JPH0418170B2 - - Google Patents

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JPH0418170B2
JPH0418170B2 JP57226435A JP22643582A JPH0418170B2 JP H0418170 B2 JPH0418170 B2 JP H0418170B2 JP 57226435 A JP57226435 A JP 57226435A JP 22643582 A JP22643582 A JP 22643582A JP H0418170 B2 JPH0418170 B2 JP H0418170B2
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JP
Japan
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stud
receptacle
legs
quick
clip
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JP57226435A
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JPS58225210A (ja
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Andore Chaaruzu Waruden Raito
Ronarudo Furanku Shimupuson
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ZUUSU FUASUNAA YOOROTSUPA Ltd
Original Assignee
ZUUSU FUASUNAA YOOROTSUPA Ltd
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Publication date
Application filed by ZUUSU FUASUNAA YOOROTSUPA Ltd filed Critical ZUUSU FUASUNAA YOOROTSUPA Ltd
Publication of JPS58225210A publication Critical patent/JPS58225210A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレセプタクルとスタツドとからなり、
スタツドが固定されている第1部材とレセプタク
ルが固定されている第2部材とを固着するために
スタツドとレセプタクルとをかみ合させる急速開
放型フアスナーとその製造方法に関する。そし
て、本発明は特にいわゆる「押して固着し、回し
て開放する」急速開放型フアスナーとその製造方
法に関する。
上述の如きフアスナーの代表的なものは英国特
許第1519357号明細書に開示されている。すなわ
ち、この形式のフアスナーは、自由端でスタツド
を所定の位置に保持するために、スタツドの軸の
くぼみまたは溝とかみ合うためにお互いの方向に
延びる一対のクリツプ状の脚を有する一片のレセ
プタクルからなつており、この種のものはスタツ
ドがレセプタクルの端部に形成されている受面に
対して垂直に挿入してもスタツドとレセプタクル
のクリツプ状の脚とが堅固にかみ合わないという
問題を有している。スタツドとレセプタクルとが
かみ合う際に、クリツプ上の脚がスタツドの軸の
溝またはくぼみと正しくかみ合うようにスタツド
を位置させうる特有の形状を有するガイド部をス
タツドの突出部(先端)に設けることにより、こ
の問題を解決しようという試みがなされていて、
このようなことは、例えば、英国特許第1465262
号及び同第1588556号明細書に記載されている。
このようなスタツドを回転する方法は実際に申
し分なく作用するのであるが、スタツドに正確に
ガイド部を形成するために、複雑な加工やその他
の形成過程が必要となる。
本発明は上述の如き不都合を解決しようとする
ものでありその目的は、レセプタクルとスタツド
とを有するフアスナーにおいて、スタツドをレセ
プタクルに簡単に挿入したり、離脱することがで
き、しかもレセプタクルとスタツドとのかみ合い
が正確で堅固な急速開放型フアスナー及びその製
造方法を提供することにある。
本発明によれば、素早く開放可能なフアスナー
のレセプタクルは、スタツドの軸のくぼみまたは
溝とかみ合うため、お互いの方向に延びる一対の
クリツプ状の脚を有し、各々のクリツプ状の脚の
内側の面が複数の構造(突起)を有しており向い
合う脚の該突起がレセプタクルへスタツドを挿入
するかみ合いの際に、スタツドの導入部を回転す
るように形成されている。
この発明は、また、細長い断面を呈するくさび
状の導入部とレセプタクルのクリツプ状の脚とが
かみ合うために軸の両側に少なくとも一対の向い
合うまつすぐな溝部を有するスタツドをも有す
る。
以上述べたように本発明のレセプタクルを用い
るに当つては、くさび状の導入部の角部がレセプ
タクルのクリツプ状の脚の突起とかみ合い、回転
させられるので、溝部は一般的にクリツプ状の脚
の端部の間のすきまの縦方向を横切るよりも縦方
向に沿つて整列する。それゆえ、スタツドの導入
部はクリツプ状の脚の間で押されるので、それら
の脚の端部は、スタツドの軸のそれぞれの側の溝
部と確実にかみ合う。各々のクリツプ状の脚の構
造は各々のクリツプ状の脚の内側の面の横一列で
傾斜する複数の細長い突起からなり、向い合う脚
の構造は、軸的に見ると、向い合う方向に傾斜し
ている。構造としては、円形状、三角状、菱形状
の突起が選択でき、片方の脚の突起は、脚と脚と
の間のすきま方向に沿つてもう一方の脚の突起と
向い合つて並んでいる。好ましくは、レセプタク
ルは、クリツプ状の脚を面状から広げる胴部、胴
部の面状から広がる側突部、脚と胴部との間の接
点に隣接して形成される1または2以上の係止片
を持つクリツプ状の脚、係止片は、脚から胴部の
面の方向へ向つてひろげられるため、レセプタク
ルが取り付けられる保持部がレセプタクルが置か
れるすきまの両側で側突部と係止片の間のみで保
持される。本発明によるスタツドは、好ましくは
軸の両側に複数対の逆方向の溝部を形成すること
により、レセプタクル内において、多くの位置の
いずれか1つの位置で保持される。さらに好まし
くは、開放するためにスタツドを回転してレセプ
タクルの外へはじき出すために、くさびの幅広方
向のスタツドの幅、すなわちスタツドの溝面の幅
は導入部に向つて減少させる。好ましくは、レセ
プタクルのクリツプ状の脚の各々が一方の側面か
ら延びる翼を、または一方の脚が両方の側面から
延びる翼を脚と脚との間のすきまにわたつて有す
ることによりレセプタクルの側面を少なくとも部
分的に覆う。翼はスタツドがレセプタクルの側面
を通ることにより生じる挿入ミスを効果的に妨
げ、挿入する際のスタツドのミスとは関係なくス
タツドとレセプタクルとの正常なかみ合いを確実
に行う。本発明の別の面において、スタツドは、
一端において1または2以上の切頭円錘状(円錘
台状)のテーパを有する実質的な円形断面のプレ
ス素材から作られ、該素材のテーパ端面は、向い
あう溝部とスタツドの軸の両側の導入部を形成す
るために1対の鋸歯状治具でプレスして圧印加工
され、該素材は、圧印加工の間、鋸歯状治具の間
でこれらに触れることなく対向する端部において
膨潤し、プレス素材のテーパは、形成後のスタツ
ドの溝なしの側部がスタツドの端に向つてテーパ
ずけられるように整形される。
溝と導入部が圧印加工により形成されるプレス
素材の向いあう側面は圧印加工中に膨潤により広
げられ、膨潤は、プレス素材の端部付近でもつと
も大きい。このことにもかかわらず、テーパは、
スタツドの溝なしの側部が依然として、スタツド
の端面に対してテーパを有することを補償してい
る。スタツドをレセプタクルから除去するときに
レセプタクルの脚部と協働するのは、完成したス
タツドのこの側部のテーパである。スタツドと共
に使用するためのレセプタクルの形態により、プ
レス素材が単一切頭円錘状テーパを有するか、二
重切頭円錘状テーパを有するか(後者の場合はプ
レス素材の端部に近接するテーパが他のテーパよ
りも大きなテーパ角を有するが)が決定され、プ
レス素材の端部が面取りを有するか否かも、完成
したスタツドの溝なし面の形状に対する要求によ
り決定される。
次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明
する。
第1図は、レセプタクルの概略図、第2図は、
レセプタクルの正面図、第3図は、レセプタクル
の側面図である。
フアスナーのレセプタクル1は、第1図に示す
ように、中央に長い開口部3を有する胴部2を含
み、開口部3のヘリ4は、胴部2の面から内側方
向に丸められている。このことは後述するスタツ
ドのレセプタクルへの挿入を容易にする。一対の
側突部5が胴部2の向いあつた幅が狭い方の側部
から横方向に延びている。側突部5は一般的に胴
部2と共通の面を構成するが、第2図に示すよう
に、胴部2の面に対してわずかに傾斜している。
胴部2から延び、お互いの方向へ曲げられている
のがクリツプ状の脚6である。脚6は第3図にも
示すように各々使用時に後述する支持部25の後
面に対してかみあう係止片7を持ち、レセプタク
ル1は係止片7と突部5が支持部25をはさむこ
とにより支持部25に保持されるが、その詳細は
後述する。脚6は各々内側の面状に形成される菱
形状の突起8を有し、その突起8は脚6の内側方
向に向いている。そして相対向する脚6,6の突
起8は、第1図に示すように、お互いに関して互
い違いになるように配設される。突起8は、その
側面が少々曲がるものの三角形状のものでもよい
し、円形状のものでもよい。
テーパ状のスタツド10をその先端が開口部3
に対して直角な状態でレセプタクル1に挿入した
とすると、スタツド10の先端の縁が各々の脚
6,6の突起8の傾斜面に当接するので、挿入さ
れるにしたがつてスタツド10は徐々に回転し始
める。そして、スタツド10の先端が脚6,6の
先端の縁に至るとその縁によりスタツド10の先
端がさらに回転させられてスタツド10の先端は
脚6,6の先端の縁より突出するので溝部16が
脚6,6の先端の縁と係合する(第7図)。
また、テーパ状のスタツド10をその先端が開
口部3に対して平行な状態でレセプタクル1に挿
入すれば、溝部16はすでに脚6,6の先端の縁
と係合し易い状態になつているので、このまま挿
入すればスタツド10の先端は脚6,6の先端の
縁り突出するので溝部16が脚6,6の先端の縁
と係合する(第7図)。
第3図に示すように、各脚6は、その片側のへ
りに翼9が形成されている。その翼9は向いあう
脚の間のレセプタクルの開口部3を横断して部分
的に広がる。
使用にあたり、もしスタツド10がレセプタク
ル1内に傾斜して挿入されると、スタツド10は
脚に沿いレセプタクル1の側面に向つてすべる。
しかしスタツド10は、翼部9の1つの内面と衝
突するので、これが正確にかみ合わない位置すな
わちレセプタクル側面に出ていくのを防ぐことが
できる。そして、スタツド10がレセプタクル1
にしつかりと差し込まれる。第4図に示すよう
に、スタツド10は頭部11を有する。第4図に
は示されてはいないが、この頭部11にはスタツ
ド10の軸12の回転を可能にするための溝、た
とえばネジ回しの先端が嵌合する溝またはアレ
ン・キー(ALLEN KEY)のための六角形の溝
のような適した形状の溝が形成されている。軸1
2の導入部と呼ばれる頭部11から離れた端部に
は対抗して2つの平面13が形成されている。そ
れら平面13にはくさび14が形成され、そのく
さび14はスタツド10をレセプタクル1に嵌合
するときの脚6,6間への挿入を可能にする。第
5図及び第6図からわかるように、くさび14に
近接したスタツドの端部において、軸12は幅方
向に潰された縦方向の面が形成されている。この
ようにして形成された相対抗する2つの面には互
い違いにしかも平行に肩部15と溝部16が形成
される。
軸12のレセプタクル1へ導入する方の端部に
おいて、幅が狭い溝部16などが形成されていな
い部分は、対称的にスタツド10の先端から中央
に向つて漸次広げられた曲線状のテーパー部分1
7が形成され、フアスナーの使用時において、該
テーパー部分17は軸12をレセプタクル1から
スムースにしかも完全に離脱させることを保証す
る。
スタツド10の頭部11に近接して軸12は2
つのくびれ部18で細められ、これらくびれ部1
8間に軸12の径よりわずかに大きな径を有する
峰部19が形成される。使用に際して第7図に示
すように、スタツド10は好ましくは、パネル2
1の円形開口部20にはめこまれ、弾力のあるワ
ツシヤ22とプラスチツク製の止めワツシヤ23
によつてパネル21上に保持される。第7図から
もわかるように止めワツシヤ23はスタツド10
の峰部19の径よりもわずかに小さい径を有して
いるので、スタツド10がパネル21の開口部2
0に挿入される時は峰部19全面でスナツプ結合
し、円形開口部20内でスタツド10をゆるく保
持する。加えて、止めワツシヤ23は、パネル2
1を押すことによりレセプタクル1内へスタツド
10を押し込むことを可能にし、このことによ
り、レセプタクル1とスタツド10のかみ合い
が、スタツド10の頭部を押すことによつてのみ
達成されるという必然性を回避する。ゴム製のワ
ツシヤ22は、実際にパネル21と支持部25と
の間のすきま部材としてまた、使用にあたりレセ
プタクル1からスタツド10の開放を援助するた
めの弾性バネ部材として機能する。
レセプタクル1は、一般的に支持部25の長方
形開口24にはめこめられる。この長方形開口2
4は、レセプタクル1を囲む大きさで作られてい
る。レセプタクル1を支持部25に取り付けるに
あたつて、該長方形開口24に脚6と係止片7を
通過させる。通過後、脚6と係止片7は外側に弾
発され、レセプタクル1は側突部5と係止片7と
の間で保持される。
第7図において、スタツド10の端部から第2
番目の溝部16はレセプタクル1の脚6の角(先
端)とかみ合つており、この状態でスタツド10
はレセプタクル1に保持されているが、パネル2
1と支持部25との間のすき間の寸法によつては
他の溝部16とのかみ合いもある。このため別の
弾性のワツシヤ22がスタツド10上に位置ずけ
られることになる。
レセプタクル1にスタツド10を挿入するには
まず、挿入するスタツド10を所定のレセプタク
ル1の上に位置合せした後、スタツド10の頭部
11かパネル21を押圧するだけでよい。そして
たとえスタツド10が不適当な状態で挿入された
としても、スタツド10の先端が脚6に形成され
た突起8と係合するときに生じる回転力によつて
スタツド10は正規な回転位置にひとりでに回転
する。
レセプタクル1からスタツド10を開放するた
めに必要なことは、頭部11を、工具を用いて
90゜回転させることであり側面17がクリツプ状
の脚6から離れるように強制されクリツプ状の脚
6の弾力がレセプタクル1の外へスタツド10を
押し出すための力を与え、レセプタクル1からの
スタツド10の外への動きは、ワツシヤ22の弾
力によつて援助される。
好ましくは、レセプタクル1は十字形状の弾性
鋼材を用いそれを形取りして曲げられて形成され
る。同様にスタツド10も金属素材を用いるとよ
い。しかし、レセプタクル1とスタツド10とか
らなる同様のフアスナーがプラスチツク材料から
作られることも考えられる。
前述の如きスタツド10は第8図a及びaaに
示されるテーパ付きプレス素材26から作られ、
該プレス素材26は、一対のテーパ27,28及
び面取りされた端部29を有する。スタツドを作
成する工程において、一対の向かいあうプレス治
具が素材の端部を押し潰し、そこに溝16を形成
する。そしてこの工程で、向い合うプレス治具と
プレス治具との間にテーパー部分17となる溝な
しの側部が広がり形成される。
スタツド10の端部において望ましいテーパ形
状を確保するためすなわちテーパー部分17を形
成するためにスタツドの端部の溝なしの側部は、
スタツドの端部が、スタツドの中間部に対してよ
りも少なく広がることが重要であり、このためテ
ーパ27,28及び面取りを有する端部29は、
上述の如き構造を形成するため、圧印加工途中の
メタルの広がり量が適当なものとなるような形状
に構成されている。
本発明の形式のフアスナーは、特殊形状やサイ
ズの異るものが要求されるであろう。そのため、
いくつかの形式の導入部を形成するためのプレス
素材の端部の変形例26′,26″,26を第8
図の残りに示し、そのうち、第8図b,bbは単
一切頭円錘状テーパ27′と面取り端面29′とを
示している。第8図c,ccおよび第8図d,dd
に示されるプレス素材は面取り端面29′を有し
ておらず、第8図c,ccは、2つのテーパ面2
7″及び28″を有しており、第8図d,ddは単
一切頭円錘状テーパ27を有している。
以上詳細に説明したように、本発明によればレ
セプタクルにスタツドを挿入したとき、レセプタ
クルの一対の脚とこれらに形成された構造物と、
スタツドの細長い断面を呈するくさび状の導入部
の構造とにより、スタツドをどのような回転位置
でレセプタクルに挿入しても、スタツドは長手方
向を中心として回転し、これの溝部とレセプタク
ルの脚とが確実にかみ合う。又、スタツドの導入
部にテーパーを付してあるため、フアスナーを開
放するとき、単にスタツドを回転するだけでスタ
ツドをレセプタクルから飛び出させることができ
る。したがつてフアスナーの係脱動作が非常に簡
単になる。
さらにスタツドは、先端にテーパー付きのプレ
ス素材を単に一対の鋸歯状治具にて押し潰して圧
印加工するだけで形成できるので、製造も簡単に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、レセプタクルの概略図、第2図は、
レセプタクルの正面図、第3図はレセプタクルの
側面図、第4図は、スタツドの正面図、第5図は
第4図のスタツドの部分側面図、第6図は、第4
図の矢印方向からの側面図、第7図は、スタツド
とレセプタクルがかみ合い面を支持部で保持して
いるところを示したフアスナーの側面図、第8図
は、スタツドに適したテーパプレス素材の正面図
と側面図である。 1……レセプタクル、3……開口部、5……側
突部、6……脚、7……係止片、8……突起、9
……翼、10……スタツド、11……頭部、12
……軸、14……くさび、15……肩部、16…
…溝部、17……テーパー部分、18……くびれ
部、19……峰部、20……円形開口部、21…
…パネル、22……ワツシヤ、23……止めワツ
シヤ、24……長方形開口、25……支持部、1
3……平面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自由端部分がレセプタクル1に挿入されるス
    タツド10の軸12の先端導入部に形成されたく
    ぼみ又は溝部16と係合する様に向い合つた一対
    のクリツプ状の脚6を持つたレセプタクル1を含
    む急速開放型フアスナーにおいて、前記スタツド
    10の軸12に形成されたくぼみ又は溝部16と
    係合する互いの方向に延びる一対のクリツプ状の
    脚6を設けたレセプタクル1のクリツプ状の脚6
    の内側の面には複数の構造物8が形成され、向い
    合う脚6に形成されたこれらの構造物8はレセプ
    タクル1に差し込まれたスタツド10と係合した
    時、該係合によりスタツド10の導入部を自動的
    に回転せしめることを特徴とする急速開放型フア
    スナー。 2 前記レセプタクルにおける構造物8は複数の
    細長い突起からなり、これら突起はクリツプ状の
    脚の内方の面に対して傾斜しているとともに相対
    抗する脚のそれぞれの構造物8は相対抗した位置
    からずらされていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の急速開放型フアスナー。 3 前記レセプタクルにおける構造物8はそれぞ
    れ円形状、三角形状、ひし型形状の突起を含み、
    相対抗する脚にある突起は互いにオフセツトされ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の急速開放型フアスナー。 4 前記レセプタクルにおけるクリツプ状の脚6
    の各々がそれらの片側から広がる翼9を有し、あ
    るいは片側の脚が両側から広がる翼を有し、これ
    ら翼は脚と脚との間のすきまを横切り、少なくと
    も部分的にレセプタクルの側面を覆つていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    または第3項記載の急速開放型フアスナー。 5 前記レセプタクルはクリツプ状の脚6を持つ
    胴部2と、実質的に胴部2の面に位置する側突部
    5と、脚6と胴部との接点に隣接して形成される
    1または2以上の係止片7を有するクリツプ状の
    脚を含有し、係止片7が脚から胴部の面に対して
    広がることにより、レセプタクルはこれが置かれ
    る開口の両面で側突部と係止片でのみ保持される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項または第3項または第4項記載の急速開放型
    フアスナー。 6 スタツド10が一端で少なくとも1つの切頭
    円錘状のテーパ27を有する実質的に円形断面の
    プレス素材26から作られ、このテーパ27を有
    する端は、向い合う溝部16とスタツド10の軸
    12の両側の導入部を形成するために一対の鋸歯
    状治具により押し潰されてプレス加工されプレス
    素材26はプレス加工中に2つの向い合う側部上
    でプレス治具に触れることなく膨潤し、プレス素
    材26のテーパ27は形成後、スタツド10の溝
    なし側部がスタツド10の端に対してテーパ27
    づけられるようにスタツド10を成形されること
    を特徴とする急速開放型フアスナーの製造方法。 7 一対の切頭円錘状のテーパ27,28を有
    し、端部に隣接するテーパ28が、他のテーパ2
    7より大きなテーパ角を有するプレス素材26を
    用いてスタツドを形成することを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載の急速開放型フアスナーの
    製造方法。 8 プレス素材の端部29が付加的な半径を有す
    るプレス素材を用いてスタツドを形成することを
    特徴とする特許請求の範囲第6項または第7項記
    載の急速開放型フアスナーの製造方法。
JP22643582A 1982-06-24 1982-12-24 急速開放型ファスナ−及びその製造方法 Granted JPS58225210A (ja)

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GB8218298 1982-06-24
GB8218298 1982-06-24
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