JPH04178588A - レーダ映像処理装置 - Google Patents
レーダ映像処理装置Info
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- JPH04178588A JPH04178588A JP2306175A JP30617590A JPH04178588A JP H04178588 A JPH04178588 A JP H04178588A JP 2306175 A JP2306175 A JP 2306175A JP 30617590 A JP30617590 A JP 30617590A JP H04178588 A JPH04178588 A JP H04178588A
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 116
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はレーダにより受信されたレーダ映像を信号処理
して表示装置に供給するレーダ映像処理装置に関するも
のである。
して表示装置に供給するレーダ映像処理装置に関するも
のである。
[従来の技術]
従来レーダ映像の表示装置としてはPPI(Plan
Po5it1on Indication)が一般的で
あり、PPI表示面で掃引原点がレーダ設置位lに対応
し、目標までの距離は掃引原点から目標までの掃引輝線
の長さにより、目標の方位は例えば掃引原点の真上を基
準方位(例えば真北を基準方位とし方位零度)とした、
ときのアンテナの方位に等しい掃引方位により表示する
ものであった。
Po5it1on Indication)が一般的で
あり、PPI表示面で掃引原点がレーダ設置位lに対応
し、目標までの距離は掃引原点から目標までの掃引輝線
の長さにより、目標の方位は例えば掃引原点の真上を基
準方位(例えば真北を基準方位とし方位零度)とした、
ときのアンテナの方位に等しい掃引方位により表示する
ものであった。
即ちレーダの実時間において、時々刻々と受信され表示
装置に入力される映像をそのまま表示する装置が一般的
であった。
装置に入力される映像をそのまま表示する装置が一般的
であった。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら上記のような従来のレーダ映像表示装置で
は、レーダの実時間で受信された映像がそのまま表示さ
れるため、表示装置で観測される物標映像の変動が大き
く、レーダアンテナの回転毎に物標映像の形状が異なる
という問題点があった。
は、レーダの実時間で受信された映像がそのまま表示さ
れるため、表示装置で観測される物標映像の変動が大き
く、レーダアンテナの回転毎に物標映像の形状が異なる
という問題点があった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので
、レーダアンテナの回転による物標映像の形状の変動が
少ない映像を表示装置へ供給することかできるレーダ映
像処理装置を得ることを目的とする。
、レーダアンテナの回転による物標映像の形状の変動が
少ない映像を表示装置へ供給することかできるレーダ映
像処理装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係るレーダ映像処理装置は、レーダ映像を信号
処理して表示装置に供給するレーダ映像処理装置におい
て、レーダアンテナの回転毎にレーダにより受信される
物標の映像信号を、その方位及び距離に対応して逐次入
力映像メモリに書込むレーダ映像人力手段と、該レーダ
映像入力手段により書込まれた映像信号を記憶する入力
映像メモリと、該入力映像メモリに記憶された物標の映
像と合成映像メモリに記憶された物標の映像とから同一
物標の映像を検出する同一物標映像検出手段と、該同一
物標映像検出手段により検出された同一物標映像の前記
合成映像メモリに記憶された物標の映像位置から前記入
力映像メモリに記憶された物標の映像位置への移動量を
検出する移動量検出手段と、該移動量検出手段により検
出された移動量に基づき前記合成映像メモリに記憶され
た物標の映像位置の座標変換を行なうと共に前記入力映
像メモリ及び合成映像メモリに記憶された同一物標映像
の平均値の映像により合成映像を作成し、該作成される
新規の合成映像信号により逐次前記合成映像メモリに記
憶された合成映像信号を更新する合成映像作成手段と、
該合成映像作成手段により逐次更新、される合成映像信
号を記憶する合成映像メモリと、表示装置からの表示同
期信号に基づき前記合成映像メモリに記憶された合成映
像信号を逐次読出し、前記表示装置に供給する合成映像
表示手段とを備えたものである。
処理して表示装置に供給するレーダ映像処理装置におい
て、レーダアンテナの回転毎にレーダにより受信される
物標の映像信号を、その方位及び距離に対応して逐次入
力映像メモリに書込むレーダ映像人力手段と、該レーダ
映像入力手段により書込まれた映像信号を記憶する入力
映像メモリと、該入力映像メモリに記憶された物標の映
像と合成映像メモリに記憶された物標の映像とから同一
物標の映像を検出する同一物標映像検出手段と、該同一
物標映像検出手段により検出された同一物標映像の前記
合成映像メモリに記憶された物標の映像位置から前記入
力映像メモリに記憶された物標の映像位置への移動量を
検出する移動量検出手段と、該移動量検出手段により検
出された移動量に基づき前記合成映像メモリに記憶され
た物標の映像位置の座標変換を行なうと共に前記入力映
像メモリ及び合成映像メモリに記憶された同一物標映像
の平均値の映像により合成映像を作成し、該作成される
新規の合成映像信号により逐次前記合成映像メモリに記
憶された合成映像信号を更新する合成映像作成手段と、
該合成映像作成手段により逐次更新、される合成映像信
号を記憶する合成映像メモリと、表示装置からの表示同
期信号に基づき前記合成映像メモリに記憶された合成映
像信号を逐次読出し、前記表示装置に供給する合成映像
表示手段とを備えたものである。
[作用]
本発明においては、レーダ映像を信号処理して表示装置
に供給するレーダ映像処理装置において、・ レーダ映
像入力手段はレーダアンテナの回転毎にレーダにより受
信される物標の映像信号を、その方位及び距離に対応し
て逐次入力映像メモリに書込み、入力映像メモリは前記
レーダ映像入力手段により書込まれた映像信号を記憶す
る。同一物標1 映像検出手段は前記入力映像メモリに
記憶された物標の映像と合成映像メモリに記憶された物
標の映像とから同一物標の映像を検出し、移動量検出手
段は前記同一物標映像検出手段により検出された同一物
標映像の前記合成映像メモリに記憶された物標の映像位
置から前記入力映像メモリに記憶された物標の映像位置
への移動量を検出する。合成映像作成手段は前記前記移
動量検出手段により検出された移動量に基づき前記合成
映像メモリに記憶された物標の映像位置の座標変換を行
なうと共に前記入力映像メモリ及び合成映像メモリに記
憶された同一物標映像の平均値の映像により合成映像を
作成し、該作成される新規の合成映像信号により逐次前
記合成映像メモリに記憶された合成映像信号を更新する
。合成映像メモリは前記合成映像作成手段により逐次更
新される合成映像信号を記憶し、合成映像表示手段は表
示装置からの表示同期信号に基づき前記合成映像メモリ
に記憶された合成映像信号を逐次読出し、前記表示装置
に供給する。
に供給するレーダ映像処理装置において、・ レーダ映
像入力手段はレーダアンテナの回転毎にレーダにより受
信される物標の映像信号を、その方位及び距離に対応し
て逐次入力映像メモリに書込み、入力映像メモリは前記
レーダ映像入力手段により書込まれた映像信号を記憶す
る。同一物標1 映像検出手段は前記入力映像メモリに
記憶された物標の映像と合成映像メモリに記憶された物
標の映像とから同一物標の映像を検出し、移動量検出手
段は前記同一物標映像検出手段により検出された同一物
標映像の前記合成映像メモリに記憶された物標の映像位
置から前記入力映像メモリに記憶された物標の映像位置
への移動量を検出する。合成映像作成手段は前記前記移
動量検出手段により検出された移動量に基づき前記合成
映像メモリに記憶された物標の映像位置の座標変換を行
なうと共に前記入力映像メモリ及び合成映像メモリに記
憶された同一物標映像の平均値の映像により合成映像を
作成し、該作成される新規の合成映像信号により逐次前
記合成映像メモリに記憶された合成映像信号を更新する
。合成映像メモリは前記合成映像作成手段により逐次更
新される合成映像信号を記憶し、合成映像表示手段は表
示装置からの表示同期信号に基づき前記合成映像メモリ
に記憶された合成映像信号を逐次読出し、前記表示装置
に供給する。
[実施例]
第1図は本発明に係るレーダ映像処理装置の構成を示す
ブロック図である。同図においては、図示されないレー
ダ装置の受信機からレーダ映像信号が入力され、本レー
ダ映像処理装置からの出力信号がレーダ表示装置に供給
される。
ブロック図である。同図においては、図示されないレー
ダ装置の受信機からレーダ映像信号が入力され、本レー
ダ映像処理装置からの出力信号がレーダ表示装置に供給
される。
第1図において、1はレーダ映像入力手段であり、レー
ダ装置の、受信機から入力されるレーダアンテナ1回転
分(即ち表示装置への一画面分)のレーダ映像信号をレ
ーダ映像メモリ2へ記憶させる手段を有する。従ってこ
のレーダ映像入力手段1にはレーダ映像信号のほかにア
ンテナ方位信号及び送信トリガ信号が入力される。そし
て各アンテナ方位の送信トリガ信号毎に起動されるサン
プリング信号によりレーダ映像信号を量子化しく例えば
電圧比較器を介した2i化信号またはA/D変換器を介
した複数ビットのデジタル信号として)、各アンテナ方
位と距離(距離は送信トリガ信号から前記サンプリング
信号を計数することにより得られる)とをメモリのアド
レス信号として、前記量子化されたレーダ映像信号をメ
モリへ格納するデータとして入力映像メモリ2へ実時間
で逐次書込む動作を行なう。従ってレーダ映像入力手段
1は、例えばレーダ映像用のA/D変換器11、アンテ
ナ方位用のシンクロ/デジタル変換器(以下S/D変換
器という)12、サンプリング信号発生器13、距離カ
ラタン14(アドレスカウンタと兼用)、書込み制御回
路15等により構成することができる。入力映像メモリ
2は前記レーダの方位及び距離をアドレスとしてレーダ
アンテナ1回転分のデジタル映像信号を記憶できる容量
を有するデジタルメモリ、例えばRAM (ランダムア
クセスメモリ)などである。
ダ装置の、受信機から入力されるレーダアンテナ1回転
分(即ち表示装置への一画面分)のレーダ映像信号をレ
ーダ映像メモリ2へ記憶させる手段を有する。従ってこ
のレーダ映像入力手段1にはレーダ映像信号のほかにア
ンテナ方位信号及び送信トリガ信号が入力される。そし
て各アンテナ方位の送信トリガ信号毎に起動されるサン
プリング信号によりレーダ映像信号を量子化しく例えば
電圧比較器を介した2i化信号またはA/D変換器を介
した複数ビットのデジタル信号として)、各アンテナ方
位と距離(距離は送信トリガ信号から前記サンプリング
信号を計数することにより得られる)とをメモリのアド
レス信号として、前記量子化されたレーダ映像信号をメ
モリへ格納するデータとして入力映像メモリ2へ実時間
で逐次書込む動作を行なう。従ってレーダ映像入力手段
1は、例えばレーダ映像用のA/D変換器11、アンテ
ナ方位用のシンクロ/デジタル変換器(以下S/D変換
器という)12、サンプリング信号発生器13、距離カ
ラタン14(アドレスカウンタと兼用)、書込み制御回
路15等により構成することができる。入力映像メモリ
2は前記レーダの方位及び距離をアドレスとしてレーダ
アンテナ1回転分のデジタル映像信号を記憶できる容量
を有するデジタルメモリ、例えばRAM (ランダムア
クセスメモリ)などである。
3は同一物標映像検出手段であり、前記入力映像メモリ
2と後述する合成映像メモリ6に記憶された物標の映像
から同一物標の映像を検出する手段を有する。この目的
のため同一物標検出手段3はまず入力映像メモリ2に記
憶すべき各物標の追尾手段を含んでいる。この物標の追
尾手段は、例えば船舶や航空機の衝突予防装置等に広く
採用されている手段であり、物標の過去から現在までに
移動した航跡及び速度並びに現在位置から未来の(即ち
次のアンテナ回転時の)推測位置をカルマンフィルタな
どにより予測算出し、トラッキングゲートを用いて追尾
するものである。このようにして追尾された物標が合成
映像メモリ6に記憶されている物標と同一物標であるか
の判定は、合成映像メモリ6に記、憶されているそれ迄
の合成映像と比較され、例えばパターンマツチング技術
を用いた類似度データ(距離データともいう)を算出す
ることにより可能となる。従って同一物標映像検出手段
3は、例えば物標追尾手段811物標映像の類似判別手
段32及び上記の諸計算を行なう演算手段33を含んで
いる。
2と後述する合成映像メモリ6に記憶された物標の映像
から同一物標の映像を検出する手段を有する。この目的
のため同一物標検出手段3はまず入力映像メモリ2に記
憶すべき各物標の追尾手段を含んでいる。この物標の追
尾手段は、例えば船舶や航空機の衝突予防装置等に広く
採用されている手段であり、物標の過去から現在までに
移動した航跡及び速度並びに現在位置から未来の(即ち
次のアンテナ回転時の)推測位置をカルマンフィルタな
どにより予測算出し、トラッキングゲートを用いて追尾
するものである。このようにして追尾された物標が合成
映像メモリ6に記憶されている物標と同一物標であるか
の判定は、合成映像メモリ6に記、憶されているそれ迄
の合成映像と比較され、例えばパターンマツチング技術
を用いた類似度データ(距離データともいう)を算出す
ることにより可能となる。従って同一物標映像検出手段
3は、例えば物標追尾手段811物標映像の類似判別手
段32及び上記の諸計算を行なう演算手段33を含んで
いる。
4は移動量検出手段であり、同一物標映像検出手段3が
検出した同一物標映像の位置関係から合成映像メモリ6
に記憶されている合成映像の現在位置(即ち入力映像メ
モリ2に記憶されている同一物標映像の位置)への移動
量(平行移動及び回転を含む)を計算する手段である。
検出した同一物標映像の位置関係から合成映像メモリ6
に記憶されている合成映像の現在位置(即ち入力映像メ
モリ2に記憶されている同一物標映像の位置)への移動
量(平行移動及び回転を含む)を計算する手段である。
従って移動量検出手段4は演算手段41を含んでいる。
5は合成映像作成手段であり、移動量検出手段4により
検出された物標映像の移動量に基づき、合成映像メモリ
6に記憶されている合成映像の位置を入力映像メモリ2
の物標映像の位置に一致させるように座標変換(平行移
動及び回転を含む)を行ない、入力映像メモリ2及び合
成映像メモリ6における同一物標映像の平均値の映像を
算出する。そしてこの座標変換された新規の位置におけ
る前記算出された平均値の映像にょる物標映像により合
成映像メモリ6の記憶内容を更新しておくものである。
検出された物標映像の移動量に基づき、合成映像メモリ
6に記憶されている合成映像の位置を入力映像メモリ2
の物標映像の位置に一致させるように座標変換(平行移
動及び回転を含む)を行ない、入力映像メモリ2及び合
成映像メモリ6における同一物標映像の平均値の映像を
算出する。そしてこの座標変換された新規の位置におけ
る前記算出された平均値の映像にょる物標映像により合
成映像メモリ6の記憶内容を更新しておくものである。
上記物標映像の平均値の算出法については後述するが、
合成映像作成手段5は、座標変換及び平均値算用を行な
うための演算手段51を含んでいる。
合成映像作成手段5は、座標変換及び平均値算用を行な
うための演算手段51を含んでいる。
6は合成映像メモリであり、前記合成映像作成手段5に
より作成された表示装置の1画面分のデジタル合成映像
信号を記憶するメモリであり、入力映像メモリ2と同様
にレーダの方位及び距離による極座標のアドレスが、ま
たは直交座標に座標変換されたアドレスによりメモリへ
のデータの書込み及び読出しが行なわれる。この合成映
像メモリ6に格納する合成映像信号は通常レーダアンテ
ナの数回軽分過去から現在に至る各映像信号にそれぞれ
重み係数を考慮して算出された平均値の映像信号が格納
されている。
より作成された表示装置の1画面分のデジタル合成映像
信号を記憶するメモリであり、入力映像メモリ2と同様
にレーダの方位及び距離による極座標のアドレスが、ま
たは直交座標に座標変換されたアドレスによりメモリへ
のデータの書込み及び読出しが行なわれる。この合成映
像メモリ6に格納する合成映像信号は通常レーダアンテ
ナの数回軽分過去から現在に至る各映像信号にそれぞれ
重み係数を考慮して算出された平均値の映像信号が格納
されている。
7は合成映像表示手段であり、合成映像メモリ6から読
出した合、成映像信号を表示装置に表示できるようにす
る手段を有する。表示装置がPPI方式の場合は、表示
装置の掃引同期信号に同期して合成映像メモリ6から読
出したデジタル合成映像信号をD/A変換器を介してア
ナログ電圧信号に変換して出力する。また表示装置がラ
スク走査方式の場合には、PPI表示の極座標を直交座
標に変換することが必要であるが、この座標変換は例え
ば合成映像メモリ6にデータを書込む際に合成映像作成
手段5内の演算手段51により行なうことができる。こ
の場合は合成映像表示手段7には特に演算手段は要しな
い。従って合成映像表示手段7は例えばD/A変換器7
1、読出し制御回路72により構成することができる。
出した合、成映像信号を表示装置に表示できるようにす
る手段を有する。表示装置がPPI方式の場合は、表示
装置の掃引同期信号に同期して合成映像メモリ6から読
出したデジタル合成映像信号をD/A変換器を介してア
ナログ電圧信号に変換して出力する。また表示装置がラ
スク走査方式の場合には、PPI表示の極座標を直交座
標に変換することが必要であるが、この座標変換は例え
ば合成映像メモリ6にデータを書込む際に合成映像作成
手段5内の演算手段51により行なうことができる。こ
の場合は合成映像表示手段7には特に演算手段は要しな
い。従って合成映像表示手段7は例えばD/A変換器7
1、読出し制御回路72により構成することができる。
また第1図の実施例においては、複数の演算手段33.
41及び51を必要とする構成となっているか、演算能
力の高いパーソナルコンピュータを用いて時分割処理を
行えば、共通のパーソナルコンピュータにより本発明に
係る複数の演算処理、物標追尾処理及び類似判別処理な
どを実行できることは自明である。
41及び51を必要とする構成となっているか、演算能
力の高いパーソナルコンピュータを用いて時分割処理を
行えば、共通のパーソナルコンピュータにより本発明に
係る複数の演算処理、物標追尾処理及び類似判別処理な
どを実行できることは自明である。
第2図は本発明に係るレーダ映像の移動量及び座標変換
を示す図であり、第3図(a)〜(d)は本発明に係る
レーダ合成映像を説明する図である。
を示す図であり、第3図(a)〜(d)は本発明に係る
レーダ合成映像を説明する図である。
第2図及び第3図において、P′ は合成映像メモリ
7に格納されているレーダアンテナがn−1回目までの
合成映像、P はレーダアンテナがn回目の入力映像
p / はレーダアンテナがn回目までの合成映像で
ある。
7に格納されているレーダアンテナがn−1回目までの
合成映像、P はレーダアンテナがn回目の入力映像
p / はレーダアンテナがn回目までの合成映像で
ある。
第2図及び第3図(a)〜(d)を参照し、第1図の動
作を説明する。レーダ映像入力手段1はレーダ装置から
入力される送信トリガ信号、アンテナ方位信号及びレー
ダ映像信号により、レーダの各方位及び距離毎の量子化
映像データを実時間て逐次入力映像メモリ2に書込みむ
。同時にレーダ映像入力手段1の出力信号は同一物標検
出手段3内の物標追尾手段31により追尾されており、
合成映像メモリ6内に記憶されているそれ迄の(例えば
今回の入力映像をアンテナがn回目の映像とすると、n
−1回目までの)合成映像と比較され、類似判別手段3
2及び演、算手段33により同一物標映像の検出が行な
われる。そして移動量検出手段4は前記同一物標映像と
して検出された合成映像メモリ6内の合成映像の現在位
置への移動量を算出する。
作を説明する。レーダ映像入力手段1はレーダ装置から
入力される送信トリガ信号、アンテナ方位信号及びレー
ダ映像信号により、レーダの各方位及び距離毎の量子化
映像データを実時間て逐次入力映像メモリ2に書込みむ
。同時にレーダ映像入力手段1の出力信号は同一物標検
出手段3内の物標追尾手段31により追尾されており、
合成映像メモリ6内に記憶されているそれ迄の(例えば
今回の入力映像をアンテナがn回目の映像とすると、n
−1回目までの)合成映像と比較され、類似判別手段3
2及び演、算手段33により同一物標映像の検出が行な
われる。そして移動量検出手段4は前記同一物標映像と
して検出された合成映像メモリ6内の合成映像の現在位
置への移動量を算出する。
この移動量に対応した座標変換は合成映像作成手段5に
より行なわれる。
より行なわれる。
第2図において、レーダアンテナがn−1回目迄の合成
映像P′ からレーダアンテナがn回目の入力映像P
への移動量は真北を基準方位の零度としたとき、時計
廻りの方位がθ、距離がRの移動量ベクトルとして示さ
れる。この移動量に対応して新規の合成映像P′ の座
標変換が行なわれる。この座標変換の公知文献としては
、例えば“現在数学百科″ (158〜161頁、矢野
健太部訳補、1968年11月り版、講談社)などがあ
り、座標変換は一般に公知技術である。
映像P′ からレーダアンテナがn回目の入力映像P
への移動量は真北を基準方位の零度としたとき、時計
廻りの方位がθ、距離がRの移動量ベクトルとして示さ
れる。この移動量に対応して新規の合成映像P′ の座
標変換が行なわれる。この座標変換の公知文献としては
、例えば“現在数学百科″ (158〜161頁、矢野
健太部訳補、1968年11月り版、講談社)などがあ
り、座標変換は一般に公知技術である。
合成映像作成手段5は次に合成映像メモリ6と入力映像
メモリ2における同一物標映像の平均値の映像を算出す
る。
メモリ2における同一物標映像の平均値の映像を算出す
る。
第3図において、(a)は入力映像メモリ2に記憶され
たレーダアンテナがn回目の入力映像、(b)は合成映
像メモリ6に格納されているレーダアンテナがn−1回
目までの合成映像P′ であn−す る。(C)は算出された移動量ベクトルにより合成映像
P′ を移動し、入力映像P と重ね合わn−1n せた映像を示している。そして必要に応じ合成映像P′
を回転し入力映像とパターンが一致するように座標
変換を行なう。(d)は合成映像P′ が入力映像P
との平均値の映像、即ちn−1n レーダアンテナがn回目までの合成映像P′ に更新さ
れる様子を示している。即ち長円形状の合成映像P′
が新規の位置において円形状の合成映像P′ に更新
されている。
たレーダアンテナがn回目の入力映像、(b)は合成映
像メモリ6に格納されているレーダアンテナがn−1回
目までの合成映像P′ であn−す る。(C)は算出された移動量ベクトルにより合成映像
P′ を移動し、入力映像P と重ね合わn−1n せた映像を示している。そして必要に応じ合成映像P′
を回転し入力映像とパターンが一致するように座標
変換を行なう。(d)は合成映像P′ が入力映像P
との平均値の映像、即ちn−1n レーダアンテナがn回目までの合成映像P′ に更新さ
れる様子を示している。即ち長円形状の合成映像P′
が新規の位置において円形状の合成映像P′ に更新
されている。
ここで平均値の算出方法について説明する。し−ダ映像
データに用いられる一般的な手法は、新規の入力映像値
に1より小さい係数に1を乗算し、それまでの合成映像
値にも同様に1より小さい係数に2を乗算し、両者の和
を求める方法である。
データに用いられる一般的な手法は、新規の入力映像値
に1より小さい係数に1を乗算し、それまでの合成映像
値にも同様に1より小さい係数に2を乗算し、両者の和
を求める方法である。
但し一般にk 十に2−1であり、どちらのデー■
夕を重視するかて、それぞれの係数の値が決定される。
いま両方のデータを平等と考えるとk t ”” k
2− k −0,5となり単純な算術平均の場合となる
。
2− k −0,5となり単純な算術平均の場合となる
。
この場合のアンテナ回転毎の合成映像値は次のようにな
る。
る。
7′/7+ 入力映像値 合成映像値n x
nk x +k” 1 x2 + ・・・ + kx 即ち新規の入力映像値には常に0.5の係数が乗算され
て合成映像値が算出され、代りに古い映像値はと乗算す
る係数が小さくなり合成映像値への影響か失なわれる。
nk x +k” 1 x2 + ・・・ + kx 即ち新規の入力映像値には常に0.5の係数が乗算され
て合成映像値が算出され、代りに古い映像値はと乗算す
る係数が小さくなり合成映像値への影響か失なわれる。
従って実質上はレーダアンテナの数回軽分過去から現在
に至る各映像値にそれぞれ対応する重み係数を乗算して
加算された平均値の合成映像値か得られる。
に至る各映像値にそれぞれ対応する重み係数を乗算して
加算された平均値の合成映像値か得られる。
またその時点におけるレーダの受信状態により、例えば
風が強くて海面反射が多く、過去の蓄積データの方を重
視した方かよい場合には新規の入力映像値に乗算する係
数に1は0.3〜0.4、合成映像値に乗算する係数に
2は0.7〜0.6などの値を採用することもてきる。
風が強くて海面反射が多く、過去の蓄積データの方を重
視した方かよい場合には新規の入力映像値に乗算する係
数に1は0.3〜0.4、合成映像値に乗算する係数に
2は0.7〜0.6などの値を採用することもてきる。
このように新規の入力映像の位置に移動され、且つ平均
値の映像として更新された合成映像は一旦合成映像メモ
リ6に格納される。そして合成映像表示手段7は表示装
置からの表示同期信号に基づき、前記合成映像メモリ6
に格納された合成映像信号を逐次読出し、D/A変換器
71を介してアナクログミ圧の表示映像信号として表示
装置へ供給する。
値の映像として更新された合成映像は一旦合成映像メモ
リ6に格納される。そして合成映像表示手段7は表示装
置からの表示同期信号に基づき、前記合成映像メモリ6
に格納された合成映像信号を逐次読出し、D/A変換器
71を介してアナクログミ圧の表示映像信号として表示
装置へ供給する。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、レーダ映像を信号処理し
て表示装置に供給するレーダ映像処理装置において、レ
ーダアンテナの回転毎にレーダにより受信される物標の
映像信号を一旦入力映像メモリに記憶し、前記入力映像
メモリに記憶された物標の映像と合成映像メモリに既に
記憶されている過去の合成映像とから同一物標映像を検
出し、合成映像メモリに記憶された前記同一物標映像に
ついて入力映像位置への座標変換及び両映像から平均値
の映像の算出を行ない新規の合成映像を作成し、該作成
された新規の合成映像により前記合成映像メモリに記憶
される内容を逐次更新すると共に、前記合成映像メモリ
から逐次更新された合成映像を読出して表示装置へ供給
するようにしたので、レーダアンテナの回転による物標
映像の形状の変動の少ない映像を表示装置へ供給するこ
とができる効果が得られる。
て表示装置に供給するレーダ映像処理装置において、レ
ーダアンテナの回転毎にレーダにより受信される物標の
映像信号を一旦入力映像メモリに記憶し、前記入力映像
メモリに記憶された物標の映像と合成映像メモリに既に
記憶されている過去の合成映像とから同一物標映像を検
出し、合成映像メモリに記憶された前記同一物標映像に
ついて入力映像位置への座標変換及び両映像から平均値
の映像の算出を行ない新規の合成映像を作成し、該作成
された新規の合成映像により前記合成映像メモリに記憶
される内容を逐次更新すると共に、前記合成映像メモリ
から逐次更新された合成映像を読出して表示装置へ供給
するようにしたので、レーダアンテナの回転による物標
映像の形状の変動の少ない映像を表示装置へ供給するこ
とができる効果が得られる。
第1図は本発明に係るレーダ映像処理装置の構成を示す
ブロック図、第2図は本発明に係るレーダ映像の移動量
及び座標変換を示す図、第3図(a)〜(d)は本発明
に係るレーダ合成映像を説明する図である。 図において、1はレーダ映像入力手段、2は入力映像メ
モリ、3は同一物標映像検出手段、4は移動量検出手段
、5は合成映像作成手段、6は合成映像メモリ、7は合
成映像表示手段、11はA/D変換器、12はS/D変
換器、13はサンプリング信号発生器、14は距離カウ
ンタ、15は書込み制御回路、31は物標追尾手段、3
2は類似判別手段、33.41.51は演算手段、71
はD/A変換器、72は読出し制御回路である。 特許出願人 沖電気工業株式会社 代 理 人 弁理士 佐々木宗治
ブロック図、第2図は本発明に係るレーダ映像の移動量
及び座標変換を示す図、第3図(a)〜(d)は本発明
に係るレーダ合成映像を説明する図である。 図において、1はレーダ映像入力手段、2は入力映像メ
モリ、3は同一物標映像検出手段、4は移動量検出手段
、5は合成映像作成手段、6は合成映像メモリ、7は合
成映像表示手段、11はA/D変換器、12はS/D変
換器、13はサンプリング信号発生器、14は距離カウ
ンタ、15は書込み制御回路、31は物標追尾手段、3
2は類似判別手段、33.41.51は演算手段、71
はD/A変換器、72は読出し制御回路である。 特許出願人 沖電気工業株式会社 代 理 人 弁理士 佐々木宗治
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 レーダ映像を信号処理して表示装置に供給するレーダ映
像処理装置において、 レーダアンテナの回転毎にレーダにより受信される物標
の映像信号を、その方位及び距離に対応して逐次入力映
像メモリに書込むレーダ映像入力手段と、 該レーダ映像入力手段により書込まれた映像信号を記憶
する入力映像メモリと、 該入力映像メモリに記憶された物標の映像と合成映像メ
モリに記憶された物標の映像とから同一物標の映像を検
出する同一物標映像検出手段と、該同一物標映像検出手
段により検出された同一物標映像の前記合成映像メモリ
に記憶された物標の映像位置から前記入力映像メモリに
記憶された物標の映像位置への移動量を検出する移動量
検出手段と、 該移動量検出手段により検出された移動量に基づき前記
合成映像メモリに記憶された物標の映像位置の座標変換
を行なうと共に前記入力映像メモリ及び合成映像メモリ
に記憶された同一物標映像の平均値の映像により合成映
像を作成し、該作成される新規の合成映像信号により逐
次前記合成映像メモリに記憶された合成映像信号を更新
する合成映像作成手段と、 該合成映像作成手段により逐次更新される合成映像信号
を記憶する合成映像メモリと、 表示装置からの表示同期信号に基づき前記合成映像メモ
リに記憶された合成映像信号を逐次読出し、前記表示装
置に供給する合成映像表示手段とを備えたことを特徴と
するレーダ映像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2306175A JP2654427B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | レーダ映像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2306175A JP2654427B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | レーダ映像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04178588A true JPH04178588A (ja) | 1992-06-25 |
JP2654427B2 JP2654427B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=17953945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2306175A Expired - Fee Related JP2654427B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | レーダ映像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2654427B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06180359A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-06-28 | Japan Radio Co Ltd | 目標検出処理回路 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162173U (ja) * | 1979-05-10 | 1980-11-20 | ||
JPH01182776A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Nec Corp | 速度予測回路 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP2306175A patent/JP2654427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162173U (ja) * | 1979-05-10 | 1980-11-20 | ||
JPH01182776A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Nec Corp | 速度予測回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06180359A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-06-28 | Japan Radio Co Ltd | 目標検出処理回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2654427B2 (ja) | 1997-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |