JPH04181734A - CVDSiO↓2のクリーニング方法 - Google Patents

CVDSiO↓2のクリーニング方法

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JPH04181734A
JPH04181734A JP31090790A JP31090790A JPH04181734A JP H04181734 A JPH04181734 A JP H04181734A JP 31090790 A JP31090790 A JP 31090790A JP 31090790 A JP31090790 A JP 31090790A JP H04181734 A JPH04181734 A JP H04181734A
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JP
Japan
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cleaning
quartz glass
cleaned
sio
sio2
Prior art date
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Pending
Application number
JP31090790A
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English (en)
Inventor
Isamu Mori
勇 毛利
Tadashi Fujii
正 藤井
Yoshiyuki Kobayashi
義幸 小林
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体関係の薄膜形成装置においてシランガ
スを含有するガスを使用してCVD法によりS i O
z if l!を作成する際、目的物以外に堆積したS
iO□をクリーニングする方法に関する。
[従来技術とその問題点1 一般に、シランガス等を使用したCVD法にょるSiO
□薄膜は、各種の半導体分野で絶縁膜やバソシベーシヲ
ン膜として広範に利用されている。
ところがこの反応を行う場合、目的とする場所以外にも
CvDによる5i01膜が付着または堆積し、これらの
量が増大すると目的とする半導体の表面に飛散等により
付着して不良品発生の原因となる。
そこで、普通これらの装置に堆積したSingは、フン
酸と硝酸の混酸や水酸化ナトリウム水溶液等の酸やアル
カリ水溶液を用いた湿式のクリーニング、NF3を用い
た乾式のプラズマクリーニング、またはサンドブラスト
法等の物理的クリーニング法が行われている。
このような1llllI形成装置の材質としては、溶融
石英ガラス、合成溶融石英ガラス等の石英ガラス、ステ
ンレス、アルミニウム合金、ニッケル等が装置材料とて
使用されている。特に、CVDの温度が高い装置におい
ては材質的に安定な石英ガラスが最もよく使用されてい
る。
上記の装置をクリーニングする際、従来の湿式のクリー
ニング法では、使用したフッ酸により薄膜形成装置、特
に石英ガラスの場合には容器自体に腐食が発生し、また
装置をクリーニングした後の後処理工程が必要となる等
、種々の問題点を有する。 NF、を使用したプラズマ
クリーニングの場合はプラズマ雰囲気を作ることが必要
となり、このようなプラズマ雰囲気を作ることのできる
装置にしか適用できないという問題点がある。
さらに、物理的な方法では装置自体が傷つき易いという
問題点があり、上記したいずれの方法も簡単にかつ装置
を傷付けずにクリーニングするという点で問題点を有す
る。
1問題点を解決するための手段] 本発明者はかかる問題点に鑑み、鋭意検討した結果、C
IF、ClF3. ClF5等を使用して400〜80
0℃で乾式クリーニングを行うことにより、簡単にかつ
効率よく薄膜形成装置上に堆積したSiO□を除去でき
ることを見い出し、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、シランガスを含有する原料によりC
VD法を実施する際、薄膜形成装置内に堆積したSiO
□をCIF、ClFff、 ClF5のうち少なくとも
一種類を含有するフッ化塩素により、400〜800℃
(0m度範囲でクリーニングすることを特徴とするCV
D 5iOzのクリーニング方法を提供するものである
まず、本発明でクリーニングの対象となるSiO□は、
下記するシランガスを原料の一つとしてCVDを行うこ
とにより堆積したもので、CVDの方法として1例を示
すと、下記した反応式等により進行するものである。
■ si++、+112o →SiO□+2”zo千4
N2■ Si (OCJ4) a→SiO□+4C2H
4+2)120■ SiH4+ CO2+ H2−5i
O□↓CO↓5H20■ 5i82C+□+2NzO−
5iO□士2HC1+ 2Nz■ 5iHn+Oz→S
iO□+H20上記SiO□膜を形成させる時の温度は
、例えば■の反応のように400〜500℃程度の低温
で行う場合と、■〜■の反応のように600〜800の
高温で行う場合がある。
しかし、いずれの場合も上記反応式により生成したシリ
カはアモルファスであり、また膜自体が5i−0−5i
−0−のネットワークを完全に作っていす、各反応によ
って異なるが、一部炭素を含有したり5i−H,5i−
0−H等の結合が残留しており、密度も石英ガラスに比
較して低いためフッ化塩素の攻撃を受は易いのではない
かと考えられ、このため石英ガラスに比較してより低温
で分解させることができる。
上記方法により成膜されたSiO□は、CIF、CIF
、。
CIF、のうち少なくとも一種類を含有するフッ化塩素
を400〜800℃の温度で導入することにより、クリ
ーニングすることができる。
使用するフッ化塩素は、CIF、C1h、 ClF5ノ
うち最も普通に用いられているClFiを使用するのが
好ましい。また、その濃度は0.5 vo1%以上であ
ればどのような濃度で行うことも可能であるが、経済性
、反応速度等を考えると3〜1Qvolχが好ましい。
上記の濃度でフッ化塩素ガスを使用する場合、希釈する
ガスが必要となる場合があるが、希釈するガスとしては
アルゴン、窒素、ヘリウム等が使用できる。
また、クリーニングの温度は400〜800℃の範囲で
行うことができるが、500〜700℃が好ましい。ク
リーニング温度が400℃より低い場合、クリーニング
速度が低すぎるためクリーニング時間が長時間の及び好
ましくなく、一方クリーニング温度が800℃より高い
場合基材そのものも傷つけるため好ましくない。
クリーニングする対象の装置は主として石英ガラスやS
iCを被覆した炭素等の材質より構成されているが、こ
れらの材質を殆ど傷つけることなく堆積したSiO□を
除去する必要がある。特に、石英ガラスは材質としては
Singよりなるものであるが、CVDにより堆積した
5i02と異なり、石英の融点以上で一旦溶融した後ガ
ラス化させるもので、化学的に安定であり一〇H基の含
有量はppmのオーダーであるため800℃程度の温度
まではフッ化塩素によるエツチング速度は非常に低い。
従って、本発明の400〜800°Cの温度範囲内でC
VD法による堆積SiO□のみを選択的にクリーニング
することができる。
クリーニング方法としては、系の中にフッ化塩素を一定
圧力になるまで導入した後導入を止め、その状態で特定
の温度にすることによりクリーニングを行う静置式のク
リーニング法でも、系の中にフッ化塩素ガスを一定流量
で流通させながらクリーニングを行う流通式のクリーニ
ング法のどちらを用いてもよく、その圧力の大気圧付近
より低い気圧であればよい。
[実施例1 以下、本発明の実施例により具体的に説明するが、本発
明はかかる実施例により限定されるものではない。
スJjLL テトラエトキシシラン(以下、TEQSと略記する。)
を750℃で熱分解することにより、溶融石英ガラス板
(3X 10 X 10mm)上にSi0g膜を10,
000人の厚さで成膜したサンプルを用い、ClF3濃
度が5νolχに窒素ガスで希釈したガスを用い、容器
内圧力0.6Torrで石英ガラス容器にガスを流通さ
せ、石英ガラス板の温度を変化させてクリーニング処理
を行った。
この時のガスの流量は、100 cc/ minであっ
た。
この時のエツチング速度(人/1llin)と温度の関
係は、以下の通りである。
200 ℃:0(人/m1n) 、 300 ℃: 1
5 、400℃; 220゜600℃; 11,000
 、 650℃; 21,000上記クリーニング処理
によっても石英ガラス板は殆どエツチングを受けておら
ず失透もおきていなかった。
以上の結果からもわかるように、石英ガラス板上にCV
D法により成膜された5iOzは、石英ガラス板を傷つ
けずに迅速にクリーニング処理を行うことができ、同様
な方法で本実施例に使用したような石英ガラス製の半導
体用CVD装置を傷つけずにCVD法により堆積した5
iOzのみを選択的にクリーニングすることができる。
寒隻且1 TEQSに03を混合した系において、400℃で実施
例1と同じ基板に5iOzlFJを成膜した他は、実施
例1と同様の方法で基板の温度を変化させてクリーニン
グを行った。その結果を下記する。
200 ℃−〇(人/m1n) 、 300  ℃;2
1,400 ℃;340上記クリーニング処理によって
も石英ガラス板は殆どエツチングを受けておらず失透も
おきていなかった。
大l性主 5iHnに02を混合した系において、400℃で実施
例1と同じ基板にSiO□膜を成膜した他は、実施例1
と同様の方法で基板の温度を変化させてクリーニングを
行った。その結果を下記する。
200 ℃;O(人/win) 、 300  ℃; 
10.400  ℃; 250゜600℃; 15,6
00 上記クリーニング処理によっても石英ガラス板は殆どエ
ツチングを受けておらず失透もおきていなかった。
裏施桝工 実施例1で使用したものと同様の石英ガラス板および合
成透明石英ガラス(60mmφ×100mm、厚さ5 
mm)で5in2を堆積していないものを用い、780
℃で実施例1と同じ流量によりClF3を流通させ、上
記材料がエツチングされるかどうかを測定したが、該材
料は殆どエツチングを受けておらず失透もおきていなか
った。
大隻史工 半導体製造装置に広範に使用されているアルミニウム5
052の板(2X 20 X 20mm)で5i02が
堆積していないものを使用し、400℃で実施例1と同
様の条件でClF3を流通させ、捜査型電子顕微鏡によ
り表面を観察したが、クラック等の腐食は観察できなか
った。
基1dI上 実施例1で作成したものと同様のSiO□が成膜された
石英ガラス板を用い、NF3ガスを基板の温度が400
℃になるように設定し、NF3濃度100νo1χでそ
の流量が100 cc/min、容器の圧力が700 
Torrの条件で2時間クリーニング処理したが、5i
n2膜は全くエツチングされておらず、クリーニング処
理は困難であることがわかった。
炊較貫I 実施例1と同様にして石英ガラス基板上にSiO□の成
膜を行った後、このサンプルを電気炉に入れて1200
℃で24時間加熱し、さらにその後実施例1と同様の方
法、条件で温度を変化させ、クリーニングを行った。結
果は以下のようになる。
400℃以下;エツチングできず 600  ’C、1,500(人/m1n)、  80
0 ℃;8.600上記したように、アニーリング処理
を行うことにより、CVDのSiO□はエツチングを受
けにくくなり、クリーニングに長時間を要することがわ
かる。
この結果かられかるように、同じ5i(hであっても、
熱処理等によりその物性は異なり、石英ガラスに近づく
に従い化学的耐食性が増大することがわかる。
を発明の効果) 本発明の方法によれば、従来では乾式クリーニングが難
しいと考えられていたCVD法により薄膜形成装置内に
堆積したSiO2を、400〜800°Cの温度範囲で
CIF、CIF:l、 ClF5のうち少な(とも1種
類を含有するフン化塩素ガスを使用することにより、石
英ガラス等の容器をエツチングすることなく、選択的に
クリーニングすることが出来るという極めて優れた効果
を奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)シランガスを含有する原料によりCVD法を実施す
    る際、薄膜形成装置内に堆積したSiO_2をCIF、
    CIF_3、CIF_5のうち少なくとも一種類を含有
    するフッ化塩素により、400〜800℃の温度範囲で
    クリーニングすることを特徴とするCVDSiO_2の
    クリーニング方法
JP31090790A 1990-11-16 1990-11-16 CVDSiO↓2のクリーニング方法 Pending JPH04181734A (ja)

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