JPH04182183A - 盲人用点字の作製方法 - Google Patents

盲人用点字の作製方法

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JPH04182183A
JPH04182183A JP31047890A JP31047890A JPH04182183A JP H04182183 A JPH04182183 A JP H04182183A JP 31047890 A JP31047890 A JP 31047890A JP 31047890 A JP31047890 A JP 31047890A JP H04182183 A JPH04182183 A JP H04182183A
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air pressure
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JP31047890A
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Tsutomu Otake
大竹 勉
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は瀉融した熱可塑性記録剤を空圧により被記録体
上に射出形成する盲人用、6字の作製方法に関する。
〔従来の技術] 従来、盲人用、点字として紙にエンボスして突起を形成
する方式が用いられてきた。しかし、この方式で作製し
た点字は非常に耐久性が悪く数千回の触読、あるいは保
管時の圧力で突起がii!i滅しでしまうという欠点が
あった。
近年、この欠点を改良するために種々の方式が考案され
ている。たとえば、「米沢農道 “°電子写真技術によ
るレリーフ像とその応用 、応用物理、土旦、6、pp
、605−609 (昭和55)」にみられるごと(、
熱発泡性の記録体上に光吸収の大きい材料で文字や図形
を印写し、光の昭射て印写部分を発泡させるレリーフ像
の作製方法等はすでに実用化され普及している。この方
法は、記録部分のみが光を多量に吸ヰヌし、温度が上昇
するのでその部分が隆起する。この方法は盲人用の配録
媒体、すなわち、盲人用の地図、絵画及び点字の作製や
装飾絵画の作製等に利用されている。
この方法について、盲人用点字の作製方法を簡単に説明
する。第5図(a)と第5図(b)にその熱発泡の工程
を示す。第5図(a)は芦、字のバクーンを光吸収性の
材料(インクやコビャのトナー等)で平面画像として形
成した状態、第5図(b)は光をp8射して熱発泡させ
突起状にした状態である。
両図において5501は支持体5例えば100〜200
umの厚さの紙、5o2は樹脂バインダーに熱発泡性の
マイクロカプセルを混合した厚さ100〜150μmの
熱発泡層、503は光吸収材の印写部分、504は光の
照射にょる熱発泡層が膨張し、隆起した部分である。光
の照射は矢印への方向から行なう。この方法は紙 エン
ボス方式より1fi1久性はかなり向上する。
二の他にも、スクリーン印刷等でプラスチック林の点、
字突起を形成する方法もあるが、印刷の原版を必要とし
文字の修正が簡単にてきないという欠点を有している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前記の従来の方式で;よ、「被記録体か特殊な
ものである」という欠点を有している。すなわち、通常
、被記録体は第5図(a)に示すように、紙の支持体5
01の片面に100〜150umの熱発泡層502を塗
布したものを用いる。
このように、被記録体が特殊なものであるため、例えば
、官製はがきのようなユーザーの好みに合わせた紙は使
用できない。
また、被記録紙が100μm以上という非常に厚い塗布
工程を経るため、ランニングコストが高い。たとえば、
A4版の大きさの被記録紙が1枚200円前後で市販さ
れている。
そこで、本発明はこのような課題を解決しようとするも
のであって、その目的とするところは、日常、使用され
ているあらゆる紙、ブラスチンクフィルム、金属面上等
に形成できる安価な盲人用点字の作製方法を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の盲人用、点字の作製方法は、勲可塑性の記録剤
を加熱する手段と、前記記録剤に非連続的な圧力を加え
る手段と、記録剤に加える圧力を制御する手段とを有し
、記録剤を加熱して適当な粘度に溶融したのち、圧力に
よって記録剤を射出し被記録体上に点字用突起を形成す
ることを特徴とする。
[実 施 例] 第1図に本発明の作製装置の概要図を示す。同図におい
て101はエアーチューブ、102は容器、103はヒ
ータ、104はアクチュエータ、105はノズル、10
6は被記録体、107は連結棒、108は空圧供給用チ
ューブ、109は空圧信号および同期信号発生器、11
0はアクチュエータのコントローラである。
コンプレッサーからの空圧は空圧供給用チューブ108
を介してNFa弁を内蔵した空圧信号および同期信号発
生器109に加えられる。さらにエアーチューブ101
をとおして、一定時間、熱可塑性記録剤を定温度でン容
融している容器102の内部を加圧する。記録剤は1i
磁弁の開放機構により信号印加時にのみノズルから被記
録体上に射出され、被記録体上で冷え固化記録される。
一方、空圧信号および同期信号発生器109からの同期
信号はアクチュエータのコントローラ110に伝えられ
、空圧印加と同時にアクチュエータを動作させ、容器1
02、ヒータ103、ノズル105等からなる記録ヘッ
ドを被記録体に近づける。通常の実験では無信号時にお
けるノズルと被記録体表面との距離は5mmに、信号印
加時の距離は02闘に保った。
空圧の印加とアクチュエータによるヘッドの移動タイミ
ングチャートを第1図の中に示した。時間1=0で空圧
が印加され容器内の圧力が0からHに上昇したとすると
、これと同時にノズルの先端はPからQの位置に移動す
る。前述のようにPの位置と被記録体との距離は5mm
、Qの位置と被記録体との距離は0.2mmである。t
=T、て空圧信号が終わり、その後ある時間をおき、t
=T2でノズルの先端はQの位置に戻る。このとき、ノ
ズルと被記録体との間にあった記録剤は分断され、被記
録体上の記録剤は表面張力で半球上の突起を形成する。
実験装置はT、=1〜50m5.Tz=1〜500m5
の範囲でそれぞれの信号を任意の値に設定できるように
した。記録ヘッドはXYブロックの記録ヘッドの位置に
搭載されており、tER弁の制御信号はコンピュータ等
からブロックへの位置制御信号として送り込まれる。、
点字突起の大きさ(高さや被記録体との接触底面の直径
等)は射出用ノズルの内径、記録剤の温度。
記録時間(第1図でノズル先端がQの位置に滞留する時
間)等で制御することができる。
第2図は記録ヘッドの構造をさらに詳しく示す図である
。同図において、201はエアーチューブ、202は容
器、203はヒータ、204は記録剤、205はノズル
、そして206は被記録体である。
エアーチューブはテフロンチューブを用い、容器は内容
積約2 cm3の銅の容器を用いた。またヒータはセラ
ミックヒータを用い容器に固定巳た。被記録体は、通常
の実験では晋湧紙を用いたが、○HP用紙、プラスチッ
クシート、金属感等にも記録できることを確認した。
記録剤については、ワックス、樹脂、あるlJ):’:
6両者の組合せ等種々のものが可能であるが、J i’
:こその代表例について説明する。
く記録剤の例〉 記録材料の組成(1例)を表1に示す。表1てEVA樹
脂(エチレン−酢酸ビニル共重合体 たとえば三井シュ
ボン社、EV−410)は被記録体への付着力を向上さ
せる働きを持ち、パラフィンワックス(たとえば、日本
精蝋社、HNP−9)は粘度調整のためのワックスであ
る。
被記録体への付着力を向上させる働きを持つ樹脂は、E
VA樹脂の他にポリウレタン樹脂(たとえは、日本ポリ
ウレタン社、ニンボラン2401)、EEA樹脂(日本
ユニカ社、M B −900,9101,あるいはアク
リル樹脂(日本アクリル社、プライマル)、フェノキシ
樹脂(UC0社、PKHH)等も同様の効果がある。
表1 熱可塑性記録材料の組成 粘度調整のためのワックスは、パラフィンワックスの他
にポリエチレンワックス(三洋化成、E−300)、あ
るいはマイクロクリスタリンワックス(日本精蝋社、H
i −M i c 2095 )でも同じ効果があった
表1の染料は図形を可視画像化するために混入したもの
である。
表1に示した組成比は記録材料の加熱温度が130°C
の場合の例であるが、記録される画像の線幅や高さは加
熱温度と記録剤の組成との両者に依存する。−鍜に加熱
温度が高いときはパラフィンワックスの量を少なくした
方が望ましい。
通常、加!ai!温度が100〜140°Cノ範囲Tl
;tパラフィンワックスの組成比は約80〜50wt%
(対応してEVA樹脂は約20〜50 W t%)であ
る。
また、必要に応して扉材や染+4の種類を選べは記録画
像に任意の色をつける事も可能である。
第3図および第4図は本実施例における実験データであ
る。第3図は記録時間T2と突起の底面直径および高さ
との関係である。ノズル先端を被記録体に近づけておく
時間を長くするとき、突起の高さは50m5を越えると
変化しないが底面は広がりつづける。すなわち、記録剤
が半径方向に流れていき、なだらかな突起形状となって
いく。
この実験では空圧パルス幅(T、)を5ms、空圧を1
 、5kg/cm2、ノズル内径を0.42mmとした
。またこのデータでは、空圧パルスが終了したのちもノ
ズルからの射出が続いていると考えられるが、これはエ
アーチューブの弾力性等による。
、)わゆる容量成分で配録剤:こ乃)かる圧力:二時間
遅乙があるためと思われる。
第4図は空圧と突起の底面直径および高さの関係である
。実験範囲では底面直径並びに高さともに空圧が大きく
なるにしたがって増加じでいく。
なお、二の実験は空圧パルス幅(T 1) = 5ms
、ノズルの内径=0.42mm、記録時間LT2 )=
100msで行なった。
第3図および第4図に示したように本発明の方法によれ
ば、記録時間や空圧を変える二とにより、古学突起の高
さを0=0.9mm  底面直径をO〜1.6mmの範
囲で形成することができる。この値は、従来から用いら
れてきた通常の占、字の大きさ、すなわち、底面直径1
4〜1.6mmを満足じている。また1、6字の読み取
り速度や認識精度からみた突起、占高さの適性値04〜
0.6mm[たとえば、小柳恭治 °°触覚の世界”、
P、14I、光生館(昭53)]を満足している。その
うえ、記録剤が樹脂やワックスからできているため触読
に対するfi1久性も十分である。実験によると、退京
盲人が触読するとき点字突起に加わる圧力はたかだか5
0グラム程度であるが本発明の占三突起は200グラム
の圧力でも変形はなかった。一方、紙 エンホス方式の
、6字ては30〜50グラムの圧力で変形じはしめた。
さらに、本発明の原理は点字のようなレリーフ画像のみ
ならず可視画像(文字も含む)のブIJンターへの応用
も可能である。すなわち、空圧、記録時間ならびにノズ
ル径を小さくし、記録剤の射出を微小量におさえれば可
視画像に要求される高分解能の記録を行なうことができ
る。この場合にjマ従来のインクシェツトプリンターヘ
ッドのつまり、あるいはワイヤートッドプリンターに8
けるリボンの交換の煩わしさを改善できる。
[発明の効果1 以上述べたように、本発明によれば必要な場所にのみ記
録を行なうので、被記録体として予め勲発泡層等を塗布
した特殊紙を使う必要はな(、日宮使用されているコピ
ー紙(PPC用紙)や官製はがき、プラスチックフィル
ム、金属板等、広い範囲の被記録体上に記録できる。
さらに、特殊紙を用いないので、ランニングコストはA
4版ても10〜20円であり、従来の方式の10分のl
u下という効果を有する。
また、記録剤に任意の色を有する染料や顔料を混入する
ことにより、可視画像をも形成でき本発明の応用範囲は
広い。
【図面の簡単な説明】
第1図は作製装置の概要を示す図である。第2図は記録
ヘッドの構造を詳しく示す図である。第3図と第4図は
実施例における実験データで、第3図は記録時間T2と
突起の底面直径および高さとの関係を示す図である。ま
た、第4図は空圧と突起の底面直径および高さの関係を
示す図である。第5図(a)と(b)は従来の盲人用、
6字作製方法の1例を示す図。 101・  エアーチューブ 102・ ・容器 103 ・ ・ヒータ 104 ・ ・アクチュエータ 105・・・ノズル 106・・・被記録体 107・・・連結棒 108・・・空圧供給用チューブ 109    空圧信号および同期信号発生器110・
  アクチュエータのコントローラ騙上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 喜三部(他]名)第1聞 第2図 、夕θj 第5図(0) 第5図(い 高、5 (7nv) ε 高3(7r1m)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱可塑性の記録剤を加熱する手段と、前記記録剤に
    非連続的な圧力を加える手段と、記録剤に加える圧力を
    制御する手段とを有し、記録剤を加熱して適当な粘度に
    溶融したのち、圧力によって記録剤を射出し被記録体上
    に点字用突起を形成することを特徴とする盲人用点字の
    作製方法。 2)記録剤中にポリウレタン樹脂、EVA樹脂、EEA
    樹脂、アクリル樹脂、フェノキシ樹脂、パラフィンワッ
    クス、ポリエチレンワックス、およびマイクロクリスタ
    リンワックスの少なくとも一つを含むことを特徴とする
    請求項1記載の盲人用点字の作製方法。 3)記録剤に圧力を加える手段として空圧を用いたこと
    を特徴とする請求項1記載の盲人用点字の作製方法。
JP31047890A 1990-11-16 1990-11-16 盲人用点字の作製方法 Pending JPH04182183A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1563914A1 (de) * 2004-02-13 2005-08-17 Nordson Corporation Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer ertastbaren Markierung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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