JPH04182021A - アルミ型材を押し出す場合のブリスター発生防止方法とその装置 - Google Patents

アルミ型材を押し出す場合のブリスター発生防止方法とその装置

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Publication number
JPH04182021A
JPH04182021A JP31214290A JP31214290A JPH04182021A JP H04182021 A JPH04182021 A JP H04182021A JP 31214290 A JP31214290 A JP 31214290A JP 31214290 A JP31214290 A JP 31214290A JP H04182021 A JPH04182021 A JP H04182021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
billet
chute
reversing
aluminum
shute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31214290A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nekawa
根川 博
Mitsuhiro Kosha
古謝 光弘
Katsunori Komine
小嶺 克範
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEHIDE ALUM KOGYO KK
Original Assignee
KANEHIDE ALUM KOGYO KK
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Publication date
Application filed by KANEHIDE ALUM KOGYO KK filed Critical KANEHIDE ALUM KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はアルミニウムビレットの押出工程の際に、ブリ
スター(気泡)の発生を防止する方法及びそれに用いる
装置に関するものである。
〈従来の技術〉 ビレットの押出工程中に発生するブリスターの発生原因
の多くは、押出過程のメタルフロー内部に巻き込まれた
空気、或はビレット内部のガスが、押出時およびその後
の熱処理によって膨張し、ビレット表面にブリスターが
発生するものである。
現在アルミ押出加工では、押し出しが進むにつれて加工
熱が発生するので、1本のビレットの中でも最初より、
後になるにつれてビレット温度は高く成る。その為にビ
レットを加熱する場合には、ビレットの前端より後端に
かけて、徐々に低い温度になるように加熱しておく、所
謂テーパー加熱方法で加熱されたビレットを使用してい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし上記テーパー加熱方法で、押出加工をした場合、
押出加工熱で温度が上昇したダイス接触面と、ビレット
先端の温度(約480℃)との相互作用によりビレット
アップセット不良によって、メタルフロー内部へのエア
ーの巻き込みによる気泡不良が多発し、ディスク外径、
コンテナー内径、カジリ、エジェクト、プレスの芯出等
の対応をしている。
本発明では上記問題点であるビレットアップセットの不
良を解消する為に、先端より後端に向けてテーパー加熱
されたビレットをシュート途中で止め、反転させ温度の
低い後端から押出加工することによってブリスターの発
生を防止する方法とその装置を提供することを目的とす
るものである。
く課題を解決する為の手段〉 本発明の上記目的は、以上の如き構成の方法及び装置に
よって達成できる。即ちその要旨は、ビレットヒーター
によって、アルミニウムビレット先端より後端に向けて
高温から低温にテーパー加熱されたアルミニウムビレッ
トを、押出加工する前に反転し、上記アルミニウムビレ
ット後端側より押出加工することによってブリスター発
生を防止することを特徴とするアルミ型材を押し出す場
合のブリスター発生防止方法。並びにビレットヒーター
から押出工程へテーパー加熱されたアルミニウムビレッ
トを搬送するビレットシュートにおいて、該ビレットシ
ュートの中途部を、アルミニウムビレット長さ以上に切
落し、切落空間部を形成せしめると共に、該切落空間部
内に上記ビレットシュートの傾斜角度と同一線上に、上
記アルミニウムビレット長さと略同長の反転用シュート
を回転自在に架設せしめ、更に上記反転用シュートの先
端部にビレットストッパー部を着脱自在に装着せしめ、
上記反転用シュートを電動等の駆動モーターによって駆
動反転自在となした如き構成としたことを特徴とするア
ルミニウムビレット反転装置である。
〈実施例並びに作用〉 以下本発明を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述
する。
第1図は本発明装置の概要を示す平面説明図、第2図は
同側面説明図である。
即ち(1)は、架台[有]、(2・・・によって流れ方
向に沿って傾斜状に架設されるビレットシュートである
。このビレットシュート(1)の始端側には、ビレット
ヒーターB)が架設され、同ビレットヒーター0)終端
と上記ビレットシュート(1)始端との間に、搬送用ロ
ーラー(2)、(2)・・・が、敷設されている。又上
記ビレットシュート(1)の終端側延長上には、ビレッ
トストッパー部(9が突設され、同ビレットストッパー
部(9とビレットシュート(1)終端との間には、フリ
ーローラー(6)、(6)・・・が敷設されている。
そこで上記ビレットシュート(1)の中途部に、ビレッ
ト反転装置(7)を設けるものであり、同ビレット反転
装置■は、第3図及び第4図にそれぞれ示すように、ビ
レットシュート(1)の中途部を、ビレット長さ以上に
切落し、その切落空間部a内に、ビレット長さと略同長
とした反転用シュート6を架設するものであり、同反転
用シュートUは架台(2、(2間に、上記ビレットシュ
ート(1)の傾斜角度と同様に渡設された反転用シュー
ト基台部(9)に、その上下方向に貫通される回転軸0
ω上端に、上記反転用シュート0底部中央を固着するも
のである。従って、上記反転用シュート8は、ビレット
シュート(1)の傾斜角度を維持した状態で、切落空間
部a内を反転する機構とするものである。又上記反転用
シュート基台部(9)下方に、減速機、ブレーキ付モー
ター■が設けられ、上記回転軸αω下端と、減速機、ブ
レーキ付モーター(5)の駆動軸亜にそれぞれスプロケ
ット■、[F]が接着され、同スプロゲット[F]、[
F]間を、伝動チェーンIによって連結することによっ
て、上記反転用シュート6を駆動回転させるものである
。又上記ビレットシュート(1)の切落端の下方側には
、逆転用ストッパ一部■及び上方側には正転用ストッパ
一部■がそれぞれ、切落空間部a内に向けて突設され、
それと係留する係留部片0、rが、反転用シュート8の
両側にそれぞれ突設されるものである。更に反転用シュ
ート6の下方開口端には、着脱自在とされるビレットス
トッパー部Cが設けられるものであり、第1図中におい
て示すように、反転用シュート6の周回上には、ガイド
部昨が架設されるものである。そして上記ビレットシュ
ート(1]及び反転用シュート矧内底部には、ビレット
滑動用フリーローラ一部(ハ)、曽が敷設されるもので
ある。
以上の構成より成る本発明ビレット反転装置を用いビレ
ットの押出工程を詳述する。
第5図はビレットの反転工程を示すフローチャートを示
すものであり、まずビレットヒーター(3)によって、
ビレットの先端が約480℃、後端が約430℃でテー
パー加熱された状態で、ビレットヒーター(3)内より
搬送用ローラー(2)、(2)・・・によって取り比さ
れ、ビレットシュート(1)基端側より、ビレットの自
重によって反転用シュートa内へ滑動し、同反転用シュ
ート8先端側のビレットストッパー部εによって係止さ
れる。この時にビレットAの検出がなされ、それと同時
に安全タイマータイムアツプにより、減速機、ブレーキ
付モーター■が作動し、上記反転用シュート8を反転さ
せる。そして上記ビレットAは自重により反転用シュー
ト6内より排出され、ビレットシュート(1)先端側か
ら排出され、ビレットストッパー部(5)で停止され、
フリーローラー+61 、 (61・・・によって押出
工程へ送り出され、送り完了を確認した時点で、上記反
転用シュートaが再び反転され、元の状態に復帰される
ものである。この様にして反転されたビレットAは、そ
の先端が約430℃の状態で押出加工をすることによっ
て、押出加工熱で温度が上昇したダイス接触面でのビレ
ットアップセット不良が生起せず、ブリスターの発生が
見られないことが確認できた。
そこで従来方法から本発明実施後による気泡不良発生率
の推移を第6図に示す。
算定した。
上記結果より本発明実施後に、不良率が従来方法に比較
して著しく低下していることが確認できた。
〈発明の効果〉 以上述べてきたように本発明によれば、テーパー加熱さ
れたビレットをシュート途中で止め、反転させ温度の低
い後端から押出加工をすることによってブリスターの発
生が著しく低下するものであり、それによって生産効率
が高くなる等、種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概要を示す平面説明図、第2図は
同側面説明図、第3図は本発明のビレッ反転装置の拡大
説明図、第4図は同端面説明図、第5図は本発明方法に
よるビレット反転工程を示すフローチャート図、第6図
は従来方法から本発明方法による実施後における不良率
の推移を示す折線グラフ図である。 図中  a:切落空間部 (1):ビレットシュート ロ:ビレット反転装置 8:反転用シュート @:ビレットストッパー部 特許出願人  金秀アルミニ業株式会社代  理  人
     有   吉   教   晴第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビレットヒーターによって、アルミニウムビレット
    先端より後端に向けて高温から低温にテーパー加熱され
    たアルミニウムビレットを、押出加工する前に反転し、
    上記アルミニウムビレット後端側より押出加工すること
    によってブリスター発生を防止することを特徴とするア
    ルミ型材を押し出す場合のブリスター発生防止方法。 2、ビレットヒーターから押出工程へテーパー加熱され
    たアルミニウムビレットを搬送するビレットシュートに
    おいて、該ビレットシュートの中途部を、アルミニウム
    ビレット長さ以上に切落し、切落空間部を形成せしめる
    と共に、該切落空間部内に上記ビレットシュートの傾斜
    角度と同一線上に、上記アルミニウムビレット長さと略
    同長の反転用シュートを回転自在に架設せしめ、更に上
    記反転用シュートの先端部にビレットストッパー部を着
    脱自在に装着せしめ、上記反転用シュートを電動等の駆
    動モーターによって駆動反転自在となした如き構成とし
    たことを特徴とするアルミニウムビレット反転装置。
JP31214290A 1990-11-16 1990-11-16 アルミ型材を押し出す場合のブリスター発生防止方法とその装置 Pending JPH04182021A (ja)

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JPH04182021A true JPH04182021A (ja) 1992-06-29

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ID=18025760

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JP31214290A Pending JPH04182021A (ja) 1990-11-16 1990-11-16 アルミ型材を押し出す場合のブリスター発生防止方法とその装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016080012A1 (ja) * 2014-11-19 2017-08-31 宇部興産機械株式会社 押出プレスのビレット搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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