JPH04180506A - 高炉鋳床での溶銑予備処理スラグの排滓方法 - Google Patents

高炉鋳床での溶銑予備処理スラグの排滓方法

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JPH04180506A
JPH04180506A JP30710390A JP30710390A JPH04180506A JP H04180506 A JPH04180506 A JP H04180506A JP 30710390 A JP30710390 A JP 30710390A JP 30710390 A JP30710390 A JP 30710390A JP H04180506 A JPH04180506 A JP H04180506A
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JP
Japan
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slag
dragger
hot metal
molten iron
lance
Prior art date
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Pending
Application number
JP30710390A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Uchiyama
武 内山
Kanji Takeda
武田 幹治
Shoji Miyagawa
宮川 昌治
Yoshitaka Sawa
義孝 澤
Takuo Eto
江渡 卓穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH04180506A publication Critical patent/JPH04180506A/ja
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は高炉鋳法における溶銑予備処理スラグの排滓方
法に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に溶銑予備処理スラグの裏山は、スラグ吸引除去装
置(特開昭61−149416号公報参照)あるいはス
ラグドラッガー(川崎製鉄技報、vol、18 (19
86) 、No、4 、p、 334〜340参照)に
よって行われている。なお高炉スラグの排滓のようにス
ラグが溶融しており、スラグの粘性が低い場合には、自
然に流出させる方法も行われている。
しかし本発明で対象としているような、溶銑予備処理時
の溶銑温度においてH溶融性のスラグの場合には、自然
に流出させることはできない。また溶銑予備処理のため
溶銑中に粉体として吹き込まれた精錬剤は溶銑上に浮上
後凝集し、直径数Gの塊状となるものもあるため、スラ
グ吸引装置で全量吸い込むことは困難である。したがっ
て、難溶融性のスラグの排出はスラグドラッガーを用い
るのが最も適している。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら高炉鋳法においてスラグドラッガーを設置
して除滓する方法には次の問題点があった。
(1)スラグドラッガーおよびその起動装置が太きく鋳
床が狭い高炉に通用できなかった。あるいはスラグドラ
、ガーを設置するために鋳床の大改造を行う必要が生し
、経済的に不可能であった。
(2)通常溶銑樋で精錬剤の吹き込みを行う場合、吹き
込み部分をカバーで覆い、スプラノンユの飛散を防止す
るとともに集塵を行っているが、吹き込み中にスラグド
ラッガーを使用して排滓する間は、カバーにスラグドラ
ッガー挿入用の比較的大きな開孔部を必要とし、この間
集塵性能が著しく低下し、高炉鋳法での作業環境が悪化
した。
(3)スラグドラッガーに対して浸漬ランスの反対側に
堆積したスラグはランスが邪魔になり、吹き込み中は排
滓できなかった。しかしながらスラグの堆積量が増加す
ると操業が困難となるので、予備処理操業を一時中断し
て排滓を行う必要があり、生産性を低下させる原因とな
るとともに、溶銑品質の低下を招いた。
以上挙げた間9点のうち、本発明では(3)の問題点、
すなわちスラグドラッガー乙こ月して浸漬ランスの反対
側に堆積したスラグを排滓できる技術を提供し、生産性
の低下、18銑品質の低下という問題点を解決するもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は前記問題点を解決するために、高炉鋳法の溶銑
樋内の溶銑に、難溶融性の精錬剤を浸漬ランスを介して
吹き込み、浮上したスラグをスラグドラッガーにより排
滓する方法において、精錬剤吹き込み中に浮上してきた
スラグに気体を吹き付けることにより、溶銑の強攪拌領
域におけるスラグドラッガー側に移動させた後に、前記
スラグドラッガーにより排滓を行うことを特徴とする高
炉鋳法での溶銑予備処理スラグの排滓方法を提供するも
のである。
〈作 用〉 本発明によれば、精錬剤吹き込み中に浮上してきたばか
りの、それほど大きく凝集していないスラグに気体を吹
き付けるため、効果的にスラグをランスに対してスラグ
ドラッガー側に移動させ、堆積させることができる。こ
れをスラグドラッガーで掻き出せば、はぼ全量のスラグ
を精錬剤吹き込み中に排滓することができる。
また、吹き付ける気体の流速は10〜lO[1rn/s
eeの速度が好適である。それはlOm/seeの速度
以下ではスラグを十分に移動させることができず、10
0m/seeの速度以上ではスラグが吹き飛ばされすぎ
て、ランスより吹き込まれる搬送ガスによる強攪拌領域
から外れてしまい、浮上したスラグと溶銑のあいだで起
こるいわゆるパーマネントコンタクト反応が阻害され、
精錬反応の反応効率が低下するためである。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例を断面で示す説明図である。
このときの実験条件を第1表に示す。
第1表 溶銑樋2中を矢印5の方向に流れる溶銑4は、精錬剤吹
き込みランス3から吹き込まれる精錬剤によって予備処
理される。このとき精錬剤の搬送のため溶銑4中に吹き
込まれた搬送気体は気泡8となって浮上し溶銑4中に強
攪拌領域7を形成して精錬剤による溶銑の脱硫反応等の
予備処理反応を促進する。
溶銑予備処理によって発生したスラグ6は溶銑4上に凝
集するが、本発明ではランス3に対してスラグドラッガ
−1の反対側に気体吹き付はノズル9を配置し、ノズル
9から圧搾空気等の高圧気体をlO〜100m/see
の速度でスラグ6に向けて吹き付ける。これによってラ
ンス3の反ドランガー側に滞留するスラグ6が凝集して
大きくならないうちに強撹拌領域7内におけるスラグド
ラッガー1の側に吹き寄せ移動される。
このようにしてスラグドラッガー1側に吹き寄せられた
スラグ6は、スラグドラッガ−1のブーム13の先端に
取り付けた掻き板12を矢印に示すような往復運動させ
ることによって溶銑樋2から容易に掻き出すことができ
る。またスラグに吹き付ける気体10の流速を10〜1
00m/seeの速度に制御しているので、移動された
スラグはランス3により吹き込まれる搬送ガスによる強
攪拌領域7上に堆積するため、堆積後も反応し、反応効
率が低下することはなかった。
第2図には比較例としてスラグ6を吹き飛ばさないとき
の、スラグ6の堆積状況を示した。ランス3に対しスラ
グドラッガー1と反対側にスラグが残っており、スラグ
を掻き出すことができなか第3図には比較例としてスラ
グ6を吹き飛ばす気体の流速を100m/sec以上を
超えたときの、スラグ6の堆積状況を示した。スラグ6
は吹き飛ばされすぎて強攪拌領域7から外れて堆積した
のでパーマ7ントコンタクト反応が阻害される。第4回
にはスラグを吹き飛ばす気体の流速を変化させたときの
脱硫率の変化を示した。脱硫率は次式で定義される。
第4図によれば、スラグを吹き飛ばす気体の流速が10
0m/sec以上になると脱硫率は低下することがわか
る。よってスラグを吹き飛ばす気体の流速は100m/
sec以下が適当である。
なお前記実施例では溶銑流の上流側より下流側に向かっ
てスラグを吹き飛ばす気体を吹き付け、下流側にスラグ
ドラッガーを配した場合について説明したが、本発明は
これに限るものではなく、ランスに対してスラグドラッ
ガーの反対側からスラグを吹き飛ばす気体を吹き付けれ
ば、スラグドラッガーはいずれの位置に配してもよい。
〈発明の効果〉 本発明は高炉鋳法の溶銑樋に、溶銑温度において難溶融
性の精錬剤を浸漬ランスを介して搬送ガスとともに吹き
込み、スキンマーにより溶銑と予備処理スラグを分離し
、浮上した予備処理スラグをスラグドラッガーにより排
滓する溶銑予備処理方法において、精錬剤吹き込み中に
浮上してきたスラグに気体を吹き付けることにより、該
浸漬ランスに対して該スラグドラッガー側にスラグを吹
き飛ばした後に、該スラグドラッガーにより除滓を行う
ようにしたので、精錬剤吹き込み中に排滓できる。これ
により予備処理操業を一時中断して排滓を行う必要がな
くなり、生産性を低下させたり、溶銑品質を低下させる
ことなく、溶銑予備処理操業が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を断面で示す説明図、第2図お
よび第3図はそれぞれ本発明の比較例を断面で示す説明
図、第4図は本発明の数値限定の根拠を示す説明図であ
る。 1・・・スラグドラッガー、    2・・・溶銑樋、
3・・・精錬剤吹き込みランス、  4・・・溶 銑、
5・・・溶銑流、         6・・・スラグ、
7・・・強攪拌領域、       8・・・気 泡、
9・・・気体吹き付はノズル、  lO・・・気 体、
11・・・排出口、        12・・・掻き板
、13・・・ブーム。 特許出願人   川崎製鉄株式会社 第4図 気体の流速(m /sec)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  高炉鋳法の溶銑樋内の溶銑に、難溶融性の精錬剤を浸
    漬ランスを介して吹き込み、浮上したスラグをスラグド
    ラッガーにより排滓する方法において、精錬剤吹き込み
    中に浮上してきたスラグに気体を吹き付けることにより
    、溶銑の強攪拌領域におけるスラグドラッガー側に移動
    させた後に、前記スラグドラッガーにより排滓を行うこ
    とを特徴とする高炉鋳床での溶銑予備処理スラグの排滓
    方法。
JP30710390A 1990-11-15 1990-11-15 高炉鋳床での溶銑予備処理スラグの排滓方法 Pending JPH04180506A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30710390A JPH04180506A (ja) 1990-11-15 1990-11-15 高炉鋳床での溶銑予備処理スラグの排滓方法

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JP30710390A JPH04180506A (ja) 1990-11-15 1990-11-15 高炉鋳床での溶銑予備処理スラグの排滓方法

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JPH04180506A true JPH04180506A (ja) 1992-06-26

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ID=17965068

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JP30710390A Pending JPH04180506A (ja) 1990-11-15 1990-11-15 高炉鋳床での溶銑予備処理スラグの排滓方法

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JP (1) JPH04180506A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544652B1 (ko) * 2001-05-24 2006-01-23 주식회사 포스코 미반응 용선탈류제 처리방법
US9248023B2 (en) 2008-12-02 2016-02-02 Smith & Nephew, Inc. Iliac canal prosthesis

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544652B1 (ko) * 2001-05-24 2006-01-23 주식회사 포스코 미반응 용선탈류제 처리방법
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