JPH04176101A - セラミック抵抗器 - Google Patents

セラミック抵抗器

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Publication number
JPH04176101A
JPH04176101A JP2301006A JP30100690A JPH04176101A JP H04176101 A JPH04176101 A JP H04176101A JP 2301006 A JP2301006 A JP 2301006A JP 30100690 A JP30100690 A JP 30100690A JP H04176101 A JPH04176101 A JP H04176101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
resistors
cooling units
cooling
zinc oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2301006A
Other languages
English (en)
Inventor
▲つる▼永 和行
Kazuyuki Tsurunaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2301006A priority Critical patent/JPH04176101A/ja
Publication of JPH04176101A publication Critical patent/JPH04176101A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は高電圧、大電流回路に使用される強制冷却形セ
ラミック抵抗器において、特に冷却機能部分の信頼性向
上技術に関する。
(従来の技術) この種の技術としては、従来、特開平01−2448に
開示されたループ形ヒートパイプから成る冷却ユニット
とセラミック抵抗体とを交互に積層さける方式のものが
考えられている。
この従来技術においては、抵抗体の発生熱をその両側に
配した冷却ユニットによって放熱し、抵抗体の温度上昇
を抑制すると同時に冷却ユニツ1〜を構成するループ形
ヒー1〜パイプの大きな放熱効果によって抵抗器の]ン
パク1〜化が計られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこの従来技術には、次のような問題点がめ
った。
その第1は、セラミック抵抗体の熱伝導率である。従来
この種のセラミック抵抗体としては、カーボン−アルミ
ナ系あるいはシリコン−アルミナ系のいずれかが用いら
れてきた。これら素材の熱伝導率は銅の約1/300 
(1,25W/m−K)と極めて低く、冷却ユニット間
は抵抗体によって断熱されてしまうことになる。従って
、このような構成においては、抵抗体を冷却する両側の
冷却ユニットの内、いずれか片方の冷却ユニットの能力
が低下したり作動不能に陥った場合、それにより冷却さ
れていた抵抗体は直ちに過熱し焼損する危険が生じてし
まう。第2の問題としては、抵抗器を構成する各抵抗体
の発生熱量の相違でおる。即ち、抵抗器はその用途にも
よるが多数の区分から成り、各区分の抵抗値及び通電電
流値、更には通電時間と言った定格が、要求仕様により
各々異なる。このことは、各抵抗体が発生する熱量がま
ちまちになることであり、仮に冷却ユニットの種類を統
一した場合、その能力は最大発熱を生じる抵抗体に合わ
せな(ブればならず、結果として極めて不合理なものと
なってしまう。
この様に、従来のセラミック抵抗器には、抵抗器を構成
する各抵抗体から見て冷却ユニットを共有出来ないこと
による信頼性上の問題やコンパクト化及び標準化の阻害
要因が内在している。
本発明は以上のような事情に鑑み成されたもので、従来
のように、特定の抵抗体の発生熱を隣合う特定の冷却ユ
ニットのみで放散するのではなく、全ての抵抗体の発生
熱を全ての冷却ユニットによって放散する、即ち、冷却
ユニットの共有化を可能としたセラミック抵抗器の提供
を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、抵抗体素材として特に炭化珪素系抵抗材料及
び酸化亜鉛系抵抗材料から成る低熱抵抗(高熱伝導性)
の抵抗体とその冷却ユニツ1〜を任意位置に積層配置し
たことを特徴とする。
(イ乍 用) 本発明によるセラミック抵抗器は、高熱伝導性の抵抗体
及び冷却ユニツ1へ受熱部が連続積層されているため、
この部分は熱的に殆ど短絡されていることになる。従っ
て、仮に各抵抗体の発生熱量が相違していたとしても、
各冷却ユニツ1へは全ての抵抗体温度を均一にするよう
作用する。
(実施例) 第1図に本発明によるセラミック抵抗器構成の一例を示
ず。第1図において、1はフレーム、2は絶縁スタッド
、3は絶縁スペーサ、4は加圧ねじ、58〜5には抵抗
体、6a〜61は冷却ユニットを表す。第2図は、本発
明によるセラミック抵抗器の抵抗体及び冷却ユニットの
詳細構成を示す図で、61は受熱板、62はループ形ヒ
ー1へパイプを表す。
本実施例において抵抗体5a〜5には、冷却ユニット6
a〜61によってユニツ]・間に積層保持されると共に
絶縁スペーサ3を介して両側の加圧ねじ4により、適正
な圧力で冷却ユニツ1〜6a〜61に押圧されている。
これら電気通電部は絶縁スタッド2によってフレーム1
に固定される。ここで、抵抗体5a〜5には例えば、炭
化珪素もしくは酸化亜鉛系の高熱伝導性セラミック抵抗
月利で作られており、その形状も積層方向に極力薄く且
つ、冷却ユニットとの接触面積が大となるよう考慮され
ている。尚、−船釣に炭化珪素系抵抗材の熱伝導率は1
50 (W/m −K)、酸化亜鉛系抵抗材の熱伝導率
は20 (W/m・に)と極めて高く、その熱抵抗は従
来抵抗体の1/120〜1/16となる。
抵抗体系状の一例として第2図の様なディスク状素子と
して、直径1’15mm、厚さ5mmのものを制作した
場合、その厚さ方向の熱抵抗は、炭化珪素系素子で3.
3x 1O−3(K/W)、酸化亜鉛系素子で2.5x
”1O−2(K/w)程度となり、仮に厚さ方向に1k
Wの熱流束が生じても1素子当たり0.33〜2.5 
(K)の温度差しか生じないことになる。更に、冷却ユ
ニットの受熱板61も銅或いはアルミニウム等の高熱伝
導性金属から構成されており、前述のような温度差は殆
ど生じない。以上のような構成とすることにより、本案
セラミック抵抗器は、通電部となる抵抗体58〜5k及
び冷却ユニット6a〜61の全てが殆ど熱抵抗無しに接
続されていることになる。
次に一例として第3図に示された抵抗区分を有する本案
抵抗器が電源に接続され使用されているものとする。簡
略化する為、抵抗器区分数及び抵抗体個数共11とし、
各定数は第3図に示すようにR1−R2間は1Ω、R2
−R3間は2Ω。
R3−R4間は3Ω・・・R11−R12間は11Ωと
する。また、回路電流は10Aで温度的には飽和状態に
至っているものとする。更に冷却ユニット6a〜61の
仝ての受熱部−大気間熱抵抗(冷却能力)としては0.
1 (K/W>のもので構成されているものとする。
以上のような構成のセラミック抵抗器において、−6= 抵抗素子として従来のカーボン−アルミナ系抵抗体を用
いた場合、各抵抗体5a〜5にの温度上昇値は第4図点
線に示す通り、抵抗体の抵抗値に比例した値となる。即
ち、抵抗体5aの発生損失P1=i2・R1−102X
1=100(Warおり、その発生損失に冷却ユニット
の大気間熱抵抗(Hr )を乗じることにより、抵抗体
5aの温度上昇値(θ1)が求まる。本例では、θ1−
P1−Hr=100X0.1=10 (K)となる。
また、抵抗体5にの発生損失P11=i” ・R11=
102X11=1100 (W)であり、同様にして、
抵抗体5にの温度上昇値θ1l−P11−Hr−110
0X0.1=110(K)となる。従って、低抵抗値の
抵抗体5aは温度が低く、最大抵抗値の抵抗体5にの温
度上昇値はその10倍近くにも達する等、極めて不合理
な現象が生じる。
これに対し本発明によれば、仮に抵抗体5a〜5にの各
々の発生熱量が相違したとしても、抵抗体と冷却ユニッ
ト受熱部が熱的に短絡状態にあるため、全ての抵抗体温
度は第4図実線に示す通り同レベルとなり、その値は、
θ−(P1+P2・・・Pl 1) ・(Hr/11)
−6600X0.1/11=60 (K)となる。
以上のように本実施例によれば、従来のセラミック抵抗
器に対して、以下の効果を得ることができる。
(1)冷却ユニツ1〜の共有化が可能となり、抵抗体温
度を均−且つ極力低くおさえることができる。
(2)仮に、一部の冷却ユニットが作動不能となっても
、仙の冷却ユニツ1〜によって冷却できるため、抵抗体
の過熱・焼損を防止できる。
[発明の効果] 本案構成によれば、先の実施例による効果と合わせ、冷
却ユニットを従来のように抵抗体間に必ず1個以上挿入
する必要が無くなり、抵抗器の容量に応じて任意個数配
置すれば良い。従って、高価な冷却ユニットを節約でき
ると共に、特性的にも、抵抗体の熱伝導率が極めて高い
ため、各区分を構成する抵抗体間の温度差が極めて小さ
くなる。
その結果、各抵抗体の温度係数による抵抗値変動幅が小
さくなり、安定した抵抗特性が得られる効果も秦する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によるセラミック抵抗器の構成を示す図
、第2図は本発明による冷却ユニツ1〜の詳細構成を示
す図、第3図は本発明における抵抗器構成の一例を示す
図、第4図は第3図抵抗器の抵抗体温度上昇特性を示す
図でおる。 1・・・・・・・・・フレーム 2・・・・・・・・・絶縁スタッド 3・・・・・・・・・絶縁スペーサ 4・・・・・・・・・加圧ねじ 5a〜5k・・・・・・・・・抵抗体 6a〜61・・・・・・・・・冷却1ニツト61・・・
・・・・・・受熱板 62・・・・・・・・・ヒートパイプ (7317)  代理人 弁理士 則 近 憲 祐咽郵
雪畦− +        m

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  板状抵抗体とその冷却ユニットを積層密着させて構成
    されたセラミック抵抗器において、板状抵抗体に炭化珪
    素系または酸化亜鉛系抵抗体を用いたことを特徴とする
    セラミツク抵抗器。
JP2301006A 1990-11-08 1990-11-08 セラミック抵抗器 Pending JPH04176101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2301006A JPH04176101A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 セラミック抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2301006A JPH04176101A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 セラミック抵抗器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04176101A true JPH04176101A (ja) 1992-06-23

Family

ID=17891697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2301006A Pending JPH04176101A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 セラミック抵抗器

Country Status (1)

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JP (1) JPH04176101A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081135A (ja) * 2007-09-10 2009-04-16 Abb Technology Ag 高電圧サーキット・ブレーカのための閉鎖抵抗

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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