JPH04179207A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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JPH04179207A
JPH04179207A JP30606690A JP30606690A JPH04179207A JP H04179207 A JPH04179207 A JP H04179207A JP 30606690 A JP30606690 A JP 30606690A JP 30606690 A JP30606690 A JP 30606690A JP H04179207 A JPH04179207 A JP H04179207A
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JP
Japan
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tank
gas
cooling pipe
insulating gas
cooler
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Pending
Application number
JP30606690A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Togawa
戸川 安信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はSF6ガスのような絶縁ガスを絶縁および冷却
の媒体として用いたガス絶縁変圧器に関する。
(従来の技術) 従来の油入変圧器に代わる不燃性の変圧器として絶縁油
の代りに不燃性の絶縁ガス(例えばSF6ガス)を中身
本体の冷却および絶縁の媒体として用いるいわゆるガス
絶縁変圧器が30MVAの容量まで実用化されており、
今後、更に適用容量の拡大か求められている。しかしな
がら、ガス絶縁変圧器は気体で中身本体を冷却するとい
う構造上、油入変圧器に比べ冷却特性か悪く、容量の拡
大のためにはこのような冷却特性の悪さを改浮しなけれ
ばならない。
冷却特性が劣る気体を用いて浦人変圧器並の冷却特性を
得るためには、できるたけ多量のガスを循環させる必要
がある。
従来の強制対流方式のガス絶縁変圧器の一例を第4図に
より説明する。
図に示すように鉄心1、およびこの鉄心1に巻回された
巻線2から成る中身本体をタンク3内に絶縁ガス4と共
に収納し、鉄心]や巻線2内に絶縁ガスを強制的に流す
ため、仕切板8て中身本体とタンク内面とを上下に区分
している。またタンク3の外部にはガス送風機6を介し
て絶縁ガス4の冷却器5が接続されており、冷却器5と
タンク3とは上下で上部冷却配管つと下部冷却配管]O
により接続され、ガス送風機6は上部冷却配管9の途中
に接続されている。
このような構造において、鉄心および巻線2の発熱部を
通過(7て温度上)1’、した絶縁ガス4はタンク3上
部から上部冷却配管9を経由して冷却器5に送られ、冷
却される。冷却器5を出た絶縁ガス4は下部冷却配管]
0を紅でタンク3ド部からタンク3内へ戻る。タンク3
下部からタンク3内へ送られた絶縁ガス4は鉄心1およ
び巻線2の下部から鉄心1および巻線2の内部へ導かれ
、これらを冷却し、再び上部冷却配管9を経由して冷却
器5へもどるというザイクルをくり返す。このような冷
却系統においてタンク3から上部冷却配管9へ入る部分
ではガス流が急激に縮小し、下部冷却配管10からタン
ク3へ入る部分では逆にガス流が急激に拡大する。
このため、強制対流式のガス絶縁変圧器に使イつれるガ
ス送風機の送風量は1台当り30m3/minと油入変
圧器の送油ポンプの流120001/minに比べ15
倍も多い上、同し容量で比較するとガス送風機の台数は
油ポンプより多く必要となり、変圧器1台分としてみる
と流量は数十(j″Sとなる。
(発明が解決しようとする課題) しかしなから、ガス送風機を多数台爪側けてガス流量を
増加しようとしても、冷却系の圧力損失か大きくなると
、台数増加の割にあゴ:り効宋か出ない。第5図はガス
送風機のQ−H特性を示す特性図であるか、ガス循環系
の圧力損失(H)が400mmAgの時、送ガス量が3
0m’/minである。ガス送風機の台数を増加させた
時、圧力損失か4 C) Omrn A gのままであ
れば、台数分の送ガス量増加となるが、例えばIC10
+n+nAg圧力損失が増加してしまうと送ガス量は2
0 IT(3/ minに現象する。流量か減ると圧損
も減少し、最終的にはQ−H特性でバランスする20〜
30+n3/minの流量に落着くが、30m3/mi
nは確保できずガス送風機台数を増やしても全送ガス量
の台数分は増加しないという現象が起る。
従って、できるだけ少ないガス送風機を使用して多くの
ガスを循環させようとした場合、冷却系の圧力損失を最
少にする必要がある。
以」二は強制ガス循環方式の場合であるが、ガス送風機
を用いない自然対流循環方式の場合も同様で、冷却系の
圧力損失が大きく、循環量か減るため、冷却器の台数を
増加することによって冷却能力をLげなければならなく
なる。
= 5− 第6図に変圧器に別置形成熱器5台とガス送風機1台を
接続したモデルの各叩圧力損失の測定値を示す。送ガス
量は33m3/minで、P、は変圧器中身内部(鉄心
11巻線2内及びタンク3の出入口部の圧力損失、P2
は冷却配管9,10内の管摩擦による圧力損失、P、は
冷却器(放熱器)5及びその冷却配管9,10の分岐・
合流による損失、P、はガス送風機6の揚程を示す。
これらのうち圧力損失として大きいのは表1に示すよう
に変圧器に中身内部P、と冷却器5部P3である。P、
については配管径を大きくしたり、配管の曲げ方をなめ
らかにするなどして低減することは可能である。一方P
1については巻線2や鉄心1内での圧力損失は約33m
mAgと小さく、残りの1.17mmAgがタンク3と
冷却配管9゜10との接続部において、ガス流の急拡大
や急縮小によって生じる圧力損失である。
表    1 −〇− このように冷却配着途中の曲りなとによる圧力損失に比
べ、急拡大、急縮小の損失係数は大きい。
しかもタンク′3と冷却配管9.10の接続はカス絶縁
変圧器にと、ってイクー1−iJ欠であるため、この部
分での圧力損失は避けられない。
本発明ti前記の問題を解決するためになされたもので
、てきるたけ少いガス送風機により所要の冷却特性を(
<jることのできるガス絶縁変圧器を提11tすること
を目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するだめの手段) 本発明は」−記の目的を達成するために、下部冷却配管
とタンクとの接続部において、下部冷却配管の径を絶縁
ガスの流れる方向に沿ってその先端まで徐々に拡大する
ことにより、急拡大による絶縁ガスの流れの圧損を減ら
し、一方上部冷却配管とタンクとの接続部においては接
続部のタンク内側に丸みをつけた急縮小による圧損を減
らすようにしたものである。
(作用) このようにすると、タンクの入口、出口部の圧力損失が
従来に比べ同流量で60%減少することで全体の圧損が
25%減少し、流量は10%増加し、冷却特性か大幅に
向上する。
(実施例) 以ド、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図である。
第1図に示すように、鉄心1およびこの鉄心1に巻回さ
れた巻線2から成る中身本体をタンク3内に絶縁ガス4
と共に収納し、タンク3内部は絶縁ガス4の人口側と出
口側とに差圧を設け、鉄心1や巻線2内に絶縁ガスか強
制的に流れるようにするため、仕切板8で中身本体とタ
ンク内面とを上下に区分している。また、タンク3の外
部にはガス送風機6を介してカス冷却器5が接続されて
いる。ガス冷却器5とタンク3の下部とを接続する一ド
部冷却配管10とタンク3との接続部において、−上部
冷却配管10にレデューサを接続し、配管径を徐々に大
きくしてタンク3と接続する。第2図はこれによる損失
低減効果を示す図である。(E1本機械学会編 管路・
ダクトの流体抵抗 図4.1.24)配管径を変えない
でタンク′3に接続した時(図てd、/d、=1.)の
損失係数は1.0であるのに対し、レゾユーザをイ・1
け出口部を拡げると、最大で0725にまで損失係数か
低ドする。拡がり角度θを6°とし、2θ−コ2、d2
/d、=1..6とすると、損失係数は【)54に減少
する。最大径の一般部の径に対する広がり角度は′30
°以下か好ましく、この範囲であれば効果か期待できる
一ガ、上部冷却配管つとタンク3との接続部については
角部に丸みをつけることにより急縮小部の損失係数は低
減できる。
第3図は(a)〜(d)は急縮小部の丸味と損失係数と
の関係を示す。(同上図4.3)丸味なり、で−L部冷
却配管つとタンクク3とを接続した時の損失係数が0.
4〜0.45であるのに対し、r/d=0.6とすると
損失係数は0.01〜0.02に減少する。
以上の実施例を前述したモデルに適用し、同じガス送風
機で絶縁ガスを循環すると、従来招造の時のガス流量(
33m’ /min )か流れた時のタンク内圧力損失
は と1を減し、全体の圧損も P′H+p’  2  +p’  3  =87+19
5−2G2n+mAgと25%低減する。第5図のQ−
H特性と)(oc Q 2の関係から最終的にバランス
する流量と圧力損失を求めると、それぞれ35.5m3
/min及び303mn+Agとなり、約8%流量増加
できる。これは通常のガス絶縁変圧器で巻線の最高温度
を5〜6℃下げる効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、鉄心および巻線を
収納するタンクと、このタンク内に封入された絶縁ガス
と、この絶縁ガスを冷却する冷却器を白゛するガス絶縁
変圧器において、冷却器から出てタンク内へ入る冷却配
管径を徐々に拡大し、タンクから冷却器へ向う絶縁ガス
のタンク出口部の角に丸味をつけて圧力損失を減らした
ことて、従来以上のガス循環量がとれ、冷却特性の良い
ガス絶縁変圧器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図(a)、
(b)は急拡大部の配管径を徐々に拡大した時の拡大径
と一般部径の比と損失係数との関係を示す説明図、第3
図(a)〜(d)は急縮小部の角の丸味の曲率と損失係
数との関係を示す1・・・鉄心、2・・・巻線、3・・
・タンク、4・・・絶縁ガス、5・・・冷却器、6・・
・ガス送風機、9・・・上部冷却配管、10・・・下部
冷却配管。 出願人代理人 弁理士 鈴江武ノ頂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄心および巻線を収納するタンクと、このタンク
    内に封入された絶縁ガスと、前記タンクに設けられた絶
    縁ガスの冷却器と、この冷却器の絶縁ガス出口と入りロ
    とをタンクに対して接続する上,下部冷却配管とを有す
    るガス絶縁変圧器において、冷却器出口とタンクを接続
    する下部冷却配管の途中から配管径を絶縁ガスが流れる
    方向に向ってその先端まで徐々に拡大し、その最大径の
    一般部の径に対する拡がり角度を30゜以下にしたこと
    を特徴とするガス絶縁変圧器。
  2. (2)鉄心および巻線を収納するタンクと、このタンク
    内に封入された絶縁ガスと、前記タンク外 に設けられ
    た絶縁ガスからの冷却器と、この冷却器の絶縁ガス出口
    と入口とをタンクに対して接続する上,下部冷却配管と
    を有するガス絶縁変圧器において、タンクと冷却器の絶
    縁ガス入口部とを接続する上部冷却配管とタンクとの接
    続部の内部角に丸味をつけたことを特徴とするガス絶縁
    変圧器。
JP30606690A 1990-11-14 1990-11-14 ガス絶縁変圧器 Pending JPH04179207A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100726907B1 (ko) * 1999-12-04 2007-06-11 로베르트 보쉬 게엠베하 차량의 불안정한 주행 상태를 측정하기 위한 방법 및 장치
US20220416522A1 (en) * 2020-03-17 2022-12-29 Abb Schweiz Ag Switchgear assembly and switchgear

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