に固着するわ
けであるが、両バイブ13゜14を一体的に固着する方
法としては、焼嵌め、接着あるいはノックビン方式を適
宜採用することができる。すなわち、焼嵌めによる場合
には、外バイブ13を高温に加熱して膨脹拡径させた状
態でこれに内パイプ14を挿通し、その後外バイブ13
を冷却収縮させることによって、この外パイフ13を内
パイプ14上に一体的に固着することができる。また接
着の場合は金属接着用の所望の接着材を用いて両パイプ
を接着すればよく、更にノックビンによる場合は、例え
ば外パイプ13の螺旋溝12底部側から複数本のノック
ビンを内バイブ14に貫通して両パイプ13.14を互
いに固定させればよい。
また、以」−は外パイプ13にスウエージ加工によって
螺旋溝1′2を条設した後この外パイプ13に内パイプ
14を挿入して両パイプ1.3.14を一体的に固着す
る方法であるが、スウェージ加工を行う前に外パイプ1
3に所望の外径を有する内パイプ14を挿入しておいて
、外パイプ13に対するスウェージング中にその圧縮作
用によって同時にこの外パイプ13を内パイプ14に圧
着し、かくして両パイプ13.14を一体的に固着する
こともできる。
螺旋溝1′2を条設した後この外パイプ13に内パイプ
14を挿入して両パイプ1.3.14を一体的に固着す
る方法であるが、スウェージ加工を行う前に外パイプ1
3に所望の外径を有する内パイプ14を挿入しておいて
、外パイプ13に対するスウェージング中にその圧縮作
用によって同時にこの外パイプ13を内パイプ14に圧
着し、かくして両パイプ13.14を一体的に固着する
こともできる。
また、外パイプ13に形成される螺旋溝は第2図、第3
図に示されるような断面コ字形の溝12よりは第4図に
示されるような蟻形溝15が好ましい。何故ならば、螺
旋溝に第6図に示されるようなゴムチューブ5を挿入し
た場合に、コ字形溝12であればこのゴムチューブ5が
溝から離脱し易く、離脱した場合にはその嵌め込み作業
に手間がかかることになるが、蟻形溝15の場合には一
旦この溝15にゴムチューブ5を挿入すれば抜は出るよ
うなことがないからである。
図に示されるような断面コ字形の溝12よりは第4図に
示されるような蟻形溝15が好ましい。何故ならば、螺
旋溝に第6図に示されるようなゴムチューブ5を挿入し
た場合に、コ字形溝12であればこのゴムチューブ5が
溝から離脱し易く、離脱した場合にはその嵌め込み作業
に手間がかかることになるが、蟻形溝15の場合には一
旦この溝15にゴムチューブ5を挿入すれば抜は出るよ
うなことがないからである。
しかして、このような蟻形の螺旋溝15を形成するのに
、従来のように切削加工によっては不可能に近いが、塑
性変形可能な外パイプに対してスウェージングを行うと
いう方法を採用することによって、その蟻形螺旋溝15
の形成が容易に可能である。
、従来のように切削加工によっては不可能に近いが、塑
性変形可能な外パイプに対してスウェージングを行うと
いう方法を採用することによって、その蟻形螺旋溝15
の形成が容易に可能である。
以上の実施例においては、外バイブに螺旋溝を条設する
ための加工方法として、スウヱージングのみを説明した
が、他の方法としては、成形ロール加工、バルジ成形加
工を採用することができる。
ための加工方法として、スウヱージングのみを説明した
が、他の方法としては、成形ロール加工、バルジ成形加
工を採用することができる。
また、実施例では外パイプにアルミニウム管、内パイプ
に機械構造用炭素鋼管を用いているが、外パイプとして
は上記炭素鋼管、ステンレス鋼管等を用い、内パイプと
してアルミニウム管、FRP製管、カーボン製管等を用
いることができる。
に機械構造用炭素鋼管を用いているが、外パイプとして
は上記炭素鋼管、ステンレス鋼管等を用い、内パイプと
してアルミニウム管、FRP製管、カーボン製管等を用
いることができる。
この場合、外パイプにアルミニウム管を用いたときには
内パイプとしては炭素鋼管やステンレス鋼管を用い、ま
た外パイプにステンレス鋼管を用いたときには内パイプ
としてステンレス鋼管、FRP製管、カーボン製管等を
用いるのがよい。
内パイプとしては炭素鋼管やステンレス鋼管を用い、ま
た外パイプにステンレス鋼管を用いたときには内パイプ
としてステンレス鋼管、FRP製管、カーボン製管等を
用いるのがよい。
そして、外パイプとしては薄肉状で塑性変形可能な鋼管
、アルミニウム管等の金属製管材を用い、内パイプとし
ては、内パイプ全体の強度(曲げ強度や剪断強度)が外
パイプの強度と同等もしくはそれ以上の強度を有する比
較的厚肉の管材を用いる。特に内パイプとしてアルミニ
ウム管やFRP製管を使用する場合は外パイプよりも十
分に厚肉の管材を用いることが好ましい。
、アルミニウム管等の金属製管材を用い、内パイプとし
ては、内パイプ全体の強度(曲げ強度や剪断強度)が外
パイプの強度と同等もしくはそれ以上の強度を有する比
較的厚肉の管材を用いる。特に内パイプとしてアルミニ
ウム管やFRP製管を使用する場合は外パイプよりも十
分に厚肉の管材を用いることが好ましい。
(発明の効果)
本発明の螺旋溝?−1き中空軸は、フォーミング加工に
より外周面に沿って螺旋溝が条設された外バイブと、こ
の外バ、イブに一体的に挿着されていて外パイプと同等
もしくはそれ以上の強度を有する内パイプとの二重パイ
プからなるものであるため、従来の単一一体構造の中空
軸に比べ製作が容易でコストの著しい低廉化を期するこ
とができる。また外パイプと内パイプとで材質の異なっ
たものを使用できることから、内外両パイプの材質の組
合−Hによって重量の軽減化をはかることができる。
より外周面に沿って螺旋溝が条設された外バイブと、こ
の外バ、イブに一体的に挿着されていて外パイプと同等
もしくはそれ以上の強度を有する内パイプとの二重パイ
プからなるものであるため、従来の単一一体構造の中空
軸に比べ製作が容易でコストの著しい低廉化を期するこ
とができる。また外パイプと内パイプとで材質の異なっ
たものを使用できることから、内外両パイプの材質の組
合−Hによって重量の軽減化をはかることができる。
また、螺旋溝を蟻形溝とすることによって、この溝に沿
って挿入配置されるゴムチューブが溝から外れるおそれ
がなく、余分な手間がかからない。
って挿入配置されるゴムチューブが溝から外れるおそれ
がなく、余分な手間がかからない。
そして、螺旋溝付き中空軸を製造する方法としては、塑
性変形可能な管材よりなる外パイプにその外周面に沿っ
てフォーミング加工により螺旋溝を条設し、この螺旋溝
を条設した外パイプに、内バイブを挿通し、両パイプを
互いに一体的に固着するようにしているため、外パイプ
のフォーミング加工が容易よなり、また内外両パイプの
固着も焼嵌めや接着等によって簡単に行うことができ、
しかも螺旋溝のピッチや条設の変更に容易に対応でき、
よって製造コストを著しく低減することができると共に
、多種多様の螺旋溝付き中空軸の製造に最適となる。
性変形可能な管材よりなる外パイプにその外周面に沿っ
てフォーミング加工により螺旋溝を条設し、この螺旋溝
を条設した外パイプに、内バイブを挿通し、両パイプを
互いに一体的に固着するようにしているため、外パイプ
のフォーミング加工が容易よなり、また内外両パイプの
固着も焼嵌めや接着等によって簡単に行うことができ、
しかも螺旋溝のピッチや条設の変更に容易に対応でき、
よって製造コストを著しく低減することができると共に
、多種多様の螺旋溝付き中空軸の製造に最適となる。
第1図は本発明の一実施例を示す螺旋溝付き中空軸の正
面図、第2図は同上の一部拡大断面図、第3図は同上の
一部拡大断面斜視図、第4図は蟻形溝よりなる螺旋溝を
有する中空軸の断面図、第5図は従来例を示すロールシ
ャフトの全体正面図、第6図は同上の一部拡大断面図で
、螺旋溝に挿入されたゴムチューブをも示している。 11・・・中空軸、12・・・螺旋溝、13・・・外パ
イプ14・・・内パイプ、15・・・蟻形の螺旋溝。 出願人 有限会社ニス・ティー・ニス 同 尼崎彫刻工業株式会社 同 安 藤 康 男 l!!6 図
面図、第2図は同上の一部拡大断面図、第3図は同上の
一部拡大断面斜視図、第4図は蟻形溝よりなる螺旋溝を
有する中空軸の断面図、第5図は従来例を示すロールシ
ャフトの全体正面図、第6図は同上の一部拡大断面図で
、螺旋溝に挿入されたゴムチューブをも示している。 11・・・中空軸、12・・・螺旋溝、13・・・外パ
イプ14・・・内パイプ、15・・・蟻形の螺旋溝。 出願人 有限会社ニス・ティー・ニス 同 尼崎彫刻工業株式会社 同 安 藤 康 男 l!!6 図
Claims (3)
- (1)、塑性変形可能な管材よりなり、フォーミング加
工により外周面に沿って螺旋溝が条設された外パイプと
、この外パイプに一体的に挿着されていて外パイプと同
等もしくはそれ以上の強度を有する内パイプとの二重パ
イプからなることを特徴とする螺旋溝付き中空軸。 - (2)、前記螺旋溝は蟻形溝よりなることを特徴とする
請求項1記載の螺旋溝付き中空軸。 - (3)、塑性変形可能な管材よりなる外パイプにその外
周面に沿ってフォーミング加工により螺旋溝を条設し、
この螺旋溝を条設した外パイプに、このパイプと同等も
しくはそれ以上の強度を有する管材よりなる内パイプを
挿通し、両パイプを互いに一体的に固着してなることを
特徴とする螺旋溝付き中空軸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2310196A JPH0735226B2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | 螺旋溝付き中空軸及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2310196A JPH0735226B2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | 螺旋溝付き中空軸及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04182275A true JPH04182275A (ja) | 1992-06-29 |
JPH0735226B2 JPH0735226B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=18002331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2310196A Expired - Lifetime JPH0735226B2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | 螺旋溝付き中空軸及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735226B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002064476A1 (de) * | 2001-02-09 | 2002-08-22 | Alcan International Limited | Wickelhülse und verfahren zur herstellung einer wickelhülse |
CN107555260A (zh) * | 2017-08-24 | 2018-01-09 | 无锡市永兴金属软管有限公司 | 金属软管卷轴 |
-
1990
- 1990-11-15 JP JP2310196A patent/JPH0735226B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002064476A1 (de) * | 2001-02-09 | 2002-08-22 | Alcan International Limited | Wickelhülse und verfahren zur herstellung einer wickelhülse |
CN107555260A (zh) * | 2017-08-24 | 2018-01-09 | 无锡市永兴金属软管有限公司 | 金属软管卷轴 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735226B2 (ja) | 1995-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2928427B2 (ja) | チューブ状のラックバーを成型する装置及びその方法 | |
US4730876A (en) | Apparatus for manufacturing a brush seal | |
SE464464B (sv) | Foerfarande foer tillverkning av tunnvaeggiga metallroer | |
JPH04182275A (ja) | 螺旋溝付き中空軸及びその製造方法 | |
JPS63238933A (ja) | ギヤシヤフトの製造方法 | |
JPS63144827A (ja) | 鍔付き中空軸の製造方法 | |
JP3672295B2 (ja) | 軽量ドライブシャフトの製造方法 | |
US4999901A (en) | Method of producing a nozzle member for sucking or transporting a string of yarn | |
JPH05161913A (ja) | 懸架装置用ダンパの製造方法 | |
JPS6167524A (ja) | 中空円筒管材のスピニング加工方法 | |
JP3938979B2 (ja) | 管端部の加工方法 | |
US1059354A (en) | Method of producing tubes. | |
JPS62227520A (ja) | ねじれ異形管の製造方法 | |
JP3672296B2 (ja) | 軽量ドライブシャフトの製造方法 | |
JP2005000928A (ja) | 管加工装置 | |
JP2002263761A (ja) | 中空ラック軸およびその製造方法 | |
SU1574326A1 (ru) | Способ раздачи труб | |
JPH088100Y2 (ja) | 管成形用芯金 | |
JPS58196124A (ja) | フレキシブルパイプの製造方法 | |
US609147A (en) | Machine for manufacturing seamless drawn tubes | |
JPH0788537A (ja) | 異内径鋼管の製造方法 | |
JPS5973125A (ja) | 形材の圧延曲げ加工法 | |
JPH0683660B2 (ja) | 食品押出製造装置のダイ | |
JPS6127118A (ja) | 二層管の製造方法 | |
JPS58154415A (ja) | 厚肉パイプの製造方法 |