JPH0418140A - 折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状織物 - Google Patents

折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状織物

Info

Publication number
JPH0418140A
JPH0418140A JP2111707A JP11170790A JPH0418140A JP H0418140 A JPH0418140 A JP H0418140A JP 2111707 A JP2111707 A JP 2111707A JP 11170790 A JP11170790 A JP 11170790A JP H0418140 A JPH0418140 A JP H0418140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warp
fabric
weave
woven
weft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2111707A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachiro Kitamura
北村 八郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Filcon Co Ltd
Original Assignee
Nippon Filcon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Filcon Co Ltd filed Critical Nippon Filcon Co Ltd
Priority to JP2111707A priority Critical patent/JPH0418140A/ja
Publication of JPH0418140A publication Critical patent/JPH0418140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は抄紙用織物、ドライカンバス、フェルト等の製
紙用織物、P布等の脱水ベルト、コンベア等に使用され
る袋!i無端状m物に関する。
[従来の技術] 従来使用されている無端状織物の多くは有端に織成した
織物の両端部を結合して無端状とした物が多い、この形
状の無端状織物の欠点は有端状織物の両端部を結合する
工程が必要であることと、結合部の構造が織物部分と異
なることである。この構造の差異により、継ぎ目部分の
表面が平滑にならず段差が生じたり、摩擦抵抗が異なる
ため、平滑な走行ができないという問題があった。そし
て、継ぎ目部分は走行中の摩耗が大きいという重大な欠
点があり、そのため、使用命数が短いと言う問題がある
[発明が解決しようとする間H] 特に抄紙用織物においては上記の問題はワイヤマークの
発生などの重大な欠陥を引き起こす、そのため有端状織
物の両端部を結合するのではなく無端状に袋織すること
が開発された。しかしながら袋織した3/1崩し綾織り
組織の無端状織物は継ぎ目のない利点はあるものの実際
に使用した時意外にワイヤーマークが発生したり、使用
命数が短いという予想できなかった問題がある。
E本発明が解決したnlI!i] その原因は本発明者等の研究により、3/1崩し綾織り
または1/3崩し112mり組織の無端状織物の織成時
に形成される折り返し耳部の構造に問題があり、特に2
つある折り遅し耳部のうちの1方の耳部に重大な欠点が
あることが解明され、上記の問題はすべて解決されて本
発明が完成されなのである。
以下、織物の組織を表す3/1.4/1.2/1、等の
表示は特に断りがない限り全て製織時の経糸の組織を表
している。
袋織しな3/1崩し綾織り組織の無端状織物の織成時に
形成される2つの折り返し耳部は製織時の緯糸が製織時
の経糸の上を通って経糸を組織に織り込むとき1方の耳
部は通常部と同じ組織で形成されるが他方の耳部の組織
は崩れて他のMallを形成する。
なぜこの様な構造になるのかわかりやすいように従来例
である、第21図と第21図を開いて平面で示す第23
図により説明する。
この第21図において製織時の緯糸は矢印で示された方
向に進む1′、1″、2’、2″、等であり、製織時経
糸は上下に重なって配置されている。
製織時の緯糸が左から右に進行して経糸を組織に織り込
み上rIIAll物の3/1崩しIl織り組織が形成さ
れる6次に緯糸が右から左に進行して経糸を#fi繊に
織り込み下側織物の1/3崩し綾織り組織が形成される
次に緯糸が左から右に進行して経糸を組織に織り込み上
側織物の3/1崩しl1llり組織が形成される。
上から下に緯糸が折り返されて形成される折り返し耳部
をみると緯糸1′と1″の間で使用時経糸1/IN織が
形成されている0次に緯糸2′と2″の間で使用時経糸
1/2組織が形成されている0次の緯糸3′と3″の間
で使用時経糸1/5趙織が形成されている0次の緯糸4
′と4″の間で使用時経糸1/4趙織が形成されている
。このように一方の折り返し耳部は3/1崩しetaり
組織ではなく使用時経糸、1ll組織、1 / 2 I
ff織、1/4+t1111.115AIIlllカ形
成されテオリ、経糸5本分もの製織時の緯糸即ち使用時
の経糸の長いクリンプが形成されていることになる。こ
の事をわかりやすいように第23図により説明する。第
23図において経糸は経糸4を中心に1.1.2.2.
3.3と配列されていることが理解される。
緯糸は第21図の1′と1″が1′になっており、2′
と2″が2′になっている。
第23図の使用時経糸である緯糸1′は1ll組織を形
成し、使用時経糸である緯糸2′は1/2組織を形成し
、使用時経糸である緯糸3′は115m織を形成し、使
用時経糸である緯糸4′は1/4組織を形成しているこ
とから明瞭に理解される。経糸5本分もの製織時の緯糸
即ち使用時の経糸の長いクリンプが形成されている。こ
のように長い経糸の走行面への露出はワイヤーマークの
発生や経糸の摩耗の原因となり、使用命数の短縮になる
この問題を解決するために本発明者らは折り返し耳部の
組織を変えるため折り返し耳部に製織時の経糸を2本つ
まり上側織物と下側織物の耳部に経糸を1本づつ増やし
て3ll組織で織り込んでみた。この結果をわかりやす
いように第22図と第22図を開いて平面で示す第24
図により説明する。
製織時の緯糸が左から右に進行して経糸を組織に織り込
み上側織物の3/1崩し綾織り組織が形成される0次に
製織時の緯糸が右から左に進行して製織時の経糸を組織
に綴り込み下側織物の1/3崩し1allIり組織が形
成される0次に緯糸が左から右に進行して経糸を組織に
織り込み上側織物の3/1崩し綾織り組織が形成される
上から下に緯糸が折り返されて形成される折り返し耳部
をみると緯糸1′と1″の間で使用時経糸1/31mが
形成されている0次に緯糸2′と2″の間で使用時経糸
1/4組織が形成されている0次の緯糸3′と3″の間
で使用時経糸1/3組織が形成されている0次の緯糸4
′と4″の間で使用時経糸1/2組織が形成されている
。このように一方の折り返し耳部は3/1崩し1m織り
組織ではなく使用時経糸、1/3組織、1/4組織、1
/3組織、1/2組織が形成されている。この事をわか
りやすいように第24図により説明する。
第24図において経糸は経糸5.5を中心に1.1.2
.2.3.3と配列されていることが理解される。
緯糸は第22図の1′と1″が1′になっており、2′
と2#が2′になっている。
第24図の使用時経糸である緯糸1′は1/3組織を形
成し、使用時経糸である緯糸2′は1/4組織を形成し
、使用時経糸である緯糸3′は1/3M1mを形成し、
使用時経糸である緯糸4′は1/2組織を形成している
ことから明瞭に理解される。使用時経糸115組織は無
くなったが経糸4本分もの!l11m時の緯糸即ち使用
時の経糸の長いクリンプが形成されている。このように
長い経糸の露出は経糸の摩耗の原因となり、使用命数の
短縮を解決することができなかった。また、ワイヤマー
ク発生の原因にもなる。
本発明者は種々研究の結果、耐掌粍性の向上とワイヤマ
ークの防止の為には、v1m時の緯糸即ち使用時の経糸
のの露出を経糸3本分以下の長さに抑えなければならな
い事を解明し、折り遅し耳部において、製織時の緯糸が
製織時の経糸を組織に織り込むとき3本以下の経糸の下
を通って組織に織り込んだ完全組織を形成することによ
り使用時の経糸の長い露出を防止することに成功し上記
の問題を解決した。
[課題を解決した手段〕 本発明は、 r  1.  機械方向糸を緯糸として無端状に袋織し
た製織時経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部にお
いて、製織時の緯糸が製織時の経糸の下を通って経糸を
[11に織り込むとき3本以下の経糸の下を通って組織
に織り込んで形成した、折り返し耳部の組織を改良した
袋織無端状織物。
2、 機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織
時経糸3/1崩し1a111り織物の折り返し耳部にお
いて、製織時の経糸を1本増やしてこの経糸を2 / 
2 Mlで組織ltに織り込んだことを特徴とする、製
織時の緯糸がW!繊織時3本以下の経糸の下を通って組
織に織り込んで形成した、折り返し耳部の組織を改良し
た請求項1記載の袋織無端状織物。
3、  機械方向糸を緯糸として無端状に綾織した製織
時経糸3/1崩し*aり織物の折り返し耳部において、
製織時の経糸を1本増やしてこの経糸を1 / 141
1mで組織に織り込んだことを特徴とする、製織時の緯
糸が製織時の3本以下の経糸の下を通って組織に織り込
んで形成した、折り返し耳部の組織を改良した請求項1
記載のgkffi無端状織物。
4、81械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織
時経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、
製織時の経糸を2本増やし1本の上1&elの経糸を2
/2組綴て組繊に織り込みもう1本の下織物の経糸は1
/3組織で組繊に織り込んだことを特徴とする、製織時
の緯糸が製織時の3本以下の経糸の下を通って組織に織
り込んで形成した、折り返し耳部の組繊を改良した請求
項1記載の袋織無端状織物。
5、 機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織
時経糸3/1崩し#a、1iIkり織物の折り返し耳部
において、製織時の経糸を2本増やし上下各lli物に
1本づつ増やしてこの経糸を両方とも2/2組織で組織
に織り込んだことを特徴とする、製織時の緯糸が製織時
の3本以下の経糸の下を通って組織に織り込んで形成し
た、折り返し耳部の組織を改良した請求項1記載の袋織
無端状織物。
6、 81械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製
織時経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において
、製織時の経糸を3本増やして上織物に2本下織物に1
本配置し、上織物初めの経糸は1/1組織で、次の下織
物の経糸はI/1[Jifで、nt*の上織物の経糸は
3/1薊織で縁り込んだことを特徴とする、製織時の緯
糸が製織時の3本以下の経糸の下を通って組織に織り込
んで形成した、折り返し耳部の組織を改良した請求項1
記載の袋織無端状織物。
7、  Il!械方肉方向を緯糸として無端状に袋織し
た製線時経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部にお
いで、製織時の経糸を4本増やして上下織物に各2本づ
つ配置し、上織物の初めの1本の経糸を2/2組織で組
織に織り込み、次の下織物の初めの1本の経糸を1/3
Mmで、次の上織物の経糸は3/1組織で、次の下織物
の経糸は2/2Ml1lで組織に織り込んだことを特徴
とする、製織時の緯糸が製織時の3本以下の経糸の下を
通って組織に織り込んで形成した、折り返し耳部の組織
を改良した請求項1記載の袋織無端状織物。
8、  Illll肉方向を緯糸として無端状に袋織し
た製織時経糸3/1崩し綾織りmqの折り返し耳部にお
いて、製織時の経糸を5本増やしてこの経糸の3本を上
織物に配置し、2本を下織物に配置して上織物の初めの
1本の経糸を3/111i/4で、次の下織物の経糸は
1/3組織で、次の上織物の経糸は3/1組織で、次の
下織物の経糸は1/1組織で、次の上織物の最後の経糸
は1/IMi職で組織に織り込んだことを特徴とする、
製織時の緯糸が製織時の3本以下の経糸の下を通ってA
l組織に織り込んで形成した、折り返し耳部のlll組
織を改良した請求項1記載のgitat無端状織物。
9、  機械方向糸を緯糸として無端状に袋織した製織
時経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、
製織時の経糸を6本増やしてこの経糸の3本を上織物に
配置し、3本を下織物に配置して、上織物の初めの1本
の経糸を3/1組織で、次の下織物の経糸は1/3組織
で、次の上織物の経糸は2/2A1mで、次の下織物の
経糸は1/341組織で、次の上織物のl&後の経糸は
3/14組織で、次の下織物の最後の経糸は1/3組織
で組織に織り込んだことを特徴とする、製織時の緯糸が
製織時の3本以下の経糸の下を通ってIIMmに織り込
んで形成した、折り返し耳部の組織を改良した請求項1
記載の袋織無端状織物。
10、 a械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製
織時経糸3/1崩しvlllaり織物の折り返し耳部に
おいて、製織時の経糸を7本増やしてこの経糸の3本を
玉縁物に配置し、4本を下織物に配置して、上織物の初
めの1本の経糸を3/1粘織で、次の下1a物の経糸は
1/3組織で、次の上織物の経糸は3/1組織で、次の
下織物の経糸は1/3IIII織で、次のIjL後の上
織物の経糸は2/2組織で、次の下織物の経糸は1/3
11組織で、次の下織物の最後の経糸は2/24組織で
、組織に織り込んだことを特徴とする、製織時の緯糸が
製織時の3本以下の経糸の下を通って組織に織り込んで
形成した、折り遅し耳部の組織を改良した請求項1言己
載の袋織無端状織物、」に関する。
[作 用] 袋織した3/1崩し111IIlり組織の織物が無端状
織物として使用されるのは無端状織物の中で最も高性能
を要求される製紙用織物に使用したときこの組織の織物
が非常に製紙の作用効果が優れているからである。V紙
用織物に使用して満足される組織の織物は他の用途の無
端状織物にはどの様な要望をも十分満足させ使用できる
のである。
ところが袋織によると緯糸が螺旋状に織り込まれるため
、前述のように3/1崩し綾織り+1[の場合は必然的
に一方側の折り返し耳部は組織が崩れ他の組織となるこ
とが避られない。
そし、て先に説明した通り4本またはそれ以上の経糸の
上または下を通った緯糸は使用時の経糸であるのでこの
長い露出したクリンプは摩耗を受は織物2の使用命数が
短くなるのである。また、ワイヤーマーク発生の原因に
なるのである。
本発明者は袋織の織物の摩耗強度の小さい原因、ワイヤ
ーマーク発生の原因が、この様な折り返し耳部の構造に
あることを解明し折り遅し耳部の組織を変え長い使用時
の経糸の露出を防止して耐摩耗強度の向上とワイヤーマ
ーク発生の減少に成功したのである。
本発明の袋織り無端状織物は製紙用織物、ドライカンバ
ス、搾水ベルト、コンベヤなどのようとに使用されるが
、その中でも製紙用織物には非常に好適に使用される。
本発明の袋織り無端状織物はポリエステルモノフィラメ
ントやポリアミドモノフィラメントが好適であり、また
これらの糸の交織も好適である。
し実施例] 次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
図面はすべて製織時の経糸と緯糸で示し、経糸は1.2
.3等のアラビヤ数字で、また緯糸は綾織の上織物の緯
糸を1’、2’、3’等のダッシュのついたアラビヤ数
字で示し袋織の下織物の緯糸を1#、2″、3#等のダ
ブルダッシュのついたアラビヤ数字で示す、Xは上織物
の製織時経糸が製織時緯糸の上を通るところをしめす、
○は上織物のl!繊織時糸が製織時緯糸の下を通るとこ
ろをしめし、Δは下織物の製織時経糸が製織時緯糸の上
を通るところをしめす、なお、下織物の製織時経糸が製
織時緯糸の下を通るところは白抜きとなっている。折り
返し部で枡目が欠けている所はその部位の上織物又は下
織物に経糸が配置されていないことを示している。
第1図は本発明の実施例であり、上織物の経糸を1本増
加しこの経糸を2部2組織で織り込んだ織物の折り返し
耳部の組織を示す、したがって第1図では経糸5は上織
物にだけ存在し下m物にはない。
上Ii物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると
、1′は上織物の経糸5の下を通って折り返し下織物の
緯糸1″になり、下織物の経糸4の上を通って縁り込ま
れるが折り返し部は緯糸が経糸2本分露出した使用時経
糸172組織を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸3.4.
5の下を通って折り返し下織物の緯糸2″になるが折り
返し部は緯糸が経糸3本分露出した使用時経糸1/3組
織を形成している。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸5の上を
通って折り返し下織物の緯糸3″になり下織物の経糸3
.4の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経
糸2本分露出しな使用時経糸1 /2jfl織を形成し
ている。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸5の上を
通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物の経糸2
.3.4の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸1本分と3本分露出した使用時経糸1/1と1部
3組織゛を形成している。
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防止されていることが理解
される。
第2図は本発明の実施例である、第1図の組織の織物の
1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を示す組
織図である。第2図において経糸は5を中心にして左右
に1.1.2.2.3.3.4.4と配列されているこ
とが理解される。緯糸は第1図め組m図の1′と1″が
1′となっており、2′と2″が2′なっている。
第2図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分以
下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長い
クリンプが存在しないことがわかる。
第3図は本発明の実施例であり、上織物の経糸を1本増
加しこの経糸を1部1組織で織り込んだ織物の折り返し
耳部の組織を示す、したがって第3図では経糸5は上織
物にだけ存在し下織物にはない。
上#A物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると
、1′は上+1kelの経糸5の下を通って折り返し下
m物の緯糸1″になり下織物の経糸4の上を通って織り
込まれるが折り返し部は緯糸が経糸2本分露出した使用
時経糸1/2411緑を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸5の下を
通って折り返し下織物の緯糸2″になるが折り返し部は
緯糸が経糸2本分と2本分露出した使用時経糸1/2と
1 / 2 Iff織を形成している。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸4.5の
下を通って折り返し下織物の緯糸3″になり下織物の経
糸4の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経
糸2本分露出した使用時経糸1/2組織を形成している
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸5の上を
通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物の経糸2
.3.4の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸3本分露出した使用時経糸1/3組織を形成して
いる。
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防止されていることが理解
される。
第4図は本発明の実施例である、第3図の組織の織物の
1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を示す組
織図である。第4図において経糸は5を中心にして左右
に1.1.2.2.3.3.4.4と配列されているこ
とが理解される。緯糸は第1図のlllla図の1′と
1″が1′となっており、2′と2″が2′なっている
第4図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分以
下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長い
クリンプが存在しないことがわかる。
第5図は本発明の実施例であり、下織物の経糸を1本増
加しこの経糸を1部1組織で織り込んだ織物の折り返し
耳部の組織を示す、したがって第5図では経糸5は下織
物にだけ存在し上織物にはない。
上織物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると、
1′は上織物の経糸4の上を通って折り返し下織物の緯
糸1″になり下織物の経糸5の上を通って織り込まれる
が折り返し部は緯糸が経糸1本分露出した使用時経糸1
/1ffl職を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸2.3.
4の下を通って折り返し下織物の緯糸2″になり下織物
の経糸5の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸3本分と2本分露出した使用時経糸1/3と1部
2組織を形成している。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸4、の下
を通って折り返し下織物の緯糸3″になり下織物の経糸
4.5の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が
経糸3本分露出した使用時経糸1/3組織を形成してい
る。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸3.4の
下を通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物の経
糸5の下を通って織り込まれるが折り遅し部は緯糸が経
糸2本分露出しな使用時経糸1/2組織を形成している
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防止されていることが理解
される。
第6図は本発明の実施例である、第5図のIIIIII
の織物の1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態
を示す組織図である。第6図において経糸は5を中心に
して左右に1.1.2.2.3.3.4.4と配列され
ていることが理解される。緯糸は第1図の組織図の1′
と1″が1′となっており、2′と2″が2′なってい
る。
第6図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分以
下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長い
クリンプが存在しないことがわかる。
第7図は本発明の実施例であり、経糸を上下の織物に各
1本合計2本増加し上織物の経糸を2部2組職で繰り込
み下織物の経糸を1部3組織で織り込んだ織物の折り返
し耳部の組織を示す、したがって第7図では経糸5は上
下の織物に存在している。
上織物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると、
1′は上織物の経糸5の下を通って折り返し下織物の緯
糸1″になり下織物の経糸5の上を通って織り込まれる
が折り返し部は緯糸が経糸2本分露出した使用時経糸1
/2組織を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸5の上を
通って折り返し下織物の緯糸2″になり下織物の経糸3
.4.5の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸3本分露出した使用時経糸1/3組織を形成して
いる。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸5の上を
通って折り返し下織物の緯糸3″になり下織物の経糸4
.5の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経
糸1本分と2本分露出した使用時経糸1/1と1部2組
織を形成している。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸3.4.
5の下を通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物
の経糸5の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸3本分露出しな使用時経糸1/3組織を形成して
いる。
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防止されていることが理解
される。
第8図は本発明の実施例である、第7図の組織の織物の
1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を示すM
li図である。第8図において経糸は2本の経糸5.5
を中心にして左右に1.1.2.2.3.3.4.4と
配列されていることが理解される。緯糸は第7図の組織
図の1′と1″が1′となっており、2′と2″が2′
なっている。
第8図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分以
下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長い
クリンプが存在しないことがわかる。
第9図は本発明の実施例であり、経糸を2本増加しこの
経糸を上下の織物に各1本配置し2本とも2部2組織で
織り込んだ織物の折り返し耳部の組織を示す、したがっ
て第9図では経糸5は上下の織物に存在している。
上織物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると、
1′は上織物の経糸5の下を通って折り返し下織物の緯
糸1″になり下織物の経糸5の上を通って織り込まれる
が折り返し部は緯糸が経糸2本分露出した使用時経糸1
/2組織を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は下織物の経糸5の下を
通って折り返し下織物の緯糸2″になり下織物の経糸3
.4.5の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸3本分露出しな使用時経糸1/3崩し綾織り組織
を形成している。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸5の上を
通って折り返し下織物の緯糸3″になり下織物の経糸5
の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経糸1
本分と2本分露出しな使用時経糸1/1と1部2組織を
形成している。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸3.4.
5の下を通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物
の経糸5の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸3本分露出しな使用時経糸1/3組織を形成して
いる。
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防止されていることが理解
される。
第10図は本発明の実施例である、第9図の組織の織物
の1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を示す
組織図である。第10図において経糸は2本の経糸5.
5を中心にして左右に1.1.2.2.3.3.4.4
と配列されていることが理解される。緯糸は第9図の組
織図の1′と1″が1′となっており、2′と2″が2
′なっている。
第10図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分
以下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長
いクリンプが存在しないことがわかる。
第11図は本発明の実施例であり、経糸を3本増加し2
本は上下setにそれぞれ1本づつ配置し、1本は上織
物にのみ配置した。
上織物の初めの1本の経糸は171組織で、下織物の1
本の経糸は1部1組輪で、上織物にのみ配置した1本は
3部1組織で織り込んだ、織物の折り返し耳部の組織を
示す、したがって第11図では経糸6は上の織物に存在
している。
上織物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると、
1′は上織物の経糸5.6の下を通って折り返し下織物
の緯糸1″になり下織物の経糸5の上を通って織り込ま
れるが折り返し部は緯糸が経糸3本分露出した使用時経
糸1/3組織を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸6の下を
通って折り返し下織物の緯糸2″になり下織物の経糸5
の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経糸1
本分と2本分露出した使用時経糸1/1と1/2組織を
形成している。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸5の上を
通って折り返し下織物の緯糸3″になり下lI物の経糸
4.5の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が
経糸2本分と2本分露出しな1/2と172m織を形成
している。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸6の下を
通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物の経糸5
の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経糸1
本分と2本分露出した使用時経糸1/1と1/2組織を
形成している。
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防止されていることが理解
される。
第12図は本発明の実施例である、第11図の組織のi
l物の1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を
示す組織図である。第12図において経糸は1本の経糸
6を中心にして左右に1.1.2.2.3.3.4.4
.5.5と配列されていることが理解される。緯糸は第
11図のU織図の1′と1″が1′となっており、2′
と2″が2′なっている。
第12図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分
以下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長
いクリンプが存在しないことがわかる。
第13図は本発明の実施例であり、経糸を4本増加し上
下織物にそれぞれ2本づつ配置した。
上織物の経糸の初めの1本は2/2組織でつぎの1本は
3/1組織で織り込み、下織物の初めの1本は1/3組
織でつぎの1本は2/2組織で織り込んだ、織物の折り
返し耳部の#1lilを示す。
上織物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると、
1′は上織物の経糸6の下を通って折り返し下織物の緯
糸1″になり下織物の経糸5.6の上を通って織り込ま
れるが折り返し部は緯糸が経糸3本分露出しな使用時経
糸2/3組織を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸6の下を
通って折り返し下織物の緯糸2″になり下ll!l!l
の経糸6の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸1本分露出した使用時経糸1/1組織を形成して
いる。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸4.5.
6の下を通って折り返し下織物の緯糸3″になり下m物
の経糸6の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸3本分と2本分露出した使用時経糸1/3と1/
2組織を形成している。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸6の上を
通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物の経糸3
の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経糸1
本分露出した使用時経糸1/1組織を形成している。
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防止されていることが理解
される。
第14図は本発明の実施例である、第13図の組織の織
物の1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を示
す組織図である。第14図において経糸は2本の経糸6
.6を中心にして左右に1、l、2.2.3.3.4.
4.5.5と配列されていることが理解される。緯糸は
第13図の組織図の1′と1″が1′となっており、2
′と2″が2′なっている。
第14図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分
以下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長
いクリンプが存在しないことがわかる。
第15図は本発明の実施例であり、経糸を5本増加し4
本は上下織物にそれぞれ2本づつ配置し、1本は下織物
にのみ配置した。
上織物の経糸の初めの1本は3/1組織で、っぎの下織
物の経糸の初めの1本は1/3組織で、っぎの上織物の
経糸は3/1組織で、っぎの下職物の経糸は1部3組織
で、最後の下織物の経糸は1部1組織で織り込んだ、織
物の折り返し耳部の組織を示す、したがって第15図で
は経糸7は下の織物に存在している。
上織物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると、
1′は上織物の経糸5.6の下を通って折り返し下織物
の緯糸1″になり下織物の経糸7の下を通って織り込ま
れるが折り返し部は緯糸が経糸2本分と2本分露出した
使用時経糸1/2と1部2組織を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸6のした
を通って折り返し下織物の緯糸2″になり下織物の経糸
7の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経糸
2本分露出した使用時経糸1/2組織を形成している。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸4.5.
6の下を通って折り返し下織物の緯糸3″になり下織物
の経糸7の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸
が経糸3本分露出した使用時経糸1/3#fi織を形成
している。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸6の上を
通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物の経糸6
.7の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経
糸2本分露出しな使用時経糸1/2組織を形成している
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防正されていることが理解
される。
第16図は本発明の実施例である、第15図の組織の織
物の1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を示
す4部織図である。第16図において経糸は1本の経糸
7を中心にして左右に1.1.2.2.3.3.4.4
.5.5.6.6と配列されていることが理解される。
緯糸は第15図の組織図の1′と1″が1′となってお
り、2′と2#が2′なっている。
第16図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分
以下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長
いクリンプが存在しないことがわかる。
第17図は本発明の実施例であり、経糸を6本増加し上
下織物にそれぞれ3本づつ配置した。
上織物の初めの1本の経糸は3/1組織で、下織物の初
めの1本の経糸は1部3組織で、次の上織物の1本の経
糸は2部2組織で、次の下織物の1本の経糸は1部3組
織で織り込み、最後の上織物の1本の経糸は3/II/
JA織で、最後の下織物の1本の経糸は1部3組織で、
織り込んだ、m物の折り返し耳部のl/A1mを示す。
上織物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると、
1′は上織物の経糸7の上を通って折り返し下織物の緯
糸1″になり下織物の経糸5.6.7の上を通って織り
込まれるが折り返し部は緯糸が経糸2本分と3本分露出
した使用時経糸1/2と1部3組織を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸6.7の
下を通って折り返し下織物の緯糸2″になり下織物の経
糸7の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経
糸3本分露出した使用時経糸1/3崩し綾織り綾織を形
成している。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸7の下を
通って折り返し下織物の緯糸3″になり下織物の経糸7
の下を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経糸1
本分と2本分露出した使用時経糸1/1と1部2M組織
を形成している。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸7の下を
通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物の経糸6
.7の上を通って織り込まれるが折り遅し部は緯糸が経
糸3本分露出した使用時経糸1 /311組織を形成し
ている。
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防正されていることが理解
される。
第18図は本発明の実施例である、第17図のMIIの
織物の1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を
示す組織図である。第18図において経糸は1本の経糸
7を中心にして左右に1.1.2.2.3.3.4.4
.5.5.6.6と配列されていることが理解される。
緯糸は第17図の組織図の1′と1″が1′となってお
り、2′と2″が2′なっている。
第18図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分
以下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長
いクリンプが存在しないことがわかる。
第19図は本発明の実施例であり、経糸を7本増加し6
本は上下織物にそれぞれ3本づつ配置し、1本は下織物
にのみ配置した。
上織物の初めの1本の経糸は3部1組織で、下織物の初
めの1本の経糸は1部3組織で、次の上織物の経糸は3
部1組織で、次の下lli物の経糸は1部3組織で、次
の上ti&物の経糸は2部2組織で、次の下織物の経糸
は1部3組織で、最後の下織物の経糸は2部2組織で織
り込んだ、織物の折り返し耳部の組織を示す。
したがって第19図では経糸8は下の織物に存在してい
る。
上織物から下織物に折り返す緯糸1′についてみると、
1′は上aSの経糸5.6.7の下を通って折り返し下
織物の緯糸1″になり下Ia物の経糸8の下を通って織
り込まれるが折り返し部は緯糸が経糸3本分露出した使
用時経糸1/3組織組織を形成している。
緯糸2′についてみると、2′は上織物の経糸7の上を
通って折り返し下織物の緯糸2″になり下織物の経糸7
.8の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経
糸1本分と2本分露出した使用時経糸1/1と1/24
組織を形成している。
緯糸3′についてみると、3′は上織物の経糸7の上を
通って折り返し下織物の緯糸3″になり下織物の経糸8
の上を通って織り込まれるが折り返し部は緯糸が経糸1
本分露出しな使用時経糸1/1組織を形成している。
緯糸4′についてみると、4′は上織物の経糸7の下を
通って折り返し下織物の緯糸4″になり下織物の経糸8
の下を通って織り込まれるが折り遅し部は緯糸が経糸1
本分と2本分露出した使用時経糸1/1と1部2Mji
lを形成している。
このようにこの実施例においては緯糸は経糸3本分以下
の露出に止どまり長い露出が防止されていることが理解
される。
第20図は本発明の実施例である、第19図の組織の織
物の1部を折り返し部で開いて平面に展開した状態を示
す組織図である。第20図において経糸は1本の経糸8
を中心にして左右に1.1.2.2.3.3.4.4.
5.5.6.6.7.7と配列されていることが理解さ
れる。緯糸は第19図の組織図の1′と1″が1′とな
っており、2′と2″が2′なっている。
第20図からもこの実施例においては緯糸は経糸3本分
以下の長さのクリンプを形成し、経糸4本分以上もの長
いクリンプが存在しないことがわかる。
第25図は第2図の耳部をA−A’線で切断した断面図
である。製織時緯糸3′は製織時経糸3本分のクリンプ
を形成している。
一方、第26図は第24図の耳部をB−B”線で切断し
た断面図である。この従来例では製織時緯糸2′は製織
時経糸4本分の長いクリンプを形成している事がわかる
本発明の効果を明らかにするため次に比較試験の結果を
表1に示す。
比較試験 (以下余白) 表  1 実施例1 比較例1 普通部 経糸 線径(w)  0.17  0.17   0.17材
質    PET   PET    PET密度 (本/ 蓼ン )95         95    
        95緯糸 線径(閣>  0.22  0.22   0.22材
質    PET   PET    PET密度 (本/ブン )5050           501
寿命数比  98   72    1002シート 平滑度   57   49    62[注] 1日本フィルコン社製牽耗試#1機 (登録実用新案第1350124号) を使用して行った。
2新聞数紙を叩解して原料とし、タッピスタンダードシ
ートテストマシンで「坪量70 tr / rrr相当
量の」紙シートを抄造し、常法にしたがい平滑シートを
作成し、ベックの平滑針にて織物面に接していた紙の面
の平滑度を測定した。
[効 果コ 前記のごとく、本発明は袋織りした無端状製紙用綴物の
折り返し耳部における織物組繊の変化特に使用時の経糸
に発生する長いクリンプの形成により経糸が走行面に露
出して摩耗を受は使用命数が短くなることを防止した極
めて優れた効果を奏する。
本発明の袋織無端状製紙用織物は従来の袋織無端状製紙
用織物に較べて25%以上の使用命数の延長があり、製
紙の生産効率は非常に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第5図、第7図、第9図、第11図、
第13図、第15図、第17図および第19図は本発明
の袋織製紙用織物の折り返し耳部の組織を示す意匠図で
ある。 第2図、第4図、第6図、第8図、第10図、第12図
、第14図、第16図、第18図および第20図は上記
の各折り遅し耳部を平面状に開いた組織を示す意匠図で
ある。 第21図と第22図は従来の袋織製紙用織物の折り返し
耳部の組織を示す意匠図である。 第23図は第21図の折り遅し耳部を平面状に開いた組
織を示す意匠図である。 第24図は第22図の折り返し耳部を平面状に開いた組
織を示す意匠図である。 第25図は第2図の折り返し耳部をA−A’線で切断し
た断面図である。 第26図は第24図の折り返し耳部をB−B”線で切断
した断面図である。 図面中、1.2.3等のアラビヤ数字は製織時経糸を示
し、また1’、2’、3’等のダッシュのついたアラビ
ヤ数字は袋織の上織物の製織時緯糸を示し、1″、2″
、3″等のダブルダッシュのついたアラビヤ数字は袋織
の下織物の製織時緯糸を示す。 ×は上織物の製織時経糸が製織時緯糸の上を通るところ
を示し、Oは上織物の製織時経糸か製織時緯糸の下を通
るところを示し、△は下織物の製織時経糸が!!!繊時
繊糸緯糸を通るところを示す。 白抜きの箇所は下織物の製織時経糸が製織時緯糸の下を
通るところを示す。 第14図 第16図 第18図 第20図 第24図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の緯糸が製織時の経糸の下を通って経糸を組織に織
    り込むとき3本以下の経糸の下を通って組織に織り込ん
    で形成した、折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状
    織物。 2、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の経糸を1本増やしてこの経糸を2/2組織で組織
    に織り込んだことを特徴とする、製織時の緯糸が製織時
    の3本以下の経糸の下を通って組織に織り込んで形成し
    た、折り返し耳部の組織を改良した請求項1記載の袋織
    無端状織物。 3、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の経糸を1本増やしてこの経糸を1/1組織で組織
    に織り込んだことを特徴とする、製織時の緯糸が製織時
    の3本以下の経糸の下を通つて組織に織り込んで形成し
    た、折り返し耳部の組織を改良した請求項1記載の袋織
    無端状織物。 4、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の経糸を2本増やし1本の上織物の経糸を2/2組
    織で組織に織り込みもう1本の下織物の経糸は1/3組
    織で組織に織り込んだことを特徴とする、製織時の緯糸
    が製織時の3本以下の経糸の下を通って組織に織り込ん
    で形成した、折り返し耳部の組織を改良した請求項1記
    載の袋織無端状織物。 5、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の経糸を2本増やし上下各織物に1本づつ増やして
    この経糸を両方とも2/2組織で組織に織り込んだこと
    を特徴とする、製織時の緯糸が製織時の3本以下の経糸
    の下を通って組織に織り込んで形成した、折り返し耳部
    の組織を改良した請求項1記載の袋織無端状織物。 6、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の経糸を3本増やして上織物に2本下織物に1本配
    置し、上織物初めの経糸は1/1組織で、次の下織物の
    経糸は1/1組織で、最後の上織物の経糸は3/1組織
    で織り込んだことを特徴とする、製織時の緯糸が製織時
    の3本以下の経糸の下を通つて組織に織り込んで形成し
    た、折り返し耳部の組織を改良した請求項1記載の袋織
    無端状織物。 7、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の経糸を4本増やして上下織物に各2本づつ配置し
    、上織物の初めの1本の経糸を2/2組織で組織に織り
    込み、次の下織物の初めの1本の経糸を1/3組織で、
    次の上織物の経糸は3/1組織で、次の下織物の経糸は
    2/2組織で組織に織り込んだことを特徴とする、製織
    時の緯糸が製織時の3本以下の経糸の下を通って組織に
    織り込んで形成した、折り返し耳部の組織を改良した請
    求項1記載の袋織無端状織物。 8、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の経糸を5本増やしてこの経糸の3本を上織物に配
    置し、2本を下織物に配置して上織物の初めの1本の経
    糸を3/1組織で、次の下織物の経糸は1/3組織で、
    次の上織物の経糸は3/1組織で、次の下織物の経糸は
    1/1組織で、次の上織物の最後の経糸は1/1組織で
    組織に織り込んだことを特徴とする、製織時の緯糸が製
    織時の3本以下の経糸の下を通つて組織に織り込んで形
    成した、折り返し耳部の組織を改良した請求項1記載の
    袋織無端状織物。 9、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織時
    経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、製
    織時の経糸を6本増やしてこの経糸の3本を上織物に配
    置し、3本を下織物に配置して、上織物の初めの1本の
    経糸を3/1組織で、次の下織物の経糸は1/3組織で
    、次の上織物の経糸は2/2組織で、次の下織物の経糸
    は1/3組織で、次の上織物の最後の経糸は3/1組織
    で、次の下織物の最後の経糸は1/3組織で組織に織り
    込んだことを特徴とする、製織時の緯糸が製織時の3本
    以下の経糸の下を通つて組織に織り込んで形成した、折
    り返し耳部の組織を改良した請求項1記載の袋織無端状
    織物。 10、機械方向の糸を緯糸として無端状に袋織した製織
    時経糸3/1崩し綾織り織物の折り返し耳部において、
    製織時の経糸を7本増やしてこの経糸の3本を上織物に
    配置し、4本を下織物に配置して、上織物の初めの1本
    の経糸を3/1組織で、次の下織物の経糸は1/3組織
    で、次の上織物の経糸は3/1組織で、次の下織物の経
    糸は1/3組織で、次の最後の上織物の経糸は2/2組
    織で、次の下織物の経糸は1/3組織で、次の下織物の
    最後の経糸は2/2組織で、組織に織り込んだことを特
    徴とする、製織時の緯糸が製織時の3本以下の経糸の下
    を通つて組織に織り込んで形成した、折り返し耳部の組
    織を改良した請求項1記載の袋織無端状織物。
JP2111707A 1990-05-01 1990-05-01 折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状織物 Pending JPH0418140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2111707A JPH0418140A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状織物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2111707A JPH0418140A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状織物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0418140A true JPH0418140A (ja) 1992-01-22

Family

ID=14568118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2111707A Pending JPH0418140A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状織物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0418140A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247313A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Dow Kakoh Kk 建築物の防蟻構造及び防蟻施工方法
JP2013053395A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Ichikawa Co Ltd 抄紙用プレスフェルト

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247313A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Dow Kakoh Kk 建築物の防蟻構造及び防蟻施工方法
JP2013053395A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Ichikawa Co Ltd 抄紙用プレスフェルト

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3942397B2 (ja) 自動縫継ぎ可能な3層製紙機械用ウェブ形成布
US4749007A (en) Method for manufacturing cloth particularly for paper-manufacturing machine
US4071050A (en) Double-layer forming fabric
JP3925915B2 (ja) 工業用二層織物
US5458693A (en) Fabric for papermaking machines and the like
JP3900037B2 (ja) 工業用二層織物
MX2007001371A (es) Telas de formacion de triple capa de urdimbre en pares con caracteristicas optimas de construccion de hoja.
JPS63112787A (ja) 製紙機の紙層形成部における張り布
JPH0219587A (ja) 抄紙機のシート形成部用の二重層張布
JP3900029B2 (ja) 工業用二層織物
JP7377960B2 (ja) 多層経糸結合製紙業者用の成形布
JP3474039B2 (ja) 製紙用二層織物
JP5711946B2 (ja) 工業用二層織物
JP2006507425A5 (ja)
US4408637A (en) Double layer forming fabrics for use in paper making machines
CA2654137A1 (en) Forming fabric having binding warp yarns
JP3854808B2 (ja) 工業用多層織物
JPH0418140A (ja) 折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状織物
CN101495697B (zh) 造纸织物以及形成造纸织物的方法
JP3926689B2 (ja) 工業用二層織物
JP3883275B2 (ja) 上層織物に補助緯糸を配置した工業用2層織物
CN201221040Y (zh) 干燥部织物和干燥部织物的接缝区
JP2013501153A (ja) 繊維質ウェブ材料を製造するためのフォーミングファブリック
JPH0995889A (ja) 経糸二重緯糸二重構造の製紙用織物
JPH0418141A (ja) 折り返し耳部の組織を改良した袋織無端状織物